ねこ巫女籠城ゲーム開発(お城アセットの購入と調整)
今回は Japanese Modular Castle アセットを購入して HDRP から Built-in に変更しました。
やったこと
城郭アセットの購入
とくに理由もなく、気になっていた Japanese Modular Castle アセットを購入しました。このアセットは $98.99 なので、昨今の為替レートで買うのは少し勇気が必要でした。
そして買ってから気付いたのですが、このアセットは HDRP のみ対応だったので、買った直後は全体がピンク色の表示になっていました。Unity あるあるです。
Unity では描画において Built-in, SRP, HDRP があって、HDRP はリアル寄りの表現がしたい場合によく使われているそうです。
ただ、この ねこ巫女籠城ゲーム開発では、
- VRoid Stduio モデルを描画するのは Built-in が楽。
- Terrain と草木の描画に使っている The Illustrated Nature アセットが Built-in 対応のみ。
と、使っているアセットの関係で Built-in で開発しています。私の Unity パワーが不足していて「これは Built-in 対応らしいけど URP にして使うか」とかはできていません。
城郭アセットを Built-in で使う
なので、購入した HDRP 対応アセットを Built-in で使えるように調整します。
「アセットの作者は HDRP で綺麗に描画してほしいんだろうな」と思うと少し心が痛みますが、必要なので変更します。
やったことは「Materials にある各マテリアルの Shader をとりあえず Standard にして、名前に対応するテクスチャを登録し直した」です。
↓ Materials フォルダ
↓ Standard Shader を変更している様子
具体的には、マテリアルが M_Fish の場合は Standard Shader の Albedo を T_Fish に変更して、Normal Map を T_Fish_N に設定しました。
あと、設定してないファイルに T_Fish_M があるのですが、これはマスクファイルで、Unity の マスクマップとディテールマップ のページによると、メタリック、オクルージョン、ディティールマスク、スムースネスを色の各チャンネルに格納したもののようです。なるほど?
本来の表現によせるには、このファイルを分けてそれぞれを登録すればよさそうです。
ただ、ここまででピンク色でないモデル描画ができたので、マスクマップを登録するのはまたいつかやります。
↓ 描画できた様子
まとめと今後の予定
なんかこう、突発的にモデルのアセットを購入したので、プロジェクトに取り込んで描画してみました。
今更ですが、城郭の描画にこのリアル寄りのアセットを使うとすると「あれ? 神社や町の建物もリアル寄りにすべきなんじゃないの?」という気がしてきて本当に悩ましいです。私はモデル作成は得意ではないので。
あとは、私のゲームで使いやすいようにモデルをもっと細かいパーツにする必要もあります。
なので引き続き Magica Voxel でモデルを自作しながら開発して、余力があれば見た目を変更できる機能で選べるものとして、このモデルを使えるようにしたいと思います。がんばります。