フリーセンテンス 2024/04/28 19:24

仕事終わりに書いてます(*´ω`)

こんばんは、フリーセンテンスです。

世間巷では、円安がー、円安がー、と叫ばれていますね。なんでも、1ドル158円は、34年ぶりなんだとか。
また物価が値上がるんでしょうか。
すでに生活がかなり厳しいんですが、政治家さん、いまこそ国民のために、どうにかしてくださいな( ;∀;)

当方、老人ホームで働いているんですが、施設もかなり経営が厳しくなっているらしく、もしかしたら今後、3時のおやつが提供できなくなるかもしれないとの話を聞きました。おやつは1食あたり数十円なんですが、まさに塵も積もればという奴で、けっこうな負担になっているんだとか。しかも「マズイ」とか言って、残す高齢者も多いですし(;´Д`)

世間は大谷さんとゴールデンウィークの話題で持ち切りですが、日本はこれからどうなるんでしょうか?

でも、まぁ、いろいろ考えても、フリーセンテンスにはどうしようもないので、とりあえず目先の労働と執筆を頑張ることにします。
国があてにならない以上、自分で稼ぐしかないので(*´ω`)

そんなこんなで続きです。
暇つぶしにお読みいただけると幸いです(´∀`)



 ・・・・・・「カラクサ」栽培を止めるよう田吾作から直訴を受けて領主さまは、それはもう、大いに怒り狂いましてね、田吾作だけでなく、その家族全員を捕らえると、村の広場まで連れて来て、公開処刑にしたんです。
まず初めに、年老いた彼の両親を殺めました。首を刀でひと息にすぱーん、と。田吾作の両親は私も見知った人でしたし、いろいろとお世話になった人たちでしたからね、やっぱり、見ていて気分のよいものではありませんでしたよ。できれば見たくなかった。でも、見ないわけにはいきません。もし、顔を背けたりしたら、次はきっと、自分と家族が同じ目に遭ったに違いありませんから。
 で、彼の両親が殺された後、次に殺されたのは、彼のまだ幼い娘でした。歳は、まだ五つになったばかりだったと思います。可愛い可愛い女の子でしてね、田吾作の奴、娘を目に入れても痛くないほど可愛がっていましたっけ。けれどもその娘、両親の目の前で、生きたまま煮えたぎった大釜にぶち込まれましてね、そのまま煮殺されてしまったんです。その時の叫び声といったら、それはもう、酷い泣き声でしたよ。
田吾作も、その妻も、娘の叫び声を聞いて半狂乱になって泣き叫んでいましたが、結局、娘は死んだあともぐつぐつと煮られましてね、ついにはドロドロの肉汁にされてしまったんです。で、そのドロドロになった娘の肉汁を、領主さまはなんとしたと思います? 惨いことに、田吾作たちにソレを喰わせたんですよ。口を無理やりこじ開けて、熱々でぐつぐつの汁を、鉄の漏斗を使って、胃に直接、流し込んだんですわ。
 それはもう、見ているこっちの腹が痛くなるような光景でしてね、田吾作も、その妻も、熱々の肉汁を注がれるたびに、目をかっぴらきながら悶え苦しんでいましたっけ。たぶん、途中で胃が破れたんじゃないでしょうか。なんせ、腹から血が滲んでいましたからね。それはもう、もの凄い苦しみだったと思いますよ。
 娘の肉汁を飲まされた後、田吾作とその妻は、それでもまだ、しばらくの間は生きていたと思います。身体がピクピクと痙攣するように動いてましたから。でも、日が暮れる頃には静かになりましてね、夜にはもう、冷たくなっておりました。埋葬は許されなかったので、田吾作たちの遺体は崖から谷川に投げ捨てざるを得ませんでした。あの時の感覚は、いまも私の手に残っております。冷たい冷たい石像のような感触がね。
 そんな恐ろしい領主さまでしたからね、巴さまが領主さまのお城に向かおうとした時は、そりゃもう、村人総出でお止めしましたよ。行かない方がいい、やめた方がいい、と言ってね。
 でも、巴さまは、結局、私どもの話に耳を傾けることなく赴いてしまわれたんですよ、領主さまのお城に。お城に行ってなにをされるつもりだったのかはわかりませんが、凛とした足取りで赴かれたのを覚えております。
 え、それでその後、巴さまはどうしたのか、ですって?
 ふひ、ふひひひ・・・・・・それを、これから、じっくり、じぃっくりとお話して差し上げますよ。ふひ、ふひひひひ・・・・・・。

・・・・・・巴さまをどうやって酷い目に遭わせようか、考え中です(*´ω`)

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