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2019年 05月の記事 (8)

レモネードオアシス 2019/05/26 15:02

陰キャラでなにが悪い!3

授業中に耐えがたい尿意に襲われた千影は、なんとかおしっこを我慢することに成功する。
そのまま女子トイレに駆け込むも、しかしそこに待ち受けていた現実は……!?


この小説を最初から読む!



(うおおおおっ、おしっこ! おしっこしたい!)




放課後になった瞬間、千影はカバンを持って廊下を早歩きしていた。



本当は走り出したい気分だったけど、そんなことをしたら振動で失禁してしまいそうだった。




じゅわ、じゅわわ……。




(ううっ、先走り汁が! まだだ、まだ出てくるなぁ……っ)




尿道を引き絞めながら歩き、しかし千影が目指しているのは近くにある女子トイレではなかった。



放課後になったばかりの女子トイレには、当然他の女子もたくさんいることだろう。



そんなところで思いっきりおしっこをするのは恥ずかしすぎる。




(人気がない場所……ッ。体育館のトイレなら誰もいないはずっ)




目指すは体育館の女子トイレ。



今日は部活がない日だから、よほどの暇人でなければ来ないだろう。




(うおおおおおお! 射精させろぉぉぉぉ!!)




早歩きで廊下を急ぎ、階段を降りていく。



階段を降りるときの振動でさえも少しずつおしっこが漏れてきてしまう。



もう限界はすぐそこにまできていた。




じゅわっ。



じゅわわっ。




「うっ、ううー!」




体育館の入り口にまで辿り着いたとき、気が抜けてしまったのかやや多い量のおしっこをチビってしまう。



内股を、ナメクジのようにおしっこが這い、くすぐっていく。




(誰もいないなら恥ずかしいけど……っ)




もう贅沢はいってられない。



幸いなことに誰もいなかったので、ひとまずカバンを放り投げて、スカートの上から両手でギュッとおまたを押さえる。



前抑え――。



それは女子にとって、あまりにも屈辱的なポーズ。




「うっ、ううー!」




じゅわっ、



じゅわわっ。




それでもおしっこを止めきることはできなかった。



両手で抑えているおまたがジンワリと温かくなって、太ももにおしっこの筋ができあがる。




「うう! 先走りが……! ザーメンが……出る!」




ぽたぽたと、おしっこの雫を足跡のように残しながら歩く。



あまりにもおしっこを我慢しすぎてお腹が痛い。



千影は、自然とへっぴり腰になっていた。



そのうえで、ぽたぽたとおしっこの足跡を残していく。




トイレがあるのは、体育館の入り口の反対側――。



その距離を千影はよろめきながらもなんとか歩ききった。




「か、勝った……! これで射精できる!」




女子トイレへと続くドアを開き――、




「ふぁ!?」




しかしそこにあった現実に、千影は変な声を上げてしまった。



なにしろ、トイレの個室のドアには、




『故障中』




と、書かれた貼り紙がガムテープで貼り付けてあったのだ。



しかもご丁寧にも五つあるトイレの、全部に。




(あっ、終わった……)




だけどいくら故障しているとはいえ、一回くらいおしっこをしても問題ない……よね?



もしも水が流れなかったら、バケツで水を流せばいいし。




「せっかくだから、俺はこの赤い扉を選ぶぜ!」




赤というか、ピンク色の扉を開けようとするも――、



ガチャッ!




「……えっ?」




いつもなら押せば簡単に開くはずの扉は、どんなに押しても相手はくれなかった。



他の扉も試しに押してみるけど、開く気配は全くない。



どうやらご丁寧にもすべての個室に鍵をかけていったようだ。




「あう、あうあうあ……」




目の前にトイレがあるというのに。



たった一枚の薄い壁によって用を足すことができないなんて。




じゅわっ、



じゅわわっ、



じょぼっ、じょぼぼっ。




前抑えしている股間に、取り返しのつかない温もりが広がっていく。



スカートの上から前抑えしている両手に、おしっこが滲み出してきている感触。



一度おしっこをできると思ってしまったから、それだけもう余裕が無くなっている。




「えっ、あっ、ちょっ……っ、出てきちゃ、だめぇ……っ」




じゅわわ……、



じょぼ、じょぼぼぼぼっ!




ギュッと前抑えしても、もう止めることはできない。



もうここで漏らすしか、千影には道が残されていないのだ。




「ち、ちんちんさえあれば……、もっと我慢できるのにぃ……」




だけど急にちんちんが生えてくることなんて、当然ない。



女の子の尿道は、太くて短いのだ。



その尿道からじわじわとおしっこが漏れ出してきて、前抑えしていると膀胱が破裂しそうなくらいに痛い。



そして、ついにそのときは訪れる。




「あっ! も、もう……、むりっ」




膀胱が破裂しそうな痛みに、前抑えしている手から力を抜いていく。



するとすぐに生温かいせせらぎが、千影の内股に出現する。




じゅわわわわっ、



しゅいいいいいいいいい。




「ひっ! ひっぐ! あっ、ヒイ!」




しゅいいいいいいい……。




股間からくぐもった水音が聞こえてくると、



太ももを撫で回していく生温かい感触に、千影は引き攣った悲鳴を上げてしまう。



太ももを、ふくらはぎを流れ落ちていき、黒の靴下を侵して上履きもグショグショに濡れていく。



それでもおしっこは止まらなかった。



むしろ、その勢いを増していく。




「ふぁ、ふぁぁぁぁ……。気持ち、いぃ」




失禁してしまっているというのに、千影の頬は朱が刺し、吐息は熱くなっている。



我慢してからおしっこを出すと、射精したような気持ちよさを味わえる――、



それは本当だったのだ。




しゅいいいいいいいい。



びしゃっ、びしゃびしゃびしゃっ。




足元に大きな水たまりを作りながら、千影は感じてしまっている。



おまたを抑えている指先でクリトリスがある場所を刺激すると、




「んっひい!」




ぷっしゃああああああ!




ショーツとスカート越しだというのに、甘美な電流が全身を駆け抜け、射精をしたかのようにおしっこを噴き出してしまう。



ガクガクと腰が震え、小さなお尻がキュッと後ろに引かれる。




「ああぁんんっ、もっとぉ……はぁう!」




キュン! キュン!



プシュッ! プッシュウウウ!




クリトリスを圧迫するように押すと、秘筋がキュンキュン痙攣して、おしっこが噴き出してくる。



それはまるで、射精のように。




(あっ、これが射精、なんだ……。気持ちいいけど……、もうグショグショだよぉ……っ)




しゅわわわわわわわわ。



じょぼぼぼぼぼぼぼぼ。




もはやなんの躊躇いもなく失禁。



おしっこを噴き出すように漏らし、小さなお尻が小刻みに震えてしまう。



失禁しているというのに感じてしまっているのだ。



尿道を勢いよく出ていくおしっこの勢いに頭が真っ白になり、圧迫しているクリトリスから甘美な電流が発せられる。




シュイイイイイイイイ……。



……ぷっしゅう!




ぶるるっ!



最後の痙攣をすると、千影のおもらしは終わりを告げた。



すべてが終わり――、



千影の下半身は、既におしっこに塗れていた。



黒の靴下も、上履きも、スカートもぐっしょりだ。



おもらしショーツがペッタリとお尻に貼り付いてきて、早くも冷えてきている。




「せめてぱんつくらい洗いたい……」




そう思って蛇口を捻るけど、どうやら水道から故障しているようだ。



どんなに蛇口を捻っても、水は出てきてくれなかった。




「そんなぁ~」




仕方がないので諦めるにしても……、スカートまでおしっこでビタビタになってしまったというのはちょっとマズい。



お尻の方は黒髪で覆い隠せるけど、前は……、




「カバンで隠せばなんとかなる、かな?」




体育館の入り口で放り投げたカバン……、革製の四角いカバンを回収して、股間を隠すように前で持ってみる。




「なんとか、できそう……?」




ちょっと不自然なポーズになってしまってる気がするけど、この際贅沢はいってられない。



まさかこの年にもなって学校でおもらししてしまうだなんて。



しかも射精してみたいという、エッチな好奇心のために。




「はぁ……、散々だったよ……」




体育館を出た千影は、大きなため息をついてしまう。



だけど冷たくなったショーツ……そのクロッチの裏側はヌルリと熱くなっていた。




(でも、気持ちよかったかなー。あぁ……、なんかぱんつがお尻にペッタリ貼りついて……気持ちいい、かも……? おまたに食い込んできて……なにこれ、変な感じする……)




千影の内股は官能に桃色に染まり、トロリとした体液が滝のように流れていて――、




チリリッ、




ヌルリとしたクロッチに少女のツボミが擦れると、ドプリとおもらしのように淫汁が溢れ出してくる。



それでも千影は澄ました顔で歩き始める。



女の子っていうのは、ちょっとくらいショーツを汚してしまっても平然としていないといけないのだ。


■■■■■■■■■■■■■

次回、賞味期限が切れたエクレア。
お楽しみに。

陰キャラでなにが悪い!4につづく!


大決壊!シリーズ発売中☆
JS、友達の下痢おもらしショーツをこっそり穿いて……。

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レモネードオアシス 2019/05/24 16:00

百合催○スレイブ

Ci-enの有料記事向けのリクエスト小説を書き始めたので、向こうで更新しはじめます!
ご期待に添えるかどうか分かりませんが、楽しんでもらえたら嬉しいです!

催○+百合+奴○という分かりやすすぎる組み合わせですね!



冒頭部は無料公開してありますので、よかったら読んでみてください!



ちなみに今まで書いた小説(Ci-en含む)は、目次ページにまとめてあります。



よろしければご利用下さい。




→目次ページ



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レモネードオアシス 2019/05/24 15:55

百合催○スレイブ

催○術をかけた状態でおもらしをさせて、更にはその場で意識を取り戻すようにした小説~!
と、いうことでリクエストにお答えできるかどうかは分かりませんががんばって書いていきたいと思います!

冒頭部は無料ですが、途中からドクターペッパーコース以上になっていますので、ご注意下さい。



百合催○スレイブ~登場人物~

☆鷹鳥伶(たかとり れい)
高校2年の女子高生。
身長170センチ。
母方の祖母が英国系のクォーター。
金髪碧眼。

父が貿易商を営んでいるお嬢様で、学園では生徒会をたった一人で運営する。
純と二人きりのときはベタベタ。


☆瀬尾峰純(せおみね じゅん)
高校2年の女子高生。
身長140センチ。
黒髪を無造作に左右に縛ってる。

男っぽい名前だけどJK。
伶とは小さいころからの腐れ縁。
子供のころは伶のことをいじめっ子から守ってきたけど、背丈を30センチも追い抜かれてしまって、そろそろ伶には親離れならぬ『純離れ』をして欲しいと思っている。


■■■■■■■■■■■■■


それではお楽しみ下さい~。



1章目:幼なじみは完璧生徒会長(?)



鷹鳥怜を一言で言い表すならば、完璧超人という一言に尽きる。
 日本では目を引く滝のように流れる金髪のロングヘア。
 見つめるものを射貫くかのような……、それでいて包み込むかのような碧眼。
 身長は170センチと女子にしては高く、更にはスタイルも抜群で制服のブレザーを押し上げるバストサイズはFカップとなっても成長中。
 清楚にきちっと着こなされている制服のブラウスはいまにもボタンがはち切れそうになっているし、それでいて華奢な身体を包むクリーム色のブレザーのボタンはいままで何度も弾け飛んできたらしい。
 水色のチェックのスカートから覗ける太ももは白人の血を色濃く受け継いだせいか陶器のように真っ白で、すこしでも動くとすぐに桃色に色づく。

 高校一年生の中間テストですべての教科でトップを独占すると、その才能は留まるところを知らずに合唱コンクールがあればピアノを見事な旋律で奏で、その両腕はピアノだけでは収まらずにバイオリン奏者としても一流で、幼少のころから有名な教師の指導を受けてきたのだとか。

 更には運動部の欠員が出ればいつもヘルプとして呼ばれて優勝トロフィーをもたらす。
 その部活動の数たるや、テニスからソフトボールに水泳、更には剣道から柔道などの武術に至るまで両手でも数え切れないほどだ。
 校長室の前にある展示スペースに誇らしげに飾られている金ぴかのトロフィーの実に九割以上は伶がもたらしたものだといわれている。
 正確な数が分からないのは、もはや数えようにも量がありすぎて展示スペースだけでは飾ることができず、学園中に飾られているからだ。
 そんな伶についたあだ名は、誰がいつから呼び出したのかは分からないが――。

『シンフォニック・ローズ』

 直訳すれば交響的な薔薇という意味になるのだろうが、意訳をすると文武両道だけには収まらず、素晴らしく咲き誇る薔薇……と、いうことになるのだろう。
 そんな伶は当然のことながらこの学園でも当然のように人気があり、一年生のころから生徒会長で初期として研鑽を積むと、二年生の春に生徒会長として立候補。
 すると他の立候補者が素足で逃げ出したことによる不戦勝によって見事に生徒会長に就任。
 それ以来というもの、圧倒的スペックによって生徒会長の仕事をたった一人でこなしている。

 そのような鷹鳥怜は、いわば学園のアイドルという存在になっていた。
 伶が登校してくればその部分だけ爽やかな春のそよ風が流れ、朝日が輝いて見える。
 曰く、生徒のあいだで囁かれている噂は、朝一番に伶に声をかけてもらうとテストの山が当たるだとか、告白が成功するだとか……とにかく伶にかかわる逸話を上げれば枚挙に暇がない。

        ☆

 良く晴れた日の朝。
 いつものように伶が登校してくると、たくさんの生徒たちが伶と挨拶を交わそうと廊下で待ちかまえている。

「おはようございます、伶さん」
「ごきげんよう」
「あ、あのっ、生徒会長っ、おはようございますっ」
「ごきげんよう……あら」

 伶は足を止めると、顔を赤くさせながらも挨拶をしてきた後輩の小柄な女子生徒の前で足を止める。

「あ、あの……、なんでしょうか……!?」

 挨拶をしただけでもいっぱいいっぱいだった女子は、伶を前にして更に顔を赤くしてみせる。
 ちなみに伶の身長は170だから、小柄な少女の前に立つとブレザーを押し上げるバストサイズが押しつけられそうになっていた。

「あっ、あっ、あの……っ」

 少女はいまにも気絶しそうなくらいに顔を赤くさせて言葉を詰まらせている。上手く息ができているのかも分からないくらいだ。
 そんな少女の前に立った伶は、その指先を少女の喉元へと伸ばし――、

「リボンが曲がっていますよ」
「えっ? あっ、ああっ、本当だ……っ」
「ジッとしてなさい。いま直してあげますから」
「……は、はい……っ」

 伶は一度リボンを解くと、丁寧に少女の首元へと結びつけていく。ピンクのリボンは、小柄な少女らしく可愛らしく首元を飾り上げる。

「これでよし……。苦しくありませんか?」
「そ、そんなこと、全然苦しくありません。ありがとうございますっ」
「それはなにより。いつ誰に見られているかも分からないから、身だしなみはしっかりしておかないと駄目よ? せっかく可愛いんだから」
「か、可愛いだなんて……っ」

 ボンッ!
 後輩の女子は頭から湯気が上がるほどに赤くなると、気絶しそうによろめきそうになったところを周りにいる友達に支えられる。
 そんな少女の瞳はうるうると潤み……、

(あれは恋してる目だな。伶のやつ、また罪な真似を……)

 そう心の中で呟いたのは、あたし――、瀬尾峰純(せおみね じゅん)だった。
 純……と、男っぽい名前をしているけど、実際のところは女である。
 それもじぇえけぃというであり、世の中に溢れている書物によるところによると恋愛に大忙しらしいが……、
 残念ながら、純は恋愛とはほど遠い学園生活を送っていた。
 この学園には文学部がないのでいつも一人で本を読み、教室の隅っこが純の指定席だ。
 それでも恋愛に興味がないわけではなくて、最近ではよく恋愛小説を読んでいたりする。
 そんな純は、伶の背中を見上げながらも内心で思わざるを得ない。

(あんな完璧超人な生徒会長様が、まさかあたしと二人きりのときは、ねえ……)

 伶の影に隠れるようにして純は三歩ほどあとをついていく。
 伶の身長は170。
 純の身長は140。
 それに純は無造作に伸ばした黒髪を両脇で縛ってお下げにしている見るからに暗い文学少女といった感じ。
 それに伶と同じ制服を着ているのが信じられないほどに女性的な起伏に乏しい。
 一応短くしてあるスカートから覗ける太ももは、病的なまでに白く痩せ細っていた。

 伶を薔薇と例えるのならば、純はその辺に生えている名もなき花なのだろう。

(名もなき花っていう言葉はあんまり好きじゃないんだけどなー)

 と、純はいつも思っていた。
 世の中のどんな草花……少なくとも道ばたに生えているような草花にはしっかりとした名前があるわけで、小説などで『名もなき草花が……』などという文章を見かけるとそれは作者が知らないだけなのでは、と考えてしまうからだ。
 だけどこの場合は純は『名もなき草花』という表現で合っているのだろう。
 伶などのように薔薇の花は、世界中の植物と比べれば一握りだけなのだ。純などのような暗い文学少女は正に名もなき草花なのだろう。
 少なくとも、周りから見れば、そう見えるに違いない。

        ☆

 だけどその法則は、伶と二人きりになった瞬間に宇宙の彼方に吹っ飛ぶことになる。

「ほーら、純ちゃん、やっと二人きりになれたんだからギュッてしようよー」



        ☆


ドクターペッパーコース以上につづく。


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レモネードオアシス 2019/05/20 21:10

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レモネードオアシス 2019/05/16 21:25

陰キャラでなにが悪い!2

射精とは極限にまで尿意を我慢することと見つけたり。
ネットで気軽に調べた千影は射精感を体験してみたいと思い、おしっこを限界まで我慢して放ってみることにする。
しかし授業中に耐えがたい尿意に襲われてしまい……。

この小説を最初から読む!






●2章目 学校でおもらし。




「……んにゅ、もう朝か……」




千影が目を覚ましたのは、深夜アニメを見てから数時間後のことだった。



確か午前三時までアニメがやっていたから、四時間くらいしか寝ていないことになる。



いつもこんな感じだから、千影はいつも寝不足気味だった。




「あー……」




千影は吐息を漏らしながら身体を起こすと、ショーツのなかへと手を突っ込んでみせる。



ツルンとしたゆで玉子のようなパイパンは、既に愛液でヌルヌルになっていた。



クロッチの裏側に貼り付いている少女の汚れは発酵してカスタードクリームのようにネットリと変色し、愛液はおねしょをしたかのようにお尻の方にまで広がっていた。




「ゆうべは寝る前にちょっとだけエロゲーをやったのがまずかったか……」




多分寝ているあいだにエッチな夢を見てしまったのだろう。



汁が多い体質の千影は、よくこうやってショーツを汚してしまうことがあった。




「おしっこ」




呟くと、眠たい目を擦りながら千影はトイレへと行き、洋式の便座にちょこんと座る。



降ろしたショーツ……そのクロッチの裏側には洗濯しても取れない茶色い縦染みが刻まれ、更にはよく見ると黄ばんでいた。



オナニーを覚えてからというもの、いつもエッチなことを考えて愛液でネトネトにしてしまうから、すっかり染みになってしまっていた。




「お尻の方までヌルヌルになってるし。……んっ」




しゅいいいいいい。




おまたの力を抜くと、パイパンから勢いよくおしっこが噴き出してくる。



家では音姫なんか気にしなくていいから、思いっきりおしっこをすることができる。



朝一番のおしっこは濃厚な黄色をしていて、ツーンとしたアンモニア臭が強かった。




「はああ~~~。至福~~~」




しゅいいいいいい……。



……ぷしゅっ!




ぶるるっ。



千影は小さな身体を大きく震わせると、朝一番の放尿はあっという間に終わった。



一気に出せるぶんだけすぐに終わる。



女の子の尿道は太いのだ。



トイレットペーパーでツルツルおまたをグニッと拭いてショーツを穿く。




「んっ」




ショーツを上げすぎて、クロッチに縦筋が刻まれる。



甘美な電流が全身を駆け抜けていくと、ジュワッとおまたが生温かくなった。



すでにクロッチの裏側はヌルヌルだけど……、




(ぱんつ換えても、すぐに駄目にしちゃうんだよね)




ただでさえ多汁体質。



しかも四六時中エッチなことを考えているから、千影のおまたはいつもムラムラしていて、愛用しているネコさんショーツは全部おまたの形に縦染みが刻まれてしまっている。




(着替えよ)




ショーツを換えたところで昼になるころにはぐしょぐしょになっているだろうから、そのままで制服に着替えていく。



桃色のブレザー。



水色のタイ。



赤のスカートから伸びる太ももが病的なまでに真っ白い。



そこに黒の靴下を穿けば、千影のいつものスタイルだ。




季節は春。



出会いと恋の季節なのだろうが――。




(けっ、なにが出会いだ。恋だ。リア充なんて爆発して四散すればいいのに)




千影は色恋沙汰にはめっきり疎いのだった。



……ギャルゲーやエロゲーでなら何十回も攻略してるけど。



洗面台の鏡の前に立って適当に髪をとかす。



頑固な寝癖が中々取れてくれないし、目の下にはくまができていた。




「あー、そろそろ髪切らないとなー。最後に切ったの、いつだったっけ」




数ヶ月前に、たしか自分で前髪をいじったきりだったと思う。



お尻を隠すほどの髪も、伸ばしたというよりも勝手に伸びていったというほうが近い。




『千影ー、朝ご飯できたわよー』



「はーい」




母親の声にリビングに行くと、こんがりと焼き色がついたトースターと目玉焼きが皿に載せられている。




(パンをくわえて登校すれば、転校生とぶつかって出会いが~♪ とか?)




考えてしまって、一笑に伏してしまう。



そんなシチュエーション、今時のギャルゲーでも見かけない絶滅危惧種だ。



トーストに目玉焼き載せて天空の城風にして食べる。



さあ、登校だ。







(おしっこを限界まで我慢してから出すと、射精したかのような快楽をえられる……ふふふ)




千影が心の中で呟いたのは、退屈な午後、古文の授業を受けているときだった。



ちなみに千影の席は廊下側の一番後ろ。



教室で一番日当たりが悪いところだ。だけどその場所が千影は気に入っていた。




(……やば、そろそろも、漏れそう……っ)




昼休みにはたくさんお茶を飲んだ。



今ごろ、この小柄な身体の膀胱にはおしっこが一滴一滴濾過され続けていることだろう。



幸いなことに、あと十五分もすれば放課後――。



だから、それまでの我慢だ。




(うぉぉ……っ、これは思っていたよりも、ツラい……ッ)




限界まで我慢するのなら家で試してみればいいのだろうけど、千影はあえて学校で我慢することにした。



あえて自分を追い詰めていくスタイルというわけだ。




じゅわり……。




(あっ)




ただでさえ愛液でぐしょ濡れになっているクロッチの裏側に、生温かい感触が広がる。



どうやら残されている時間はそれほど多くないらしい。




(ヤバい、ヤバいよ……。ううっ、トイレに行かせてもらう?)




一瞬だけそんなことを考えてしまうけど、小さく首を横に振る。



せっかくここまでおしっこが溜まったのだ。



ここで妥協したら、ここまで我慢した苦労が水の泡になってしまう。




じょぼぼっ、



じゅわわ……っ。




(あっ、だめぇ……)




ショーツが生温かくなる感触に、必死になっておまたに力を入れる。



ちょっとずつ漏れ出してきているおしっこは縦筋を伝って会陰を濡らし、お尻の方にまで広がっていく。



もしかしたら椅子にはお尻の形でハートマークのようなスタンプができあがっているかもしれなかった。




(あ、あともうちょっとぉ……っ)




何度も。



何度も呟き、少しずつ時計の針が動き――、



やがてチャイムが鳴ってくれる。




(あっ、危なかったぁ……っ)




いつも通りのチャイムが、千影にはまるで福音に聞こえた。



あとはもう帰りのショートホームルーを乗り切れば放課後だ。




■■■■■■■■■■■■

なんとか授業中の尿意を乗り越えることができた千影。
はたして思いっきり尿意を解放することができるのだろうか!?


陰キャラでなにが悪い!3につづく!


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