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2022年 10月の記事 (11)

レモネードオアシス 2022/10/28 09:13

百合の館13

最終回です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

おむつ貞操帯のなかで混じり合う二人のビターチョコレート。
そのおむつをマッサージされて、朱里の意識は飛んでしまう。


目次

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 くぐもった恥ずかしい水音が、おむつ貞操帯から鳴り響く。
 なんとかおしっこを止めるも、ツキーンとした痛みに尿道が襲われる。

「もうおもらししちゃったんだ。」
「あっ、あう! 温かいお姉様がおまたに食い込んできて……あっ、ああん!」
「こんなに酷いことをされてるのにおもらしするだなんて、なんてイケナイ女の子なのかしら。もっとお仕置きが必要みたいね」
「そ、そんな……ひっ、ひいい!?」

 朱里は引き攣った悲鳴を上げてしまう。
 なにしろ、紫帆はおむつ貞操帯の股間の部分に手をあてると、丹念にマッサージを始めたのだ。

「んぉっ! ら、らめ! 熱いのが食い込んでくるぅぅぅ!」

 ぬちゅっ、ぬちゅっ、ぬちゅっ!

 突然始まった紫帆からの愛撫に、朱里は舌を突き出して喘ぐことしかできない。
 そればかりか、目からは涙、鼻からは鼻水、口からはヨダレが溢れ出してきていた。
 全身の毛穴から脂汗が噴き出してきて、朱里の身体は熟れた果実のように赤く染まっている。

「んっんぐっ! カハッ! あっああう! うっ、うううう!」

 ぐじゅっぐじゅじゅっ! ぬちょっ!

 それでも紫帆は、おむつ越しに股間をマッサージしてくる。
 朱里はカエルのように足を開き、その愛撫を甘受するより他なかった。
 ジタバタと足掻きながら。

「んあっ、ひっ、ひいいいいいん!」

 ぷしゅっ!
 しゅわわわわわわわわわわわわわ!

 朱里は快楽のあまりに失禁していた。
 せっかくおしっこを我慢していたというのに。
 そればかりか、緩んでしまったのは尿道だけではない。

「ら、らめぇぇぇぇぇっ」

 にゅるるるるるる!

 肛門までも弛緩して、熱くて柔らかいものが溢れ出してくる。
 それはおむつのなかで紫帆がくれたプレゼントと混じり合って攪拌されていった。

「ううっ、わたしと……っ、お姉様が混じり合って……ああん!」

 ぐちゅっ! ぐちゅちゅ!

 紫帆のマッサージによっておむつのなかがグチョグチョに混じり合っていく。
 二人分の温もりが混じり、更に熱を宿しているようでもある。

「んぉっ、おおおおお!? おごっ!」

 ぬちゅっ! ぬちゅちゅっ! ぐにゅにゅう!

 朱里は白目を剥いて、舌を突き出しながら下品な喘ぎ声を上げてしまう。

(もっと、可愛く喘ぎたいのにいいい!!)

 心のなかでは、もっと女の子らしくて可愛い声を上げようと思っても、圧倒的な快楽の前には無力だった。
 口から吐き出されるのは、獣のような下品な声。

「ンッ! んごっ! おおおっ! おごっ!」

 ぐにゅっ! むにゅっ! むにゅううぅ!

 熱く柔らかな感触が股間に食い込んできて、朱里のクレヴァスからは熱い蜜が溢れ出してきていた。
 それどころか子宮も熱く疼き、蕩けそうになっている。

「朱里のおまた、おむつ越しでも熱くなってきてる。気持ちいいのかしら?」

 その問いかけに、朱里には応える余裕は残されていなかった。
 ただ、口からは下品な喘ぎ声が溢れ出してきていて、

「えげっ! げぇぇっ!」

 ピーン……!

 ついに朱里は身体を弓なりに反らして、

 じゅもも!
 じゅももももももももっ!

 クレヴァスから本気汁を噴き出しながら悶絶する。
 白目を剥いて、口からは舌を突き出し。
 更には鼻水に、ヨダレ、汗で輪郭はドロドロになっている。

「げっげぺ……っ」

 悶絶したことで尿道も、肛門も弛緩していた。
 朱里は顔面の穴という穴、下半身の穴……身体中の穴という穴から体液と老廃物を漏らしながら絶頂することになった。

 シュイイイイイイイイイイイイイイ……。
 ブリブリブリッ!
 ブボボッ! ビチビチビチッ!

「げっぶ……げげぇ……っ」

 ビクンッ! ビククッ!
 ビクッ! ビクンッ! ビクッ!

 気を失っても痙攣は続いている。
 一度絶頂した若い女体は、最後の一滴まで精液を吸い尽くそうと膣壁を毛羽立たせて痙攣し、子宮までも蠢動させている。

「あら……ちょっとやり過ぎちゃった……かな?」

 ぶぼぼぼぼぼっ!
 ブリブリブリッ! ブリュリュッ!
 しゅわわわわわわわわわわわわわわわ!

 おむつ貞操帯からはくぐもった噴射音と爆音が止まらなくなっていた。
 朱里は白目を剥いて舌を突き出し、身体を弓なりに反らして痙攣している。

 ブボボボボッ! ブチチチチ!
 しょおおおおおおぉぉぉぉぉ……。

 すでに気絶している朱里が羞恥心を感じることは、もうない。
 なんの躊躇いもなく大小を垂れ流し、顔面からもヨダレや鼻水、汗、涙までも垂らして白目を剥いている。

 ヒクンッ! ヒククンッ!

 弛緩した朱里は、しかしその内股は桃色に染まってヒクヒクと痙攣している。
 それはおむつ貞操帯に覆われている秘筋が気を失ってさえも痙攣していることを示していた。
 それは気絶してもなお、朱里の身体には取り返しのつかない性癖が植え付けられている瞬間なのかもしれない……。

        ☆

「ふみゅ……?」

 朱里が目を覚ましたのは、唇に感じる柔らかい感触のせいだった。
 うっすらと瞳を開くと……、

「あら、お目覚めかしら、お姫様」
「んにゅぅ……?」

 すぐ至近距離に紫帆の顔があって、これはきっと夢なのかと思う。
 それに身体に密着している温かい感触は、羽毛布団のように柔らかい。

「あれ……お姉様と一緒に寝てるなんて……夢?」
「ふふ、それはどうかしら。もう一度、あなたの唇に聞いてみましょうか?」
「……ンッ」

 再び紫帆の顔が近づいてきて……反射的に瞳を閉じると、唇に感じられるのは柔らかくて甘い感触。
 朱里のおまたは無意識のうちに熱くなり、そして弛緩し――、

 しゅいいいいいいいいいいいいい……。

 ぼんやりとした意識のなか、朱里は失禁していた。
 おまたがじんわりと生温かくなって、その感触にお尻までも撫で回されて溶かされそうになる。
 それでも安心だ。
 なにしろ、朱里はおむつ貞操帯をあてているのだから。

「あぁぁ……おしっこ……気持ちいい……。それにお姉様の唇も温かくて……甘いの……」
「あらあら、おもらしをしちゃうなんてせっかくショーツを穿かせておいてあげたのに」

 くちゅりっ。

 おもらしに濡れて熱くなっている縦筋に触れるのは、紫帆の指先。
 細くて、柔らかくて、それでいてどこか芯のある指先の感触。

「……え?」

 その感触に朱里は不意に違和感を感じる。
 おむつ貞操帯をあてているにしては、紫帆の指先の感触がしっかりとしているような気が……?
 紫帆の指先に、急速に意識が覚醒していく。
 そうだ紫帆にお仕置きを受けるために部屋にきて、それで、それで……!

「えっ、あっ、ちょっ!?」

 慌ててベッドから飛び起きる。
 そして自らの腰のあたりに視線をやると――、

「う、うそ……」

 朱里は絶句してしまう。
 なにしろ、おむつ貞操帯をあてていたと思っていたのに、朱里はショーツを穿かされていたのだ。
 しかも、紫帆がいつも穿いている純白のショーツ。

「おむつじゃない!? しかもお姉様のぱんつ……!」
「あらあら、せっかくおむつを外してあげたのに、まだ必要だったかしら?」
「うう……ごめんなさい……」
「いいの。気にしないで」

 身体を起こした紫帆に抱きしめられて、再びベッドに横になる。
 おもらしをしてしまったというのに、紫帆はなんの躊躇いもなく抱きしめてくれた。

(お姉ちゃんみたいで……、お母さんみたい)

 それは朱里が忘れていた……もしかしたら、知らない感触。
 紫帆の柔らかく温かい腕に抱かれて、朱里は強ばっていたからだから力を抜き、瞳を閉じた。


おしまい!

ここまで読んでくれてありがとうございました。
楽しんでくれている人がいてくれたら嬉しいです。

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レモネードオアシス 2022/10/27 10:33

おもらしな快楽8

いつも温かいご支援ありがとうございます。

きのうは温泉に行って三時間ほどほぐれてきました。
急に寒くなってきたので温泉がとても温かく感じられました。

今日も同人誌の公開です。
楽しんでもらえたら嬉しいです。


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

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 ブリッ!
 ミリミリミリミリミリ!

 もうトイレに間に合わない……。
 醜悪な茶色い香りをまとったまま校舎に入れば、授業中の静かな廊下が騒ぎになってしまうに違いない。
 それならば、少しでも早く楽になったほうが良いじゃないか。
 悟ってしまった雫は、逃避するかのように校舎裏へとやってきて、そして。

「あっ! あっ! あっ!」

 モリモリモリモリモリ!
  ぶふぉ! ぶふぉふぉ!

 壁にうなだれるかのように向き合って、大きな腰をキュッと後ろに突き出す。
 その瞬間――。
 雫のヒップラインが大きく膨張し、もりもりと蛇のような輪郭を浮き上がらせる。
 たった一瞬だけゆるんだ括約筋の隙を、見逃してくれるはずがなかった。

「コ、コロニー落としが……! ぱんつのなかにっ!」

 めりめりめりめりめり!
  ブリッ! ブリブリブリブリ!

 直腸から長い1本の物体が漏れ出してきて、ショーツのなかが経験したことがないくらいに重たくなる。
 カチカチうんちはショーツとスパッツの張力に潰れると、いびつに形を歪めながらもヒップラインを押し上げていった。

「あっ! おっ、おご……!」

 ブリブリブリ!
  にゅるるるるるるるる!

 やがてうんちにも変化が現れる。
 カチカチだったうんちがだんだんと柔らかくなってきたのだ。
 柔らかく、熱くなってきている。

「うっ、はぁぁぁ! ら、らめ……! 溢れ出してくる……!」

 ブリュリュリュ!
  ブリッ! ブボボボボ!

 身体の奥のほうにあるうんちは、恐らく便秘薬の影響をより多く受けているのだろう。
 うんちは柔らかくなっていき、直腸をするするとすり抜けていく。
 待ちに待った排泄の快楽を味わえるはずなのに――。
 それなのに、まさかショーツを脱ぐことさえもできないだなんて。

「あっ、あうう! ぱんつ……、脱げない……よぉ……! も、もう……うんち、止まらない……あああ!」

 ブリブリブリブリ!
  ブボボッ! ビチ! ビチチ!

 柔らかいうんちは、深部体温を宿しているからか、マグマのように熱く感じられた。
 噴門から正に噴火しているかのような勢いでショーツのなかに溢れ出してくると、形を変えてお尻へと纏わり付いてくる。

「おっ! おっ! おおお! お尻が……熱くて……と、溶ける……。溶けちゃう……っ」

 ぎゅるるるる! ゴポ! ゴポポ!
  ビチビチビチビチビチ!

 柔らかうんちは、いつのまにか下痢に変わっていた。
 大腸にとどまっていた期間が短いうんちは、水分をたくさん含んでいるのだ。
 熱い下痢がショーツのなかに広がり、豊満なヒップラインを更に膨らませていく。
 お尻だけでは収まらなくなったうんちは、更に広がろうとショーツのなかで圧力を高めていく。

「あっ! ひっ、だ、だめぇ……っ。ま、前は……っ」

 にゅるるるるるる!
  ビチチチチチチチチチチ!

 ヒップラインがパンパンに膨らみ、これ以上はもう膨らまない……と思ったところからが本当のうんちおもらしの恐怖だ。
 お尻を埋め尽くした下痢はニュルニュルと形を変えると会陰に潜り込んでくると、前の方にまで広がってきたではないか。

「前は……おぉっ!? おまたに、食い込んできて……あっ、ひ!」

 プシュ――。

 おまたから生温かい感触が漏れ出してきたことに気づいたときには、すべてが手遅れだ。
 おしっこがスパッツから溢れ出してきて、内股を伝い落ち、靴下を、靴を汚していき――、

「だめっ!」

 雫は咄嗟にその場にしゃがみこんでいた。
 それは靴下を、靴をおしっこで汚さないための咄嗟の行動だった。
 だがその代償として、パンパンに張ったお腹を圧迫してしまうことになる。
 ここでしゃがみこんだら、どうなってしまうのか……。それは雫が一番よく理解している。
 だが、雫にはどうすることもできなかった。

「おっ! おおっ! おおお!?」

 ぶぼぼぼぼぼぼぼぼ!
  にゅるるるるるるるる!

 ただでさえ大きなお尻が、はち切れんばかりに膨張する。
 伸びきったスパッツの生地から、こんがりとした茶色い腐敗臭が漂うと、日当たりの悪い校舎裏に蒸れ返る。

「と、止まらな……いいっ」

 ニュルニュルニュルニュル!
  ブリッ! ブリリリリリリリ!

 なんといっても、このお腹には2週間分もの食事が詰まっているのだ。
 そうそう簡単に全部出し切れるものではない。
 まだだ、まだ終わらない。

「んっ、あああ! もうっ、ぱんつのなか、パンパンなのにぃ……! あっ、ううっ、ま、また固いのが……!!」

 ミリミリミリ!
  メキッ、メキメキメキ!
 しゅいいいいいいいいいいい……。

 うんちは柔らかくなったと思ったら、再び固くなってきて、直腸を拡張していく。
 蛇のような硬質便はショーツのなかでトグロを巻く。
 尻穴を拡張され、尿道までも広げられておしっこが勝手に漏れ出してきてしまう。

「まだだ、まだ終わらない……ううっ、ぐぅ!」

 ブリュリュ!
  ブバババババッ! ブボッ!
 しゅうううううううううう……。

 固くなったと思ったら再び柔らかくなり、ショーツのなかを熱いマグマが満たしていき、クレヴァスに食い込んでいく。

「あっ、ううう! うんちが……、おまたに食い込んでくるっ」

 ビチチチチ!
  ぶふぉ! ブボボボボ!

 こんなときであっても、雫のおまたは快楽にほどけていた。
 ただでさえおもらしに身体が熱くなってしまう変態体質だ。
 漏らしているモノがうんちだったとしても、いままでおもらしで開発されてきた身体は、それを快楽だと認識してしまっている。

「あっ、あんん! ふっ、ふぅぅ!」

 ブババッ! ブボボボボボボ!
  ビチッ! ビチブリュブリュリュ!
 しゅわわわわわわわわわ……。

「ああ……っ、出てる……! 勝手に、溢れ出してきて……うっ、うううう! はぅぅ!」

 ビチチチ! ブボボ!
  ニュルルルルルルルル!!

 ショーツだけでは収まりきらなくなった下痢が足口から溢れ出してくる。
 だけど三分丈のスパッツを穿いているから、下痢は内股を這うようにして広がっていく。
 ただでさえ肉が乗った太ももの輪郭が、下痢によってうっすらと広がっていく。

「ああ……、刻の涙が……見える……!」

 ニュルルルルルルルルル!
  ブボボボボボボッ! もわわ……。

「うっ、うう~!」

 最後は、自分の意思で――。

 ビチチチチ!
  ブパッ! ブパパッ!

 放屁が混じったお湯のような下痢を出し切り、雫の失便は終わってくれる。
 熱く、ネットリとした流動体が、快楽にほどけたクレヴァスへと食い込んできて、それはきっと赤ん坊のころ、おむつをあてていたころの記憶を引き起こしたのだろう。

 シュイイイイイイイイイイ……。

 緩みきった尿道は、なんの躊躇いもなく尿意に屈していた。
 ショーツのなかにパンパンに詰まった、マグマのように熱い下痢に、生温かい恥水が混じり合っていく。

「あっ、ああぁ……っ」

 ピクッ、ピクンッ!
 おまたが切なげに痙攣すると、雫のおもらしは終わる。
 だが、ショーツに詰まった下痢に濾過されているぶんだけタイムラグがあるのか、

 じゅわわわわわわ……。

 スパッツから滲みだしてくるおしっこは、それからしばらくのあいだ続く。
 それもやがて終わった。

「はぁ……、はぁ……、はぁ……。全部……出ちゃった……。2週間分の、出ちゃったよ……」
 このまましばし開放感に浸っていたいところだけど、そうもいかない。
 人気のない校舎裏とはいえ、いつ誰が来るとも分からないのだ。
 もしも下痢でパンパンに膨らんだスパッツを見られたら、そこで試合終了だ。
 しかも鼻が曲がりそうなほどの悪臭をまとっている。

「トイレ行って洗わないと」

 よろめきながらも立ち上がろうとするも、2週間分のうんちがミッチリと詰まったスパッツは、ずっしりと重たくなっていた。
 無理に立ち上がろうとするも、お尻に纏わり付いてくる気持ち悪い下痢の感触にへっぴり腰になってしまう。

「神、いわゆるゴッド……どうかご加護を……。どうか誰にも会いませんように……」

 普段は全然信じていない神様だけど、こんなときばかりは祈らずにはいられない。
 雫はただでさえ大きなお尻をアヒルのようにふりふりしながら歩を重ね、昇降口で上履きに履きかえると一番近くの女子トイレへと逃げ込むのだった。

        ☆

「ひ、酷い匂い……」

 なんとか辿り着いた女子トイレの個室。
 しかしドアを閉めた瞬間に、饐えた茶色い香りが充満する。
 発生源は疑いようもない。
 雫の、大きく膨らんだお尻だ。

「脱ぎたくないけど……ううっ、このまま穿き続けてるわけにもいかないし……あっ、あああ!」

 にゅるるるるるる!
  ぶふぉ! ぶふぉふぉ!

 トイレを目の前にしたせいだろうか?
 まだ腸内に残っていた柔らかうんちを漏らしてしまう。
 パンパンに膨らみきったスパッツが、さらにうっすらと盛り上がっていった。

「ううっ、ううう!」

 ブリッ! ブボボッ!
  ビチチチチチチチチ!

 雫のお尻から、更なる不協和音が鳴り響く。
 しかしそれは正確にはおもらしではない。
 もうここまで汚してしまったのだから、我慢するだけ無駄ではないか……。
 雫は、自らの意思でショーツのなかに排泄したのだ。

「も、もうちょっと……出る……!」

 ビチッ! ビチチッ!

 空砲が混じった軟便を漏らすと、雫のうんちおもらしはすぐに終わった。
 腸内の深体温を宿した軟便がおまたに食い込んできている。
 普通だったら気持ち悪い感触なのだろうが……。
 しかし、雫はなぜか嫌悪感よりも背徳的な快楽を感じている。

「うんち、柔らかくなってる……。おまたに、食い込んできてるし。濡れてる……? うん、たぶん、濡れてる……」

 そんなことを呟きながら、スパッツをショーツごと降ろしていくと……、そこには惨憺たる有様が詰まっていた。

「目に……染みる……っ」

 もわわ~ん。

 立ち昇ってきたのは、何年もドブ川の底に沈殿していたヘドロよりも濃密な悪臭。
 2週間ものあいだ、雫が食べ、腸内の体温で腐敗してきた排泄物は、目に染みるほどの悪臭を漂わせる。

「酷い、酷すぎる……」

 ショーツに詰まっていたうんちは、くっきりと二色に分かれていた。
 固いうんちは黒い。
 柔らかく、下痢に近いうんちは明るい茶色をしている。
 黒いうんちは、腸内に2週間ものあいだ詰まって水分を抜かれた、恥ずかしいうんちだ。
 
「ぱんつからはみだして……、スパッツもドロドロだよ……」

 ショーツの足口からはみ出した下痢は、スパッツの内股をドロドロに汚していた。
 スパッツでうんちを漏らしてしまうと、うんちは溢れ出してくることなく生地のなかに収まることになる。

 足口からうんちがはみ出してくるという痴態から免れることはできるが、だがそれはおもらししたうんちの重みを、失敗のすべてを受け止めなくてはならないということだ。

「靴下も、上履きも脱いがないと……。そうしないと汚しちゃうし……ううっ、ヌルヌルだよ」

 体操シャツも汚さないように、念のためにシャツも脱いで。
 当然、靴下も上履きも脱ぐ。
 こうして慎重にショーツとスパッツを降ろしていくも……、しかし雫の太ももに肉が乗りすぎているせいだろうか?

「脚、ヌルヌルする……あうう……っ」

 呻きながらも降ろしていくと、太ももやふくらはぎにナメクジが這ったかのような茶色い筋が残されていく。
 それでもなんとか脱ぎきる。

「こんなに大量に溜まっていたとは……」

 ショーツのなかで形を変えた硬質便は、まるでボーリング球のように固まっていた。
 そこに明るい茶色の下痢がぶちまけられている。
 酷いものだった。

「水に……流れてくれる、よね?」

 ぼちゃん。

 2週間分の便塊を、洋式の水洗トイレに落とす。
 便塊はメテオのように水面に落ちると、思っていた以上に大きな水飛沫を上げてみせる。
 もしもこれが本物の隕石で、トイレが海だったら地球は大変なことになっていたことだろう。

「そりゃあ、恐竜も絶滅する、か……」

 そんなことを呟きながらもトイレットペーパーを手に取り、下半身にネットリと纏わり付いている排泄物を拭き取っていく。
 何回も、何回も拭き取っていって、おまたも、お尻も綺麗にしていく。

「ぱんつとスパッツ、どうしよう……」

 便塊を受け止めて力尽きた布切れは、手洗いしたとしてもとても穿けないだろう。
 だけど捨てたくもない。
 ショーツはともかく、スパッツには名前が書いてあるのだ。
 どこから足が着くとも分からない。

「洗うか……はぁ」

 トイレの個室からこっそりと出て、洗い場に置いてあるレモンの石けんを持ってきて、丹念に汚れを落としていく。
 繊維の奥まで丁寧に。
「はぁ……なんとか綺麗になった……かな?」

 きっとショーツを手洗いした回数だったら、同年代の女子でもトップクラスだろうなという、どうでもいい自負をしながらもショーツを洗っていくと、なんとか綺麗になってくれた。
 スパッツは暗い色をしているし、汚れが落ちやすい生地だから手軽にパパッと。

「まさか学校で、ブラ一丁でパンツを洗うことになるとは思わなかったぜ……ふぅ」

 一通り『仕事』を終えると、湿ったショーツとスパッツを穿いて、脱いでいた体操シャツも着る。
 さすがに授業中とはいえ廊下を露出プレイするほど雫も剛毅ではなかった。

「これにて一件落着っと」

 幸いなことにトイレから教室までのスニーキングミッションは誰にもエンカウントすることなく達成することができた。

 当然、教室には誰もいない。
 男子も女子も、今ごろ体育の授業で汗を流していることだろう。
 しかしあと10分もすればクラスメートたちが帰ってくる。
 そのうちに制服に着替えておくと、洗い立てのショーツとスパッツはビニル袋に入れてカバンの奥に封印しておく。

「まさか1時間目からノーパンプレイをすることになるとは……」


 代わりのショーツなんて持ってきてないから、当然のようにノーパンになってしまう。
 制服に着替えてスカートに履きかえても、おまたがスースーしてなんだか落ち着かない。
 ほどなくしてクラスメートたちが体育の授業から帰ってきたけど……、雫の剥き出しのクレヴァスは、小さな宝石を固く勃起させるのだった。


おもらしな快楽9につづく!

読んでくれている人がいたら嬉しいです。
急に寒くなってきましたが、どうか健康にはお気をつけください。

この小説は、同人誌『おもらしな快楽』として発表しています。
フルカラー・フルサイズのイラストを楽しみたいという方は購入してもらえると創作の励みになります。

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レモネードオアシス 2022/10/25 09:43

おもらしな快楽7

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週はいまのところ規則正しい朝型生活です。
急に冷え込んできましたが、皆様も体調にはお気をつけください。

さて、今日も同人誌の公開です。
楽しんでもらえたらとても嬉しいです。


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


√4 スパッツでうんちおもらし!

「ぬぅ……。今日も出なかった、か……」

 深夜。
 家のトイレの個室。
 パンパンに張ったお腹をさすりながら呟いたのは雫である。
 いつもならばおむつのなかにショーツを穿いておしっこをするところだけど、今夜は違う。
 久しぶりに『茶色い予兆』があったから、お尻を出して息んでみたのだけど……しかし結局は出てきてくれなかった。

 ピチョン……、ピチョン……。

 結局は出てきてくれたのはおしっこだけだった。
 水滴が落ちる音が妙に虚しく感じてしまうのは気のせいではないのだろう。

「最後の日から……今日で2週間、か……」

 今夜はもう出てきてくれそうにないから、諦めてショーツを穿いてからおむつを穿く。
 日に日にお腹が苦しくなってきてる。
 最後に『大きい方』が出てきてくれたのは、もう2週間も昔のことだった。

「はぁ……、運動、しないと駄目かなぁ……。最近は体重も増えてきてるし」

 太ももやお尻の肉が気になるし、それに重度の便秘だし。
 適度な運動が身体にいいことは理解しているけど、だけどそれでも雫は運動が嫌いだった。
 体育でも、いつも目立たないようにしている。
 散歩するくらいなら、本を読んでいたほうがずっと楽しい。
 正直にいうと、

「運動したくないでござる」

 と言うことだ。
 だけどこのパンパンに張ったお腹はどうにかしたい。

「そこであたしは一計を案じたのさ」

 深夜のトイレをあとにすると、雫は静まりかえったキッチンでコップに水を汲むと部屋へと戻る。
 そしてポールハンガーにかけてあるカバンから取り出したのは、ドラッグストアの紙の小袋。
 中に入っているのは、例のピンクの小粒の便秘薬だ。

「浣腸のほうが効果ありそうだったけど、これ以上特殊な性癖に覚醒したら戻って来れなくなりそうだし」

 だから今回はとりあえずピンクの小粒にしておいた。
 ドラッグストアでこいつを単品で、しかも制服姿で買うのはなかなか高度なプレイだった。
 いつも紙おむつを買っている雫だからこそなせる業だろう。

「さて、飲むか……!」

 説明書によれば寝る前に飲むと、翌朝に効果があると書いてあったので、飲むのなら今がグッドタイミングだろう。

「用法用量をしっかり守って、ね。……ごっくん!」

 よし。
 これで明日の朝には2週間分の封印が解かれるはずだ。
 雫は重たい身体をベッドに横たえると、早くも寝息を立て始める。
 ゆるんだ尿道から、じわりとおしっこが滲み出してきて、おむつに染みこんでいった。

         ☆

「どっさりと出てきてくれる……。そう思っていた時代が、あたしにもありました」

 翌朝。
 朝一番のトイレ。
 雫はおねしょしているショーツとおむつを降ろし、顔を真っ赤に息んでみたものの、大腸は依然沈黙をままだった。

「まさか、ここまで頑固だったとは……」

 朝になったらモリモリ出てスリムになれるかと思っていたのに。
 どうやら2週間ものあいだ大腸でカチカチに固まっているものは、一晩くらいでは出てきてくれないらしい。

「はぁ……。学校、いくか……」

 雫は憂鬱げなため息をつきつつ、おねしょショーツを穿いていつものようにトイレをあとにするのだった。

        ☆

(運動したくないから便秘薬飲んだのになー)

 そんなことを考えながら、雫は校庭へと出てきていた。
 今日は1時限目から体育。
 だからどんなに運動が嫌いだとしても、身体を動かさなくてはならない。
 インドア派にはツラい強○イベントの一つだ。

(着替えるのも面倒だしさー)

 おねしょショーツを穿いてきているから、雫はいつも体育の授業の前はトイレで着替えることにしていた。
 女子更衣室はあることにはあるけど、狭いし他のクラスの女子とかぶってしまうと混み合うことが多いし。

「はぁ……。運動したくないでござる」

 そんな雫も、3分丈のスパッツに体操シャツという格好だ。
 だけどなんだかプリッとしたお尻の輪郭が、スパッツに浮き上がってしまっている。
 太ももも絞めつけられているような気がするし。

「むむ、また太った?」

 身体のラインが出るコスチュームは、こういうときに現実を突きつけられるからツラい。
 たしかにここ最近は体重が増加傾向だったけど、それは極度の便秘のせいだと思っていたけど。
 しかしこうして太ももがスパッツに絞めつけられているような感じがするということは。

(なにが原因かなー)

 間食でついつい食べ過ぎたクッキーか、それとも夜食でよく食べるカップ麺か、それとも大好物の唐揚げのせいか。
 心当たりが多すぎて分からない。
 と言うか全部だろう。
 すべてが脂肪となって身体について、さらには大腸に詰まっているのだ。

(それにしても……。スパッツとは、世知辛い世の中になったものだぜ)

 授業開始のチャイムが鳴り、校庭には雫のクラスメートの女子たちが集まっていた。
 みんな雫と同じようなスパッツと体操シャツという姿だ。

(ブルマ女子……。あんなぱんつみたいな格好で運動させられていたとは……。あたしも見てみたかったなぁ……)

 そのときは自分もブルマ姿にならなくてはいけないけど、そんなことは些細な問題でしかない。
 見た目は女子でも、中身はすっかり親父化している雫だった。

        ☆

 ぎゅるっ、ぐるるるる。

「えっ?」

 雫がお腹の異変を感じたのは、体育の授業が始まって15分が経ったころのことだった。
 かすかに、ほんの少しだけお腹が痛くなってきたのだ。
 だけど2週間の便秘が、そうそう簡単に出てきてくれるはずがない。
 この腹痛も、どうせすぐに収まってしまうに違いない。

(簡単に出てきてくれたら苦労しないって)

 そんなことを考えながら、雫はお腹をさする。
 今日の体育の授業は走り幅跳びだ。
 出席番号順に並んで砂場に向かってジャンプするという、身体の重みを実感してしまうお題目だ。

(重力に魂を縛り付けられた人々め……)

 だが。
 重力に縛られているのは人間だけではないようだ。

 ぎゅるるっ!
 ぐるるるる……。

 2週間ものあいだ詰まっていた、カチカチに固まった隕石のようなうんちも重力に引かれているらしい。
 眠っていた大腸が蠢動を始め、うんちが重力に引かれるようにして出口に達しつつあった。

「うぉぉ……! あたしの腹のアクシズが……! 重力に引かれているというのか……!」

 ぎゅるる!
 ぎゅるるるる~~~……。

 いきなり襲いかかってきた腹痛に、雫はへっぴり腰になってしまう。
 ただでさえ大きなお尻が、更に強調される。
 だけどいまの雫には、そんなことを気にしている余裕は無かった。

『雫ちゃん、大丈夫?』

 気づかぬうちに、苦悶に満ちた表情を浮かべていたとでもいうのだろうか?
 横に並んでいるクラスメートの女子が心配そうに顔を覗き込んでくる。
 雫よりも出席番号が一つ後ろの知(ち)恵(え)ちゃん。
 雫と同じようにインドア派で、本の話で盛り上がることもある。
 ……お互いにおしゃべりよりも読書のほうが好きだから、たまーにだけど。

『雫ちゃん、なんか苦しそうな顔してるけど』
「そ、そんなこと……うっ、うぉぉ!?」

 ぐるるるる!
 ぐぽっ! ぐぽぽっ!

 容赦無く直腸が拡張されていく。
 この感覚は……見える。
 『気体』はない。
 いきなり『固体』だ。

『保健室、いく……?』
「だ、大丈夫……、た、たぶん……おっ、おご!」

 ギュルル!
  ごぽっ、ごぽっ!

 必死に平静を装いつつも、
 直腸が拡張され、少しずつ、だが確実に固いものが重力に引かれていく感覚。
 そしてついに。

 もこり。

「あっ、ああっ」

 大きなお尻を包み込んでいるスパッツが、歪に盛り上がった。
 カチカチに固まったモノに、メキメキと直腸を拡張されて、その先端部が漏れ出してきたのだ。

「や、ヤバい……!」
『雫ちゃん、なんか顔色悪いけど……』
「うん、うん……っ、これは……! ちょっと……無理っ」
『どうする? 保健室行く? わたし、保健係だけど』
「そ、それは……、だい、じょうぶ……っ。ありがとう、気持ちは、とても、嬉しい……!」

 めり、めりめり……!

 こうして言葉を重ねているあいだにも、巨根のようにカチカチなうんちが漏れ出してきている。

 もこ、もこり……。

 ショーツとスパッツを押し上げ、少しずつ形を変えながら、ヒップラインを歪に膨らんでいっている。
 このままでは、クラスメートの前でスカトロ露出プレイという高レベル過ぎるイベントの開催だ。

(こ、このままでは社会的にタヒぬ……! 一刻も早くこの場を離れなければ……!)

 メリめりめり……!
  もりっ、もりもりもりっ!

 こうして逡巡しているあいだにも、スパッツは歪に膨張している。
 元々お尻が大きかったから、スパッツの盛り上がり方がうっすらとしていることが不幸中の幸いだっただろうか?
 しかし一度漏らしてしまえばもう時間の問題だ。

 もわわ……。

 こんがりとした焦げ茶色の香りが、初夏の風に混じる。
 その匂いを感じ取られたのか、知恵の表情がほんの少しだけ曇った。
 だけどそれも一瞬のこと。すぐに心配そうに、

『…………もしかして……、お腹、痛いの?』
「い、痛い……。とっても。ちょっと、トイレに行ってくる……」
『一人で行けそう?』
「うん、ありがとう……、大丈夫、だから……ぉぉっ」

 メリ、メリ、メリ……。

 友人の心遣いに感謝しながら、雫は走り幅跳びの待機列から一人離れていく。
 よろめきながらも校庭の隅っこを、少しずつ歩を重ね、

 メキメキメキ!
  ミリミリミリ!

「ォッ、ォォォッ!」

 歩きながらも固いものを漏らしてしまう。
 もしもブルマだったら、足口から溢れ出してきていたことだろう。

「ま、まだ……まだ……、だめぇ……っ」

 校庭から一番近くのトイレは、新校舎の一階の女子トイレだ。
 だけどそこに辿り着くまでには昇降口で上靴に履きかえなければならない。
 そのためには新校舎をぐるっと回って昇降口に――、

 もりもりもりもり!

「あっ、ああああっ!」

 クラスメートたちから離れて、気が抜けてしまったとでもいうのだろうか?
 ごまかしようのない量を、ショーツのなかに漏らしてしまう。

「うぉぉ! 阻止限界点が……! あたしの腸内のアクシズが……! 重力に、引かれている……!!」

 よろめきながらも、なんとか校庭の隅を歩き、新校舎へと辿り着く。
 だけど、もう雫のお尻の輪郭は一回りほど大きくなっていて、一歩進むたびにお尻が膨張している。

「ま、間に合わ、ない……」

 めりめり!
 ぶっふぉ! もこ、もこもこ……っ。

 もう間に合わない……!
 極太の硬質便に直腸を貫かれ、雫は少しずつお尻をつきだし、へっぴり腰になっている。
 身体が、排泄しやすいポーズをとろうとしている。
 本能のままに。

「こ、こうなったら……」

 もこり、もこり……。
 ぷすっ、ぷすす、ぷすぅ~。

 大きなお尻を更に大きく膨らませながら、雫が目指したのは昇降口ではなかった。
 グラウンドの脇にある体育倉庫の壁を伝うようにしてやってきたのは、ジメッとした校舎裏だった。

「も、もう……我慢でき……おぉ! おほっ!?」

 メリメリメリ!
  ぶりっ、ミリリッ!

 誰もいない校舎裏にやってきて、雫はさらにうんちを漏らしてしまう。
 ただでさえ大きくて重たいお尻が、どっさりと重たくなる。
 だが当然のことながら校舎裏にトイレなどない。

「ああっ、もうトイレに行けないなら……、こ、ここで……っ」


おもらしな快楽8につづく!

恐らく読んでくれている人はいないと思いますが、楽しんでもらえると嬉しいです。

この小説は、同人誌『おもらしな快楽』として発表しています。
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レモネードオアシス 2022/10/23 09:08

おもらしな快楽6

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
今週は徹夜が響いて生活パターンが大崩れしていました。
来週は規則正しく生活したいです。

さて、今日も小説の更新です。
誰もいない屋上に、たった一人できた雫。
スカートを捲り上げると――。


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

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「うわぁ……、プロセスチーズみたいな匂い」

 スカートというのは、ヒラヒラと涼しげに見えるけど、それは大きな間違いだ。
 実はスカートのなかは結構蒸れるし、太ももにだって汗をかく。
 ズボンだったら汗は生地に吸収されて気にならないけど、スカートだと太ももに汗をかいたらそのままふくらはぎを伝って落ちてくるのだ。
 それだけスカートというのは蒸れる。

「ぱんつのなか、どうなってるんだろ……」

 ちょっと怖いけど、ショーツの腰ゴムを引っ張って、クロッチの裏側を覗き込んでみると……、

 むわぁ……。

 クロッチの裏側は、発酵した愛液がネットリと糸を引いていた。
 チーズとひき割り納豆と、生卵を混ぜ合わせて、ショーツのなかに流し込めばこんな感じの見た目と匂いになるだろうか?

(クロッチさん、お疲れ様です……)

 呟きながら、雫はショーツのなかへと指先を忍び込ませていく。
 赤ん坊のようなクレヴァスの底は、ヌルヌルで大洪水になっている。

(どうしよう、ぱんつ、だめにしちゃう)

 まだ昼休みなのに。
 換えのショーツも用意していない。
 学校でオナニーしようと思いついたのは今朝のことなんだから当然のことだ。
 だけど我慢できない。
 子宮が熱く蕩け、熱に疼いている。

(み、認めたくない……っ、認めたくないけど……っ! 自分自身の若さ故の過ちというものを……! うう!)

 クチュリッ!

 クレヴァスへと指を食い込ませていくと、くぐもった卑猥な音が鳴った。
 すでにクリトリスが剥けてしまっているのだろう。
 固く勃起した陰核から、ピリリッ、電流が生まれると、肉が乗った太ももがプルンと波打つ。

「ううっ、触ってもなかったのに、こんなにビンビンになってるなんて……。ヒリヒリする……っ」

 米粒ほどの大きさしかないクリトリスは、それだけ神経が集中しているということでもある。
 指先で触れただけで、全身を刺激的な電流が駆け抜けていく。

「うっ、ウッぐぅ……! んっ、ふっ、ふぅぅ……っ!」

 クチュクチュ。
 くちゅちゅちゅちゅ。

 ショーツのなかに手を入れて、おしっこ臭い秘芯を細かく刺激するように指を震わせる。
 クリトリスという器官は、力を入れて刺激するよりも、細かく振動させたほうが気持ちよくなれる。

 オナニーを覚えたきっかけは肩の電動マッサージ器だった。
 それ以来、家でするときはよく電マを愛用していた。
 ……その電マというのが家族共用のもので、父も母も弟もなにも知らずに使っていることには若干の良心の呵責を感じざるを得ないけど。

「……んっ、ふ……、んっ、うっ、うぅっ」

 本当はもっと可愛い喘ぎ声を上げたいのに――。
 雫は、獣のように低い声を漏らしてしまう。

「おっぱいも……、ムズムズして……ウウッ、アアアッ!」

 クチュクチュ。
 クチュチュチュチュチュチュチュ!

 乳首も勃起しているのだろう。
 ブラの裏に擦れて、せがむように微弱電流を発する。

「うっ、はぁぁっ、ん! お豆……痺れて……ブラの裏に乳首、チリチリして……あっ、うう! ウウウッ! ヴヴ!!」

 キュン! キュン!
 制服の上から乳房を潰すように乱暴に揉むと、火照った内股が小刻みに痙攣する。
 その痙攣に合わせてショーツのなかの股間も痙攣しているということだ。

「本気汁がぁ……あっ、ひぃん!」

 ドロォ……。

 ショーツから、片栗粉の研ぎ汁のような体液が滲みだしてくる。
 雫が昂ぶっていくにつれて白濁していき、粘度が増していく。

「ひっ、ひっぐ! あぁ……! オナッちゃってる……! 学校で……オナニー、しちゃってるんだ……!」

 背徳的な快楽にショーツが更に汚れていき、雫の大きなお尻が快楽にプルリと波打つ。
 だが、そのときだった。

「んっ、んぐぅ!?」

 ぞくぞくぞく!
 下腹部から込み上げてくる寒気に、雫は顔をしかめてしまう。
 この感覚は間違いない……。
 尿意、だった。

「あっあうう! や、ヤバい……! おしっこ! おしっこしたくなってきちゃってる!」

 性的に興奮してくると、自然とおまたが緩むようにできているのだから仕方がない。
 だけどここは学校だ。
 もうショーツをヌルヌルに汚してしまっているというのに、更におもらしまでしてしまうというのは……!

「あっ! あっ! あっ! らっ、らめ! 指、止まらない! んぉっ、ぉぉぉぉぉぉお!」

 クチュ、クチュクチュクチュチュ!

 おしっこくさいショーツのなかで、指先から奏でられる、卑猥な旋律が止まらない。
 このままではおもらししてしまう。
 そんなことは分かっている。
 わかってはいるけど、指先は小刻みに痙攣している。
 止められない。
 止めたくない。
 最後まで逝きたい。

「絶頂失禁は、女の子の特権だよね!」

 クチュチュチュチュチュチュチュチュチュ!
 キュンッ! キュン! キュン!

 固く勃起したクリトリスから稲妻が走ると、全身を駆け抜けていく。
 脂の乗った太ももが痙攣し、お尻が官能に波打つ。
 ショーツのなかで、お尻の両側にえくぼができるも、そのことを雫が知るはずもない。

「もっ、漏れる……! イッちゃっ…………!!」

 プッシャアアアアアアアアアアアア!

 キュン! キュン! キュウウウウ!
 熱く昂ぶったクレヴァスから小水が、下品なほどの勢いで噴き出してくる。
 ショーツを突き破ると、屋上の石床に飛沫となって飛び散っていった。

「あっ! あんっ! ああん! んっ、ふぁぁぁぁぁ!」

 じゅもももももももももも!
  じゅももっ! ぷっしゃあああああああ!

 快楽に、勝手に腹筋に力が入ってしまう。
 そのたびにおしっこが噴き出してくる。
 はしたなく噴き出してきたおしっこは、屋上の石床に広がっていき、初夏の日差しに焼かれて恥ずかしい匂いが立ち昇る。

「はぁぁん! あっ! いいっ、おしっこ、気持ちいいの……!」

 プッシャアアアアアアアアアアア!
 プッシャアアアアアアアアアアア!
 プッッッシャアアアアアアアアアアアア!

 身体を痙攣させるたびにショーツを突き破っておしっこが噴き出してくる。
 ショーツから滲み出してきているのはおしっこだけではない。
 子宮がドロリと溶けて、白濁汁となってクレヴァスから溢れ出してきていた。

「出ちゃう……! 溢れ、出してきちゃう、よぉぉ! ああっ!」

 ぷっっっしゅううううううううう!
 ぷっっっっしゃあああああああああ!

 ショーツのなかに恥ずかしい体液が弾け、混じり、渦巻く。
 シンプルなこっとんショーツは、少女の体液によって染め上げられていった。

        ☆

「はぁ……、はぁ……、はぁぁ……」

 しょおおおおおぉぉぉぉぉぉ……。
  ……ぽた、ぽたた……。

 やがて激しかった絶頂感も、少しずつ引いてきて。
 緩みきったおまたからもれつづけていたおしっこも終わり、雫となって落ちていく。

 熱かったショーツは、初夏の風に吹かれてすぐに冷たくなってきてしまう。

「す、凄かったぁ……。学校でオナニーするのって、こんなに熱くなれるんだ」

 もうおまたを触っていないのに、まだピクピクしている。
 子宮にも官能の残滓が燻っているようでもあった。

「……ぱんつ、綺麗にしないと」

 このまま心地いい倦怠感に身を任せていたいけど、午後の授業をサボるわけにはいかない。
 まずはショーツを洗わなくては。

「さすがに消臭スプレーだけじゃ無理、だよねぇ……」

 ショーツはぐしょ濡れになってるし、クロッチの裏側は本気汁でヌルヌルだ。
 雫はそんなヌルヌルのショーツを穿いたままで屋上の鉄扉を開いて、日常の時が流れる校舎へと戻っていく。

(うわぁ……、あたし、オナニーしたショーツのままでみんなの前に出てるんだ……! 変態だよっ、変態過ぎる……!)

 旧校舎を出て新校舎に戻ってくると、そこは何事もなかったかのような日常が流れていた。
 どの生徒も、雫がついさっきまでオナニーをしていたことも、ましてや愛液でぐしょ濡れになったショーツを穿いていることなど知りもしない。
(うう、ヤバい……おまた、ピリピリしてきた……っ)

 ショーツのなかで再びクリトリスが勃起しているのだろう。
 一歩進むごとにクロッチの裏側に擦れて官能的なパルスを発する。
 むっちりとした太ももが、桜吹雪が散ったかのようにピンク色に色づき、ヌルリ、クロッチではごまかしきれない愛液の滝が流れ落ちていく。

(おもらししちゃってるみたい! ああっ、おまたからヨダレが止まらなくなってる……!)

 頬を上気させて、おぼつかない足取りでなんとか女子トイレの個室に辿り着く。
 そしてよろめきながらもショーツを脱ぐと――。

 もわわ~ん。

 生臭くも甘酸っぱい少女の香りが、一瞬にして個室内に蒸れ返った。
 クロッチの裏側は……、酷いものだった。

(ベットリしてる……)

 シュークリームのカスタードクリームやピーナッツバターのようなもの……と、言えばいいのだろうか?
 少女の恥ずかしい発酵物がクロッチはおろか、お尻のほうにまで広がって、こっとんの繊維にまで染みついているようだった。

(ショーツ、洗わないと、だよね)
 雫は水洗トイレの水を流すと、実に手慣れた手つきでショーツを水洗いしていく。
 それからブレザーのポケットにしまっておいた消臭スプレーを取り出すと、シュシュッと噴きかける。こんなこともあろうかと、ポケットサイズの消臭スプレーも用意しておいたのだ。

「匂い、ヨシ!」

 しっかりとショーツの匂いを嗅いで、匂いが消えたことを確認。
 だけどショーツの繊維の奥底にまで染みこんだ少女の汚れ……こびりついたカスタードクリームの染みまではとることができなかった。

「……それが若さか……ンッ」

 一人呟きショーツを穿くと、雫は何食わぬ顔で女子トイレをあとにする。
 洗い立てのショーツがお尻に貼り付いて冷たかったけど、クロッチの裏側はすぐに熱く濡れ始めていた。


おもらしな快楽7につづく!

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レモネードオアシス 2022/10/17 12:47

おもらしな快楽5

いつもあたたかいご支援ありがとうございます。
最近は気温が乱高下していますが、どうか健康にはお気をつけください。

さて、今回は1人えっちのために学校の屋上へとやってきた雫。
誰もいないことを確認すると、スカートを捲り上げる。


目次

おもらしな快楽(カテゴリー)

この小説を最初から読む!


√3 絶頂失禁は女の子の特権だよね!

「あぁ……。やっぱり、ぱんつ穿いたままおしっこするの、気持ちいいなぁ……」

 しゅいいいいいいいいいいい……。

 雫がしみじみと呟いたのは、学校の女子トイレの個室。
 お行儀よく膝を揃えておしっこをしているときのことだった。
 だけど思いっきりおしっこを出しているのに、女の子のおしっこの恥ずかしい音はくぐもっていた。
 それも当然のこと。
 雫は、学校であってもショーツを穿いたままでおしっこをしているのだ。

「どうしよう、すっかり学校でおもらしするの、癖になってる」

 しゅわわわわわわわわわわわわ……。

 放課後の女子トイレでおもらしをしてしまった事件から3日後。
 雫は毎日のように放課後になるとトイレの個室でおもらし遊びをするようになっていた。

「もう、あとは帰るだけだから大丈夫、だもんね」

 しょおおおおおおおおおお……。
  ……ぴちょん、……ぴちょん。

 ショーツを穿いたままで最後の一滴まで出すと、雫はそのまま立ち上がって、トイレの水を流して個室を出る。
 そこはいつもと同じ下校風景が流れていた。

(まさか、あたしがおもらししたショーツを穿いてるだなんて、誰も想像さえもしてないだろな)

 ちょっとした優越感とスリルが混じり合った感情を秘めて、雫はスカートの裾を踊らせながら家路につく。

        ☆

「あとはもう、寝るだけ……はぁ……」

 お風呂も寝る前のトイレも済ませ、あとはもう寝るだけという、まったりとした感覚を味わいながら。
 雫はおむつ一丁という、年頃の女子としてはあんまりな格好で部屋のベッドに仰向けになっていた。
 もちろん、おむつの中にはショーツを穿いている。

「はぁ……。それでも、最近、刺激、足りてないなー」

 じゅもももももももももも……。

 呟きながらも、ごく自然に雫は股間から力を抜いていた。
 例え布団だろうと、仰向けになっていようと、雫はなんの躊躇いもなくおしっこをできる身体に、気づかぬうちになっていた。

「おしっこ、ぱんつに染みこんで……、もこもこおむつ膨らんできて……でも……」

 しゅぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……。

 おしっこを漏らしながらも、雫は呟く。
 やっぱり最近、刺激が足りていないな、と。
 学校では放課後に、毎日のようにおもらし遊びをしているけど、それも3日目に入ると、なんだか刺激が足りないというか、マンネリしてきた感じがしてきた。

「もっと、ドキドキできない、かなぁ……」

 しゅいいいいいいいい……。
 ブルルッ!
 ――プシュッ!

 大きな身震いを一つして、最後の仕上げのおしっこを放つと、雫のおもらしは終わった。
 仰向けでおしっこをしたから、背中のほうまで生温かい感触が広がっている。
 紙おむつもタプタプしている。
 だけど、まだ足りなかった。

「もっと、ドキドキできること、か……」

 呟きながら、雫は気怠げな身体を起こして部屋の明かりを落とす。
 再びドスンとベッドに倒れ込むように仰向けになると、雫はすぐに安らかな寝息を立て始めた。

        ☆

(そういえば、最近はオナニーしてなかったなー)

 翌朝の通学路。
 実に爽やかな青空を見上げつつ、雫は思った。
 いや、おもらしならいつものようにしているんだけど、おまたを直接触っての自慰となると、最後にしたのは……、一カ月くらい前、だろうか?
 オナニーを覚えたてのころは毎日のように行き場のない若さを発散させたものだけど。

「ああ、なにもかもが、懐かしい……」

 そんなことをしみじみと呟いてしまった朝の通学路。
 いつものように殺菌作用がある消臭スプレーでしっかりとケアしてきたおねしょショーツを穿いているから、おまたはムラムラしている。
 だけど最近はオナニーをしたかといわれると、すっかりご無沙汰していた。
 そのことを自覚すると、

 じゅわわわっ。

 クロッチの裏側に生温かい粘液が広がり、ほんの少しだけチビってしまった。
 だけどそれよりも更に愛液が溢れ出してきてしまう。

(まだ朝なのに……。登校してる最中なのに……、学校にさえ着いてないのに、もうショーツがヌルヌルになってるなんて)

 なんて、イヤらしい身体なのだろう。
 ……普通だったらそう思うところだけど……。

(久しぶりのオナニー、学校でしちゃう?)

 邪な妄想に、雫の頬がほんの少しだけ緩む。
 そうと決まれば善は急げ、思い立ったが吉日だ。

(このやり場のない若さを……、学校で爆発させる……!)

 そんなことを考えながら、雫は軽やかに朝の通学路をスキップしていく。

        ☆

「う~ん……」

 雫が難しげな顔をして首を捻ったのは、4時限目の国語の授業中のことだった。
 べつに小テストの『この文章を書いているとき、作者はどんなことを考えていたのか?』という問題にケチをつけるつもりはない。
 ただ思うのだ。
 作者だって人間だもの。
 文章を書いているときだってお腹が空いているだろうし、ゲームしたいとか、スマホが気になるとか、SNSを覗いてみたいとか、そもそもこの文章を楽しんでもらえるかどうか、そういうことを何割か考えているものではないだろうか?

(そんなこと書いたら、大きなバツ、もらいそうだけどねー)

 ここは適当に空欄を埋めておいて、漢字の問題もササッと済ませておく。
 いつも本を読んでいるだけあって、雫は文系だ。
 ちょっとくらい難しい漢字だってすんなり読むことができるし、文章問題も大体解くことができる。
 ……だけど。

「う~ん」

 小テストの空欄を埋めながら、雫は再び首を捻ってみせる。
 問題が難しいわけではない。
 難しいわけではないのだが……。

(や、ヤバい……。おしっこ、したくなってきてる)

 じゅわり。

 尿意を自覚してしまうと、すぐにクロッチの裏側が生温かくなって、お尻のほうへと広がっていく感触。
 まだぱんつだけで持ちこたえてくれているけど、今日は朝からムラムラしっぱなしだから、早くもショーツのなかがミストサウナのように蒸れ返っている。

(だけど今日は慌てるような時間じゃないし。この前は最初からクライマックスだったけど)

 じゅわわっ。

 まだ膀胱には余裕があるけど、しかしそれでもショーツは勝手に濡れてきてしまう。
 ぬめっとしたおもらしが、お尻のほうにまで広がっていく。

(もう……、ムラムラして……、我慢できない……。学校で、本当にしちゃうの?)

 ヌルヌルになった股間を、いまこの場で慰めることができたらどんなに気持ちいいだろうか?
 机の下で、ショーツの上からシャーペンを食い込ませていったら、どんなに痺れることか――。

(この若さを……! ぱんつから溢れ出しそうになっている若さを、ここで発散させたい……!)

 小テストの問題をすべて解き終えて、あとは自己採点。
 頭の中で答え合わせをしながらも、シャーペンを持った右手を、ゆっくりと机の下に忍ばせて、スカートの中へ、そして――。

「ハッ!?」

 ショーツの上からクレヴァスへとシャーペンを食い込ませようとしたそのときだった。
 不意にチャイムが鳴って、雫は我に返った。
 おもらししたかのようにショーツのなかがヌルヌルになっている。

(あ、危ないところだった……。危うく教室でシコるところだったぜ……)

 気がつけば、額には脂汗が浮いている。
 だけどそんな雫に誰も気を止めることもなく、つつがなく小テストの用紙が回収されていき……、そのまま昼休みへと突入するのだった。

        ☆

 ――いつヤるか? いまでしょ!

 昼休みになった瞬間、雫は席を立つとカバンを持って教室を後にしていた。
 目指すのは、使われていない旧校舎の屋上。
 歩いて10分弱。
 わざわざ貴重な昼休みの時間を使って、ここまできてお弁当を広げる生徒は滅多にいない。
 つまり、エッチなことをするには絶好のロケーションというわけだ。

「ソロモンよ、あたしは帰ってきたぞ!」

 ……と叫びながら屋上へとつづく鉄扉を開けたいところだったけど、もしも誰かがいたら恥ずかしいので自重しておく。

「誰も……、いない、よね……?」

 雫は遠慮がちに鉄扉を開くと、そっと屋上を覗き込む。
 幸いなことに、屋上には誰もいないようだ。
 澄み渡った青空に、初夏らしい濃淡のある綿菓子雲がプカプカと浮かんでいた。

「よし、絶好の野外プレイ日和だね!」

 この屋上よりも高い建物は、遙か遠くにある駅前の雑居ビルくらいなものだから、ちょっとした露出プレイ気分も味わえる。
 さっそく雫は屋上のフェンス間際の石床に腰をおろすと、スカートを捲り上げる。
 その瞬間――。

 もわっ。

 チーズ系のすっぱい香りが、雫の股間から立ち昇ってきた。
 女の子の恥ずかしい染みを隠すための二重布……クロッチはまだ白を保っているけど、その裏側はヌルヌルに濡れそぼっている。


おもらしな快楽6につづく!

楽しんでもらえていたら嬉しいです!

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