私のゲーム開発環境について
今回は私のゲーム制作に用いている開発環境についてのお話です。
プレイ専門の方は関心ないかもしれませんが、同業者向けですね。
☆最新の開発環境
開発言語:C++
ライブラリ等:SDL2
主なツール:
Visual Studio (プログラミング)
Photoshop Elements (イラスト、ドット絵)
最新作の「ER-Busters」は上記の環境で制作しております。
今どきC++とSDL2とかで開発してる人は少ないかと思いますが、
私にとっては既にこの環境でシステム周りの
独自フレームワークができているため、
2Dのゲームを作る限りはおそらくこの環境を使い続けるでしょう。
以下、作品の古い順にどのような環境で制作してきたかを
振り返ってみたいと思います。
☆過去作品の開発環境
■1作目「RyonancingSaga」
<初期>
開発言語:Hot Soup Processor
ライブラリ等:なし
<途中から>
開発言語:C++
ライブラリ等:DXライブラリ
私がゲーム制作を始めた時は「Hot Soup Processor」という
初心者向けの言語を使っていました。
確か最初はキャラクターを状態異常にかけた画像を閲覧する、
というだけのプログラムを作成しており、
その画面がRPGの戦闘画面に使えるのでは?と考えて
リョナサガを制作するに至りました。
「Hot Soup Processor」の処理速度に限界を感じたのと、
将来的には本格的な開発言語を学んだ方がよいかなと思い、
途中からこっそり開発言語を変えました。
C++を一通り学んだあとで画像表示すらやり方が分からないことに
当時は絶望しましたが、色々と調べてDXライブラリのような
メディア関係を扱うライブラリが追加で必要と分かりました。
DXライブラリは日本人が作っているだけあって割とすんなり
導入することができたと思います。
■2作目「RSO」
開発言語:C++
ライブラリ等:SDL
ここで何故DXライブラリの使用をやめたのか?
というのが今では思い出せません。
ただ、SDLをSDL2にverUPした以外は、
ここで選択した環境をいまだに使っていることになります。
この頃は「Visual Studio」を使わずテキストエディタで
プログラミングしていたような気がしますが、
かなり昔の話なのでよく覚えていません。
■3作目「R-Wars」
開発言語:C++
ライブラリ等:SDL
2作目と3作目の間には長いブランクがあり、制作再開。
ここからは「Visual Studio」を使用して開発しています。
■4作目「BlownGirl」
開発言語:Unity(C#)
ライブラリ等:なし
着手自体は「ER-Quest」の方が先なのですが
完結順で考えると4作目がこちらです。
ここではじめてUnityを触りました。
その当時、途中まで制作していた「ER-Quest」を
Unityに移植するかどうか迷っていて、
色々とUnityの触り心地を確認したい目的で制作しました。
結論としては、2Dのゲームを作り続けるならUnityは不要。
自分の作成してきた独自フレームワークを使った方が
手っ取り早いと考えました。
Unityについて思うことは多々あるのですが、
別途それだけの記事を作った方がよさそうです。
■5作目「ER-Quest」
開発言語:C++
ライブラリ等:SDL2
SDLをSDL2にするため、少しだけシステム周りを弄りましたが
特に問題なく移行できました。
やはりこの環境が一番やりやすいです。
☆雑記
私自身、他人のこういう話を読むのが好きなので
自分でも記事を書いてみました。
今回の記事は文字ばかりでしたが、
もう少し画像も交えてゲーム制作過程なども語れたら、
と考えております。