データのバックアップは大事ってお話

Ci-enに何を書いていいかよく分らないので、
パソコンが壊れてしまった話を書いておきます。

あれは「もうすぐこのゲームも完成するな」「もうひと頑張りだな」とか言いながら、
ニコ動でジードの配信を見てた時の事でした。
時空破壊神ゼガン登場回でしたね。
見終わってPCの電源を落とそうと思ったらメーカーのロゴ画面が付いたままになって、

あっ……そういえば、データのバックアップとってな……

そこから何度も再起動したんですが反応がなく。
これは夢なんだ……明日、目を覚ましたら復旧しているんだとか
現実逃避しながら、その日は寝たんですが翌朝やっぱり起動せず、
朝一で電気屋に修理を頼みに行って。

店員さん「あ～……これはハードが逝ってしまってますねぇ……」
自分　　「お願いします！最悪、PC壊れていいんで中のデータだけは……」
店員さん「いや、もう、輸送中にデータ消えてもいいよっていう
　　　　　この同意書にサイン欲しいんですよね」

店員さんの死刑宣告に泣きそうにながらサイン書いて帰って、
それでもクヨクヨしていちゃダメだ。
漫画でも読んで元気を出そうと思って週刊少年漫画を読んだら、
あのボクシング漫画がドンピシャ過ぎるタイミングで、

『小僧……キサマ……壊れとるのか？』

ってあの展開になってて、事態を受け入れる事が出来ずに
「ウソだ、ウソだ」と叫んでる板垣くんが、
パソコン壊れた時の自分の反応そのまんま過ぎて、
泣きそう通り越して吐きそうでした。

一度、壊れたゲームを一から作り直すのはメチャクチャしんどかったです。
描いたCGも一枚しか残ってないしで、
精神的にキツ過ぎて本当にまったくゲームの製作が進まなくなって。
時間をかければ良い作品ができるって訳じゃないんですよね。
最初の方に描いた絵と後に描いた絵の絵柄が違いすぎて描き直したり。

ウルトラマンもジードからルーブ、タイガ、ゼットとやって、
自分のパソコンを破壊したPC破壊神ゼガンはタイガの一話で、
姿すら見せないままの新怪獣の尻尾の一撃で絶命するというオイルドリンカーポジに。
あの時、新人だったジード君はゼットで新形態を引っさげて、
先輩ヒーローとして活躍するしで。
シン・ウルトラマンの予告を見た時にこれ終わんないんじゃないか？
シン・ウルトラマンやゴジラVSコングが公開されても
まだ自分はゲーム作ってるんじゃないかって思ってしまって
もう、心が折れて一端ここで完成ってことにしてしまおうと思って販売しました。

長くなりましたが何が言いたいかと言うと一人でも多くの人に
データのバックアップをとることの重要性を知ってほしいです。
ハードディスクは消耗品なんです。
バックアップを小まめに取るようにしてください。
ゲームや絵の製作等をやっている人は特に注意してください。
本当にデータ消えるって辛すぎるんです。
自分のような馬鹿なミスだけは犯さないように気を付けてください。