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2023年 05月の記事 (10)

ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2023/05/30 10:00

理想的でつまらない恋愛

理想的でつまらない恋愛

完全に個人の勝手な意見で偏見なので違うと思う人がいる前提で書くのですが、
僕には大嫌いで反吐が出る"理想の恋愛象"というものがあります。

「あそこに子猫がいるよ」
「うん、かわいいね」
「うん、すっごく可愛い!」
「くすくすくすくす」
「くすくすくすくすくす」

こういう風景を見た事、聞いた事はないでしょうか。
あくまで一例ですがカフェや街中で山のように聴こえてしまう、この"規則正しい恋愛"が僕は凄く気持ち悪いと思うんです。
僕が歪んでいるのでしょうか…。

おそらく、そういったカップルは今後も天気が晴れていたら「晴れてるね」
テレビのバラエティを観たら「面白いね」
そんなどうでもいい会話しかしないのが"規則正しい恋愛"だと定義しているんでしょう。

日本での離婚率がなぜ多いのかと、この話題を関連付ける人はいないのは不思議な話です。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2023/05/27 08:00

エロに対する価値観の違い

エロに対する価値観の違い

日本では生魚やタコを食べる習慣があります。食べたことがない日本人はいないでしょう。

しかし、海外ではそんなものあり得ない理解が出来ないと思う文化の国もあります。
逆に虫やカエルを食べるのが当たり前という国だってあるわけです。

日本人の中にだって"エロは下品な事だ"という男性もいれば、肯定的な女性だっています。
エロの中にですらNTRは嫌いだ、爆乳すぎるのは嫌いだという意見すらあります。

もはやそんな違う文化の人に、
例えるなら日本人にイモムシを食わせるようなことでしょうか。

単純にエロとくくっても、
キスからエロと言う人もいれば、
アヘ顔でないと面白くないと言う人もいたりして、創作って本当に外国文化との対話みたいな感覚があるんですよね。

かと言って、口では嫌いと言いつつ気になってしまうのがエロという物なので…深すぎますね。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2023/05/24 08:00

映画は打ち切りが大前提

映画は打ち切りが大前提

日本人の感覚と海外で違うのは、
"打ち切りをどう受け止められるか"です。

僕が恐らく1番好きなアニメ「学園黙示録」は原作が未完で完結した作品なので、
「面白いけど途中で終わったから」と切り捨てられるのですが僕は名作だと思っています。

前回に書いた「猿の惑星創世記」では、
第1部が完璧な終わり方だったのに蛇足になってしまう、と思っていたら3部まで全部面白かったんですが、
明らかに"第1部で打ち切られてもいい前提"での終わり方でした。

そもそも、どれだけ超大作映画を制作しても興行収入が伸びなければ続編はあり得ないので続編ができる方が奇跡と僕は思っています。
日本では何故か完結編まで制作されないとクレームが来る風習がありますが。

だから、あまりにも完璧なラストを観せて、
「この監督は本当は途中で終わりたかっただろうな」という作品は見ていても辛い作品もあったりします。
最近ではアニメの初期セーラームーンからの続編Rですね。

そういう意味での「猿の惑星創世記」は蛇足までが完璧に面白かった作品でした。
最後まで"普通に面白い"ってとんでもない事なんです。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2023/05/21 08:00

時代に逆行した"猿の惑星創世記"

時代に逆行した"猿の惑星創世記"

まず、なぜ猿の惑星ではなく"創世記"と限定するのかですが、
初代はSFとしては面白いですがSFについて授業みたいな映画で内容が難しすぎます。

そして、2作目は逆にわかりやす過ぎて子どもでも楽しめる内容が予想しやすい映画です。

2011〜17年という比較的に新しい映画の3作目の創世記は物語の展開は理解できますがパズルのピースが散らばっているような作品です。
しかも、そのパズルが理解できなくても内容がよくわかるという上手さ。

例えば、第1作の創世記では序盤に初めてシーザーが檻に入れられた時に地面の石で"謎の丸いマーク"を描くんですが、
これが物語中で何のマークかを一切説明されないんです。

これは家の中で外の世界を見ていた頃の"窓の模様"だと気が付いた時の視聴者のなるほど!という感覚は最近の映画ではまず無いです。

作品が武士道をテーマにしているからか、なぜこのキャラはこの行動をしたのか。
なぜシーザーはここで人を殺したのか。
殺さなかったのか。

最近、流行りの韓国映画などでは特に1から10まで全部ペラペラ説明してしまうのが、
日本米国と問わず広まってしまってる逆を行った「創世記」一度は観るべき名作ですね。

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ぐらしゅぴMk-Ⅱ 2023/05/18 12:00

「猿の惑星創世記」の創りこみ

「猿の惑星創世記」の創りこみ

創世記は3部作で構成されています。
僕はこの作品はそもそも1作目で終わる筈だった映画だと見ています。

"ウイルスが発症してからこの先の人類は…"
という思わせぶりな終わり方をする海外映画の典型例だからです。
第2作目も同様ですね。

日本でいう所の「俺たちの戦いはこれからだ」の完璧な終わり方だったと1.2を見て思いましたが3で完全に完結しました。

猿の惑星というシリーズはそもそも猿=日本人という、アジア系がイエローモンキーと差別的に呼ばれるように少し侮辱が入った映画でした。

創世記の主人公である猿のシーザーの元ネタは、僕が思うに織田信長だと勝手に思っています。
1作目の転換点で有名な「1本の矢より3本の矢」のオマージュが出て来ます。

2.3作目ではあきらかな"武士道"を見せるシーンは本当に外国映画かと思うような感動があります。完全に時代劇なんですよね。

外国から来た米系の観光客などは、神社巡りや丁寧な作法を日本人以上に意識している事がありますが、
海外だからこその日本の武士道を正しく描いたいろいろなメッセージ性のある良い作品です。

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