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雑記の記事 (46)

焔血のカグチをゆるく掘り下げるコーナー③ あなたはどこまで知っている!? レアイベント紹介!

どうも、お世話になっております真田はぐれです。

いつもなら定期更新は日曜日に行うことが多いのですが、先週が実質お休み回で間が空いてしまっているので、少しでも早くということで土曜日の今日に更新を行っております。


本日は先々週に続いて、発売したばかりの拙作『焔血のカグチ ~搾精の運命に囚われたふたなり戦士~』の掘り下げ記事の第3弾でございます!


第1弾では主人公のカグチ、第2弾ではヒロインのユメミと順に掘り下げてきましたが、第3弾である今回は少し趣を変えて、記事タイトルにありますように焔血のカグチ本編で見ることのできるちょっと珍しいイベントや仕様についてご紹介する内容でございます。

マニアックofマニアック! 全て既知だという方は、相当なカグチマニア間違いナシ!



*当然ですが、焔血のカグチ本編のネタバレを含みます。未クリアの方はご注意ください!


焔血のカグチ本編で見ることのできるちょっとレアなイベント&マニアックな仕様を幾つかご紹介!


その1 料理自慢の侍女から、ゲーム内最強の回復アイテムがもらえちゃう! マニアック度:★☆☆☆☆


 

 
まずは小手調べというか、ご存知の方が多そうなイベントから。
ユメミのお屋敷の1Fにいる料理自慢の侍女からは、ストーリーの進行に合わせて計3回ほど回復アイテムをタダで譲ってもらうことができます。

最終決戦の前には、ゲーム内最強の回復アイテムであるヒノヅチぜいたくミートすらタダで貰えてしまいます! とってもありがたい。

こちらのイベントは、一回受け取る以外にも、メインシナリオが次の段階に進んでしまうともらいそびれてしまうこともあるため、あまりNPCに話しかけずにクリアした方はもしかしたらご存知ないかもしれません。


とはいえ、『NPCの会話が更新されました』というような直接的な誘導もございますので、ご存知の方も非常に多いかなと。



その2 カグチの自室から、“大好物のレシピ”をゲットすることができる! マニアック度:★★☆☆☆


 

先ほど、料理自慢の侍女から貰えると書いた最強の回復アイテム“ヒノヅチぜいたくミート”ですが、実は無限に作り出すための調合レシピが存在しております。

場所は最終ダンジョンの宝箱――ではなく、いたって簡単、カグチの自室のキッチンを調べるだけで簡単にゲットすることができます!


それのどこがレアイベントだよという感じですが、実はこのレシピ――”ゲーム開始すぐの段階では存在しておりません”。
あらゆるレシピの習得には調合システムの解禁がトリガーとなっておりますので、調合システムが解禁されるまでこの大好物のレシピも出現していないのです。

とはいえ、調合システムが解禁されるのは序盤も序盤のことですし、『調合システムが解禁されました!』的なシステムメッセージ後の暗転明けで、露骨に見覚えのない巻物が部屋の中に追加されるので気づいた人も大勢いらっしゃるのでマニアック度としてはそこそこ……といったところでしょうか?



ただ中には、部屋の中は一番最初に全部調べたから~~と思いこんでしまって、堂々と置いてあるレシピを見落としていた方もいらっしゃるのでは……?
ちなみにこちらは侍女の料理と違い期間限定イベントではありませんので、仮にゲームクリア後であっても調べさえすればいつでも取得することができます。


その3 特定のタイミングであれば、ユメミの隣にある本棚の内容を読むことができる! マニアック度:★★★☆☆

こちらは過去の掘り下げ記事でも言及しましたが、ユメミの隣にある本棚を調べて内容を読むことができます。


 
普段であれば↑のように、ケイトに待ったをかけられてしまいますよね?

また、この本棚の中身が気になる~~というユメミのお願いを聞く任務(サブイベント)も存在していますが、その時も読むのはユメミだけで、カグチ自身はその詳細な内容を聞くことはできません。

しかし!
 

↑のように、調べた際のリアクションでカグチがヒントを出してくれています。

そう、この本棚はケイトがいないタイミングであればカグチ自身の手で調べることが可能です!
 


 
メインストーリーを進めていけばケイトが席を外している――いや、外さざるを得ないタイミング、執務よりも重大な用事にとらわれているタイミングがありますよね! 
そう、そのタイミングで調べると中身を読むことができます。

また、この時点で“もしもユメミからの本棚を調べたいという任務を完遂していなかった場合”のみ、最強の武器のレシピも合わせて入手することができます。
最強武器のレシピを取らないままこの期間に突入してしまい、攻略難易度が激増してしまわないための救済措置も兼ねているわけですね。

その4 クリア後のラストダンジョンはダークドラゴン娘だらけ! マニアック度:★★★☆☆


 

これは見たままですね。
クリア後=呪術師は斃れている状態ですので、呪術師の影が消失し、代わりにダークドラゴン娘が友達を呼んできたのか貸し切りパーティ状態となっています。

細かいことですが、ストーリーを反映した妙な作りこみとなっております。



こちらはラストダンジョンに脚を踏み入れてフロアに入ればすぐにわかる、レアでも何でもない確定現象ですが、クリア後、回想ルームもあるというのにわざわざ訪れる人は意外と少ないのでは……? という予想も込みでマニアック度は★3としてみました。


もちろん、難易度ノーマルでプレイして、クリア後コンテンツを攻略するためのレベリングで訪れて偶然知った人もいらっしゃるかなと。(そういう方のために、経験値効率が非常に高いダークドラゴン娘を増やしたというゲーム的配慮もございました)



その5 里の無限湧きするタルの中にはレアドロがある! マニアック度:★★★★☆

 
 

タルを壊すとたまにアイテムや小銭をゲットできる――という仕様自体はご存知の方がほとんどかと思いますが、実は超低確率でヴァルマスのカードが落ちることも!

これを利用してゲーム開始後すぐに携帯式転移水晶などをミツハから交換してもらうことも理論上は可能でございます。


ただ、究極の運要素となっておりますので、見かける度にこまめに壊した~~という方でもなければ、レアドロがあることを知らなかった方がほとんどなのではと。



とはいえ、言っても焔血のカグチは遊びやすさに配慮した抜きゲーでございますので、いわゆるレアドロと聞いて思い浮かべるような超極悪確率ではございません。
そのため、偶然ゲットできた方も多少はいらっしゃるかなぁと思い、マニアック度は高いものの★4としてみました。


その6 暗き大穴で拾えるアイテムは条件によって異なる! マニアック度:★★★★★

険難の山脈の奥にある暗き大穴ですが、ここでは幾つかのレアアイテムを拾うことができます。
マップ右側にあるキラキラでは、画像のように魔法のブーツのレシピが拾える――拾えるンですが! 実はここで、技の巻物を拾ったという方も大勢いらっしゃると思います。

そう、ここのキラキラは魔法のブーツのレシピを持っているか否かで分岐して、持っている場合は技の巻物、持っていない場合はレシピ……という風になっております。


なぜこんな妙な分岐を設けているのか? それは、魔法のブーツのレシピの正規の入手ルートが関係しています。
魔法のブーツのレシピは、マップにランダムで出現するシルヴィアさんから購入することで獲得できますが……暗き大穴までたどり着いているということは……?

そうです、買い物ができなくなっているためどうやっても手に入らず、ラストダンジョンの攻略や最終決戦のための準備が制限されてしまいます。(魔法のブーツは他のブーツの素材にもなっておりますしね)

というわけで、この時点でまだシルヴィアからレシピを買っていなかった場合の救済措置としてここでレシピが拾えるようになっております。

既に持っていた場合に技の巻物がもらえるのは、ちょっとしたご褒美というか、ゴールドを支払って買ったプレイヤーさんが馬鹿を見ないようにという配慮でございました。





――というわけで! 魔法のブーツのレシピをここで拾ったという人も、技の巻物を拾ったという方も、どちらもいらっしゃるかと思うのですが、”条件によってこれが変化する”というのは、おそらく2周以上プレイしないと気づけない仕様かと思いますので、こちらをめちゃ地味ですがマニアック度★5とさせていただきました!


みんな、掘り下げ記事を読む前から知ってたかな?(知ってるわきゃない)


本日の結び

はい、というわけで本日はマニアックなイベントや仕様を幾つか紹介してみました。
細かい小ネタを仕込むのが異常なほどに大好きなので、焔血のカグチ――に限らず当サークルのゲームにはこの手の小ネタが大量に仕込まれております。

累計射精回数がトリガーで習得してしまう永続バッドパッシブも、1000回近い射精でやっと習得できるものもございますので、持っている方は割と少ないんじゃないかと! 『おちんちん〇〇の〇〇〇〇』というバッドパッシブを持っている方は、相当に今作の戦闘エロを楽しんでくださった証です!


ではでは、本日の掘り下げ記事はこのあたりで〆させていただきまして、また来週です!
来週の内容は未定ですが、また週末に投稿しようと思っておりますのでよろしければまた覗きにきてやってくださいな。


それではまた! 真田はぐれでした。

 


 

 
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今週の定期更新記事はお休みです。

どうも、お世話になっております真田はぐれです。
GW最終日の今日ですが、皆さまいかがお過ごしでございましょうか。


記事のタイトル通り、今週の定期更新記事はお休みです。

ちょっと私用が重なりまして掘り下げ記事を書くだけの時間の確保が難しそうというのが理由でございます。


今日の代わりに明日投稿しようかなぁとも思ったのですが、焔血のカグチ完成後の中休みの時期がゆえに記事のネタストックにも限りがある状況ですし、無理せず今週はお休みしてまた来週末に通常更新しようと思います~。



それでは、生存報告のみの内容で恐縮ですが本日はこのへんで……! 真田はぐれでした。




 
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焔血のカグチをゆるく掘り下げるコーナー② ユメミ編

どうも、お世話になっております真田はぐれです。


今月の頭に発売開始した拙作焔血のカグチでございますが、相変わらずじわじわ売れておりましてもう少し頑張れば700本到達が見えてきております!
ふたなり搾精戦闘エロにご興味のある方であればきっと楽しめる内容になっていると思いますので、ぜひぜひこの連休に遊ぶゲームの1つに加えていただけますと幸いですー。


焔血のカグチをゆるく掘り下げていくコーナー②

先々週に続きまして、今日も焔血のカグチの主要キャラを掘り下げていこうと思います。

前回は主人公のカグチでしたが、今回は順番的にもこの人しかいないでしょう!


*当然ですが、焔血のカグチ本編のネタバレを含みます。未クリアの方はご注意ください!


ユメミ

押しも押されぬ今作のメインヒロイン、姫様ことユメミですね。
上の画像を見ればわかる通り最初の決定稿では目を覆っている布が黒色でした。

このデザインを基に立ち絵も完成させたのですがポーズというか体のバランスがどうにもしっくりこず、製作中期に立ち絵をイチから全て一度描き直したという経緯があります。
その際に、シレっと目を覆っている布の色も真っ白に漂白いたしました。

なんかこう、こっちの方が神聖で浮世離れした感じが出るかなぁと思いまして……。(全てのキャラデザは“それっぽい”という独りよがりで不確かな指針のもとに行われている)


・キャラデザについて

流れで、簡単にユメミのキャラデザについてのお話を少しだけ。

ノーラ・サリーズ・カグチと見ていただければわかる通り私の性癖は強気ヒロイン側に偏っておりますので、ユメミのような繊細で落ち着いた印象の女の子は普段一切描くことがなくキャラデザ作業はスーパー難航したのを覚えています。

資料を集めては描き、消し、試行錯誤し、消し、再び資料を集め~~のループを何度か行い、なんとか絞り出した最初期のデザインがこちらの2つ!



 
この頃は月をモチーフにした意匠やアクセサリが取り入れられていたりして、微妙に今とはキャラクター性も異なっておりました。
色合いがダークで華やかさに欠けているのは、当初はもう少し暗い設定というか、里内での扱いも悪い設定だったのが現れているのかなと思います。暗部背負わされてる感マシマシで。

とはいえ、手コキ搾精でカグチから精液をもらう~~など大まかな役回りは固まっておりましたので、手コキと相性抜群の白の長手袋(オペラ・グローブ的なやあつ)の装着がマストだったり、ファンタジーだけど和装っぽい感じとかは最初からガンガン取り入れておりました。



ただ、最終的にどうするか悩んで、さすがに色合いが地味過ぎるというか、もっとこう、正統派のヒロインヒロインした感じが欲しかったのでピンク色を取り入れたりして大胆に明るいカラーリングへと変更して今のユメミになりました。
モチーフも月から和風王道の桜へと変更して、それに伴い、これまで“姫”という仮称しかなかったところに“桜”由来の名前である“ユメミ”という名前が決まりました。
ユメミは桜の品種はもちろんですが、キャラクター性を示す”夢見”ともかかっているという。
安直of安直ですが、その安直さが同人RPGのヒロインとしては逆にバッチリかなぁと思い即決定したことを覚えています。


デザインが明るい色になったので性格も幾分か明るくなり、その性格の説得力を補強するために里内での扱いも向上しました。
心の孤独は、里の人が彼女に同情し、気を遣った結果生じているものとなりました。


・本編開始までの歩み

ユメミの設定に関しては本編中でもあまり多く語られておらず、色々とぼかされた部分の多いキャラクターになっております。
最大の謎というかキモは、両親が行方不明であるという点についてですね。

選定の巫女は、娘が生まれ次第即座に役割を引き継ぐことになってはいるのですが……選定の巫女の役目を子(姫)につないだからといって先代の巫女が死んでしまうわけではありません。
母は子を育て使命を説き、父親は引き続き里長として里を治めるというのが通常の流れ――なのですが、ゲーム本編である当代においては幼いユメミを残して両親が行方不明となったことで様々な問題が生じています。


姫の教育係で、精々お勉強をみてあげるくらいの関係性であったケイトが実質親代わりをせねばならなくなったあげく、当時の里長(ユメミの父親)も消えてしまったのでその代行業務まで。

ケイトは優秀な人ですが、本来は秘書的なポジションで最も才を発揮する人なので色々と無理が重なり、不都合が生じ、しわ寄せがカグチら紅狼隊や幼いユメミにいってしまっています。
とはいえ、彼女からすれば急遽世界の平和に必要不可欠な組織のトップに立たされ、なんとか周囲の不安をなだめて滞りなく次代につなぐことでいっぱいいっぱいな状況だったと推測されますので、この点でケイトを責めるのは少々可哀想でしょう。事実、カグチもあくまで苦手というだけで仕事ぶりには頭が下がる思いだったようですし、ユメミも隠しイベントで幼少期にケイトへの似顔絵を添えた感謝の手紙を書いていたことが明らかになるなど、それなりにその頑張りは迷惑を受けている側にも伝わっているようです。


全ては両親の行方不明がキーになっているわけですが、生死を含めてこのヘンの謎は………………いつか発売する(かもしれない)女勇者主人公の長編RPGをお待ちいただければと思います!! 製作するかどうかも確定してないのに大風呂敷を広げる作り手の屑


……や、おそらく出るとしても何年も先のお話になるでしょうから、今言っても誰も覚えてないから問題ないとは思う……思うんですけどね、一応各作品で世界観につながりを持たせてやっておりますので……スミマセン。誰もそんなとこ真面目に見てないのは100も承知で、自己満足でやらせてください……。




とまぁ、そんなわけで、両親不在により寂しい想いをして育ってきたユメミですが、カグチの掘り下げ記事でも触れた、ある晩の衝撃的なカグチとの出会いによってユメミの中でカグチに対する興味がむくむくと育ち始めます。

本編では語られておりませんがその後も数度、カグチとユメミは個人的な接触を持っており、幼い頃から過剰に張り切るカグチと、真面目過ぎるカグチをついついからかいたくなってしまう悪戯好きのユメミという構図は培われていきます。

カグチは幼い自分の突撃を半ば黒歴史として記憶に蓋をして、「姫様は目も見えない方だし私のことなど忘れているだろう(あるいは、今の私と記憶の中の人物が一致していないだろう)」と考えていましたが、ストーリー終盤で明らかになるようにユメミはバッチリそのことをカグチとして認識し覚えています。(このあたり、紅狼隊として色々な人とふれあってきたカグチと、人と触れ合う経験が少な過ぎるがゆえにカグチを鮮烈に記憶していたユメミの対比にもなっていたり)
思えば、精液供給の際に二人きりになれるよう自ら申し出ていたり、カグチと肌を触れ合わせることに拒否感が一切無かったりと、ユメミ側のカグチに対する好感度が明らかに最初から高かったですからね。


本編で起きた出来事は大変なトラブルではありましたが、ユメミにとっては幼少の頃遊んだカグチと再び親しくできる得難きキッカケとなったことも事実であり、大団円を迎えることができ、後の彼女の人生はとても豊かなものになったようです。



・魔法の才覚について

本編でも何度か言及されておりますが、実はユメミ様魔法の才能が凄いです。それも、世界で上から数えて何人とかいうレベルで凄いです。

魔法によって本を読む術を得てからは独学で魔法書に記されている魔法を無差別に片っ端から習得しており、練習できる機会が無いことから攻撃系の魔法こそ得意としていないものの使用自体は可能であり、日常生活でも試すことのできる補助系の魔法は膨大な量を使いこなしています。
それによって盲目であるといった身体的なハンディをほぼ完璧に克服しており、クリア後の侍女との会話でもわかるように実は目もほぼ見えているに等しい状態です。

選定の巫女=魔法の才がある という図式が成り立つわけではなく、これはユメミが持って生まれた固有の才能です。


しかしなぜあまり表立ってユメミの魔法についての話題が里の中で起こらないかというと、“誰一人として”ユメミの異常なまでの魔法の才能に気づいていないからです。

あまりかまってあげられないユメミの退屈凌ぎとして書物を読むための魔法を教えたのはケイトですが、それはあくまで小説や歴史本などを読むために授けたつもりであり、まさかユメミが独学で里に存在するほぼ全ての魔法を会得しているなど想像すらしていません。(そもそも魔法の習得は本来容易なものではなく、本が読めたからといって絶対に覚えられるものでは当然なく、仮に覚えられても1つの魔法の習得に時間がかかるのがこの世界の常識)

カグチを含む全ての里の人が、ユメミのことを天涯孤独の身で、盲目で選定の巫女として生きることを余儀なくされているか弱い存在だと思いこんでしまっている。
それに加えて、ユメミ自身も個を発露せず、選定の巫女としての役柄を全うすることを受け入れているため、誰の手も煩わせないように今日は何をしたであるとか、何ができるようになったなどを意図的に報告していないがゆえの数奇な現象であるといえます。


もちろん、魔力を豊富に持っているわけですからそれなりに魔法の才能があるのだろうということは知れていますが、それがまさか世界的に見ても規格外な才能であるとは本人であるユメミも含めて気づいておりません。(箱入りであり、自らの経験を誰にも話さないユメミは、自分の魔法習得速度を普通だと思ってしまっている)

このユメミが魔法に長けているという設定は、過去の習わしに機械的に従い、巫女の個人を殺してしまう古来より続く非人道的なやり方の愚かしさを示すものにもなっているとかいないとか。
それでもかかっているものの規模が規模だけに、他に手があるかもしれないけれどやり方を改めることは、その時代の人には中々難しい。。。



……ですが、ゲーム本編を通してユメミはカグチの前でのみ個の人格を積極的に出すようになりましたので、ひょんなことをキッカケに、ユメミの持つとんでもない才能にカグチが目を剥く日も、実はそう遠くないのかもしれません――。


本日の結び

というわけで、本日は焔血のカグチのメインヒロインであるユメミについてざっくりと掘り下げてみました。
本当は性癖とかそういったことにも触れようと思っていたのですが、本編で謎多い人物だったので隠されてる部分の設定を順番に書いているだけでかなりの文章量になってしまったのでこのあたりでしめくくりたいと思います。

本編で使わない、あるいは重要じゃない設定を考えている時が一番楽しいんだ……♥


余談ですが、昨日に今月分の応援プラン、及び支援プラン向けの特典配布記事を投稿しております!
焔血のカグチ本編で使われた戦闘エロ絵の高解像度版が閲覧&ダウンロード可能となっておりますので、ぜひぜひ当該プランに入ってくださっている方は覗いてみていただければと思います~!


それではまた。真田はぐれでした。




 
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DLsiteさんのGWセールに参加しておりまぁす。

どうも、お世話になっております真田はぐれです。

先週の記事でもチラっと言っていた通り、この週末は私用が立て込んでいてちゃんとした記事を書く時間がとれず、定期更新はお休みさせていただく――予定だったのですが!

少し前に参加申請をしたDLsiteさんのGWセールが始まっている様子でしたので、その旨のみ告知させていただきます!


対象になっているのは新作である焔血のカグチを除いた過去2作でございます!
焔血のカグチをキッカケに当サークルを知ってくださった方は、ぜひGW中に過去2作も遊んでみていただけますと幸いです。
エロのノリは相変わらずでございますので、カグチのえっちシーンを楽しんでいただけた方にはきっと楽しんでいただけるものと思います!


遊びやすさが魅力の記念すべきサークル第1作目
“ふたなりエルフと淫魔の洞窟”

 

サリーズ様の無様エロ適性が光るサークル第2作目
“ふたなり戦乙女サリーズの淫魔征伐録”


 
もちろん、最新作焔血のカグチは1番の自信作でございますので、もしまだ未プレイという方がいらっしゃいましたら、ぜひ連休に焔血のカグチでふたなり搾精戦闘エロ成分とRPG成分を摂取していただければと思います~。




それでは、本日は告知のみの内容ですがこのあたりで〆させていただきたいと思います。

来週は、支援プラン向けの特典記事と、焔血のカグチ掘り下げ記事のその②を投稿する予定でございます。

それではまた、真田はぐれでした。

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焔血のカグチをゆるく掘り下げるコーナー① カグチ編

どうも、お世話になっております真田はぐれです。


2週間ほど前に発売を開始した拙作『焔血のカグチ』ですが、じわじわと売れておりましてこの週末でちょうど販売数600本を突破いたしました! ご購入くださった皆さんありがとうございます!

ふたなりヒロインの搾精戦闘エロがお好きで、RPGとしてもそこそこ遊べるものをお探しの方はぜひ焔血のカグチを手に取っていただければと思います~。

 
 

焔血のカグチをゆるく掘り下げていくコーナー①

焔血のカグチ発売直後ということでしばらくは開発をお休みして、積んでいた時間泥棒系ゲームを消化したり、新作に向けての練習として新しい描き方を模索したりして時間を過ごしております。

そんなわけで、進捗情報のお披露目も当然できないので、本日はゆるい掘り下げ記事を投稿していこうと思います。
まずは主要キャラof主要キャラであるこの人から。



*当然ですが、焔血のカグチ本編のネタバレを含みます。未クリアの方はご注意ください!


カグチ


カグチさん、タイトルにもなっている焔血のカグチその人であり、今作の主人公ですね。


・生まれについて

プロローグや本編でもごちゃごちゃと説明されていますが、今一度彼女の生い立ちや設定を振り返っていこうと思います。

まず、生まれて間もない頃に適正者ということで神降ろしの儀を経験させられて焔の神の力を宿します。
神降ろしの儀というのは、ヒノヅチの里と縁の深い焔の神より力を授かる儀式のことで、選ばれし勇者が神から魔王討伐の力を授かるプロセスに似ています。
勇者が力を授かる時と異なる点は、討魔の力をくれる神とは神格が異なる焔の神であるため授けてもらえる力の大きさに差があることと、焔の神が男神であるため女性であっても力の行使のため特別な精液が必要でふたなりとなってしまうこと、そして何と言っても本人に拒否権があるかないかということですね。

神降ろしの儀は当然物心もついていない頃に行われますので、カグチら紅狼隊に儀式の記憶はありません。
別に幼児期に行わないとダメという決まりはありませんが、里を護るために適正者が里に産まれた場合問答無用で儀式を受けさせて戦士として育てあげる習わしなのです。

とまぁ、こんな感じで、ヒノヅチの里自体が世界平和という非常に大きな目的のために存在する組織だからか、ところどころブラックな点が見え隠れします。
外界との接触が許されない閉鎖社会ということもあり、カグチはそのあたりには何の疑問も抱かずに成長していくわけですが……。


・幼少期~紅狼隊の隊長になるまで

両親(紅狼隊ではなく普通の里の働き手)から愛情を注がれつつも、時間の多くを紅狼隊になるための鍛錬に費やすことを余儀なくされる幼少期が続きます。
過去に類を見ないほどの適正者ということで、カグチは当時紅狼隊の隊長としてイケイケであったリクから任務中以外は付きっ切りで剣のスキルや戦い方、里――姫のために身命を賭して戦う覚悟を教わります。

そして本編中でも語られますが、ユメミへの強い忠誠心はこの教えによって下地作りされ、同じく幼少期のユメミと実際に1対1で出会うことで結実します。
盲目ゆえの危なっかしい足取りで寂しげに夜道を歩く、真っ白な肌のユメミに得も言われぬ魅力を感じたカグチは、走って駆け寄り面と向かって忠誠を誓うのです。
この出来事はユメミにとっても少なくない影響を与えておりまして、後の彼女の人格形成にも一役買っているのですが……それはまぁ、覚えていればまたユメミの掘り下げ記事の時に。

ほどなくしてリクの指導の下でメキメキと実力をつけていったカグチは、史上最も高い適正を持つ焔血戦士として見事に才能を開花。
紅狼隊に正式配属された時点で当時の最強であったリクの実力をゆうに上回っており、そう時間を待たずして新しい隊長へと抜擢されます。

里が始まって以来の最強の戦士だと謳われるものの、魔王封印中の平和な時代であったために力を持て余し、ケイトと部下の板挟みに苦労する中間管理職のようなポジションで過ごす内、ゲーム本編の時間軸と相成ります。



以上がゲーム本編開始までのカグチの軌跡ですね。
ここからは性格などの設定を簡単に掘り下げていきます。


・名前の由来など

カグチ――まぁ、これはどう考えてもよく使われるような人名じゃないですし、もちろん元ネタがあります。というか、元ネタからもじって無さ過ぎて初見で気づかずにはいられないレベルと思います。(サリーズの方はそこそこもじってた上に超メジャーではないところから取ったので、北欧神話にあまり触れてない方だと気づかなかったかもですが)

というわけで名の由来は、もちろん日本神話に登場する火の神『カグツチ』が由来ですね。
カグツチは男神ですが、まぁふたなりだしむしろいいよねという感じで。(このあたり、男神である焔の神の力でふたなり化~~という設定にかかってる)

なんならヒノヅチの里もそうですね。火の里とカグツチを足して、語感を整えた感じです。


ここからは全くの余談ですが、私は主人公の名前を決めるのが本当に苦手で、カグチという名前も相当難産でございました。サブキャラやヒロインの名前はポンポンと決まるのですが、主人公だけはいつも悩みに悩んで悩み抜きます。

抜きゲの主人公ですからね……「〇〇はふたなりチンポを責められている……!」みたいな感じで何度もゲーム画面に出るわけで、それが言いづらい名前やあまりにも可愛さを連想できない名前だとシコリティの低下につながるよなぁ……とか。


たくさんある候補の中から、最終的にわかりやすさと最低限の発音しやすさ、有名キャラクターとの名前被り回避など色々な条件を満たしたカグチでいくことにしたのですが、実はカグチという名前が出てきたのは本当に最後の方で、それまでの最終候補は「ザシャ」「ヒルデ」「クロエ」の3択でした。

個人的にはザシャ推しで、仲の良いフォロワーさんにも「ザシャってどうかな? さすがに言いにく過ぎる??」とか聞いたりしてザシャで行く気満々でした。
もちろん、今となってはカグチが一番似合うし、この子はカグチ以外考えられないと思っておりますが。

ザシャ・ヒルデ・クロエはそれぞれ名前に込められた意味などを調べた上で明確な理由があるのですが、まぁ、さすがに不採用の名前の由来まで解説していくのは余談が過ぎるので割愛いたします。


・容姿と性格について

前作のサリーズが実力だけでなく種族的にも上位者で高飛車という、無様エロが似合い過ぎる女でございましたので、今作は無理にそれを越えようとするのではなく、私の好きなキャラタイプの中でも方向性の異なる野性味のあって可愛らしさも覗くような感じでいこうと決めておりました。
役割的にも、ヴャルキリーではなく辺境の隠れ里のエリート戦士でございますので、全てを見下して偉そうにし過ぎるのも変ですしね。
サリーズとは違って好みも悩みも色々と等身大、でも、それだからこそ仲間やヒロインと絆を深められるというね。

性格は真面目でひたむき。ただどちらかといえば内向的な性格で、あまり社交性は高くありません。
しかし戦闘部隊のトップとして堂々と振舞わなくては示しがつかないということで、勇ましく強気な発言を取ることが多いです。
自室に1人でいる時以外は紅狼隊の隊長であることや、平和な時代ゆえ任務で負け知らずの日々が続いていることもあってかその強気で自信家な態度はかなり板についてきておりますが、言っても根っからの高漫が服を着て歩いているようなサリーズとは明らかに異なります。

ケイトや姫の前ではどうしても態度が崩れてしまいがちですし、ケイト以外の賢者と話す際も無知を晒してしまわないかどうか緊張していたり、侍女に予想外の角度でフランクに接してこられると内心パニクってしまいます。

部下も1癖も2癖もある者が多いですし(ゲームシステム的には迷惑を被ることはほぼ無いですが)、あげくの果てにはゲーム本編で姫に精液を渡す任務が始まって……。

とにかく、何かと苦労体質の人です。メタ的に言えば抜きゲの主人公という属性もまた、最上級の苦労属性。


――というわけで、彼女が隊長を務める“紅狼隊”は、炎を連想させる“紅”と、野性味と強さを連想させる“狼”を組み合わせた部隊名であると同時に、“苦労”という音のもじりでもあったりしましたとさ。


・趣味について

カグチの趣味は本編でも数回言及されますが、お料理です。
調合が得意だったりするのはその経験がいかされているわけですね。生き方は不器用だけど、手先は器用という。

これはプチ隠し要素紹介の時にも改めてスクショ付きでご紹介する予定ですが、実はカグチの自宅では、調合システム解放と同時にオブジェクトが1つ増えておりまして、それを調べることで『大好物のレシピ』というアイテムが取得できます。
このあたりも、カグチが普段から料理を行っているという設定の補強ですね。

ガッツリ系の食事に始まり、可愛いスイーツまで。
隊長としてのイメージを気にするカグチは、できるだけ人目に触れない屋内でできる趣味を求め、娯楽に乏しい辺境の里でも行うことのできる料理にたどり着いたわけですね。

エプロンをつけて美味しいものを作る自分の姿が厳格な隊長のイメージにそぐわないと考えているのか、カグチはこの料理趣味を周りには基本的に隠しております。(カグチにかわいいところがあることは周囲の人間も気づき始めているので、別にカミングアウトしたところで幻滅されるどころかもっと好感度が上がるだけに決まっているのですが、カグチだけはそう考えていないようです

唯一、ミツハにはこの趣味がバレてしまい、インドア趣味を隠し持つ同志だと勝手に認定され、互いの趣味を共有する関係性になってしまいます。
しかし、カグチは都会の玩具への興味が皆無なため、日々微妙にすれ違う会話が続いています。


・性癖について

まごうこと無きでございます。
本人にハッキリとした自覚があるわけではありませんが、魔物に無理やりイかされてすぐ癖になってしまうことはもちろん。
なにより、護ってあげる対象であるか弱い姫に、醜態を晒したくない、格好良くありたいと思えば思うほど手コキで優しくいぢめられることがもう耐えられないぐらい快感のようです。ダメな隊長さん。ユメミはユメミでSっ気を隠し持つ子なので、とっても相性抜群の様子。


・強さについて

作中で歴代最強の焔血戦士とされるカグチですが、じゃあぶっちゃけ当方の手掛けるRPGシリーズの世界観においてどれほど強いのかというお話です。

ここはあまり詳細に書きすぎると後続の作品とのつながりがおかしくなったり、変なネタバレになってしまったりするのでむつかしいところなのですが……。
少なくとも、ゲーム本編にて過酷な実戦をようやく経験することのできたカグチは、真の意味で才能が花を開き、相当な実力者へと成長しています。
過去作の主人公を並べるなら


万全のサリーズ>騒動を経たカグチ>弱体化サリーズ>騒動前のカグチ>ノーラ


こんな感じでしょうか……? とはいえこれも焔血のカグチ本編終了時点のお話ですので、カグチの伸びしろはまだまだ未知数で、今後地上の平和が脅かされ、カグチが再び過酷な戦いに身を投じるような事態になれば、また変わっていくことでしょう。
あと、ラストシーンあたりでも言われておりますが、カグチはあくまで紅狼隊の“隊長”なので、紅狼隊を率いて戦った際にその真価が発揮されるようになっております。ですので個人の評価はそこまで当てにならないかも……?


ちなみにノーラは中堅冒険者と上級冒険者の狭間にいるぐらいの実力でございますので、良い目安かなと。(そもそも冒険者全体の具体的な実力が明示されてないのに何言ってんだ)

 

本日の結び

はい、というわけで本日は発売後の掘り下げ記事の第1弾ということで、主人公であるカグチを掘り下げさせていただきました。

いつか、いつの日か勇者を主人公にしたスーパー長編を作る時に、本来の役割を果たす形でカグチやユメミには再登場してもらおうと思っておりますのでね、本編後の動きなどについては一応伏せてありますが。(そんなの一体いつになることやら……)



来週からは隠し要素orユメミやケイト、シルヴィアの掘り下げなんかをやっていこうと思っておりますが、どんな内容になるかは不明です。
というか、来週末は私用が詰まっておりますのでもしかしたらお休みかも……。



ではでは、自己満足極まりない設定書きが果たして誰か1人にでも楽しんでいただけるのかはわかりませんが、本日はこのあたりで〆させていただこうと思います。
もしも設定や歴史などで質問がありましたら、ぜひぜひお気軽にコメントしてくれよな!(ない)

それではまた! 真田はぐれでした。

 


 
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