ねんない5 2023/04/16 17:00

状態異常の詳細表示の作成、ほか雑記など

直近のタスク

主要なゲームシステムについては形になったので、現在は以下の補助・補足的なシステムとゲームの軽量化・安定化を進めています。

◆軽量化・挙動の安定化
 →引き続き進める
◆アイテム
 →UI、仕様は済
◆状態異常の詳細表示
 →今回
◆ボス再戦の仕組み
◆ハーニャによる状態異常回復



軽量化・挙動の安定化

軽量化については残り続ける問題なので、引き続き進めています。

先週グラフィックの不具合修正をした結果描画負荷が大きくなり、スペック低めのノートPCで確認してもらったところFPSが下がってしまいましたが、今回の対応によりまた復活しました。

今はより低負荷で同じ見た目になるようにエンジニアのみーくんの方で描画の方法を改良しつつ、ねんないの方でも背景の負荷軽減を行っています。


余談ですが、今後のデバッグや検証の作業のために、ねんないの方でも古めのMacBookを入手しました。




状態異常の詳細表示

こちらのUIと仕様を作成しました。

先週作成したアイテムと同様、キャラクターメニュー(space)に主人公の状態異常についての説明文を表示します。

状態異常の中にはゲームオーバー時にしかならないものや、少し時間が経てばすぐ解除されるようなものもありますが、膨乳などの残り続けるタイプの状態異常ではちょっと詳しい説明を見ることができます。


先週のアイテムに比べれば機能的にはシンプルですが、フレーバーの他にもMP上昇などのゲーム的な効果の説明の他、リリースバージョンでは状態異常がきっかけになって起きるイベントのヒントなんかも記載できたらと思っていますので、意外とプレイヤーの方も使う機会がある機能になるのではと思っています。





がいこつ


骸骨飾り


今週の状態異常UIと仕様は比較的楽にできましたが、前述の背景の軽量化作業に思ったより手間と脳みそのリソースを取られてしまったので、隙間の時間にあまり考えなくてもできるドットを色々打っていました。

現在作っているのがアンデッド系が多いエリアということもあり、主に骸骨系の素材をいっぱい作りました。画像はその一部です。



配置場所は仮ですがこんな感じで背景にしたりします。


骸骨エネミー?

骸骨を出したいのはやはり単純にモチーフとして優秀だからで、昔から世界中の絵やシンボルや装飾品になるだけあって、雰囲気づくりとして骸骨は本当に「強さ」を感じます。

では背景だけでなく、骸骨系のエネミーがいるのかどうかという点についてですが……
スケルトンといえばアンデッドの王道モンスターであるものの、エロゲーで考えるとちょっと相性が悪い部分があることは否めません。(ちんこないし)


それでも、このゲームの場合はストレートな意味でのエロではないシチュエーション、いわゆるグロに該当しそうなものも多いのでまだ活躍の機会は作れますが、やはりメインというよりは脇を固めるような使い方になるかと思っています。

なので骸骨エネミーの登場がないとは言いませんが、骸骨がメインのシチュエーションというのはあまりないかもしれません。

ただシスターと骸骨という取り合わせはぐっと来るものがありますし、例えば壁に埋まったスケルトンを拘束具にしたりなど、どちらかというと舞台装置や助手のように使う方が活躍できるかもと、現在はそんな感じに考えています。

スケルトンスケベがめっちゃ好きな方がいたらごめんなさい。






雑記:バイオだバイオだ

バイオRE4の軽いネタバレを含みます。

前作シニシスタをプレイして頂いた方はご存知かとは思いますが、バイオ4には様々な影響を頂いており、こればかりはプレイしないわけにはいきませんでした。



↑オープニングで怪しい儀式で女性の生贄を捧げる怪しい邪教徒!やっぱりいいですね。早く生贄の部分をシスターにしたものを作りたいと思わされます。



↑なおそのオープニングで儀式が行われていた祭壇にはゲーム内でも行くことができるのですが、そこのすぐ近くにもう一人明らかに村の人ではない女性の死体がありましたので、おそらく外から取材とか、あるいは迷い込んだりして来てしまった女性二人組だったのかなと想像を促すような構造になっているのがすごく良かったです。
NPCの使い方として真似したい部分です。




↑これは敵ではなく背景のオブジェクトですが、やはり人から寄生体が伸びているようなビジュアルは人体の冒涜感がすごくて良いですね。

今作でも前作の「村人」に該当するエネミーは作る予定ですので、色々と参考になりました。





↑RE4では、独立して動く寄生体がその場で死体や生きている人に寄生し無理やり人体を操っている描写がしっかりと描写されていました。

これは体内に寄生しているわけではなく、体外からおそらく脳や脊髄に細管を差し込み人を操作しているという形で、こういった外から見てわかりやすい寄生も良いなと思います。
その寄生された際の人の動きも妙に機敏で、虫の動きを連想させる気持ち悪さがあって、そうした動きの奇妙さも作っていきたいですね。

開発者目線でも、同じ邪教徒の身体を再利用して新しいエネミーを作れる寄生体はリソース的にも優秀と言えそうです。



実はREシリーズをプレイしたことは初めてだったので操作感に戸惑いましたが(近接攻撃とナイフのトドメとナイフパリィがそれぞれ別ボタンなところとか)カプコンさんらしい安定したクオリティのゲームでした。

ゲーム性とかそれっぽい評論を書くわけではないですが、シンプルでクオリティの高いゲームはやっぱりプレイしていて気持ちが良いなと思いましたし、やはりバイオはREになっても自分にとって教わる部分の多い特別な作品でした。

遊ばせてもらったぶん、しっかりと還元したいと思います。




以上です。
それではまた。

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