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2023年 02月の記事 (4)

苺椎茸 2023/02/23 21:14

映画『BLUE GIANT』、ドラマ『ジャックフロスト』感想

 いつもなら祝日は出勤日なのだが、今日は休みでした。今日はもう土曜日の気分だった。明日の仕事やる気ない。でも金曜日は『ジャックフロスト』があるので楽しみだ。
 ちなみに水曜日はいつもより1時間くらい早く起きて『美しい彼シーズン2』最新話をキメて脳がアヘアヘした状態で会社に行っているのでいつもより心も体も軽いです。これがBL健康法…!?

映画『BLUE GIANT』感想(ネタバレなし)

 ネタバレありにするとめちゃくちゃ長くなるのでネタバレなしの感想を書きます。
 2023年1発目の映画鑑賞がこれです。原作未読。しかし同じ作者の『岳』という漫画は読んだことがあります。親が読んでいたので。
 映画、超面白かった。内容が全然違うので比較するのもアレだが、『すずめの戸締まり』よりこっちのほうが好きです。もっとたっくさんの人に観てほしい。
 とくに楽器をやったことがある人、軽音バンドなどの音楽ものが好きな人は絶対に観に行ったほうがいい。ちなみに私は中学のとき吹奏楽部でクラリネットを吹いてました。
 演奏シーンの演出がすごい。映画館の音響で音楽を浴びろ。サックスのパコパコ音もちゃんと聞こえます。
 3DCGがショボいところもありますが、気合入ってるところはちゃんとしているし音楽が良いので許せる。この映画の唯一の欠点がCGのクオリティがあんまり…な部分があるところです。逆にいえばそれしか欠点がない。
 「ジャズやるべ」てきな、『スウィングガールズ』てきなキラキラした青春ものかと観る前は思っていたが、アツく、重く、そして青い、汗と涙と鼻水が飛び散るというな感じだった。想像してたより重かった。
 まさかあんな展開になるとは。大と雪祈が付き合って玉田が「お前らなんかあった?」ってなんねえかな(腐並感)とか考えていたら雪祈があんなことになっちまってよお! 
 最後のほうはジャズバーのおばさんと同じ顔になりながら観てたわ。マスクが鼻水でびちゃびちゃになったわ。涙腺緩い人はハンカチとティッシュ持って行こうな。
 主人公が強キャラだった。『岳』の主人公もこんな感じだったような気がするので作者が強キャラなんだと思う。
 この映画の中で一番好きなシーンは、絶望しながらドラムを叩き続ける玉田です。音楽やったことある人は玉田の気持ちめっちゃわかると思う。
 この映画、今年個人的ベスト1位になるかもしれない。とりあえず原作漫画読みたいと思った。

 去年、2022年の個人的ベスト1位は『たぶん悪魔が』なのですが、これは公開が45年前なので、2022年公開の映画だと1位は『すずめの戸締まり』です。

ドラマ『ジャックフロスト』第1話感想

 1話を3周したのでまた感想を書く。
 冒頭の喧嘩シーン、律の誕生日なのだが律が何かをやらかして郁哉を怒らせたっぽい。
しかし頭を打ってポヤポヤしてる律のことをまだデレデレに甘やかしているので本気で律のこと嫌いになったとか別れたいとか思ってるわけじゃなさそう。
 喫茶店のシーンで、律がさらっと「綺麗な顔してるから」と言ってるところが魔性の男ていう感じが出てる。律は過去に女や男を無意識に落としてきたんだろーなー。郁哉が律にデレデレになるのわかるー。
 OPで、足でリズムを刻んでるの好き。
 律が郁哉のことだけ忘れてるのは、律が郁哉にふられたから「郁哉のことを忘れたい」と思っているときに頭を打ったから本当にそうなってしまったのでは。
 このドラマ、モノローグ(心の声)が無いので、役者の演技力が重要になってきます。いままで観てきたBLドラマは、主人公のモノローグがバリバリに入っていたので、なんだか新鮮です。
 モノローグがないってことは演技で感情を伝えなければならんのですよ。モノローグがあるとキャラの心情がわかるので感情移入しやすくなります。逆にモノローグがないと演者の表情とかセリフとか挙動で視聴者がキャラの心情を察しながら見ることになります。そこで視聴者にわかりやすいように「俺はこうだからこう思った」みたいな説明台詞にすると萎えます。
 つまりモノローグがないってことは、役者と脚本の実力がもろに出るってことなのでは? あと演出も大事だよね。例えばよくあるのが、嬉しいシーンは快晴で悲しいシーンは雨が降るとか。
 前回の感想で、本田響矢には魚住真澄を演じてもらいたいと書きました。見知らぬ子どもたちの中に混じっても通報されなさそうな雰囲気を持っているので魚住役もいけると思いました。
 ドラマ『アカイリンゴ』では情けない姿になっていた鈴木康介さんが、BLドラマの主演になるとイケメンになってるギャップがおもしろい。小宮璃央もな。この二人、『高良くんと天城くん』にも出演しているので『アカイリンゴ』と『ジャックフロスト』が終わったら観るわ。
 
 BLで記憶喪失ものといえば、木原音瀬のCOLDシリーズがあります。このBL小説、失った記憶を思い出させないようにがんばっていたような内容だった気がする。読んだの7年くらい前なのでぼんやりとしかおぼえてないが。記憶を思い出すとちょっとまずいことになる…ので過去のことを隠しまくる。そして最終的に過去を思い出し(過去がバレて)、木原音瀬特有(あるある)の痛そうな展開(暴力描写)になる、ていう感じだったような気がする。
 
 ちなみに私は木原音瀬先生のBL小説では『月に笑う』が一番好きですね。これ上下巻あるのですが、夜中に一気読みして読み終わったの朝5時とか6時だった。その日は夏休みで、窓の外が明るくてBL小説読んで朝チュンするという唯一無二の体験をした。私はもともと徹夜とか夜通し起きているとかできない体質だったので本当に夢中になって読んだBL小説だ。

てっぴ4コマ

 


 MAMOクッションあるあるなのですが、頭を撫でていると思っていたら尻だったていうの一緒に寝ているとあるよね。
 

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苺椎茸 2023/02/18 23:20

ドラマ『ジャックフロスト』1話感想、新作漫画

 先週の土曜日に『MUSIC FAIR』という番組を観てて、森山直太朗の「愛し君へ」という曲が『永遠の昨日』にぴったりだなと思った。

 2月中旬はアニメ5本とドラマ3本(美しい彼、アカイリンゴ、ジャックフロスト)を視聴して宇宙とか天文に関する本を読んで漫画も描いていたので1週間があっという間だった。しかも観に行きたい映画もあるし。ブルージャイアントとエゴイストな。時間が足りない。

 美しい彼第2話は清居が料理できない系ヒロインだったし、平良の反応がアレだったし、この空間アホしかいなかった。全4話しかないのでもう折り返しだお。

ドラマ『ジャックフロスト』1話感想(ネタバレなし)

 今週からトゥンク枠で始まったオリジナル脚本のBLドラマ。第1話が期待以上に面白かったのでネタバレなしの感想を書きます。
 記憶喪失ものです。しかし私の想像していた記憶喪失とは違っていた。もっと、ていうかほぼ全部の記憶をなくしたのかと思いきや、一部の記憶を失くしていた。記憶の失くし方が、郁哉が最大級のダメージを負うような記憶喪失の仕方だった。この設定考えた人きっとニチャアしながら考えたに違いない。どうすればこの二人に過酷な運命を与えられるかって考えてこの設定にしたのだよきっと。私はこういうの大好きですよ! ただの記憶喪失じゃないぜぇ!
 この記憶喪失の仕方わりとエグいですよ。私が郁哉の立場だったらもう心折れちゃうね。
 これがもし僧侶枠や冬のいもうとだったら「でも体はおぼえてるだろう」っていう展開になりそうだが、このドラマの雰囲気だとそうはならなさそうですね。なったら笑うわ。
 
 郁哉役の鈴木康介さんは現在『アカイリンゴ』のシバ役を演じています。最新話では全裸で目隠し拘束されていたのでギャップがすごい。ていうかvaundyの「benefits」のMVに出演されていたのをWikipediaで知った。シバ役より前に私はこのMVで鈴木康介さんを見ていたのですね。
 律役の本田響矢さんのポヤポヤした感じがめちゃくちゃ魚住真澄っぽかったので魚住くんシリーズ実写化したら魚住役やってくんねえかなと思った。

新作漫画『花売る宇宙人』

 新シリーズです。人魚の次は宇宙人だぜ。宇宙人を出すと何でもありな展開にしやすいのでこれからも定期的に宇宙人出てくる系BL漫画をつくっていきたいと思います。
 『ふわとろ宇宙』『人魚のムニエル』よりハッピーな終わり方する明るいBL漫画を目指しました。なので後味悪い感じだったり胸糞悪い感じにならないようにがんばりました。安心してください、今作は(当社比で)明るいですよ! 
 全4話の予定だがページ数多くなったら分割するので全5話になるかもしれない。
 1話目はイントロのような、プロローグのようなものなので表紙含めて全8ページです。
 2話目はR18になって全30ページです。2月28日の完成を目指します。
 ちなみにこの漫画、「宇宙人」ていうバンドの『惡の華』ていう曲を聴きながら考えたのでみんなも聴いてみてくれよな。アニメ『惡の華』のOP曲です。このアニメ見たことないのですがね私は。実写映画と漫画は視聴&読破済みです。
 1話は8ページしかないから全部貼ってやんよ。画質良いのが見たいならpixivに行ってね→花売る宇宙人(1)









 
 

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苺椎茸 2023/02/11 19:43

『美しい彼シーズン2』1話とシーズン1(3周目)感想

 トゥンク枠では飴パラが最終回を迎え、来週からオリジナル脚本の『ジャックフロスト』という記憶喪失BLが始まるそうです。とりあえず見てみるわ。
 2月はトゥンク枠と僕ミクと美しい彼の3つのBLドラマが放送されています。BLドラマ戦国時代なん? 若手俳優の登竜門になってんの? 
 魚住くんシリーズ実写化してほしいが、魚住役のハードル高そう。しかしポルグラの木島先生とか美しい彼の清居にぴったりな俳優がいたので、きっと魚住役できる人いると思うよ実写化すればいいんじゃないか。

美しい彼シーズン2 第1話感想

 1話だけでもう5周してる。
 1話は原作1冊目の最後にあったエピソードだった。セリフが変わったり削ったりしててとてもテンポがよくなっている。
 原作小説は全4冊出ていますが、私は1冊目しか読んでません。原作より先にドラマを楽しみたいから。
 開始2分30秒でもうすでにひらきよの世界だった。やはり『美しい彼』はBLドラマの最高傑作なのでは。
 清居かわいいよ清居。
 OP曲が頭からはなれません。最近までおにまいのOP曲が脳内でよく流れていたが、今週から美しい彼のOP曲にかわりました。
 OPの曲名が「Bitter」なのでシーズン2は苦い展開になるのか?と思ったが1話の本編はsweetだった。
 ひらきよがあまりにも尊すぎて、オタクが死ぬ寸前に見る夢かと思った。
 平良、死亡フラグ立てんな。『JUNE』だったら死んでた。
 清居「どっこも行くな」。平良がどっか行っちゃうフラグですか!?
 写真部の内装変わった? 黒板に書いてある字が気になる。
 1周目のとき「今日は…するからな」というセリフでリアルに「ゴフッッッ」ってなった。吹き出したわ。1話はずっとニヤニヤしながら観てた。このセリフでトドメを刺された。その後に一瞬映るカメジロウ。亀頭がね、意味深かよ。
 清居のデレデレっぷりをみていると、シーズン1で清居が平良をパシリにしてたなんて信じられない。あれは幻覚なのか? もう一度シーズン1を視聴して確かめなきゃ…。

美しい彼シーズン1 3周目感想

 24分が6話なので2時間半あれば1周できます。全6話なのに12話観たかのような充実感が『美しい彼』にはあります。

 2話、水をかけあうシーンで平良が清居に水をかけるのは違和感、と一瞬思うが、ここで平良と清居がお互いに水をかけあうことで立場が対等になっている、とても重要なシーンなのだ。ここで尺を長めにとっているということで、監督はこのシーンがとても重要だと視聴者に伝えているような気がした。スクールカーストのトップと底辺という立場の差がなくなっている。同じ土俵に立っている。
 
 3話、平良の家で清居応援グッズ制作のときの平良と清居の坐る位置。清居と平良は机を挟んでもっとも遠い場所に坐っているのだが、対角線になっているのでお互い正面の位置なのだ。
 
 3周目で気づいたが、平良のスマホ画面割れてね?
 
 この学校、廊下に傘立てがあってカラフルな傘が立てられている。殺風景な風景にならないように工夫されている。普通、廊下に傘立てあったら床がびっちょびちょになるぜ。このドラマ、服装とか背景が彩り豊かでキレイなのだ。そういうところ美しい。細かいところまで手が込んでいる。だから何回みても新しい発見があるのだ。教室で飼っている亀のところにある黒板に書かれている文字も1周目では気づかなかった。

 平良の部屋に百科事典とか地球儀とか天体望遠鏡があるので、やはり育ちの良さを感じる。夏休みの宿題をすでに終わらせているところとか。
 
 『美しい彼』ってドラえもんで例えたらジャイアンとのび太がつき合ってジャイアンが受けでのび太が攻めになる、という感じですかね。
 
 
 

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苺椎茸 2023/02/05 13:15

ドラマ『僕らのミクロな終末』ネタバレなし感想

 ついに今週から美しい彼シーズン2が始まるので、美彼3周目しようかと思っていたが、FODをもう解約するつもりなので最後に『僕らのミクロな終末』を一気見した。
 アニメ『ギヴン』を観るために加入したFOD。この半年間ありがとう。これからはHuluに切り替えていくぜ。

ドラマ『僕らのミクロな終末』ネタバレなし感想

 全8話。原作未読です。
 FODでは全話配信されていて、Tverでは1月29日から毎週1話ずつ配信されていくとのこと。
 原作は『ポルノグラファー』の丸木戸マキ先生、ドラマ制作スタッフもポルグラと同じです。
 私はポルグラより僕ミクのほうが好きですね。ポルグラは続編とか劇場版はべつに観なくてもいいかな、それほどポルグラにドはまりしてねーわ。という感じだったが、僕ミクは続編あったら観たいです。
 
 攻めがどうしようもねえヤリチンクズ男なのだった。だがそこがおもしろい。実写化BLの中では珍しく新鮮な感じがする。カッコイイだけの攻めなんていくらでもいるし、たまにはこういう攻めも観てておもしれーよ。
 主演二人の役柄がハマっていたいたように思う。律のモテ男で軽薄な感じと、真澄の非モテ感と実直さ。対照的な二人が見どころです。
 ドラマの雰囲気、BGMがポルグラを彷彿とさせます。そしてエロががっつりエロい。さすがポルグラ制作陣だぜ。1話のキスシーンでもうすでにエッッと思ってたら2話目がドエ~ッッッだったのでこのドラマやばいと思った。エロすぎてもう隕石が衝突すること忘れてもうたわ。
 井手上漠さんのことは雑誌で見たことがあるので存在は知っていたが、動いてしゃべってるのは初めて見た。
 めぐると遊馬の今後が気になるので続編くれよ。
 遊馬役の人の太ももがムキムキで何かスポーツやってるのか?と、太ももが気になりすぎて太ももばかり目がいった。
 このドラマで一番好きなシーンは、4話の海でのシーンです。ここはぐっときたね。めっちゃいい。こういうの好きですよ。
 このドラマで一番怖かったシーンは、真澄が牛乳こぼしたときの母親です。
 
 ネタバレなしなのでこのくらいにしておく。
 これから原作読むわ。
 
 この制作スタッフで一穂ミチ『ふったらどしゃぶり』実写化してくんねーかなと、観てて思った。真澄役の瀬戸利樹さんは半井さん役いけそう。違和感なさそう。
 『ふったらどしゃぶり』は一穂ミチ先生のBL作品の中で最も濡れ場が多いです。濡れ場のページ数多いです。どうですか三木監督? 実写化しませんか?

 このドラマ最終回まで観て思ったことは、「やっぱり『永遠の昨日』ってBLドラマの中で一番つらいのでは?」です。『永遠の昨日』よりつらいBLドラマないのでは?
 ほかのドラマはなんだかんだでハッピーエンドになってるのでなんか安心感がある。けど浩一とみっちゃんはもう…。
 『永遠の昨日』を履修することによってBLの見方が変わるので、みんな観ろよな。

 まだ観てないBLドラマだと、『高良くんと天城くん』が気になります。主演2人がジャニーズだし、小宮璃央がチャラ男を演じてるらしいし。
 
 ほかにもいろいろBLドラマあるが、私の中で『美しい彼』を超えるのはないんじゃないかと思う。『美しい彼』が私の王(キング)だよ…。

 
 
 

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