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HARE / define 2021/03/20 16:45

M.C.制作話(4回目)

 始めましての方、読んでくださっている方、ありがとうございます。

 M.C.制作話の4回目となります。

 さくっと2、3回で終わらせるつもりでしたが、思ったよりも回数が増えそうです。

 興味のないかたは申し訳ありません。


 さっそく前回の続きから――と、いきたいところですが、ここで新作の宣伝を挟ませていただきます。


 昨日の更新で触れました、ASMRの新作ですが、もう少しお待ちください。

 こちらのことですね(露骨な宣伝)

 それと、私――HAREが、シナリオでお手伝いをさせていただいております、別のASMR作品を作成中のサークル「オトヌキヤ」様が、Ci-enを始めたようです。

 https://ci-en.dlsite.com/creator/7919/article

 こちらも合わせて、よろしくお願いいたします。






 さて、ここからは前回の続きといきましょう。

 この状況で、ゲームを制作するのは無謀じゃないのかなぁ……?

 と、やっと気付いた後、どうやって完成をさせるて行くべきなのかという話からですね。

 ここで素直に諦めていれば、この後のこともなかったでしょう。

 しかし、すでに撤退することを諦めて、前に進むことは決まっています。

 そうなったら、次は「どうにか完成させる」しかありません。

 とはいえ「完成」についても、いくつかの選択肢があります。


 1.制作するゲームの規模を縮小する。
 2.少しでも早く作れるゲームに切り替える。
 3.制作する時に手を抜く。


 あたりでしょうか。

 では、1番のゲームの規模を縮小するからいきましょう。

 制作することを決定した分量は、その当時に可能な最大規模であり、ゲームの体裁を維持する最低限でもありました。
 つまり、削るということは無理な状態です。

 ここで、CG3枚、50KBくらいのお試し版を作り、本編は次の機会に出そうぜ!

 ……みたいなことは思いつきませんでしたし、思いついてもやらなかったでしょう。

 続いて、先に3の選択肢、手を抜くへ行きましょう。

 そもそも、まともに作り方さえ良くわかってない状況で、規模の縮小以外で、手を抜くというのはどうやれば良かったのでしょうか?

 ここまで読んできた方はお分かりだと思いますが、手を抜くにも知識や経験が必要です。
 これはゲームに限らず、なんでもそうですね。

 運転免許を取得したてで公道を初めて走る人と、10年ほど乗っている人の差、と言えばわかりやす……かえってわかりにくいかもしれません。

 ということで、手を抜くは却下です……不可能ともいいます。

 残った最後の選択肢である2番、早く作れるものにする。

 これも3と同様に、ろくに制作方法も知らない人間が、早くってどうやるってんだよ? という感じですよね。

 そもそも「早い」、「遅い」って、どういうことが? どういう部分が? と疑問が浮かぶと思いますが、この時、幸運にもゲームの制作全体を圧縮できそうな方法がありました。

 ここで、3回目にも触れている「執筆速度」の話に戻ります。

 そう――おくとぱす氏の存在です。

 純愛? と首をひねっていたHAREと違い、氏にはこの時点ですでに「得意な分野」がありました。

 氏が情熱を傾ける「催○術もの」であれば、企画・原案・プロット・実際のテキスト作業の160~180K程度など、ちょちょいのちょいです。

 ならば、「催○術もの」にすれば、制作速度はあがるはず!

 ……はい、また根拠のない考えですね。

 しかし、落とし所も明確でない「純愛物」を制作していくよりも良いだろうとということになりました。

 ここで横道にそれますが、ライター(企画者)の作業を大まかに記載しますと。

 ・企画(どんなものをつくるか)
 ・プロット(どんな話にするか)
 ・指定(必要な素材:イベント絵、キャラの立ち絵、背景、BGM、SE(効果音)、などなど)の指定書の作成
 ・テキスト(文章)の執筆

 人によっては、
 ・収録用台本作成
 ・収録立ち会い
 ・スクリプト(※注1)

 なども追加されます。

 閑話休題。

 つまり、企画とプロット(話の流れ)、指定の半分と、テキストの半分を、おくとぱす氏に丸投げしてしまえば「間に合う」可能性が高くなりました。

 ならば、これでいこうと「催○術物の小規模ゲーム」として、おくとぱす氏に作業に入ってもらいました。

 ここで、メインのライターの変更です。おくとぱす氏を中心に、話を作ることになりました。

 テキスト作業についても、二人で手分けすれば、想定量が160KBですので、一人あたり80KBずつになります。

 これは、当時のHAREならば10日~2週間くらい。おくとぱす氏なら3~5日程度です。

 ……比較すると、執筆速度のおかしさが際立ちますが、純然たる事実です。揺るぎ無い現実です。

 これでどうにか、コミケでの頒布に間に合うかもしれない。

 そんな想いから、ほっと一息です。嘘です。まったく油断のできない状態は変わりません。

 知識もなく、不慣れなdefineスタッフは、ここから色々と動きだす必要がありました。

 まずは、ゲームを作るしても、どう作るかを調べることからです。

 ゲームの本体ともなる、スクリプトエンジン(※注2)などは、HAREとおくとぱす氏のデビュー作「Stitch」で使っているものを使用させてもらえればいいかーなどと、のほほんと考えていました。

 ここでさっそく、唯一に近いの業界人の知りあいであり、デビュー作のディレクション(※注3)をしていて、自分達よりも詳しいY氏に相談です。

 先方に相談してもらい、快く使わせていただけるという話になりました――○○万円で。

 今ならば、かなり良心的な値段というのはわかりますが、当時は相場も知りません。その上、第一回で書いてますが「お金がない」状態です。

 残念ながら、予算の都合もあって、他の手法を探す必要がでてきました。

 そうです。この段階で、企画プロットシナリオはどうにかなっても、プログラム側の観点からは「ゲームにする時の基本部分」が決まっていなかったわけですね。

 さて、そこからどうやっていくのか。次回以降で触れたいと思います。





※注1 そのうち、ざっくり説明をすることになると思います。


※注2 パソコン上で、ゲームを動かす土台 くらいに考えていれば、問題ないと思います。


※注3 ゲーム制作で、もっとも作業が多く、割りに合わず、名前も出ないし、出ても見向きもされないのに、責任は重いという、「やりたがる人は能力が足りずにやらかすことが多いので、やりたがらない有能な人に押しつけるしかない」仕事です(※個人的な偏見と感想です。

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HARE / define 2021/03/19 16:50

ASMR新作(2作目)について。

 M.C.制作話の途中ですが、今回は別のことについてです。

 あれ? 前回、ちょっと書いていたように三日(?)坊主になったの? と思われたかた、ご安心ください。
 4回目も、現在ちょこちょこと執筆中です。

 明日か明後日くらいには公開予定ですので、よろしくお願いいたします

 さて、今回の主目的にいきましょう。

 まずはこちらの画像を。



 なんとも、思わせぶりな感じですね。

 そうです。タイトル通り、ASMRの新作(2作目)を作成しています……というか、ほとんど完成しているので、あとは販売の準備中です。

 タイトルは「義理の姉となった彼女と、親に内緒で恋人になる方法」で、発売は、4月頭頃になる予定です。


 内容は、前回と同じように催○術物ですね。

 収録は、いつもと同じようにスタジオを使用し、KU100マイクです。

 あれは実際に見ると、なかなか衝撃的な見た目ですね。
 ……あとは、販売金額も。

 DLサイト様に登録しましたら、内容などと一緒にサンプルボイスを公開しようと思っています。
 よろしくお願いいたします。


 最近は、色々な音声サークル様をフォローさせていただき、記事等をこっそりと見て回っていますが、どこも色々と工夫を凝らしていて凄いですね。

 自分達のところも、がんばらないといけませんね。

 とりあえずは、月に1本――と言いたいところですが、三ヶ月に2本くらいは出していきたいところです。

 もう少しの間は催○物を作っていこうと思っていますが、他にも面白そうなのもあるんですよね。

 変身ヒロイン物や、TS(性転換)など、過去にdefineで作っていますが、そっち系もやってみたいことの一つです。

 ――などと夢を膨らませているのは良いのですが、まずは目の前のことからしないと。

 では、新作、define、ASMR2作目 「義理の姉となった彼女と、親に内緒で恋人になる方法」をよろしくお願いします。


 今回は告知メインなので、短めで。

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