【音楽の話題】ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
入梅間近といったところでしょうか。
今日は気持ちよく晴れています。本格的な梅雨の季節になる前に、晴れた日はなるべく外に出て陽の光を浴びたいところですね。
さてさて、そんな訳で今回は音楽の話題という事で
コチラ
ジャケ写はヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で1989年に録音された『交響曲第7番 ホ長調』のものです。
ワタクシ、ただいまブルックナーにドはまり中なのであります。
普段はランダム再生で色んなジャンルの曲をかけて聴いているのですが、ここのところブルックナーの交響曲を繰り返し聴いています。
中でもこの7番から8、9番辺りを聴いている事が多いです。
前回の『8番』はヴァントのベルリン・フィルでしたが、今回の『7番』はカラヤンのウィーン・フィルです。
これはカラヤンが亡くなる3ヶ月ほど前に録音されたものだそうです。
そういう情報を得た後で聴くと何だかセンチメンタルなバイアスが掛かって聴こえてきたりもしますが、それを抜きにしても聴く度に毎回引き込まれる演奏なのです。
晩年の録音盤に感動したので、それでは、という事で、
このジャケ写はベルリン・フィルでカラヤンが70年代から80年代の初頭にかけて録音したブルックナーの交響曲をまとめた全集のものです。
70年代はカラヤン絶好調の時期と言われています。
この全集は手に入れたばかりなのでマトモに聴いたのはまだ7番だけですが、脂の乗り切ったカラヤンとベルリン・フィルの華やかで豪華な響きには圧倒されるものがありました。
89年のウィーン・フィル盤とは趣を異にする演奏ですが、どちらも甲乙つけ難い文化財級の演奏だと思います。
8番、9番はヴァントやシューリヒトなど、他の指揮者の演奏も聴いているのですが、7番はまだカラヤンだけです。いずれ他の指揮者の演奏も聴いてみたいと思っていますが、まだ暫くはカラヤンから離れられない感じです。
m(__)m