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大決壊!の記事 (283)

レモネードオアシス 2024/07/03 07:16

ビターチョコレート10

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。
Visa、MasterCardがDLsiteで使えなってからというもの売り上げがもの凄い勢いで減り、更にはインボイス制度で印税率も下がり、このままでは廃業も視野に考えている今日この頃です。
なんとかしたいと思いますけど、こればかりは個人の力では歯が立たないですね。

さて、水曜日です。
調子が悪いときでも腐らずにこのブログを更新していきたいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


♥4章目 下校中に、我慢できなくて

「ふう」

 熱を帯びた吐息とともに、パタンと本を閉じたのはひなぎくだ。
 文庫サイズのファンタジー小説を読み終えて顔を上げると、視界に入ってきたのは黄金色に染まった図書室。
 どうやらずいぶんと長いあいだ読書に集中していたらしい。
 だけど心地いい読後感もすぐに『続編が気になる』という欲求へと変わっていく。

「つづき、気になる終わり方だったなー」

 呟きながら、読み終わった文庫本をカバンにしまうと席を立つ。
 ちなみにひなぎくはいつも図書館に入り浸っているので、司書の先生もひなぎくが私物の本を持ち込んで読んでいるのは知っているから、このへんは顔パスだ。
 ひなぎくは学校を出ると、ちょっと遠回りになるけど駅前の本屋へと寄り道していくことにするのだった。

        ☆

 ひなぎくが愛用している本屋は、一言で言い表すのならば『街の本屋さん』といった店構えの小さな本屋だった。
 大型書店のような品揃えはないけど、マニアックな品揃えが気に入っている。
 注文すればちょっと時間はかかるけど、だいたいの本は入荷するし。だけど雑誌だけは出版社にも在庫がなくなってしまうから、欲しいときに買っていって欲しい……だ、そうだ。
「ふう……涼しい」

 小さな書店のなかに入ると、エアコンが効いた爽やかな空気が心地いい。
 駅前の騒然とした雑踏が嘘のように、店内は静まりかえっていた。
 40坪ほどの書店内には本棚が整然と並び、壁も本棚になっている。
 お客さんは……、夕方のこの時間だというのにひなぎくの他には何人かが雑誌を立ち読みしているくらいだった。
 いつもお店はがらがらで空いているので、利用している立場としてはいつ潰れないかちょっと心配だ。

(まずは女性誌、それからせっかく夏だし、アウトドアとかどうかな? ゆるいキャンプとか流行ってるみたいだし)

 なんとなく本屋の巡回ルートを決めると、なにか興味が湧くものはないかと本を捲りながら物色していく。
 こんな感じで気になった本をお小遣いの範囲で積んでいき、最後にお目当ての小説を探そうとし――、
 その時だった。

 ぐるるるるるっ。

「えっ、ちょ……!?」

 突然込み上げてきた腹痛に、ひなぎくは戸惑ってしまう。
 最後に出したのは1週間前のことだから、あともう1週間は出てこないと思っていたのに。
 だけどその計算はどうやら誤りだったようだ。

(うそ……、お腹、痛くなってきてる……!)

 きゅるるるるっ、
 こぽっ、こぽぽっ。

 だが異変は、腹痛だけでは収まってはくれない。

 ぷっ、ぷぴゅ……っ。

「ぁっ、ぁぁ!」

 ――やだ、ちょっと出ちゃった。
 だけどそのことを顔に出すわけにも、ましてや口に出すことなどできるはずがない。
 しかもこの小さな本屋には客用のトイレがない。

(早く、早く本を買って、帰らないと……!)

 ぷりゅっ、ぷぴゅる……っ。

 最後の一冊。
 それは目的のファンタジー小説でもある。
 お目当ての本を棚刺しから見つけると、2,3冊の雑誌とともにレジに持っていく。
 レジでいつも暇そうに店番をしている店長に本を渡すと、見るも鮮やかな手つきでカバーを掛けてくれた。
 会計を済ませて、本をカバンの中に入れて、店を出――

 ぷぴゅるっ!

「ああっ!」

 お店から出ようとしたところで、再び肛門からネバッとしたものを漏らしてしまう。
 どうやらお腹の機嫌はかなり悪いらしい。
 本屋の効きすぎた冷房のせいだろうか?
 それとも本屋に漂っている、独特な雰囲気のせいだろうか?

 本屋に入ると、なぜかお腹が痛くなることがある――、それはひなぎくの困った体質の1つだった。
 痛くなるときと、ならないときがあるから余計にたちが悪い。
 だけど、ここまでお腹が痛くなることは初めてだった。
 平然とした顔で、書店を出る。

(えっ、と……ここから一番近いトイレは……、そこの、公園の……公衆トイレ!)

 脳内メモのから一番近いトイレを呼び出して、そこまでの道をシミュレート。
 ここから歩いて3分。
 大丈夫。
 それくらいだったらお腹の調子は保ってくれそうだ。

(臭い、バレませんように……!)

 ぬちゃ、ぬちゃ、ぬちゃ。

 一歩進むごとに、かすかにおもらししてしまった下痢がショーツのなかで暴れ回る。
 ショーツのお尻のところには、茶色い染みができあがっていることだろう。スカートのおかげで隠せてはいるけど。
 だけど臭いまではごまかしようがない。
 一刻も早く、公衆トイレに駆け込まなければ。
 いや、駆け込みたいけど、あんまり切羽詰まってるところは見られたくないから、できるだけゆっくりと……!

(はやく、はやく、はやく……!)

 ぶぴゅっ。ぴゅるるっ。

 信号の向こう側にはお目当ての公園。
 あとはこの信号が青になれば、公衆トイレに駆け込むことができる。

(ああッ、まだ、駄目……!)

 ぶりっ! ぶりぶりぶりっ!

 最初のころよりも、明らかに固形物が混じってきているものを漏らしてしまう。
 ショーツが、じわり、じわりと重たくなってくる。

(はやくっ、はやくっ、信号、青になって……!!)

 ブリブリブリッ!

 取り返しのつかない量が肛門から勝手に溢れ出してくる。
 背筋をピーンと伸ばして信号待ちをしているというのに、プリッとした脂が乗ったお尻では、もう止められなくなっている。


ビターチョコレート11につづく!

ここまで読んでくれてありがとうございました!
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです。

この小説は同人誌「ビターチョコレート」に掲載されているものです。
フルバージョンのイラストを見たい! という人は下のリンクから買ってくれると創作活動の励みになり、マニアックな小説を書き続けることができるようになります。

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レモネードオアシス 2024/07/02 16:41

TS俺は失敗禁止ッ!12

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日です。
最近は蒸し暑い日が続いていますね。
関東も梅雨入りし、雨の日が続いています。
今年の梅雨はずいぶんと激しく降りますね。

さて、火曜日ということで今日はCi-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!

真琴のわざとおもらし!


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

この小説を最初から読む!


「あぁぁ……」

 じゅわわ……。
 しゅい、しゅい……しゅいいいいいいいい……。

 ショーツからくぐもった水音が鳴り響く。
 それは最初は戸惑いを感じられる小さな音量だったけど、すぐに勢いを増していく。
 真っ赤に染まった真琴の頬が、かすかに弛緩していく。

「あっ、ああぁ……。ぱんつのなかが、あったかくなってるぅ……」

【 お茶コース 】プラン以上限定 月額:300円

真琴のわざとおもらし!

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レモネードオアシス 2024/06/26 05:36

ビターチョコレート9

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

水曜日です。
先週の土曜日からお酒を飲まずにいるので、ここ最近は22時に寝て、朝4時に起きる生活になっています。
お酒の代わりに炭酸水を飲んでいるので、体調も良い感じです。

さて、今日は水曜日ということで、同人誌の既刊を更新したいと思います。
少しでも楽しんでくれている人がいたら嬉しいです!


目次

ビターチョコレート

この小説を最初から読む!


「あ! あ! あ!」

 もりゅもりゅもりゅもりゅ!
  にゅるるるるるるるるるる!

 紺色のスクール水着に包まれたヒップラインが、一瞬にして膨張し、お尻の割れ目が一瞬にして茶色いマグマによって蹂躙されていく。

「だ、だめぇ……っ」

 にゅるるるるるるる!
  ビチッ! ビチビチビチ!

 お尻の割れ目から溢れ出してきたマグマは、会陰を伝って前のほうにまで押しよせてくる。
 少女のふっくらとしたクレヴァス……その深奥に眠る宝石……クリトリスが蹂躙され、ピクンッ! ひなぎくは腰を震わせてしまう。

「お、おまたのほうまで……あっ、ひぃっ!」

 もりもりもりもりもり!
  にゅる! にゅるるるるる!

 へっぴり腰になったお尻が、もりもりと膨張していく。
 大量のうんちは、やがて背中のほうにまで広がっていく。
 キュッとくびれたウエストラインが、茶色い汚泥によって陵○されていく。
 それでも2週間も溜まりに溜まっていたうんちは止まってはくれない。

「と、止まらな、いい……! うんちっ、ううっ!」

 にゅるるるるる!
  べちょっ! べちょべちょべちょ!

 スクール水着では受け止めることができなかった大量の土石流が、ついに足口から溢れ出してくると、下品な音を立ててタイル床へと潰れていく。

「ああっ、ううっ! 水着、パンパンだよぉ……っ」

 ビチビチビチ!
  ブボボッ! ベチョッ! ベチョチョッ!

 いつの間にか――、
 ひなぎくの肛門からは、力が抜けていた。
 もうこんなに漏らしてしまったのだから、ここで我慢しても無駄じゃないか。
 それなら、少しでも楽になって、そして水着を綺麗に洗う時間に割いたほうがいいに決まっている。
 
「ふっ、ふぅぅぅぅ……っ」

 むりゅりゅりゅりゅ!
  ぶぽっ! ビチチチチチチ!

 ひなぎくは、自らお腹に力を入れる。
 少しでも早く身体の毒素を吐き出したい。
 その一心でお腹に力を入れていく。
 着衣脱糞――。
 それは少女としての、完全敗北。

「ううっ、背中のほうまで盛り上がって……はううっ、こんなに溜まってたなんて……ッ」

 ブボボボッ!
  ぶりゅうううううううっ!

 スクール水着からは滝のように下痢が溢れ出し、内股を滝のように流れ落ちていく。
 ひなぎくの足元には、汚泥によって沼地のようになっていた。

「あ、脚がドロドロだよぉ……」

 ブリッ! ブリブリブリッ!
  ベチョッ、ベチョチョッ!!

 床タイルに広がっている下痢の泥沼は、ひなぎく自身を熱い感触のなかに沈めようとしていた。
 素足だからこそ、下痢のドロリとした感触がよく分かってしまう。

 気持ち悪いはずなのに……、
 それなのに、排泄欲という原始的欲求を満たした身体は、着衣脱糞という失態を犯しながらも快楽に沈もうとしていた。
 そしてひなぎくは口にしてはいけない一言を口にしてしまう。

「き、気持ちいい……」

 ぬるるるるるるるっ!
  ビチッ! ブボボボボ……ッ!

 パンパンに膨らみきったヒップラインからは穢らわしい爆音が炸裂し、足口から下痢が止めどなくはみ出してくる。
 そんなひなぎくの口からは、ヨダレが溢れ出してきていた。
 それはひなぎくが、痴態を晒しながらも快楽を感じているというなによりもの証だった。

「うっ、ふっふう!」

 ブポッ!
  ビチチッ! ブピピッ!

 空気が混じった炸裂。
 直後、女子トイレに響き渡っていた爆音がうそのように静まりかえる。
 聞こえるのは、ただ、

「はぁ……、はぁ……、はぁ……」

 獣のような低い吐息だった。
 着衣のままで排泄という行為に、心臓が破裂するくらい脈動し、呼吸が苦しい。

 まるで全力で走ってきたかのように。
 それに軽く目眩もするし、激しい耳鳴りもする。

(全部……出ちゃった……。ううっ、おまたのほうまで、パンパンだよぉ……)

 脚を閉じようと思っても叶わないくらい、水着の中は下痢で満たされていた。
 恐る恐るお尻に手を伸ばして撫でてみる。

「ひ、酷すぎる……」

 うんちに盛り上がっているヒップラインに触れてみると……、そこにはもう、ひなぎくが知っているお尻の輪郭はなかった。
 醜悪にもこもこと膨らみ、ヘドロよりも酷い臭いを放っている。

「水着、洗わないと……」

 とは言っても、女子トイレの個室はすべて故障中だから使うことができない。
 となると、隣にある男女共用トイレを使うしかない。
 男子たちにこの恥ずかしい状況を見られてしまうかもしれないけど、いまはそんなことを言ってられる状況じゃない。

「お願い、誰もいないで……」

 よたよたと歩きながら、汚泥に沈んでいた素足は、穢らわしい茶色い足跡を残していく。
 あとでホースを使って流しておかなくては。

 そんなことを考えながら、なんとか共用トイレの個室へと辿り着く。
 そこにあるのは、ちょこんとした和式トイレ。
 
「ううっ、もう少し……出る……っ」

 ぶりっ! ぶりぶりぶり!
  にゅるるるるるるるるるる!

 便座を見ると、律儀なことに便意が復活してしまい――、ひなぎくは慌てて和式トイレに跨がって、便意を放っていた。
 水着を降ろす暇も、勇気もなかった。

 ぼふっ!
  ブボボボボボッ!

 膨らみきったと思っていたヒップラインが、水着の内側から更に盛り上がっていくと、足口からチョコレートシェイクのようなドロドロの流動体が溢れ出してくる。
 だけどここまでくればもう安心だ。
 被害は、水着の中……、お尻とおまたが汚泥に塗れるだけで済む。済むと思えてしまう自分がいる。

「ふっ、ふぅぅっ」

 にゅるるるるるるるる!
  ブリュッ! ミチミチミチミチミチ!

 トイレの個室から、少女の息む声と、穢らわしい茶色い炸裂音が響き渡る。
 しかし少女としてあまりにも恥ずかしすぎる音は、セミの鳴き声が包み込んでくれて――、誰の耳に届くこともなかった。


ビターチョコレート10

ここまで読んでくれてありがとうございました!
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レモネードオアシス 2024/06/25 16:01

TS俺は失敗禁止ッ!11

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

今週も火曜日がやってきました。
最近は雨が降って蒸し暑い日が続いています。
今年の夏はかなり暑くなるらしいですね。
皆様もどうか体調にはお気をつけください。

さて、火曜日ということで今日はCi-enオリジナルの小説を更新したいと思います。
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真琴のわざとおもらしのはじまり!


目次

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#4章目 真琴のわざとおもらしっ。


「まったくもうっ、おトイレに行きたいなら言いなさいよねっ」
「うう……だって……女子トイレに入らないといけないって思ったら、そんなの恥ずかしいし……」
「おもらししちゃうほうが恥ずかしいでしょ。まったく、おもらしするまで我慢しなくてもいいのに」
「こ、これは……その……。女の子の身体って、こんなに我慢できないものなんだなって……」
「だからみんなたくさんおトイレに行ってるの。授業中にしたくなったら大変なんだから」
「よーくわかりました……」

 真琴に手を引かれてやってきたのは保健室ではなく女子トイレだった。
 しかし昴はその扉をくぐる直前になって足を止めてしまう。

「どうしたの。急に立ち止まったりなんかして」
「い、いや。女子トイレに入るというのは、やっぱり恥ずかしいし」
「なに今更言ってるのよ。あんた、もう女なんだからそんなこと言ってる場合じゃないでしょ。それに女物の制服着て男子トイレに入るつもり?」
「た、たしかに……っ。だが、女子トイレというのは……っ」
「さっさとする!」
「あっ」

 真琴に手を引かれて女子トイレへと連れ込まれる。
 あまりにもあっけない第一歩。
 だがそれは昴にとっては女の子になってしまう、大きすぎる一歩だった。

 鼻腔を満たしてくるのは、男子トイレとはほんの少しだけ違う、角の取れたアンモニア臭。
 それは長年にわたってこの学校に通ってきた女子たちの、恥ずかしい香りが染みついたものなのだろう。

「ああ……。入っちまった……」

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真琴のおもらしはじめっ!

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レモネードオアシス 2024/06/18 17:41

TS俺は失敗禁止ッ!10

いつも温かいご支援ありがとうございます。
おかげさまでマニアックな小説を書き続けることができています。

火曜日です。
今日の千葉はずっと大雨が降っています。
気圧が低くなっているせいか身体が重くなってなかなか思うように動くことができませんでした。

さて、今日は火曜日ということでCi-enオリジナルの小説を更新していこうと思います。
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授業中におもらし!


目次

TS俺は失敗禁止ッ!

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(ど、どうしよう。ぱんつ……蒸れてきてるっ)

 ふっくらとした女性器の狭間からはおしっこが出てくるし、汗もかく。
 それに昴自身はまだ体感はしていないけど、膣壁からは下り物だって漏れ出してくる。
 そんなおまたが、蒸れないはずがないのだ。

(ぱんつのなかが蒸れて……おまたが、痒くなってきたぁ……っ)

 じゅわわ……。
 ちょろ……ちょろろ……。

 痒くなってきたおまたは、更に緩んでしまったとでもいうのだろうか?
 おまたからは勝手におしっこが漏れ出してきて、掻痒感がより一層強いものになっていく。

(おまたがこんなに痒くなるなんて……聞いてないぞっ)

 そういえば以前テレビで、デリケートゾーンが痒くなったときに使う軟膏のCMを見かけたような気がする。
 と、いうことは、おまたが痒くなるというのは女性にとっては割と一般的な問題なのだろう。

(おまたの丘がっ、谷間が……痒い……! あっ)

 しゅわわわわ……。

 おまたの痒みに気を取られすぎていただろうか?
 気がつけば、膀胱は水風船のようにパンパンに膨らんでいた。

(し、しまったぁ……っ。股間の痒さに気を取られるあまり、尿意のことをすっかり失念していた!)

 時計を見上げれば、授業開始から十五分ほどが経っていた。
 いまなら手を挙げてトイレに行こうと思えば行けるタイミングだが……!

「ぅっ」

 じゅももももも!

 軽く座り直しただけ。
 たったそれだけなのに、大量のおしっこが漏れ出してきてしまう。
 どうやら、椅子の座面に尿道が押しつけられていて、辛うじて危ういバランスを保っていたらしい。
 いま、席を立てばどうなるだろうか?
 立った瞬間、おしっこが噴き出してくるに違いない。
それほどまでに昴の膀胱はキシキシと悲鳴を上げていた。

(ちょ……っ、立てない……っ。立った瞬間に、漏らす!)

 じゅわっ、じゅわわ……。

 座っているというのに少しずつ漏れ出してきている。
 立つも地獄、座っているだけでも、ゆっくりと地獄の門が近づいてきている。

(うそ……。もしかして、詰んだ……? もう、立てない……。座ってても、もう……我慢……できない……?)

 その瞬間――昴は、視界が真っ白になったのを感じた。
 だけど、それは実際に周囲が真っ白になったわけではない。
 昴だけに訪れた、仮初めの感覚――絶頂感だった。

「あっ、あっ、あっ」

 男だったころに何度も味わってきた感覚に、ヒクッ、ヒクンッ! おまたが痙攣する。
 ショーツのなかに熱い奔流が生まれ、溢れ出してくる。

「あっあっあっ」

 その感覚に昴は宙を見つめ、酸欠になった金魚のように口をパクパクさせることしかできなかった。
 ぱんつのなかが熱くなって、身体を包み込んでくるのはどんなものにも代えがたい開放感。

 気がつけば――。

 じょばばばばば……。

 昴の下半身の蛇口は壊れ、生温かな水流が噴き出してきていた。

(あれ……? ぱんつのなかがあったかくなってる……。それに足もふくらはぎもあったかくなって……。それに、なんで気持ちいいんだろう……?)

【 お茶コース 】プラン以上限定 支援額:300円

授業中におもらし!

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