トンボについて教えて
フェムフォースの紹介を放棄したわけではないんですよ、ただある程度腰を据えないと難しかっただけで。
今回紹介するのはドラゴンフライ(Dragonfly)。
同名のキャラクターは大手を含む複数の出版社が登場させていて、女性率が高い印象がありますが完全に人外のモンスターというパターンもあります。
つうか dragonfly ってそもそもトンボのことなんですよね。
wizardry やドラゴンクエストにも同名の魔物が出現します。炎の息を吐く小型のドラゴン、という扱いですけど。
とんぼのめがねは水いろめがね
AC 世界では、1940年代にドラゴンフライと名乗る男性ヒーローが悪と戦っていたことになっています…1983年にそういう設定になったようです。
1983年の『Americomics #4』において、技術者のケネス・フランシス・バートン・ジュニアが、かつて活動していた超人ドラゴンフライの正体が1957年に死亡したジョン・ハワード・ガレガーだったこと、異なる次元に属する昆虫神 Zzarra から超常的な能力を授かっていたことを突き止め、自らも同様の能力を獲得し二代目ドラゴンフライとなることを試みます。
まぁこれは成功したっちゃぁ成功したんですが、能力を授かったのはのケネス・バートンではなく同僚で婚約者のナンシー・アラゼッロ(Nancy Arazello)の方でした。
超人としての能力は飛翔、怪力、高速、不死身、フォースフィールド生成、念動力など。
またフェムフォース関連では珍しい「変身」の特性があり、ナンシー・アラゼッロ本来の姿で日常生活を送っている間は諸々の能力を使えず、超人ドラゴンフライの能力を行使する際は体格や髪色が変化し、併せて服装も変化します。
コスチュームのデザインは初代ドラゴンフライのものを踏襲していますが、後に露出度の高い新バージョンが追加されています。
1985年から彼女を主人公にした全八巻の独立シリーズが刊行されており、フェムフォースへの参加は1988年『FemForce #12』から。