24年5月 コミッション公開更新作品【全文15000文字】
24年5月 コミッション公開更新作品
【あらすじ】
常識改変もの?セックスの授業があるのが普通の世界にて性教育実習で○級委員長の男の娘×おっとり系内気女子の公開セックス話
同〇生のガヤもあります(野次ではないが声掛け的な)
最後見学者たちが男の娘×おっとり女子へぶっかける描写があります
スズナ DC 明るくて優しいブルマの似合う可愛らしい男の子。
まど香 JC 内気おっとり系の女の子
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試し読み
体育館に集まった生徒たちは整列した状態で、床の上に座らされていた。
床に着席させられた後も雑談をする生徒たちで、体育館はザワザワと騒がしい。
「今日のこの時間って性教育授業なんでしょ?」
「そうらしいよ。今日の日直が職員室に行った時、先生たちが話してたの聞いたって!」
「マジで?」
「マジなんじゃない? 舞台の上にベッドおいてあるし」
「あ、ほんとだ! 気付かなかったぁ」
「いや、気づけし!」
生徒たちはケタケタと楽しそうに盛り上がっている。
彼らの雑談の内容は、これから始まる性教育授業についてだ。
ソワソワと落ち着きなく体育館を見回す者。
にまにまと下心込みの笑みに笑い合う友人同士。
キャッキャッとはしゃいだ声を上げるグループ。
ワイワイガヤガヤと雑談を続ける生徒たちが整列している横を、白衣を着た女性が颯爽と歩いていく。
「あ、保健室の先生だ……」
「そろそろ始まるんじゃない?」
保健医の移動に合わせるように、生徒たちの視線、身体の向きが舞台の方へ向いていく。
手入れされた靴の踵を軽やかに鳴らして舞台の下に立った保健医は、端に備え付けられたマイクの前に立って話し始めた。
「はい! じゃあ今から性教育の実習授業を始めますよ! 日直さん挨拶!」
保健医の指示に日直が「起立、礼」と号令を出す。
生徒たちはバタバタと体育館の床から立ち上がり『よろしくお願いします』と挨拶と礼をした。
「着席」
日直の号令に、また生徒たちがバタバタと体育館の床に座っていく。
ざわめきが落ち着いてきた頃に保健医が再び口を開いた。
「さっきも言いましたが、今日は性教育の実習を行います」
保健医の言葉に、再びざわめく生徒たち。
「誰がするんですか?」
生徒の一人が手を挙げるのと同時に質問をする。
周りの生徒は発言者を見て頷いたり、保健医の次の言葉を促すように保健医を見つめていたり、さまざまな反応を示していた。
「お前だったらどうする?」
「えぇっ! そういうお前こそどうすんだよ」
お互いを小突き合う男子生徒の声が、やけに大きく体育館に響いた。
生徒たちの落ち着かない態度を見回して、保健医は苦笑するように表情を和らげるとマイク越しに質問に応じた。
「今日の性教育実習は学級委員長のスズナさんにお願いします。パートナーは、まど香さんにお願いしましょう」
『おお~ッ!』
体育館じゅうが、どよめきに震える。
羨望とも、冷やかしとも取れる生徒たちの歓声と拍手の中で「さあふたりとも! こちらに来て頂戴!」と保健医の声がマイクを通して指示をする。
選ばれたふたりは、クラスメイトたちに囃し立てられながら困ったような笑顔で列の中から立ち上がる。
ひとりは男子生徒。
締まった細い身体つきで、短めのポニーテールをした生徒だった。
すらりとした長い足にブルマを装着した体操服を着ている。
「スズナっおめでと~!」
「やったじゃん! いいな~」
「ちゃんとリードしろよスズナ~!」
スズナと呼ばれたポニーテールの男子生徒は、男女問わず周囲のクラスメイトにからかい混じりの声援を受けながら照れ笑いを浮かべつつ、保健医の方へと歩いて行った。
「まど香ちゃん頑張れ~!」
「大丈夫大丈夫! スズナ君優しいからきっと気持ちいいよ!」
「まど香~!」
囃し立てれて真っ赤になった顔を俯けながら、友人たちに小さく手を振りつつ立ち上がったのは女子生徒。
ぽっちゃりとした柔らかそうな身体つきのボブカットの彼女は、装着した赤い眼鏡に負けないくらい真っ赤に染まった頬を抑えながら、よろよろと保健医の方へと歩いて行った。
生徒たちのざわめきと視線は、舞台の下に並んで立つクラスメイトふたりに注がれている。
拍手や高い口笛など、悪ふざけの過ぎた歓声が上がったところで、保健医がマイクを構えて言った。
「はい! 皆さん、静かにね!」
保健医の言葉に、徐々に静かになる生徒たち。
「じゃあふたりとも。舞台の上に上がってベッドの前に立って」
生徒たちが静かになったのを見計らって、保健医は横に並んだふたりに舞台の上を指し示す。
示された先を見て、ふたりは「はい」と返事をすると連れ立って壇上に上がる。
舞台に上がったふたりは、中心に置かれたベッドの前に並んだ。
女子生徒のまど香は、恥ずかしそうに顔をかすかに俯かせ、視線をきょろきょろと彷徨わせていた。
『まぁちゃん~! 頑張って~!』
仲の良い友人たちなのだろう。数人の女生徒の声援が舞台へ届くと、まど香は真っ赤になった顔に嬉しそうな笑顔を浮かべて、小さく手を振っていた。
隣に立つスズナは、照れ笑いを浮かべるまど香と、保健医と、クラスメイトたちを交互に見ては、にこにこと柔らかく微笑んでいる。
「はい、それじゃあ代表のふたりには、クラスのみんなに意気込みをひと言言ってもらおうかな!」
保健医の発言に、ワッと湧くクラスメイト。
「スズナ~!」
「まど香ちゃ~ん!」
拍手と笑顔で盛り上がるクラスメイトたちは各々が、代表者ふたりの名前を呼び、明るく声援を送っている。
保健医の発言と、盛り上がる体育館の反応に、まど香の顔が耳まで真っ赤になっていた。
赤くなった顔の温度を下げようとしているのか、両手でパタパタと顔を仰いでいる。
それをちらりと横目で見たスズナが「僕が先にひと言言うね」と告げた。
「えっ! あっ……うん、ありがと……」
まど香が赤い顔でこくこくと頷いた。
まど香のリアクションを見てから正面の方、体育館の床に着席するクラスメイトたちを見た。
笑顔で可憐な唇を開いたスズナの動作に、そこかしこで起こっていたさざめきが収まる。
「えっと……今日は、性教育実習の実習生に選ばれて嬉しいです! 頑張ってまど香ちゃんが気持ちよくなるようにセックスしたいと思います! よろしくお願いします」
ぺこりと頭を下げ、パッと顔を上げるとスズナのポニーテールが元気に揺れた。
拍手するクラスメイト。
「がんばれ~!」
「ちゃんとやれよっスズナ~!」
楽しげに囃し立てる声が体育館に響く。口笛を送る生徒たちもいて、関係のない所で笑いが起こる。
「ほらほらっ静かにして! さあ、次。まど香さんひと言お願いね」
保健医の注意に徐々に静かになる体育館内は皆、まど香の言葉を待ってる。
「えっ……と、あの……が、頑張ります……よ、よろしくお願いします!」
まど香が真っ赤な顔で叫ぶように言った。バッと頭を下げて、勢いよく姿勢を戻す。
勢いが良すぎたのか、赤い眼鏡がかすかにずれたのを両手でツルを押さえて直している。
「がんばれ! まど香ちゃん!」
「楽しんで~!」
真っ赤になって恥ずかしがるまど香を励まし、明るく盛り上がるクラスメイトたちの声援が収まる頃に、保健医の声がマイクで指示をした。
「じゃあ、二人とも。そろそろベッドへ向かってください。頑張ってね」
促されたことに頷いて、スズナとまど香はベッドに座り、向かい合うふたり。
スズナから「まど香ちゃん、よろしくね」と話しかけるのに対して「わ、私も……よろしくね、スズナ君」と赤くなって頷くのが精いっぱいな様子のまど香。
しかし、挨拶以降どうコトを進めたらよいのか分からず無言になってしまったふたりを、下から見ていた保健医が優しくアドバイスをした。
「ふたりとも、実習であってもいきなりセックスをするのは良くないわね。セックスもコミュニケーションだから、お互いに仲良くなるために少し、おしゃべりをしながら触れ合うといいかも。まずはふたりとももっと寄り添ってみたら?」
保健医のアドバイスを受けたふたりが頷いた後、お互いを見つめ合ってベッドの上をじりじりとにじり寄っていく。
狭いベッドであっという間にぴったりと触れ合う互いの体側。触れ合った太腿。
地肌が触れたことでまど香はスズナがブルマであることを話題におしゃべりを始めた。
「あ、あの! スズナ君って、ブルマ、すごくよく似合ってるよね!」
「ほんと? ありがとう。嬉しいな!」
まど香の言葉にスズナはにっこりと笑った。
その笑顔に釣られるようにまど香も柔らかく微笑んで頷く。
「うん。スズナ君、足がすらっと細くて長いから、ブルマを履くと良い所が強調されるって感じで……とっても素敵だなって……あ、あの、触ってもいいかな?」
「え? いいよ!」
まど香の大人しい印象とは裏腹に大胆な提案を受けて、スズナは一瞬目を見開くが、すぐに笑顔になって頷いた。
まど香の柔らかい手が、そっとスズナの太ももに触れる。
「スズナ君は放課後とかに走ってるよね……かっこいいなって思って、いつも見てたんだぁ……」
「そうなの? ふふ、なんかくすぐったいなぁ」
「あ、ごめんっ! 嫌だった?」
まど香がパッと手を離すが、スズナはゆっくりと首を振る。
「ううん、全然! 今まで見られてたって聞いてなんだか嬉しいみたいな……ちょっとくすぐったいなって思ってさ……ねぇ、もっと触ってくれる?」
スズナの手がまど香の手をぎゅっと握る。
指を絡めるように握りしめるとまど香の頬がポッと赤く染まった。
「スズナ君……うん。あ、あの……スズナ君も、私に触って?」
まど香の潤んだ瞳がじっとスズナを見つめてきた。その瞳のきらめきにスズナの胸が高鳴る。
弾む鼓動のままに、スズナはまど香の柔らかい太ももに触れる。
「んっ……あっスズナ、くん……う、ぅ」
「ふふふっまど香ちゃん、くすぐったい?」
「んっ、うぅんっ……平気っあっ……私も、触るね?」
「うん……んっ、あっ……まど香ちゃんの手、きもちいい……ん、ぁ」
まど香の手も、優しくスズナの太ももを撫でる。
互いの手の動きが、温もりが、お互いの呼吸を弾ませていった。
「はぁ、あ、まど香ちゃん……体操服、脱がせてもいい?」
スズナの手が、そろそろと体操服の裾から内側へと入り込んでくる。
その指先にまど香の身体が跳ねた。
「あぅっ、うん……いいよ……脱がせて」
「ふふ、じゃぁはぁい、バンザイして~」とおちゃらけた物言いでまど香の体操服を脱がせていく。
「ふふっやだぁ……子ども扱いして! じゃあ次はスズナ君の番ね! はい、バンザ~イ」
まど香がくすくすと小さく笑っている。むちむちとした柔らかそうな身体には、シンプルなスポーツブラが装着されていた。少し恥ずかしそうに身体を捻ったまど香だが、仕返しとばかりにスズナの体操服の裾を掴んで上へ引っ張る。
スポッと取れた体操服をベッドの端において「次は、ブルマ脱がすからスズナ君お尻上げて」とまど香の甘い声がぽつりと落ちた。
「うん」
頷くスズナの動きに合わせて、ポニーテールが小さく揺れた。
まど香の手がじれったいほど優しくスズナのブルマのフチを掴み、ゆっくりと太ももに降りていく。
「あっ、ぅ……」
「あっ! ご、ごめんなさいっ! 痛かった?」
スズナが小さくこぼした声にまど香がパッとブルマから手を離す。まど香が眉を下げた上目遣いで、スズナの様子を伺っている。
「あ、ううんっ! 違うんだ。くすぐったくて……つい声が出ちゃった。こっちこそごめんね」
スズナの言葉にまど香はほっと息を吐く。
丸く柔らかそうな頬を弛めて小さく笑ったまど香は「良かった……じゃあ続けるね」と再びスズナの足元へ視線を落とした。
脱がしかけたブルマを、そろそろと下ろしきり、まど香はおずおずと恥ずかしそうに顔を上げる。そして赤い眼鏡ごしに目を大きく見開く。
「脱がせたよ……ああっ! スズナ君、このパンツって、アニメの○○でしょ? スズナ君も好きなの? 私もこのアニメすっごい好き! いいなぁ。私、これ買えなかったんだぁ」
まじまじとスズナの下半身を見てうらやましがるまど香。照れとは違う、紅潮した顔で目をキラキラと輝かせている。
その表情は、本当にそのアニメが好きなのだとわかるもので、スズナも釣られるように顔を紅潮させた。
「え? ええっ! ほんと?! まど香ちゃんもこのアニメ好き?! うわぁ嬉し~! これ、可愛いでしょ? 僕も気に入っててヘビロテしちゃうんだ」
「いいなぁ~! このアニメのグッズ人気ですぐ売り切れちゃうから、なかなか手に入らなくって……」
羨ましそうに苦笑交じりに呟くまど香の手を取ってスズナはにこにこと提案する。
「そしたら今度一緒にグッズ探しに行こうよ! このパンツも僕が良く行くグッズショップに売っているんだよね。そこ、品揃えも良くてパンツも比較的手に入りやすいんだ!」
「えっほんと?! 行くっ! 行きたいっ! 絶対行くっ!」
「うんっ、うん! 行こ!」
スズナとまど香は互いに好きなものが一緒であることを手に手を取って歓喜した。
ともにアニメショーツを買いに行く約束をしたことに、キャッキャッとはしゃいでいるふたりの様子に、体育館じゅうで和やかな笑いが起こる。
「デートじゃんっ! いいな~!」
「私もそのアニメ見てるよ~! 面白いよねっ!」
「私も~! 妹と一緒に見ちゃう。面白いよねぇ~」
ふたりの会話に同調するようにはしゃいだ声が体育館内のそこここで上がり、館内を愉快にざわめかせている。
体育館に溢れる会話が耳に届いたスズナとまど香は互いに顔を見合わせて照れ笑いを浮かべていた。
「じゃあ、実習が終わったら……デートの予定きちんと決めよ?」
「うん」
「じゃあ次は、僕がまど香ちゃんの服、脱がせてくね……」
スズナがほんのり赤らんだ目元を細めて、まど香を見つめる。
その視線にこくりと頷いて返したまど香。
まど香の柔らかい腰回りから、そっとハーフパンツのウエスト部分を摘まんで離すとゆっくりと下ろす。
「あっ、と」
膝立ちになったまど香の身体が、ベッドの上でゆらゆらと小さく揺れている。バランスを取るために、手がそっとスズナの肩にかかった。
「大丈夫? 僕に掴まっててね」
「う、うん……ありがと……」
脱がされる羞恥から、まど香は頬を真っ赤に染めて小さな声で礼を言う。肩に乗った手が、じっとりと汗ばんでいた。
白い足がハーフパンツから抜けて下着姿になったまど香を見上げるスズナ。すると目の前には、男児用の白ブリーフを着用したまど香の姿があった。
「まど香ちゃん、そのパンツって……」
「え?」
驚きのあまり思わず問いかけるスズナの声に、まど香は自身の下半身に視線を落とし、きゃっ! と短く悲鳴を上げる。
「やだ! 弟の履いて来ちゃった!」
真っ赤になった顔を両手で覆って恥ずかしがるまど香。
ドッと大きな笑いが、体育館を揺らした。
「マジかよっ! そんなことある?」
「間違えすぎ! 履くとき気づけよぉ~!」
「弟君、きっと困ってるよ~」
囃し立てる外野の声は長く大笑いを続けており、まど香の羞恥を煽る。
「だ、大丈夫だよっ! ちょっと間違えることくらいあるって!」
スズナのフォローにもまど香はうぅぅ……と小さく呻き声を上げたまま手で顔を覆っている。
「そ、そうだ! ひさしぶりに、そういう男の子が履くようなパンツも履いてみたいから、あとでお互いのパンツ、貸し合おうか?」
スズナの必死な言葉は、自身のパンツを羨ましがっていたまど香を慰めるための発言だった。
まど香は手のひらから少し顔を上げる。
赤い眼鏡ごしの瞳が潤み、驚いた色を滲ませてスズナを見た。
「え……あ、ありがと……でも、いいの? これ、私が今日一日中履いてたやつだよ……」
「ああ~、そっかぁ……それは、お互いやだよねぇ……ごめんっ……なんか、変なこと言っちゃった……」
フォローのつもりがフォローにならずすまなそうに眉を下げ、苦笑するスズナ。
じっと見つめ合う赤い顔を見て、ふたりは同時に噴き出した。
「あはははっ! どうしてパンツ交換なんて言い出したんだろっ僕! はははっ!」
「ふふっ、ふふふっほんと……ふふふっどうしてっ、あはははっ!」
吹き出して笑うスズナとまど香は、お互いの視線が合うたびに腹を抱えて大笑いした。
「あははッ! あぁ~おかし~! ごめんね変なこと言っちゃった」
「ううん、私の事、フォローしてくれて嬉しかった……ふふっ」
「パンツ、脱いじゃおうか」
「うん!」
ふたりはいまだに笑いが収まらないようで、にまにまと頬を弛ませながら交互に下着を脱がせ合う。
とうとう一糸まとわぬ姿になって向かい合ったふたりは、少し照れくさそうにベッドにぺたりと座り込んだ。
壇上にあるベッドを見上げていた保健医は、裸になったふたりを見てこくりと頷くと「じゃあふたりとも、まずはキスから始めましょうか」とマイク越しにアドバイスした。
その言葉に、体育館をざわつかせていた笑い声が少しずつ収まっていく。
クラスメイトたちは再び、羨望と興奮が入り混じった真剣な瞳で代表者ふたりを見つめる。
「はい」と返答をしたスズナと、保健医の方を見てこくりと頷いたまど香。
ふたりは互いに手を伸ばして握り合うと、たどたどしく唇を合わせてキスをする。
「んっ……」
「ぅ、ん……」
ちゅ、ちゅっ。
何度もついばむようにキスを繰り返すふたり。
体育館じゅうの視線がスズナとまど香に注がれていた。
「んぅ……まど香ちゃん……胸、触っていい?」
触れ合った唇をほんの少しだけ離して、スズナが問う。
まど香はそれにこくりと頷くと、心なしか胸を差し出すように張って見せた。
ぽっちゃりとしたまど香の身体は、他のクラスメイトと比べると胸が大きく膨らんでいる。
キスの刺激に合わせてふる、ふると揺れる胸にスズナはほっそりとした指をそっと沿わせて手のひらで包み込むように揉んだ。
「ん、ぁっ……あ、んっ」
まど香は、スズナの手の動きに敏感に反応し、合わさった唇をぱくりと開いて小さな喘ぎを漏らしている。
その開いた唇の中に、スズナは自身の舌を挿し入れた。濡れて柔らかい口内に舌を這わせるとまど香の身体がびくっ! と跳ねた。
ちゅぅっ、ちゅぷ、くちゅっ。
スズナの唇はまど香の口内を舐り、濡れた舌を絡めつつ合間に彼女の胸をやわやわと揉みしだき、手のひらでこりこりと小さな乳首を捏ね回す。
「んぅっ、はぁっ、あぅ……まど香ちゃん……おっぱい、やわらかぁ。とっても可愛い……痛い?」
「ううんっ……あっ、い、痛くない……あっ、んきもちいいよ、スズナ君っ」
もっと、もっと、とねだるようにまど香の腕がスズナの首に回りぎゅっと抱き寄せる。
「スズナ、くんっ……あっいいっ、んっあっ」
まど香の手がスズナの小さな乳首に伸びて、自身に施されるように手のひらでこりこりと捏ね回したり、摘まんだり愛撫している。
「あっんっ……まど香ちゃ、んっ……あっ乳首……僕もきもちいいぃっまど香ちゃんの手、好きぃ」
「あぁっ、あっ! スズナく、んんっあ、私もぉ……しゅご、いいっ」
まど香がぐっと背を反って喘ぐ。口づけを繰り返していた唇から、とろりと唾液の糸が引き、ほの赤く染まった肉付きの良いまど香の身体に落ちた。
体育館内に、ごくりと唾を飲み込む音が響く。
「まど香の胸、けっこうあるな……エロ……」
「乳首くりくりすんの、気持ちよさそう……いいなぁまど香ちゃん……」
「キス、いいなぁ……」
性的興奮を滲ませた外野の声が、ぽつぽつと響く。
羨望のかすかな声を聴きながら、スズナとまど香は互いの胸を手で愛撫し合い、唇を吸い合って舌を絡めている。
「まど香ちゃん……」
ちゅぷ、と音を立てて舌を離すと、スズナはまど香の首筋を吸い、舌を這わせて鎖骨を舐めるとツンと尖った乳首を口に含んだ。
ちゅぶ、ちゅっ、ぢゅぅっ。
「やっ、スズナくっんんっ。やっぁんっ……あっ、乳首っきもちいいぃ、んっ!」
まど香は胸を反らし、スズナの頭をぎゅっと抱きしめて胸への愛撫を甘受していた。
ちゅぅっ、ぢゅっ、ちゅるるっ。
くねるまど香の肉体を抱き寄せながら、スズナは強弱を付けて乳首を吸い、舌で転がすようにころころと乳首を転がす。
「んぁっ! あっあぁっ……んっスズナくぅっあ、私もぉ……私も、スズナ君のおっぱい、吸いたいな……」
快感に赤くに染まった顔で、まど香は自分もスズナを好くしたいと告げる。
そのいじらしい顔にスズナはぎゅっとまど香を抱きしめた後、腕を広げて「きて。まど香ちゃん」と受け入れた。
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