システム班開発日誌(3Dエロ脱出ゲーム)
お世話になっております。
えぃぴぃほりでーで3Dデザイン及びシステム等を担当しています。二郎です。サムネでなんかせわしなくキーボードをたたいている奴ですね。
開発日誌の方では、システム開発に関するつぶやきをちょこちょこしていこうかなと思います。ゲーム作ってみたいなという方や、ゲームがどのようにできていくのかに興味があるような方は少しは参考になるかも、と思っています。基本チラ裏だと思って、興味のある方だけ、暇つぶしにでも読んでもらえれば。
「システム開発」というほど大仰なものではないんですけどね笑…。
なんせ僕自身は本来は3Dが本業なんですが、最近UE4に出会って、折よく半無職のような状況になってしまい、その勢いでずぶずぶゲーム制作にはまっていって現在やっているという感じなもので…。
今回は、僕たちの開発環境についてお話ししようかと思います。
僕たちのゲームは、先ほどちらっと言ったUE4(UnrealEngine4)というフリーのゲームエンジンによって開発をしています。が、これがとてもすごいんです。公式サイトをちらっと見た感じでは、「なんかものすごいハイクオリティな3Dのゲームや映像を作るためのなんかすごいやつ」って感じなんですけど、当然そんな力を入れてがっつり作らなくてもいいんですね。
僕がUE4を入手して最初に作ったゲーム(アプリ)は「特定のボタンを押すと、登録してあったウェブサイトを開いてくれるアプリ」でした。 いや、そんなもんgoogleのブックマークでええんけ、というかゲームですらないやんけって思った方いるかもしれません。
実際その通りなんですが笑。
ただ、確かにそのとき目の前にあったのは、ただそれだけのアプリだったわけですけど、自分が時間をかけて組んだシステムが想定通り動き、効果を発揮するのを目の当たりにして「すげええええ」と興奮しました。そして、これについて学んで時間をかけて詰め込めば詰め込むほど、凄いことができるようになるだろうという手ごたえがあって、それですっかりのめりこんでしまいました。
ところでこのUE4、当然のことなんですけどPCだけではなくてスマホやタブレットやVRの機器などあらゆるもので動くアプリケーションを作成することができます。ちょっとした手順は必要ですが、自作のアプリやゲームを簡単に自分のスマホに入れ込んで、いつでも起動することができます。
誰でも自分のゲームやアプリを作って簡単にスマホに入れて持ち歩けるんですよ? やばない?
UE4は、ブループリントというプログラミング言語?で作成することができるようになっています。
上の画像のようなものがその例です。4つのブロックが一つのラインで結ばれているのがわかると思います。
これは左から ①キーボードの1のボタンを押すと→②「Hello world」と画面に表示する →③0.2秒だけ待つ→④「てなんかかっこいいよね」と画面に表示する というシステムになっています。
固有の機能をもった塊(ノードと呼ばれます)を任意に繋げていって、一つの大きなシステムを構築していくのがブループリントという言語の特徴です。
これによって、ガチガチにプログラミングを勉強してきた人でなくても、視覚的にわかりやすい形でプログラムをしていくことができます。また、いろいろなゲームのテンプレートのようなものは用意されているので、ほんの少し学ぶだけで簡単なゲームなら作れてしまうんですね。(しかももう少し頑張ればそれをスマホにいれて他人に見せびらかせる…)
こういったプログラミング言語は、ビジュアルスクリプトと呼ばれます。最近リリースされた任天堂の「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」と同じ仕組みですね。自分でソフトを持ってはないですがVtuberの社築さんが実況をやっていて、「任天堂スゲエな…」と思ってみてました。ゲーム制作が落ち着いたら買って遊んでみようかと思ってます。
ちょっと長くなってしまいましたが、伝えたいことは3つ。
①UnrealEngine4が好き
②任天堂はすごい
③今後はもうちょっと開発の内容や簡単なTIPsなんかを載せていきたい
伝わりましたでしょうか?伝わってなくても記事は終わってしまいます。明日は延滞している本を図書館に朝一で返しに行かないといけません。
皆様に早くゲーム本編を届けられるよう、一同頑張ります。
それでは、また。
システム班 二郎
(制作頑張る二郎の図)