リョナラー同人作家が結婚する話

私事ではございますが2021年7月7日に入籍しました。


婚活サイト「アエルネ」に会員登録した2016年4月2日にタイマースタート、婚姻届けが市役所に受理された瞬間の2021年7月7日15時にタイマーストップというレギュレーションであれば僕の婚活RTAは46143時間でタイマーストップです。 本当にありがとうございました。


完走した感想ですが、婚活疲れ、失恋、新コロなどの壮大なガバがあり、もう2度と走りたくありません。しかし、ここまでこれたのも応援してくださった皆様のお陰です。重ね重ね御礼申し上げます。これからも青色ハッキョウダイオード深海を応援して頂けますと幸いです!


僕は「とらのあな」が母体となる結婚相談所とら婚さんで妻と出会いました。 そして個人事業主リョナラー同人作家である僕が結婚までたどり着けたのもとら婚さんのスタッフの皆さんのご尽力のお陰です。 とら婚さんには足を向けて寝れないくらい本当にお世話になりました。 結婚相談所を退会した今でもとら婚さんのことを応援しています。


というわけで、よい機会かと思いましたので僕が結婚に至るまでの顛末を書いてみました。一部赤裸々に書いているためちょっと恥ずかしいのですが…笑 もしも同業の方で結婚を考えている方がいらっしゃって婚活の一助になったらいいですね。 
そして「とら婚さんはいいぞ…」と布教できればかと!


さて、婚活レポに入る前に僕の来歴を語ってみようかと思います。
来歴は長いので婚活の話だけ読みたい方はゲストカードキーエリアの「リョナラー同人作家、婚活するってよ」に進んでください。


深海が同人ゲーム作家になるまで


産まれも育ちも千葉県の生粋の千葉っ子。高校卒業後デザイン系専門学校に入学しました。専門学校での成績はそんなによくありませんでしたが、課題に追われながらも楽しいキャンパスライフを送っていました。


そんなある日、学校の講師をしていたNさんにスカウトされ、Nさんの経営する10人程度の零細広告代理店に入社しました。


ブラックではありませんでしたが社員一人に何でもやらせる社風があり、お金、営業、デザイン、社会のルールやコミュニケーションなどなど多くのことを学びました。後にこの会社は解散してしまいますが、この会社で働かなければ今の自分はいなかっただろうなと思っています。 


その広告代理店に10年勤務しましたが、僕のスキル不足や性格の不一致で売上ノルマをこなすことが出来なくなり、僕は死んだ魚のような目で出社するようになってしまいました。 自分の能力不足が原因ですが、会議では毎回吊るし上げられ、挙句の果てには直属の部下から仕事を回してもらう始末。 本当に辛かったです。


まぁ…端的に言えば営業マンや中間管理職が向いてなかったんですよね…
その一方で、会社の経営が徐々に悪化しはじめます。


バブル期に創立したザ・昭和の会社であり「人材と人脈こそ全て」な会社でした。「人材」にしか投資せず2010年でもPowerMacG3が現役。新入社員を受け入れるリソースも無いのにやたらと女性新入社員を入れたがるなど… 良く言えば「経費削減して人材に投資している会社」であり、悪く言えば「マンパワー頼みのケチな会社」でした。


社用車ももたず、設備にお金もかけず、新しいビジネスに挑戦するわけもなく、ただただ人材を浪費し「現状維持」するだけ… ライバル会社に勝てるわけがありません。


キラキラ輝く笑顔と明るい未来への希望を抱いていた新入社員は泥臭い会社に絶望し、3年以内に退職。 中堅社員だけが残る将来性のない会社になり果てました。 僕を含め社員のほとんどが「この会社は数年後には倒産する」と感じはじめ、社内の雰囲気はどんどん悪くなっていきました。


そんな生活の中でも同人活動は心のよりどころでした。
零細の広告代理店ゆえに定時退社は稀でしたが、それでも毎晩イラストや原稿を辞められませんでした。 イキリ系上司から「仕事に専念する為にお前は趣味を辞めろ」と言われたことがありましたが、その人の言うことを聞かなくて正解でした笑 大きなお世話だ。


そんなある時「マジカルエリー」「 異穴凌○3 CorruptGarden」をリリースした後でしょうか。今現在も戦友であるmarimoさんから「お前はゲーム作りの才能あるよ!」と褒められました。
この一言が僕の人生を変えたと言っても過言ではありません。


marimoさんは当時からもスプラッタービーチアニスの冒険など沢山のゲームをリリースしていました。僕もmarimoさんのようにクリエイターとして生きることは出来ないか考え始めました。


マジカルエリーは処女作だったこともあり大きなセールスにはなりませんでしたが、ゲーム作りの楽しさに目覚めた僕はすぐに「DepraviA」の製作に取り掛かります。もはや会社員であることよりも個人クリエイターで生きることが目標となり、毎日会社を辞めることばかり考えていました。


ちなみにですが、退職した年の最後の肩書は「課長」で年収は約350万前後。 35歳男性の平均年収は約450万なので、どちらにせよ当時の婚活市場においての僕は不利な条件だったかと思います。


そして2014年9月。ついに会社を退職。 退職することはとても勇気がいりました。 その当時、DepraviAの開発中でしたので収入ゼロです。会社からもらった退職金は約70万円…。マジカルエリーの売上は約30万、貯金も多くはありませんでしたから半年が勝負です。 今後生活できるかどうかは本当に賭けでした。 


しかし、当時からDepraviAの手ごたえを感じており不安は小さかったです。さらに言えば、余計な口出しをする上司も通勤時間もない自由な生活で楽しくて仕方がありませんでした。 余談ですがDepraviA開発当時、午前4時に寝て昼12時に起きる夜型生活を続けた結果、見事に「とくせい:ふみん」をゲット! 2021年現在もメンタルクリニック通い。 就寝時は睡眠薬が欠かせません。 皆さんもどうぞ無理をなさらないように…。


2014年12月31日。 「DepraviA」は皆さんの応援もあってウィークリーランキング、デイリーランキング、共に1位を取ることができ、僕は同人作家としての自信をつけることが出来ました。今思えばあの作品のセールスが無ければここまでこれなかったと思います。


そして、僕の同人インディーズゲーム作家としての人生がスタートしました。その後も「ツナガルドリーム」「BloodRush.」をリリースし精神的にも収入的にも余裕が出てきた僕は「結婚したい」と強く望むようになり、当時話題になっていたオタク婚活をスタートすることになったのです。


もちろん…茨の道でしたが…!


長くなりましたがゲストカードキーエリアにて「リョナラー同人作家、婚活するってよ!」が始まります。

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    ゆうむむ ID00036139
    おめでたいですわ、キヒヒヒ
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    Isaac clark ID00888977
    什么时候出一个系列反派银发异瞳堕天使的自传那个堕天使太迷人了
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    名無し ID00007926
    おめでとう、本当におめでとう
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    floatingping ID00208775
    おめでとうございます!

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