めかぶ亭 2019/12/12 18:20

エッチなやつ見つけてきました!!!!

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今日は病院にいます。
中の人の体調が悪くなったのではなく、祖母の付き添いです。
祖母もかなりの高齢なので、病院に付き添う機会も多くなる此の頃。
やっぱり病院の待ち時間って長いなぁ、としみじみ感じながらこの記事を書いてます。

わりといつもこの感じです。


さてそれでは、今回のタイトルはこちら!



ネトラレデバイス-ネットゲームで変わった彼女-

 健気なヒロインがヤバいアイテムを装備させられて快楽堕ちしていく作品です。
 DMMで以前から販売されていたので、ご存知の方も多いかも?先日ようやくDLsiteでも発売されました。
 全くの余談ですが、ネトラレ系はDMMのほうが人気出る傾向にあります。逆に、めかぶ亭で作ってるような作品はDLsiteのほうが圧倒的に人気出ます。ふしぎ。

 ネトラレ自体は今や広く知られるジャンルとなり、作品数も日々増え続けていますが、この作品の凄いところは、VRという最新技術をネトラレと融合させ、その上で双方のシチュエーションを最大限に活かして完璧な作品に仕上げている、という点です。

 感覚を共有するVRデバイスによってゲームの世界でセックスの快楽を教え込まれて、生身は処女のままセックス奴○に堕ちていく.....うーん、天才のひらめきかな?

 あまり言うとネタバレになるので控えるのですが、処女のままセックス奴○になるというだけでもVRの特性を上手く利用した発想なのに、その末路が天才的かつあまりにも捻くれていて、心底関心させられながら射精へと導かれます。

 はーん、この結末を大っぴらにして「天才的すぎませんか!?」と同意を得たい!!
 けど、ネトラレデバイスという作品はこの結末あってこそ究極の芸術に昇華しているので、結末は是非各々の目で見て欲しい.....!!

 私も捻くれた作品つくってきて長いですけど、私の場合、ネットの海でインプットしたものを独自にアレンジして創作に組み込むやり方が主流なので、こういうバケモノ級に斬新な作品を世に放流できる発想力、想像力は羨ましい限りです。

 ぶっちゃけていうと、三夜代先生の頭の中からこの作品の記憶を消し去って、ウチの子で同じ事したいくらいには羨ましい.....
 一種の職業病といいますか、こういう斬新で完成度の高い上にツボにハマる作品に出会った時、『羨ましさ』に近い感情が芽生えてしまうのがとても悲しいところです。


 ところで、前から言ってはいるのですが、実は私、堕ちモノってさほど好んでは見ないんですよね。

 その大きな要因が.....

『清純で気高いヒロインだからこそ絶望させる価値があるから』

『ヒロインが堕落すると絶望感が喪失し、結果的に(ヒロインにとっての)ハッピーエンドになるから』

『そもそも堕ちの過程があまり丁寧に描写されてないから』

 辺りなのですが、この作品(に限らずNTR全般)において、秀逸な作品ってユーザーが『ヒロインと結ばれてる、もしくは関係の深い男性』の視点で描かれているわけですね。

 するとどうなるか?
 仮にヒロインが他人のチンポに屈して快楽堕ちすると、ヒロインの視点ではハッピーエンドになるのですが、ユーザーとしては『大事なあの子を奪われた』という絶望感が残ります。

 ネトラレには元々、大事なあの人がいるのに他人のチンポで感じるなんて~、という王道的な背徳感があり、そこに前述したユーザー視点の絶望感が悪魔合体し、独特な魅力を醸し出します。このネトラレの魅力が、私は意外と好きだったりします。


 「ネトラレデバイス」ではヒロインの健気な様とそれを気にかける主人公の視点を交えることで、前述したネトラレの二大要素が緻密に積み上げられていきます。
 序盤はオナニーにすら後ろめたさを覚え、淫らであることを必死に否定するヒロインが、ゲームの世界ではセックス狂いに、現実ではオナ狂いに堕ちていく様にはなかなかのエロスがあります。

 ヒロインのキャラの立て方も上手いですし、キャラクターデザインの秀逸さにもとてもそそられますね。
 現実世界でのヒロインは『いかにもネットゲーム好きそうな控えめ女子校生』ですし、ゲーム内でのヒロインは『控えめ女子校生が好みそうな可愛らしいアバター』なのが非常にいいです。

 でもって、現実世界でもゲームの世界でも一貫して全裸にならないところも、当然評価高いです。

 素晴らしい発想とストーリーに秀逸なキャラクターデザイン、ボリューム感あるCG枚数と揃っていて、1000円を切るリーズナブルさ。これはもうオススメするしかねぇ!
 今回のこのCG集、三夜代先生のサークルが独自に制作したのではなく、イラストを外部発注された作品なのですが.....
 うーん、それでいてこの緻密な差分.....色々と大変だったろうなぁと、察するに余りある苦労を感じます.....


 .....とまあそんな感じで欠点らしい欠点もないのですが、強いて言えば、主人公とヒロインのカラミがもう少し濃くてもよかったのかなという気もします。
 性的なカラミではなく、互いの信頼関係を確認できるようなやり取りという意味でのカラミです。
 これは『欠点』というよりは、個人的にちょっと勿体無いなと感じる部分ですかね。

 お互いの信頼関係が直接的に描写されているのが最初の数ページだけなので、主人公視点での喪失感が『文章から感じられるヒロインの健気さや(ビジュアル的な)可愛さ』に依存してしまっているという点が、素直に勿体無いなー、と感じる部分ではありました。

 ヒロイン側も同様で、主人公に抱いている信頼感の大きさがあまり描写されていないので、淫らになってはいけないという理性のストッパーとなるはずの主人公の存在感が今ひとつ薄く、背徳感が当人の健気さに依存している感があります。

 ヒロインが主人公を信頼してたり、慕うような感情が確認できる場面がもっと多ければ、主人公にとってのヒロインの喪失感が、ヒロインにとっての主人公を裏切る背徳感が更に増して、よりバケモノめいた作品になっていたのでは.....と思うところです。


 ジャンルや発想として、このネトラレデバイスにはとても興味を惹かれる部分が多いです。
 めかぶ亭のフォロワーさん的には、こういう形でのネトラレってどういう評価になるんでしょうかね.....
 妖魔や淫魔に寝取られるレズ寝取られとかやりたいなぁ.....

 気付けば、作品をオススメするというよりなんだか個人的なレビューみたいな趣の記事になりましたが、大目に見てやって下さい.....

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