退行との邂逅
対面での退行催○。
(たしかお値段はその地域のピンサロの相場と同じくらい)
普通の住宅マンションの一室で
75分のコースを受けた事があるのですが
誘導は本当にシンプルな古典に沿ったもので
カウチ(寝椅子)に横になりリラックスを促され続け
ステージ催○術師の「犬になる」「あなたは亀!」
よろしく「5歳です。」「はい!赤ん坊です。」
みたいな事を朦朧とさせる系のシンプルな
深化とともに言われていたと思うんですが…
その時、前の実家の天井と
天井から吊るされてるおもちゃの
鮮やかなヴィジョンが喚起され
近い時期の記憶の反芻のように頭の中を巡り
現実味を帯びたイメージとして鮮明に浮かんできて
グルグル回るそれを、まじまじと観ていたんです。
まだ退行催○には懐疑的であり
実家の天井は大人になるまでも見ていたものだし
天井のおもちゃは一般的な赤ん坊のシンボルとして
想像するよう誘導され浮かんできたんではなかろうかと
思っていたんですが…
物置から古いアルバムをひっぱりだし赤ちゃんの頃の
自分の写真を見たらなんと、驚くことに、、
まったく同じ色形のおもちゃが映っていたんです。
この強烈な体験から趣味と実益をかねた
退行催○、つまりは催○(トランス)下における
記憶と無意識への、研究が始まりました。つづく