鹿の王読んだ
ネタバレ注意
上橋菜穂子先生のファンタジー「鹿の王」をようやく読みました!!!
本屋さんで文庫本四冊いっぺんに買って置きっぱなしにしてたら映画がコロナで延期になって次の年に公開して映画先に見てうっひょーぅってなったあと、つい最近になってようやく読んだんで感想書いていきます〜!
超ネタバレ注意ですーー!!!!!!!
とにかく言いたい。
ヴァンさんえっちすぎるでしょ???!!!
作中主人公が二人いて一人は少数民族出身の男、ヴァン。
四十絡みの剽悍な男で、大国に挟まれて侵略されそうになった自身の氏族のために戦って、捕虜、奴○になってた男。
もう一人が過去に病で滅んだ大国の賢人の血筋で、医者のホッサル。
二十代くらいの若い男で優秀な医師。優秀過ぎて悪魔と寝たとか言われてる。お稚児とか言われてるのを見ると美形なんじゃないかなって思う!!!そうであってくれ!!!
ホッサルの恋人ミラルさんがさ~私の記憶が確かならば、ちょっとぽっちゃりしてるみたいに書かれてた気がするんだよね。めっちゃ好き……男も女もぽっちゃりしてる方が好き民だよぉ///
ホッサルもいい男だけど、まーーあヴァンさんがいい男でなーー!!!
もう捕虜になった時えっちな捕虜虐○あったでしょ??!!!!!!!ください!!!!!!!
「男が心惹かれる男」って表現はどういうことだよ!!!!!!!(公式)
そういうことだな?!だろ!!
……いや、大丈夫……大丈夫わかってる……やましい目で見る私が悪いのは重々承知……
ヴァンさんは独角という戦士集団の長だったんですけどその戦闘集団を評するのに「哀しい男たちの集団」てエモくない??
独角は少数民族の中で家族を失った男たちが集まって出来た集団なんだよ……
死に場を求めて戦う狂戦士ってエモすぎでしょ独角
それの長だったヴァンさん。妻子の元にゆく大義名分を得て密かによろこぶヴァンさん。そしてひとり生き残ってしまったヴァンさん……
哀しすぎる。
たったひとり白昼を永遠に歩き続けるのがお似合いのヴァンさん存在がエモーショナル過ぎて最高でした
幸せになれない強い男からしか得られない栄養素があります。
ちょいちょいさー
幼い息子と過ごした幸せな時とか朗らかに笑う妻の面影とかさー楽しかった少年時代の思い出とかをさー思い出すわけですよヴァンさんは
もののあはれを感じる……
文庫本三巻では特にヴァンさんが過去を思い出して、泣いてるの悲しいじゃん……
死んだ仲間を見て郷愁を思い出したり、してるんだよ。悲しみ……
ユナのこと娘って言うのとっても素敵。
失った家族を再び得るんだよぉ……
上橋菜穂子先生さては強い男に娘を育てさせるの好きか???ありがとうございます!!
映画ではめっちゃ簡単に時間経過がすぎてたけど、移民の家族と家族になれたの本当にうれしい……ヴァンさんとユナちゃんが帰った時にお母さんがやつれてたの本当につら。
けど、そんなお母さんを見て頭を下げるヴァンさん家族をかみしめて涙ぐむの本当によ゛がっだね゛ぇ゛ぇ゛ヴァ゛ン゛ざん゛ん゛
「身体が以前と変わってしまった」って言うヴァンさんに 「それを害だと感じているのは心であって身体ではない」っていうミラルさんの発言ドチャクソえっちね???
完全に快楽堕ちするときの感じじゃんね??!
楽しいおしゃべりの後で帰ろうとするヴァンさんに対して寂しそうな顔するホッサルかわいすぎか???
そんなホッサルに、息子の面影を見てるヴァンさんまじお父さん。
心がぽかぽかするんじゃぁ///
サエさんとヴァンさんどうなるんだろ……早くくっついて……しあわせな家庭を築いて欲しい……せつない!!!
結局切ないラストは映画と同じ雰囲気なんですけど!!!?
結局群れを守れる力のあるモノが自分を犠牲にして、みんなを生かすために狼の群れに躍り出るの……鹿の王じゃない……
悲しいじゃない……再びできた身内を守るために、大事な身内を再びなくさなきゃならないの?辛すぎるじゃんヴァンさん……
幸せになれない男からしか接種できない栄養素がある……
しかし映画と違う部分にかなり救われたのも事実。
ヴァンさんが置いていった家族が、ヴァンさんを見捨てないために追いかけてくるの本当にわずかだけど救いがあった。
怪我をして、ヴァンさんが去って行って絶望してるサエさんのもとに灯りを持ってやってきたユナと若者たちは本当に希望なんだよ……
「おちゃんはだめだな~」って言うユナはほんと希望なんだよ……
エピローグでホッサルが感じてる希望みたいな楽天的な印象を信じるなら、ヴァンさんあのあと家族のもとに帰れるよね……帰れててくれ。
サエさんと所帯を持って幸せに家族と暮らしてくれ。ユナがかすがいなんだよぉぉ……
本当に良かったの……また読みたいし、続きの話も出てるみたいだから早く読みたいし。出来たらヴァンさんが家族のところに戻ったって話を読みたい……
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