22年の目標

22年の目標

正月が来て初詣(はつもうで)にいつ行こうと迷っていれば、いつの間にか１月半ばです。
今回の記事はすごく個人的な意気込みです。

新年になってこのサイトのアイコン、プロフィールも一新してみた訳なんですが、
以前のプロフィールを書いたのが、
ずっと前で書いた時の事を全く覚えていなく読み返して顔から火が出るほど恥ずかしかったです。
アレでずっといたのか…。

それと少し遅めですが、今年の目標を決めておきたいです。

目標は発売初月で50本販売出来る作品を創る事です。初月でなくても2.3月でも可。

まず、その為にも"面白くなくていいから１本ずつ確実に"です。

前途した以前のプロフィールを書いた時のがむしゃらさが今の自分には圧倒的に欠けていると感じるのに慎重に…臆病になっているので、
ストーリーが崩壊して理屈がおかしくてキャラ崩壊してようととりあえず書いてみる。

面白いかどうかは読者が決めるので、とりあえず面白くなくていい…何なら"面白くないと思う作品"を創るつもりで書いてみようと思います。

面白いと作品を、と思って足踏みしてるより遥かにマシですね。

何が足を止めているんだろうかと考えてみる。
画力向上がしたいから？描きたい絵があるから？積みゲーをしたいから？映画を観たいから？研究したいから？

どれも当てはまるけれど、どれも言い訳ですね。

たぶん作品を出した時の虚無感というか、自分の未熟さの痛感というか、なんだかその…色々なんでしょう。

以前…同人活動当初の目標は、
「月に１本制作」だったんですが、それは売れなくても良いから創ろうって意味でもあったのですが、

これからは、
「月に１本制作出来なくてもいいから目標は50本」です。
月に１本出さなくて、面白くなくていいから目標だけ50本販売です。

もっと自分に酔って、自己中心的にナルシストにですね。恥ずかしくてもいいから。

以上、今年これからの意気込みです。

もう一度、最初に決めておきます。

作品を創るよりも失敗作、駄作を創りに行くつもりで。
なのに、記事では映画、アニメやらのレビューを偉そうに考察していると罵倒される覚悟でいきます。

ゲーム「WHITE ALBUM2」2

ゲーム「WHITE ALBUM2」2

前回の続きですがまだまだ序章です。
ある意味ネタバレですが、知って問題ないレベルです。

このゲームのレビューをサラッと見ると「トラウマになった」みたいな感想が目立ち、高評価低評価がわかれてる作品ですが、

僕が序章の段階で思った事は、"この主人公ならロクな結果にならない"です。説明します。

物語モノローグで主人公はまず最初から"自分は最低な人間"と言います。その後何度か自分は最低というワードが出るんです。

たぶんゲームのプレイヤーは「そんな事ない、責任感があり努力家」という認識に持っていかれると思うんですが、主人公は明らかにサイコパスです。

徹底的にリスクを避ける完璧主義者、周りに溶け込むのが上手く、
学級委員なのでクラス中の生徒の家族関係や住所すら記憶しているんです。

物語の面白さや感情移入で呑まれて騙されてしまいますが特徴だけ見れば危ない人なんです。

ヒロイン2人目との出会いシーンで学校の窓枠を伝うというギャルゲー的な馬鹿なシーンがあるんですが、
「馬鹿な主人公が急に馬鹿をする」のと「完璧主義者が突発的に馬鹿をする」のはまるで意味が違うんです。
衝動的な面も持っている訳です。

そして、極め付けはヒロインの過保護な両親に学園祭の練習の為に泊まり込みを許してほしいと交渉するシーン。
主人公は「ここで人情話をチラつかせれば…」と、とんでもない事をサラリと心の中で言います。

何がとんでもないかと言えば、普段は相手の気持ちが理解できないほど鈍感な主人公が"計算で相手の気持ちを利用している"んです。

つまり共感性が皆無で、
"こう言えば相手は喜ぶ"とどこまでが計算かわからなくなり、
女の子の落とし方も下手をすれば計算だって見方もできるんですよ。

授業中や先生の説教中でも考え事をする辺り、先生すら本当は見下しているとも思えます。
共感能力がなく、他者に取り入るのが上手い。連続殺人犯の鉄則です。

"ヒロインがヤバい奴だった"という作品は多いですが、
主人公が危ない人…だけど一般的には良い人。という上質なサイコ感が序章の段階で出てていいですね。考察しがいがあります。

ヒロインの1人のアイドルの子も腹黒っぽさはあるものの、可愛げがまだある程度なので主人公よりはマシに見えます(今の段階ではですが)

腹黒っぽいとはいえその設定が無ければ"ただの可愛そうな娘"になっちゃうのでアリだと思います。

あくまで序章の段階では別に変わった事もせずシンプルながら魅せられてしまいました。
とりあえず感想はひとまず終わります。また日を置いて後日書きますね。

ゲーム「WHITE ALBUM2」

ホワイトアルバム2

ネタバレなしです。

前回、寝取られタグがあったと言いましたが勘違いでした。どこで見たのか…？

まず、このゲームの率直かつ独特な感想を書きますと…

凄く絵が"上手くない"と思い感動しました。一応、褒めてます。

整った顔立ちやデッサン、配色は"下手糞な絵"とは全然思わないです。
ただ、僕がこのゲームをプレイして思った率直な感想は下手ではないが"上手くはない"なんです。
それのどこが褒めてるかと言うと、
少し古い作品とは言え、発売が2010年なら神絵師のギャルゲーがゴロゴロしてる時代で絵が上手くないんです。

ゲーム絵は制服の肩も直角だったり手の形が変なんです。立ち絵も多くはありません。

しかし、それで誰にも「絵が上手くない」と指摘されないんです。値段が全然下がらないんです。

初代ガンダムや昔のアニメを観て「絵が古い」と言う人は山ほどいて、それだけで作品を拒否する人がいるのを考えると凄くないでしょうか？

最近では「月姫」がリメイクされましたね。月姫はイラストもとんでもなく進化しています。
それが今の時代に売れるのは全然わかるんです。

ただ、現在でも売り上げランキングにのるほどの作品でもこの"画力"でいい。
大事なのは"内容"
これだけで感無量ですね…。

物語について、最初は異様なほどモブキャラと主人公を立たせますね。
大体のギャルゲーならとりあえずヒロインのCGカットを入れそうですが、親友等のモブキャラの紹介を丁寧に描いてます。

というか、言葉の意味やブラックジョークの内容が濃過ぎてヒロインが登場してなくてもすでに面白いです。

女の子とイチャイチャするゲームというより、落語的な一本取られたギャグゲームとして見ていないと、
真面目なシーンでブラックジョークが飛んでくるので笑えないんですよね。

内容としてもすっごく簡単で、
"廃部寸前の同好会に最強の助っ人とアイドルが来てその中で恋が芽生える"
古いスポ根漫画のベタベタな展開です。
だから最初はあくまでギャグとして見るのが正解だと思います。

まだ登場人物や内容に全然触れていませんが長いので次回です。

年末年始の買い物話

年末年始の買い物話

年末年始ということでいろんな所々がセールをしていましたね。

僕も１万円で選び放題セットで色々と購入させて頂いたのですが、
お恥ずかしい事に魔法少女や悪堕ちジャンルに興味があるのに"じぃすぽっと"さんを知らなかったんです。

それでさっそく色々とプレイしてみたのですが…
「すごい」の一言です。

セットをいくつか購入したのでもちろん全部は語れないですが、熱意だけはひしひしと感じますね…
他作品に比べればボリューム不足は確かにある物もありますが物語が面白く、どこかアイデアがあるんです。もちろん全作品とは言いませんが。

僕としては「プリンセスボディAS」は非常に良かったと思います。
単品でセール価格が500でさらにセット売りすらされているので馬鹿なんじゃないか⁉︎と思います(一応褒めてます)

「特別授業3SLG」という他タイトルがあるんですが、それも僕は好きでいわゆる1日2日ではクリアできない調教コマンド系ですね。

差分絵にしろ、声優のボイスにしろ製作者の力の入れようが半端じゃないんですよ。

ただ、近年のエロゲは未読スキップを使えば1時間以内に全クリ出来てしまう作品が多くなってしまって結局は面倒くさいコマンドは流行らないんでしょうね。
僕は作り込みを感じて好きなんですが。

ASの前作のプリンセスボディも物語上の性格の一変さが上手いなぁと思いつつ、ストーリーの短さ以上に作品全体のなにかボタンの掛け違い感がある気がしてならないです。

勉強できるところは沢山ありそうです。

後は「ホワイトアルバム2」をやっと購入。
PS3時代から知ってはいて、ギャルゲーノベルゲーはそれなりにプレイしたつもりですが何しろ全然価格が下がらなかったので後回し後回しで今ですね…。

タグにあったんですが、まさか寝取られ要素があるとは思わずセールで即購入しました。積みゲー気味ではあるもののまた感想を書きます。

その他、正月使い過ぎたかな？と思うくらいには作品を買ったので随時感想あれば記事にしていきます。

悪堕ちの可能性

悪堕ちの可能性

年の跨ぎにまどかマギカについてずっと考察していました。
たしか、だいぶ前の記事でもアニメ版のまどかマギカについて書いた気がしますが実は僕はまどマギファンとかではないんです。

グッズやDVDなどは興味ないんです。
ただ、物語の造り方としては最上級なんじゃないかと思っています。

派生作品は抜きにして、アニメ本編12話にしてあの情報量はすごいと思います。
逆に12話しかないからこそ説明不足で「全部観たけど意味がわからなかった」という感想の人が多いんだと思いますがSFとはそういう物です。

"悪堕ち"というジャンルはSFとはどうやっても合わないんですが"魔法少女×時間ループ"という合わせ技で掛け合わせてるんですよね。
こんな複雑な事を12話で普通はやれないと思うんです。

想像して欲しいんですが、普通の魔法少女なら強敵を倒す→味方が悪堕ち→全員で勝利という"普通の王道アニメ"だけで12話使い切る筈なんです。

僕は映画まどマギ新編内ではサラッと流されていたんですが「私は一体いつから魔女になっていたの⁉︎」という台詞に感動すらしました。

ゾンビ映画の感染なら噛まれたり、18禁悪堕ちなら最初のレ○プや洗脳などきっかけはわかりやすいんですが"エロが無い"からこそきっかけがわからない。
１話目からとも取れるし、ラスボスを倒した最近とも取れる深過ぎる台詞です。

話題を少し変えますが、最近人気の週刊少年ジャンプの某アニメ数作も悪堕ちのような物があると思います。(僕は未視聴ですが…)

悪堕ち自体は1990〜2000年辺りのアニメによくあり2010年ごろから何故か全然みなくなったんですが、最近の某流行ジャンプアニメでは合わせたように悪堕ちが流行している…。
憶測は出来ますがどういう事なんでしょうね。

とはいえ、悪堕ちと簡単に言っても純愛や学園もののジャンルと違ってコレを描いたら"悪堕ちだ"と出来ないのが難しくもあり魅力なんですよね。