江戸川乱歩に出会っちゃった!
月末は最近決まって仕事が忙しくなり仕事が終わると絵を描く気力が出ない状態になります。
漫画のシナリオを少しずつを進めているのですが、今日はなかなか展開が頭に浮かんでこない・・・
こんな時は何か他の漫画や小説なりを見るほかないかとアマゾンを散策していた時に
江戸川乱歩に出会った。
個人的には変態小説?ばかり描いているイメージのある作家さん。
芋虫は確か漫画バージョンを昔読んだことがある。かなり気味が悪かった。
実は小説の方は一作も読んだことがない私なのでキンドルで無料で読めるやつを何か読んでみようと思い読んだのが「椅子人間」。
感のいい人ならこのタイトルだけでも内容がわかりそうだが笑、その想像通りの作品である。
昔はセンセーショナルな内容だったんだろうなと思った。
けど分かりやすい文体とこの変態が最後どんなラストを迎えるのか気になって一気に読んでしまった。
ホラー小説家の大石圭さんや村上龍さんあたりもなんか影響を受けていそうな感じ・・・というか乱歩に影響受けた作家さん多そうだなと
戦後にインテリ崩れの学生運動家の殺し合いや新興宗教が沢山出始め「エログロナンセンス」が流行った昭和初期、時代背景と江戸川乱歩の作品を読んですごく納得がいってしまった。
知らなかっただけに扉が一つ開いた気持ちになり、江戸川乱歩の作品をもっと読みたいと思った。
インプットに時間を割きまくるのもどうかと思うので漫画作りも頑張って進めていきたいと思います!