茶飲み話75 ブログ更新再開1周年 その2

 皆さまこんにちは。
 一鉄工房管理人のOIGUMO(老雲)です。

 季節の変わり目というのは、いろいろ身体に負担がかかるものですが、特に春はその影響が大きいような気もします。体調が悪い、というわけではないのですが、いつになく無気力な日が続き、予定がいろいろ狂って気分も凹みがちな今日この頃。

 そんな怠惰な日々の娯楽は、動画サイトやエロサイトを徘徊することぐらい(笑)ですが、先日、Ci-enの「UMAI NEKO」様のページで、▼こんな記事を見つけました。
 …いいですね。格闘モノのエロアクションですが、ザコキャラの攻撃がヒロインの顔面に命中してのけぞっています。「打撃感のある被撃モーション」、最高です。自分が▼2月に書いた記事の一部が実現したかのような気分になって、ほんわか小さな幸せな気分に浸っておりました(笑)。
 作者様! 次は腹パンをお願いしますっ!
 と、世界の片隅で祈っております(?)。

 さて、では話題を変えまして、今月も前回に引き続き、ブログ更新再開1年を振り返りながら、自分の感じたことを綴っていきたいと思います。

 今回は、自分の性癖や、そこから考える今後のゲーム製作について考えていきます。ただ、まあ、あくまで雑談レベルの記事ですので、今後のゲームの予告という意味ではありませんのであしからず。

 …先日、「Chaos Gate」様の「Succubus Nest」という少し古しゲームを久しぶりにプレイしていて、ラスボスに敗北した後に再生されるシーンを鑑賞していました。製品版のネタバレになるので画像は出せませんが、ヒロインの3人が、衣装が破損した状態で地面に横たわり、「はあ、はあ…」という息遣いとともに「気持ちいい…」とつぶやいています。
 直接的なエロ要素の弱い、比較的地味なシーンなのですが、管理人の印象に強く残った表現です。

 そうなんだよ、コレ、コレなんだよっ!!

 …どれ?
 と、思われるのもごもっとも。でも、このシーンは管理人が理想(?)とする敗北シーンそのものなんですよね。
 ヒロインが、繰り返される絶頂などの強い性的快感によって体力を削られて、ぐったり力尽きる敗北が好きなんです。

 だから、例えばヒロインが剣や魔法などで物理的に叩きのめされて、抵抗力を失ったところで好きにエッチされるという王道の敗北シーンにはほとんど興味はありません(単純にエロシーンは嫌いではありませんが)。バトル中に、エロいことをされて、徐々に苦しく、弱っていく様が、そして最後に力尽きる敗北がいいんです。その意味で、バトル中に物理的な攻撃なんて不要なんです。敗北後の描写も興味が薄いんです。

 …と、ここまで読んで違和感を感じられた人もいるかもしれません。管理人が作ったゲーム「被虐闘姫シスカ」は、打撃系のリョナを、つまりは直接的な暴力シーンがメインで進行していましたね。先ほどの文章と矛盾しているように見えます。

そんな貴方は、変態に対する理解が足りないっ!!
(意訳「貴方はそんなに深く堕ちてはいけません」)

 管理人は、「シスカ」を使って自家発電をするときには、自分がシスカになったつもりで、敵のフェンリルからボコボコにされる様子を思い浮かべながら進めるのですが、この時、自分が想像するのは、苦痛そのものではなくて、苦痛に見立てた性的快感なんですよね。

 わかりにくい、と感じられる方には、「サントス」様の▼この作品がひとつの参考になるかもしれません。
 少し前の作品ではありますが、読んで衝撃を受けた作品の一つです。いやあ、「このマンガの主人公になりたいっ!」と切実に願ったのは、小学校低学年以来の体験だったかもしれません。随分汚れたオトナになったものだ。
 肉体的苦痛が快感に変換されるという設定は、同人作品の中でもたまに見かけるのですが、作品の中で直接的に設定されていなくても、管理人のような変態には、頭の中で自動変換される(笑)ので、基本的にリョナ作品はそのような想像を掻き立てられて楽しめます。

 だからでしょうか、同じリョナというジャンルでも、肉体的苦痛の結果、ヒロインがけなげに戦ったり、普通に弱っていく描写は好きなんですが、痛みに苦悶し、苦しさから鬼のような形相になったり、嫌悪やリアルな恐怖が表情に強く出てくる作品には興奮しないんですよね。
 ヒロイン(=自分の分身)が気の毒に感じられたら、いろいろ萎えます(笑)。

 古くからある「SM」の世界に似たものかもしれません。女王様のコスを着た女性が、弱い立場の男性を嬲る、というシチュエーションで進むプレイですが、例えば、女王様の鞭は、音は響くけれど痛みはそれほどでもないデザインになっているとか、象徴にもなっている赤いローソクは、通常のローソクより沸点が低く、見た目はエグイけど、男性の皮膚に落ちるときの温度は、白いローソクより低いとか、そんな気配り(?)が随所に見られます。
 そもそも、このプレイでお金を払うのは被虐の男性なので、本当に奉仕しているのはSの女性側なんですよね。

 いくら管理人が変態で、被虐の立場を楽しんでいたとしても、リアルに苦しいのも痛いのも、悪口も煽りも嫌いなのです(笑)。
 リョナというジャンルは、まだまだ特殊なジャンルと思われていますが、ソフトな表現、残酷な表現、そして被虐側、加虐側の視点が混在していることがその一因だと感じますので、そのうち細分化されるのかもしれませんね。

 …と、リョナについての(無駄に)熱い想いが先行した文章になりましたが、今後、自分が作るゲームは、ジャンルがリョナでも、エロでも、自分自身がヒロインになったつもりで被虐を楽しむことをスタンスにした作品になるでしょう。というか、それ以外考えられない(笑)。
 でも、世界観としては加虐側が優勢でも、自家発電で使用するというゲーム本来の意味では、主導権を握るのはプレイヤー。
 言い換えれば、「今日はどんな風にヤられたいか」をオーダーするのはプレイヤーです。ヤられる状況をどこまでプレイヤーの要求に応じて細かく指定できるようにするか、そんな部分にこだわれたらいいなあ、と考えています。

 さて、先月今月と、1年間を振り返ったり、これからを考える文章を鼻息荒く(?)語ってまいりました。
 では今後の課題はただ一つ、実行に移せるかどうかですねっ!

・・・・・・orz。

 …ぼちぼち頑張ります(小さな声で)。
 それでは、また。

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