クラモリン 2021/03/01 00:05

二代目リーダーについて教えて

二月中にCG集一本分を揃えるのは無理でした。もう少しお待ちください…特に待ってませんかそうですか。

初代リーダーであるミズ・ヴィクトリーの話はまだ難しいので、今回は二代目リーダーであるコルト(Colt)の紹介を。

ブラック・ダイアモンド

コルトことヴァレンシア・カーク(Valencia Kirk)の初登場は1983年に刊行された『Black Diamond #1』。
本作の主人公である女スパイブラック・ダイアモンドは本来は映画作品のために考案されたキャラクターで、オーストリア出身の女優であるシビル・ダニング(Sybil Danning)の名前が表紙にちゃんと書いてあります。

…ですが、この『Black Diamond』という作品の内容が、調べてもわからなかったんですね…翌1984年までに全五巻が刊行されたようなんですが、キャラクターとしてのブラック・ダイアモンドはこのシリーズと、1985年の『Colt #1』にゲスト出演しているだけで、以後再登場はしていないみたいです。まぁ実在の女優さんと関連付けられているから扱いが難しいという部分もあるんでしょうかね。

そんなわけでコルトがどんな扱いで登場したのかもよくわかりません。

the Weapons Mistress

ヴァレンシアの父親は軍事兵器の専門家であり、彼女は幼くして重火器の扱いを学び、卓越した技量を身に付けています。
長じて国際諜報員であるケヴィン・カークと出会い、恋に落ちた二人は夫婦スパイとして活躍。
しかしある犯罪集団の捜査任務の最中にケヴィンは戦死してしまい、所属していた組織の対応にも失望したヴァレンシアは組織を去り、犯罪への報復を使命とする一匹狼のクライムファイター・コルトとしての活動を始めたのです。


コルトは AC 世界の独立したキャラクターとして活動しており、『FemForce #1』でもメインとなるフェムフォースのエピソードとは別個に、怪人モンタギュー・ムーンと戦うコルトのエピソードが収録されています。

そして#7・#8でのゲスト出演を経て、#9でフェムフォース崩壊の危機を受け、二代目リーダーを請け負うことになるわけです。

フェムフォースの中では例外的に「超人の能力を持たない生身の人間」ですが、もとがスパイなだけに隠密行動や調査任務に関する多くの専門技能に習熟しており、重火器に加え素手での格闘戦も習得しています。
そして環境と状況に対する順応性、優れた戦略能力とリーダーシップは多くの任務においてフェムフォースを勝利に導きました。

なおコルトは背が低く、シー・キャットには Shorty(おチビ)と呼ばれています。

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