大洪水!8
おねしょしたショーツを穿いて登校する羽目になってしまった美春。
体育の授業を受けて汗でぐっしょりかき、ふと視界の隅ある『角』を見つけてしまう。
『角』の誘惑にムラムラきてしまった美春は、ブルマに覆われた秘筋をあてると――。
(おぱんつ、もうヌルヌルだよ……。おまた、かゆいぃ~っ)
体育の授業が終わるころ、美春のおねしょショーツはすでに限界を超えて濡れそぼっていた。
おしっこと汗、そしてエッチな汁がショーツに染みこんで、おもらしをしたかのように、ぺったりとお尻に貼り付いてきている。
「あとはこのコーンを片付けたらお終いっと」
体育係である美春は、体育の授業で使った用具を片付けるのも仕事の一つだった。
あまり要領のよくない美春は、六時限目の授業の体育のときはいつも用具を片付けているうちに放課後になってしまう。
もっとも、帰りのショートホームルームを免除されているから、ちょっとくらいだらだらしていても怒られないんだけど。
気を抜いてもいいときは、トコトン抜く。
それが美春の生き方だった。
「ふう、これでお終いっ。今日も一日お疲れ様でした♪」
薄暗い体育倉庫に赤の三角コーンを片付けて、美春は額の汗を拭う。
あとはもう、制服に着替えて帰るだけ――。
そのときだった。
視界の隅に、机を見つけたのは。
「……えっ」
その瞬間、美春は自らの身体に起きた変化に戸惑ってしまった。
薄暗い体育倉庫に置かれている机が、突如として誘惑してきているように思えてしまったのだ。
丸く面取りされた、机の角。
その部分が、急に魔性を帯びているように見えて――。
ゾワリ、
股間がムラムラしてくると、同時にこみ上げてきたのはかすかな尿意だった。
今となっては尿意でさえも、官能のスイッチが入るようになってしまっている。
美春は、既に自分でさえも気づかないうちに取り返しのつかない性癖へと踏み外していたのだ。
「机の、角……。やだ、おまた、ムラムラしてきちゃってるよ」
薄暗い体育倉庫で発情している自分がいる。
汗でお尻に纏わり付いてきているショーツとブルマ……、その秘唇に当たる部分が熱を帯びてくる。
ただでさえヌルヌルで気持ち悪いクロッチに、更に熱いヨダレが重ねるようにして塗られていく。
その不快感でさえも、美春にして見れば官能の階段を昇り詰めるためのスパイスとなってしまう。
もう、後戻りできないところまで美春の身体は『目醒めて』しまっているのだ。
「おまた、ムラムラして、我慢できないよ」
幸いなことに、薄暗い体育倉庫には美春一人しかいない。
しかも他の生徒は今ごろ帰りのショートホームルームに出ているから、しばらくは部活も始まらないはずだ。
「エッチなこと、できちゃう……。しちゃ、ダメなのに……」
だけど一度官能の炎が燻ってしまった瑞々しい身体は、鎮まってはくれなかった。
燻ってしまったら、若さを燃やし尽くすしかないのだ。
「机の…………角」
「………………ンッ!」
机の角に、股間を当て――、
直後だった。身体中を、甘美な電流が駆け抜けていったのは。
既にクリトリスが包皮を脱ごうとしているのだ。
……ショーツを穿いたままだと言うのに。
「……あっ」「あっ、ああぁ……っ」
グジュ……、グジュ……、グジュジュ。
股間を机に押しつけるたびに、紺色のブルマからはヌルリとした体液が滲み出してきた。
角オナ――、
学校でこんなことしたらいけないのに。
理性ではわかってはいるけど、背徳的な発情を抑えつけることは、できなかった。
「んっ、んっ、あっ!」
「だ、だめぇ……っ。学校でこんなことしちゃ……んっひ!」
「誰かに見られたら……あっ、あんっ! 大変なことになっちゃうのに……んっ、ふうぅ!」
グジュジュッ!
ジュッ、ジュッ、ブジュッ!
薄暗い体育倉庫に、淫靡な水音が響き渡る。
美春の太ももは鮮やかな桃色に染まり、内股はヒクヒクと歪に波打っていた。
それだけブルマのなかの股間も痙攣していると言うことだ。
「んっ、あっ! あっ、あひっ! おまた……っ、ううっ、ジンジンして……あっ、あんっ」
グジュグジュグジュグジュッ!
最初は控えめだった腰の動きはやがて波打つように大胆になり、ガクガクと机を揺らすほどにまでなる。
ブルマから淫汁が溢れ出し、酸味を帯びた湯気を漂わせていた。
その官能の熱に、股間が溶かされてしまったとでも言うのだろうか?
「あっ、あううっ」
ゾワリ、
背筋を駆け抜けていく寒気のような感覚は、尿意に間違いなかった。
「ヤバ……ッ。おしっこしたくなってきちゃった……。で、でも……ううっ、あと、もうちょっとで……んっ、はううっ」
ガクガクと机を揺らしながら、美春の角オナは更に激しいものになっていく。
内股をヌルヌルとした滝が落ち、ブルマからは汗とは違ったツーンとした酸っぱい香りが立ち昇ってくる。
美春は、確実に官能の階段を登り詰めようとしていた。
「ううっ、も、漏れる……ッ。ヤバい、ヤバいよ……っ。このままだと漏らしちゃうのに、腰が、止まらなくなって……んん!」
このまま登り詰めたら失禁してしまう。
学校でおもらしだなんて。
しかも、ブルマ姿でおもらしなんかしたら、汗……、と言い張るにはちょっと無理がある。
スカートを穿く前に誰かに会ったら、言い訳できないということだ。
それでも――、
美春は官能のままに波打つ腰を止めることができなかった。
「うっ、んんっ! はぁ! はぁ! はぁぁ!!」
腰の動きは小刻みに。
しかしクリトリスを圧迫しようとギュッと机の角に押しつける。
股間から透明な粘液が迸り――、
「んっ、んんんん――!!」
色気もなにもない、獣のような低い呻き声を漏らし、美春は絶頂していた。
ガクンッ! ガクンッ!
ガッッッッッックンッ!!
「ううっ、腰が、勝手に……ううー!」
腰が痙攣し、桃色に染まった瑞々しい太ももが官能的に波打つ。
痙攣するたびに官能を味わい尽くそうと、机の角に股間がぶつかってしまい――、
「あっ、だめっ」
ぷっしゃああああああああ!
ついに美春はおしっこを噴き出してしまう。
ブルマからレモン汁のスプラッシュが散って、地面へと落ちていく。
机の角に股間を押しつけておしっこを止めようとするけど、ガクガクと腰が痙攣して、そのたびにおしっこを噴き出してしまう。
「あっ! あっ! あっ! ぐぅっ!」
それでも無理に股間を押しつけ――、
だけどおしっこがそれだけで止まってくれるはずがない。
「はぁ、はぁぁぁぁぁ……んっ」
じょぼぼぼぼぼぼぼぼ……。
股間を角に押しつけても、おしっこは漏れ出してきてしまう。
ブルマから滲み出してきたおしっこは内股を伝い落ち、靴下を侵食し、スニーカーへと溜まっていく。
スニーカーから溢れ出したおしっこは地面へと水たまりとなって広がっていった。
「漏らしちゃってる……あううっ、おしっこ、漏らしちゃってる……。どうしよ……、後片付け、大変になっちゃうのに……」
しゅいいいいいいい……。
取り返しのつかない温もりが、下半身を侵食していく。
一時の快楽に身を任せても、そのあとに後悔の念がこみ上げてくるというのに、美春には失禁を止めることができなかった。
せめてしゃがみこめば、これ以上スニーカーを汚すことはないのに……、美春は、机の角に股間を押しつけ、快楽を貪るかのように失禁する。
「ダメ、なのに……っ。うううっ、あうう!」
ブルルッ!
しゅいいいいいい……ブジュルッ!
美春は一際大きく身体を痙攣させると、失禁は突然の終わりを告げた。
股間からはネットリとした体液を噴き出し、ブルマから粘着質な湯気を残して。
「はぁ、はぁ、はぁ……っ。ひっくっ。しゅ、しゅごかったぁ……。はぁぁ……」
身体の奥底に燻っている官能の炎とともに、絶頂後の気怠げな時間を過ごし……、
机に力なく倒れ込み、ときおり腰が痙攣する感触を楽しむ。
だけど、そうしているうちに濡れそぼったショーツとブルマは冷えてきて、ぺったりと気持ち悪くお尻に貼り付いてきた。
☆ここにブルマでおもらしのイラスト☆
「なにしてるんだろ、私……」
おもらしをしたら大変なことになってしまうのは分かっているのに。
それなのに、快楽に負けてショーツを穿いたまま尿意を放ってしまった。
「もう靴のなかもグチュグチュだよ……。どうしよう」
スニーカーは雨のなかを歩いてきたかのようにぐしょ濡れになっていた。
靴下ももうぐしょ濡れだ。
だけど不幸中の幸いか、紺色のブルマはよほど凝視をしなければおもらしをしたと分からない……、と思う。
「早くスカート、穿かないと」
結構長い時間、体育倉庫でオナニーに耽ってしまっていたらしい。
体育倉庫の外からは部活動の金属バッドの鳴り響く音や、ブラスバンドが聞こえてくる。
美春は校庭の隅を、プラタナスの影を拾いながら更衣室に。
そこで着替えの入った袋を持ってトイレへの個室と駆け込む。
「ふう、誰にも会わなくて済んだぁ。さて、パパッと着替えちゃわないとね」
体操シャツを脱ぎ、ブルマを脱ごうとして……、
しかしその手が止まってしまう。
どうせスカートで隠れるのだ。
この濡れそぼったブルマとショーツを穿いて下校したら、どんなにドキドキすることだろうか?
「うそ、熱く濡れてる……?」
事実、体育倉庫からこのトイレの個室に辿り着くまでに、クロッチの裏側には熱い染みが広がっていた。
誰かにおもらししたブルマをバレるかも知れない……、そのスリルに、美春は無意識のうちに興奮して濡れてしまったのだ。
「……んっ!」
美春は濡れそぼったブルマとショーツを穿いたまま、黒タイツを穿いていく。
黒タイツの締め付けに、秘芯から甘美な電流が走る。
「スカートで隠せば、誰も気づかないよね……」
制服を着て、スカートの裾を正すと、美春はトイレの個室から出た。
大丈夫。
あとは下校するだけなのだ。
美春が変態性癖に目覚めようとしているだなんて、誰も想像さえもしないだろう。
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脳天気な少女は、おもらしすることに快楽を覚えてしまっている。
もう、戻れない――。