ねんない5 2021/04/04 17:00

次回作の立ち絵を動かすにあたっての方針とサンプル



前回の記事で重要なお知らせをさせて頂いた通り、エンジニアのみーくんは今後こちらのサークルの開発に注力するために、退職しフリーランスとなるにあたって必要な仕事を片付けるため、現在こちらの作業を離れております。




アップデートの作業報告

みーくんの実装の方は一時停止しておりますが、ねんないの方でできるゲームオーバー演出のための立ち絵や、新衣装用のアニメーション製作などの作業は引き続き進めています。

しかしそれだけでは間が空いてしまうので、先週お伝えした通り、次回作の準備にも軽く時間を割いていきます。



次回作のおはなし 動く立ち絵の案を具体的にする

前提として、キャラクターの描写に関しては、キャラの動きはステージ上のキャラチップで、そのキャラの状態の詳細は画面左に表示される大きな立ち絵ドットで表現するという役割分担があり、それは次回作でも基本的には変わらない想定です。

先週の記事からテストしている「動く立ち絵」とは、その立ち絵ドットをアニメーションさせて、キャラの存在感・臨場感を増していこうという試みです。




種類を増やすか、動きをつけるか

気合の入った同人ゲームなどでも見かけるようになったこのような動く立ち絵ですが、注意しなくてはならないのはやはり膨れ上がる工数です。

立ち絵1つのアニメーションを作り込むほど、立ち絵の種類が増えた時に工数も倍々に掛け算されるので「動き」を作り込めば「種類」は増やしづらくなるというトレードオフの関係になりがちです。


ちなみにシニシスタでは今度の追加アップデートのぶんを含めると90枚弱の立ち絵があり、新衣装を合わせるとほぼそのまま2倍になります。

もちろん中には目が赤くなっているだけだったりする立ち絵などもありますが、そういった差分のものを考慮したとしても、全ての立ち絵にがっつりアニメーションを入れることになったらと思うと、なかなか焦げ臭い香りがします。



重視するのは立ち絵の「動き」なのか「種類」なのか、必ずしも0か1かの二者択一というわけではありませんし、それぞれの良さはあると思いますが、次回作の方針としては動きのために種類を犠牲にするようなことは極力避けたいと考えています。

1作目も工数の観点から、立ち絵を製作する際に既存のものと似た構図を選択することはありましたが、新しい敵やシチュエーションに出会い、新しいやられアニメーションや立ち絵が見られるのはゲームを進めるための大きな理由であり楽しみだと思いますし、先に進んだ価値のあるものをできるだけ用意したいところです。




動きの方針

とはいえ立ち絵の動きを諦めているわけではありません。
誰もが動いているシスターのおっぱいを見たいと思うのは自然なことです。

↓のgifは先週の記事で貼ったダウン中に息が上がって胸が上下している立ち絵ですが、実際に作ってみて、完全な静止画に比べて少しでも動いているとやはり大きなエロさの違いを自分でも感じました。(細かい部分は脳内で補完できるのもドット絵の特徴ですよね)

ついでにこのgifには先週なかったまばたきを追加していますが、静止画の状態からこのくらいデフォルメされた動きをつけるのであればだいたい30分程度で作成することができそうです。





では次にピストンされている時など、やられている最中の立ち絵の場合を考えてみます。

しかし基本的には上記のダウン中アニメーションの時と大きくは変わらず、細かい動きはさせずに、やはりある程度デフォルメした動きをつけていきます。

やられ中は当然ステージ上のキャラチップも細かく動いている場合が多く、それと同時に立ち絵も激しく動かし過ぎると、2つのキャラの動きが合わなくなってしまいますし、そもそも今作の立ち絵ドットはサイズも大きくて詳細に描かれているので、激しく動かすには向いていません。(普通、SEやボイスはキャラチップの動きに合わせて鳴らされますしね)

なのでまとめると、立ち絵ドットはあくまでキャラクターの状態を表示するものという立ち位置は崩さず、比較的小さくシンプルな動きで、かつ短いスパンで繰り返し再生されるものが、工数も少なく、他と喧嘩しにくく、そして少しでも絵が動けば臨場感は増すというところから、生産性・費用対効果という点でよいバランスなのではと思いました。


さらに短くすると要は次回作で立ち絵を動かすのできそうじゃん!というお話です。




特典:ピストン立ち絵と、事後立ち絵のgif

以下の特典ページは、聖堂ステージで1回目に神官に捕まって犯されている際の立ち絵を軽く動かしてみたgifと、事後で息が上がっているgifを掲載しています。

ちなみにこちらの2つのアニメーションを作る時間も、元の絵があるので合計で1時間程度でした。


前述の通りそこまで大きな動きではありませんが、動かしているのは製品版に含まれているR18の絵なので、一応ご支援の特典とさせて頂きます。

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