その合間を縫って
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クラモリン 2021/02/17 00:05
ほら誰も止めないから続いちゃったよ!どーすんのさコレ!
Paragon Publications が1977年に刊行したこの作品には、後に『FEMFORCE』シリーズに登場するキャラクターたちが数多く登場しています。
特に表紙イラストで縛り上げられ猿轡をかまされ大ピンチのファントム・レディは黄金時代に活躍したヒロインですが、権利の関係でブルー・バレッティア(Blue Bulleteer)という別個のキャラクターに書き直されました(詳細はまたいずれ)。
そして本作初登場のオリジナルヴィラネスが、「例の有名なチョビ髭おじさん」配下の工作員で、鞭と銃の扱いに長け、後にフェムフォースの宿敵の一人となるレディ・ルガー(Lady Luger)。
1984年6月に刊行されたこの一冊が、現在も続くフェムフォースの物語の起点となります。
物語の舞台は1943年、超人エージェントミス・ヴィクトリー(Miss Victory)は、レディ・ルガーが主導する「自由の女神像破壊計画」を阻止する「グリーン・ミスト作戦」に参加。
欧州で活動していた女スパイリオ・リタ(Rio Rita)と共に捕虜を救出、ブルー・バレッティアと合流し、レディ・ルガーの飛行船を追ってニューヨークへ向かい、単独でこの事態に立ち向かっていたシー・キャット(She-Cat)と共に勝利を収める…という展開です。
この戦いでチームの結成が発案され、後にミス・ヴィクトリーが大統領夫人を暗殺者から守った功績により、連邦緊急特務部隊・フェムフォースが公式に設立されました。
この後に続く "Femforce #1" では時代が跳んで、(発行された当時の)1985年が舞台となります。
誰か止めてやらんと!
クラモリン 2021/02/16 00:05
英語が読めないクラモリはこれまでいろいろ探してみましたが、FEMFORCEの設定等に関して紹介している日本語のサイトはなかなか見つかりませんでした。
だったら自分で書けばいいじゃない、試しにやってみよう、FEMFORCEの紹介記事。
まぁだれも止めやせんだろう、放っておかれるだけで。
FEMFORCE(フェムフォース)とは、アメリカンコミックスのシリーズ、及び作中に登場するヒロインチームの名称。
"fem" は "female" や "feminine" からくる言葉で「女性」「女性の」「女性的な」という意味ですが、作中設定で the "Federal Emergency Missions Force" の略称 "F.E.M.Force" ともされています。訳すると「連邦緊急特務部隊」ってところでしょうか。
結成の経緯やメンバーの移り変わりといった作中設定の話をする前に、メタ的な視点で「出版史上のFEMFORCE」について説明する必要があると思われます。
AC Comicsはアメリカのコミック出版社。
1969年に"Paragon Publications"として創設、1982年に"Americomics"と改名し、1984年から"AC Comics"となっています。
1930年代後半~1950年前後はアメコミの黄金時代(ゴールデン・エイジ)と呼ばれていて、多くの出版社が様々なキャラクターを生み出しています。
しかし時代の移り変わりによってそれらの会社はコミック市場から撤退したり、吸収合併や廃業によって会社自体がなくなってしまったりで、1960年代までに多くの作品とキャラクターがいわゆるパブリックドメインと化していました。
これらの作品を再版し、さらにそれらのキャラクターが登場する新たなストーリーを創作することが Paragon Publications の主力コンテンツであり、『FEMFORCE』の他に『America's Greatest Comics』『Captain Paragon』『Men of Mystery』『Sentinels of Justice』等が出版され、黄金時代のヒーローたちが次々に復活を遂げたのです。
1981年、新創刊されたシリーズ "Femzine" の第一号は副題として "The All Girl Squad" を掲げ、「メンバー全員が女性の超人チーム」フェム・フォース・ワンを登場させました。
メンバーは黄金時代に活躍したスーパーヒロインであるファントム・レディ(Phantom Lady)、ミス・ヴィクトリー(Miss Victory)、ブロンド・ボマー(Blonde Bomber)と、 Paragon Publications オリジナルのキャラクターとして1970年にデビューしたタラ(Tara)、同じく1973年デビューのシン(Synn)の五名。
このフェム・フォース・ワンの好評を受け、「第二次大戦中に結成された」フェムフォースが新たに設定され、1984年の特集号 "Femforce Special" を経て、独立したシリーズとしての "Femforce" が1985年にスタート。
以来多くの番外編やスピンオフ作品を生み出しながら、2021年4月には#192の刊行が予定されています。
なお "Femzine" の第二号は、第一号から22年後の2003年に刊行されました。
さて今夜はこの辺で。非難轟々で断念せざるを得ない、ということにならなければ次回はフェムフォース結成のエピソードから紹介したいと思います。
それはそうと、こういう記事に著作権のある画像を引用するのはアウト?さすがに良くないか。まぁ作品名やキャラクター名で検索すれば出てくると思うし、ここではクラモリのヘボ絵で我慢してください。