陰キャラでなにが悪い!1
学校では常に日陰にいるような少女・千影。
高校二年生の千影は、
黒髪ロングは無造作に伸びたボサボサ頭、無口で猫背、チビでジト目で根っからの陰キャラ。
だけど人一倍エッチなことには好奇心旺盛だった。
と、言うわけで新作小説の更新です!
イラストはあしぶさん(ツイッター:)にお願いして描いてもらっています!
それでは小説をお楽しみください!
●1章目 深夜、こっそりオナニー。
「……ぱんつ、ぬるぬるになってるし」
時は草木も眠る丑三つ時。
官能小説を読みながら、
ポツリ、
と呟いたのは、一人の少女だった。
白のワンピースタイプのパジャマで包んだ小柄な身体は痩せ細っていて、お世辞にも女の子らしいとは言えない。
肌は病的なまでに色白で、それとは対照的にお尻を隠すほどにまで伸ばされた黒髪は艶やか。
だけどその黒髪は綺麗に整えられているというよりも、無造作にここまで伸びてしまった感がある。
そんな少女は、自分の部屋のベッドにうつぶせになって本を読んでいた。
「無数の触手たちが魔法少女の四肢に絡みつくと、服の上から乳房を蹂躙していく――ふふっ、たまんねぇや」
少女が読んでいたのは、いわゆる官能小説というやつだった。
メインターゲットは男性向けなのだろうけど、昔からこの手の小説をよく読んでいた。
こんな少女の名前を、
小野千影(おの ちかげ)、
という。
同じ年頃の女子たちはすっかり女性らしい体つきになっているというのに、千影は私服を着ていると小学生の男子と間違われてしまうくらいにチビで貧乳だった。
だけど、頭と身体つきは男っぽくても、千影の秘部はどうしょうもないくらいに少女なのだ。
(エッチなこと考えてたらムラムラしてきちゃったよ)
ベッドでうつぶせになっているとショーツがヌルヌルしてきているし、それに貧乳とはいえ乳首が張って擦れて痛い。
千影はベッドから降りると、ぺたとりフローリングの床にお尻をついて座る。
ワンピースタイプのパジャマを捲ってみると……、
むわ……っ
千影自身でさえも甘ったるく感じるほどの女臭が立ち昇ってきた。
こうなってしまったのも、暇つぶしに読み始めた官能小説が思っていた以上に面白くて感情移入してしまったから。
(ネコさんショーツ、ぐしょぐしょになっちゃってるし)
千影が愛用しているのは、白のコットン100%のふかふかショーツだ。
ネコさんの顔が描かれたフロントプリントのデザインが気に入っている。
そんな子供っぽいショーツは、おもらしをしたかのように愛液で濡れそぼっている。
女の子の恥ずかしい染みを隠すための二重布……クロッチは既に外染みができて縦筋に食い込んでいて、
ヒクク――ッ、
おまたが痙攣すると、縦筋に食い込んでいるクロッチも痙攣してみせる。
(男はいいよね、興奮してもチンポが勃つだけだし。女はエッチな気分になるとショーツ汚しちゃうなんて)
千影は特に濡れてしまう体質らしかった。
……ただ単にいつもエッチなことを考えているだけだということもあるけど。
さっきお風呂に入って新しいショーツに換えたばかりだというのに、もうおもらしをしたみたいにグッショリだ。
(まだ深夜アニメ始まるまで時間あるよね)
時計を見て時間を確認。
あと十五分はある。
それならどうせショーツを換えるなら、その前にオナニーをしておいたほうがいいだろう。
このままムラムラしっぱなしだと、ショーツを換えてもすぐに汚してしまうだろうし。
(ちょっとオナニーしよ。オナろう)
フローリングにお尻をついて座っている千影はお行儀悪く足を投げ出すように開くと、ワンピースのパジャマを脱いでパンツ一丁になる。夜はノーブラ派だ。
千影は汁が多いから、いつもパジャマは脱いでから『する』ことにしていた。
だけどショーツは脱がない。
お尻に貼り付いてくるぐしょ濡れのショーツを穿いていると、なんだかエッチな気持ちになれるのだ。
「むう……。今日も大きくなってない……」
パジャマを脱いで下着姿になった千影は、面白くなさそうに唸ってみせる。
今日もまな板のようにペッタンコのままなのだ。おっぱいが。
そのくせ乳首はレーズンのように張っていて、触ると痛痒い。
「はぁ……、もうトロトロになってるよ」
ショーツのなかに小さな手を入れると、そこは既に生卵の白身を流し込んだかのようにトロッとしていた。
クチュリ、クチュチュ……。
ショーツのなかで指先を蠢かせてみると、くぐもった淫靡な音が聞こえてくる。
指先を縦筋に沿って食い込ませていき、肉ヒダをゆっくりと掻き分けていく。
すると、
――ドプリッ、
ネットリとした愛液が溢れ出してきて、ショーツから滲み出してくる。
「はぁ、はぁ、はぁ……っ」
千影くらいの年頃の女の子だったら、恥毛が生え揃っていてもおかしくないのだろうけど……、事実、修学旅行に行ったときとかお風呂では千影以外の子はみんな生え揃っていた。
だけど、千影の美丘は、産毛さえも生えていていないパイパンだった。
それでも淫汁は人一倍漏らしてしまう。
クチュクチュと細かく指先を震わせながら、少しずつ昇り詰めていくと、
チリリッ!
「んっ、んんっ!」
股間から生み出される微弱電流に、千影は顔をしかめてしまう。 剥けてしまっているのだ。
少女の真珠――、クリトリスが。
そこは女の子の身体で一番敏感な部分。
千影はその真珠へと触れると、
「はっ、あんっ」
全身を甘美な電流が駆け抜けていく。
その刺激がくると分かっていても、エッチな声を漏らしてしまうほどに強烈な電流だった。
「クリがいいんだよ、クリが……あっ、あうっ!」
クチュ、クチュクチュクチュチュ。
クリクリと細かく指先を振動させてクリトリスを刺激していくと、秘筋から止めどなく熱い愛液が溢れ出してくる。
それはまるでおもらしをしたかのように。
「んっ! んっ! んんん~! ウウッ! メレンゲみたいに……泡立ってきたぁ……っ」
ショーツのなかでは愛液が泡立ち、股間から汗と酸味を帯びた香りが漂ってきた。
歯を食いしばり、痺れるような快楽に嬌声を上げるのを我慢する。
だけどどうしても獣のように低い声が漏れてしまう。
「うっ、ううう! うっうん!」
クチュチュチュチュチュッ。
――ゾクリッ。
「はぁうっ!?」
クリトリスを重点的に責めていると、突然冷たい感触が込み上げてくる。
この感触は間違いない。
尿意だ。
(せっかくいいところなのに中断なんてできないし! いいや、このまま最後までしちゃえ!)
クチュチュチュチュ!
フィニッシュに向けて一気にラストスパートをかけようと思うけど、だけど千影の小さな身体はすっかり官能に緩みきっていた。
赤ん坊のようにツルンとしたパイパンが引き攣るように痙攣すると、
「んあ! あっ! ああー!」
ぷっしゅう! ぷっしゅう!
ぷっっっっしゅううううう!
快楽のあまりに緩んだ尿道から、勢いよくおしっこを噴き出してしまう。
それはまるでクジラが潮を噴いているかのようだった。
ショーツのなかに突っ込んでいる手のひらにおしっこが弾け、フローリングの床におしっこの水たまりが広がっていく。
「あっ」「うっ!」「うう!」
「と、止まら、ないぃ……!」
キュン! キュン!
無毛の秘筋が痙攣するたびに、
ぷしゅ! ぷしゅっ!
ぷっしゃあああああ!
勢いよくおしっこを噴き出してしまう。
もうこうなってしまうと、止めることなどできるはずがなかった。
性的に興奮すれば、秘筋が開くようになっている……、それはつまり、それだけ漏らしやすくなってしまうと言うことでもある。
「あっ、うう! おしっこ……、噴き出してきて……うっ、うん! もっ、もっとぉ……っ」
しゅいいいいいいいい……。
クチュ、クチュクチュクチュ。
漏らしながらも、千影は快楽を貪るかのように
(あっ、く、くる……! 大っきいの、くる……!)
ゾクッ、ゾクゾクゾクッ!
クリトリスから生み出された電流が背骨を駆け抜け、脳天を穿っていく。
だらしなく投げ出している両脚の内股が、引き攣るように痙攣してくる。
絶頂が近かった。
それでも千影は指を小刻みに痙攣させていく。むしろ、その力を強めていく。
そして――、
「んっ! んんん! うっ、うう!」
「イッ!」「イッ!」「イッ!」
「………………イグ!」
ぷっしゃあああああああ!
ジョボボッ! ジョボボボボ!
その瞬間、塩とも小水とも分からない体液が股間から噴き出す。
染み一つない内股は桃色に染まり、
キュン! キュン!
秘筋が痙攣するたびに内股までも痙攣する。
「イッ! イッ! ……ウウッ! イッて、りゅうう~~~!」
千影は股間を押さえながらも絶頂感に身体を震わせていた。
ショーツのなかの、千影の一本筋――、
そこは、
キュウウウウウウ!!
じょぼっ、じょぼぼぼぼっ。
一本筋は引き攣るように痙攣し、そのたびに官能に白濁した本気汁が溢れ出してくる。
「うっ! うううっ! うっ、はぁぁぁぁ……ッッッ!」
ひとしきり痙攣すると、千影の小さな身体は完全に脱力する。
それでも、ヒクッ、ヒククッ!
思いだしたかのように痙攣すると、
しょわわわ~~~。
すっかり弛緩したおまたから、おしっこが漏れ出してくる。
小さな身体のどこにこんなにおしっこがあったのか……、千影自身でさえも驚くほどに、フローリングの床にはおしっこで大きな水たまりができあがっていた。
☆ここにおもらしオナニーのイラスト☆
「はぁぁ……、気持ちいいよぉ……」
千影はショーツに手を突っ込んだまま、ときおり痙攣しながら呟く。
男の絶頂は射精すればすぐに収まってくれるけど、女の絶頂はザーメンを搾り取らなければいけないぶんだけ長く続いてしまう。
クチュ、クチュクチュ……。
千影は絶頂の残滓を名残惜しむかのように秘筋をゆっくりとかき混ぜると、お尻を中心としてできあがった官能の泥沼は少しずつ醒めていくのだった。
(あぁ~、気持ちよかったー。でも男みたいに射精してみたいなー。気持ちいいだろうなー)
ふとそんなことを考えてしまう。
絶頂感が一瞬にして押し寄せてくるというのは、いったいどんな気持ちなんだろう?
絶対に気持ちいいに決まっている。
(エロゲーの主人公みたいにザーメン噴き出してみたいなー。あー、射精してー)
思い立ったが吉日だ。
千影は気怠げに身体を起こすと、おしっこの湖を手早くバスタオルで拭き取る。
そしてノートパソコンを立ち上げると、お風呂上がりみたいにレーズンみたいにふやけきった指先でタイピングしてパパッと検索。
「えーっと、なになに? 射精っていうのはぁ、おしっこを限界まで我慢してから出すと、似たような感覚を味わうことができる、と……なるほど」
ネットで検索してみると、おしっこを我慢すればいいということがなんとなく分かった。
だけど、どれくらい我慢すればいいか、具体的なことは分からない。
「ま、細かいことはいいか。とりあえず我慢すればオッケーっていうことだよね」
千影は濡れそぼったネコさんショーツを換えると、部屋にある小さなテレビをつける。
そろそろ深夜アニメが始まる時間だ。
(オナニーしてスッキリしたし、深夜アニメ見ないと。やっばりリアル視聴に限るよね)
スッキリツヤツヤになった千影の夜は、こうして更けていくのだった。
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今日はここまで。
射精に興味が湧いてきた千影が取った行動とは?
楽しんでもらえたら嬉しいです!