今年最も恥ずかしかった出来事

お世話になります。
やんまるまーです。

今年もありがとうございました

今月下旬頃～元旦までは冬コミの事前調整や頒布用おさわりゲームのマスタリング等で大詰めとなりますので、少し気が早いですが今年締めのご挨拶とさせて頂きます。

2021年はゲーム制作中心で参らせていただきましたが、同人界隈で多くの事を学ぶ機会が取れました事を心から感謝しております。
同じクリエイター様方とのコミュニケーションも豊富に取らせて頂き、楽しく活動をさせていただきました。

年末の冬コミ２日目では東モ51aにて製作中の「ポケットおさわりシミュレーション！」と、過去男の娘RPG２作を頒布致しますので、今後ともぜひご応援よろしくお願いいたします。

◆カタログページ
https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/15722126/

2021年お気に入りイラスト

https://twitter.com/kinpillagoboh/status/1472051494002343941

カミングアウトせざるを得なかった話

本題です。
実は今年引っ越しを行いまして、その際に死ぬほど恥ずかしかった経験があります。

やんまるまー
「年収を証明出来るもの……ですか？」

(保証会社の)オペレーター
「はい、インターネット上で収益を得ているとの事ですので、何かやんまるまー様がお持ちのウェブサイトや、イベント等で実績が確認出来るものがあれば」

やんまるまー
「(ギクッ)…………あ、あのぉ、他に証明できる手段はありませんか？」

オペレーター
「誠に申し訳ございませんが、弊社ではネットでお仕事をされている個人事業主の方々には前述の情報を基に審査の対象としておりまして」

やんまるまー
「わ、分かりました。一度確認しますのでまたこちらから掛け直します」

(ガチャッ)

やんまるまー
「…………👺」

い、言えねぇ…………！！ (;;ﾟ;;ё;;ﾟ;;)

やんまるまー、ここへきて最大の試練。

アダルト関連の作品を販売しているうえ、リアルでは誰にも明かしたことのない自分の性癖、「ショタコン」 と「くすぐりフェチ」を、見ず知らずの方に伝えるというのは、まさに地獄の沙汰である。
今までの保証会社では、本人確認だけで済んだんだけどな……。

しかし、保証会社という関門をくぐり抜けなければ入居審査は通らない。
小二十分ほど我が身の鎮静を待機した後、恐る恐る閻魔の元へと再度交信する。

―――たしか、こんなやり取りをしていたな。

オペレーター
「はい、それではご提示お願いします」

やんまるまー
「あ、そ……その前にちょっと言っておきたいことが……」

オペレーター
「はい？」

やんまるまー
「…………ま、まぁ、その……。よ、世の中にはですね、表面上では中々他人に受け入れがたいコンテンツをお取り扱いしてらっしゃる人が居りましてね。
そしてその……、何と言いますか、それを好まれる方というのも同時に一定数以上はいらっしゃるんです」

オペレーター
「はぁ……」

やんまるまー
「……今、そちら側でブラウザを開いていますでしょうか？」

オペレーター
「はい、いつでも検索出来る状態です」

やんまるまー
「(ゴクリ)」

予め個人的性癖を仄めかす事によって、おそらくこの地点でオペレーター側も薄々察知されたと思う。
スマホを持つ左手を震わせながら固唾を呑み、そして私は「"やんまるまー" と検索してください」と言い切った。

オペレーター
「一番上のウェブサイト……ですね。あっ、何か年齢制限のようなものが出てきましたが……(←だんだん声が小さくなっていく)」

やんまるまー
「"はい"というボタンを押せば確認出来ます」

電話越しにカチカチ、とマウスのクリック音が聞こえてくるや否や、その代償として強いられたのは、無限とも感じる沈黙の時間……。

私はこれまで生きてきた人生の中で、初めて自分のセクシャリティを口頭で明かしたのだ。
取り扱っているジャンルも比較的マイノリティである事から、もはや「カミングアウト」 と言っても過言ではない。

オペレーターはおそらくそこそこの年齢に達した女性と思われるが、直前までの対応からしてあまり触れた事のない事例……なのだろう。
そんな無垢な女性を、無差別に魔界のテリトリーへと誘った。

オペレーター
「……あっ、こ……これは…………ｗ」

やんまるまー
「あ”がが……ぁ”…………っ」

…………

……

その後、入居審査は無事通ったが、やんまるまーはその日ずっと布団から出ることは無かった。

後から考えればこのような惨劇を回避する対策 は色々あったんでしょうが、そこそこの審査基準を設けている保証会社は以下のような事を訊いてくるもんなんですねぇ……(＾ω＾；)
まさに盲点でした😏

同じくクリエイターの方で引っ越しを考えてらっしゃる方は気をつけたほうが良いかなと。

それでは♪

※追記：大抵の保証会社では確定申告書を提示するだけで審査を進めて下さるようです。(今回のケースでは何故か両方提示する必要があった)