複数ヒロインについて
複数ヒロイン作品は可能か?
先日、読者アンケートで「バッドエンドシミュレーションや敗姫処分シリーズで複数ヒロインを描くことは出来ないか?」という趣旨の質問を頂きました。結論から言うと可能ですし、以前から検討もしております。
複数ヒロイン作品を出さなかった理由
私がメインヒロインを一人に絞る理由は、複数ヒロインで釣っておきながら購入者の推しのヒロインの出番が不十分だとどうしても不満が生まれてしまうという懸念があったのと、単純にヒロインごとの人気の格差に興味があったからです。
私はもともと「ヒロインがたくさん登場するから豪華だ」という感覚があまりない人間で、むしろ登場キャラが不必要に多くなることでストーリーやキャラ描写の密度が落ちることの方を気にするタイプです。
今後の研究次第
しかし、複数ヒロインであってこそ表現できる魅力的なシチュエーションがあることも理解しており、それを実現してみたいという意欲もあります。
ただ、その場合でもヒロインが複数になる難点は残るので、そのせいで内容が薄くなったり、煩雑になったりしないように複数ヒロイン用の脚本術や構成術というものを研究する必要があると思っています。
現在複数ヒロイン作品の素案は二つほどありますが、実現できるかどうかは今後の研究次第だと思います。