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同人制作の記事 (127)

ヒロイン工学研究所 2021/09/02 20:45

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_5

ご意見募集のアンケートは8月31日をもって受付けを終了しました。ご協力いただきありがとうございました。
貴重なご意見、アイデアを多数いただいたので、現在繰り返し熟読しながらポイントを抽出しております。

あと、漫画タッチの練習として劇場版のピンチシーンをイメージした絵を描いてみました。ちなみに今回の作品では今のところ寝間着コスのシーンを盛り込む予定はありません。

ヒロイン工学研究所 2021/08/25 20:11

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_4

寝間着姿

「「敗姫処分No.3 春麗編」に関するご意見募集」のページに寄せて頂いたご意見の中で劇場版の寝間着姿を推す声を数件頂きましたが、今のところこのコスが描かれるシーンは盛り込む予定がないので、かわりに習作のカラーラフを寝間着バージョンで描いてみました。


まだプロットは固まっていないので寝間着シーンが登場する可能性は残されていますが、寝間着でのピンチシーンはないと思います。事前にネットで劇場版に対する感想を調査したところ、「やはりチャイナ服コスでピンチになる姿を見たかった」という声が多かったので、そこだけは外さないことにしています。

ご意見募集中です

現在制作中の作品の参考にさせていただくために皆様からご意見やアイデアを募集中です。回答期限は2021年8月31日23:59までです。複数回回答可能なので、一度回答された方も、何か新しく思いついたことがあれば何度でもご意見をお寄せ下さい。制作の参考にさせていただきます。
⇒回答ページへ

ヒロイン工学研究所 2021/08/17 20:27

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_3

現在制作中のリョナ漫画「敗姫処分No.3 春麗編」は、初めての試みとして企画の告知と同時にご意見募集のページを開設をして、そこで頂いたご意見やアイデアを参考にしながら制作を進めております。
回答期限は2021年8月31日23:59までですが、ここで中間報告をかねて一度まとめておこうと思います。

タッチについて

まずは劇場版のイメージを元にしたこの絵に対する好評を多くいただきました。
春麗の内面的な魅力については、
・凛々しさ
・溢れる自信
・正義感
・不屈の意志
などがあげられることが多かったので、この絵のタッチを基調しながらそういった魅力を出していきたいと思います。

脚について

春麗の身体的な魅力については胸と脚をあげる声が多かったのですが、特に脚に対する記述は内容的に豊富で、それだけに細部では意見が分かれている印象がありました。
多くの方は春麗の脚に対して単なるセクシーさ以上の「武器として鍛え抜かれた肉体美」を感じているようで、その点では一致しているのですが、実際にそれをどの程度太くたくましく描くべきかという点については、必ずしも一致していないようです。
この辺は今後習作のスケッチを重ねながら自分なりに模索していくつもりです。

サイボーグ戦士について

やはり要望が多かったのは、相手を分析して攻略する能力と技をコピーする能力ですね。このアイデアはこちらで用意していた草稿とも一致するので、多分盛り込むことになるんじゃないかと思います。
サイボーグらしさについての意見には「電撃攻撃などの機械的な攻撃手段」で表現する方向性と「人の心をもたない不気味さ」で表現する方向性があるようでした。
前者については現在保留ですが、後者はキャラ立ての中心にもなる重要なポイントなので何らかの形で表現していこうと思います。

リョナシーンについて

「徹底的に脚を狙われて得意の脚技が封じられる展開が見たい」という声と「腹パンシーンが見たい」という声を多くいただきました。またその他にもかなり詳細にリョナシーンの展開を提案していただいているご意見もあり、読み応えがあります。
リョナシーンについては全体のストーリーテリングや構成の中で決めていく必要があるので現段階ではまだどれを採用するかは未定です。

驚異的な一致も…

頂いたご意見の中にはこちらが用意していた草稿とプロットから細かいシーンに至るまで驚異的なレベルで一致しているものがあり、かなり驚かされました。
しかし、よく考えてみれば私もその方も無からアイデアを生み出しているわけではなく、まず趣味嗜好があって、そして今まで観てきた作品の影響があるわけですから、その二つが大体似ていれば、最終的に出てくるアイデアが酷似していても格別不思議じゃないのかもしれません。
実際にアンケートやアイデア募集などを実施するとこういうことはよく起こります。

ご意見お待ちしております

ご意見募集の回答期限は2021年8月31日23:59までです。複数回回答可能なので、一度回答された方も、何か新しく思いついたことがあれば何度でもご意見をお寄せ下さい。制作の参考にさせていただきます。
⇒回答ページへ

ヒロイン工学研究所 2021/08/10 20:29

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_2

カラー漫画とモノクロ漫画は別物

前回の記事でも書きましたが、以前「是非カラー漫画で春麗の敗姫処分を描いて下さい」というファンレターを頂いたことがあり、そこで今回の制作はまず「カラー漫画の制作は可能か?」という問題の検討から入りました。

ただ、私は以前から
「カラー漫画とモノクロ漫画はまったくの別物である」
と認識しており、安易にカラー漫画に手を出すべきではないと考えていました。

カラー漫画とモノクロ漫画の違いについては、こちらの記事にわかりやすく解説されているので、ここでは詳しく書きませんが、要は「人間の視線が色に引き付けられることや色に意味を感じてしまうことを考慮に入れると、カラー漫画とモノクロ漫画はまったく別物として設計しなくてはならない」ということです。

これは映画の世界でも同じであって、モノクロ映画で培われた技術や理論は色が付いた途端に根本から考え直す必要があったので、一部の映画監督たちはカラー映像を採用するときに非常に苦労したらしいです。かなりおこがましいですが、私の悩みもこれと似ています。

別に「カラー漫画なんて表現形式としてダメだ」と思っているわけではありません。
問題はカラー漫画にモノクロ漫画ほどの歴史がないこと、そのせいでモノクロ漫画ほど技術や理論が確立していないこと、そして結果的にモノクロ漫画に色を塗っただけの「なんちゃってカラー漫画」が多いことです。

試しに作ってみた

カラー漫画とモノクロ漫画がまったくの別物なので、モノクロ漫画として設計された作品に単に色を付けるだけだと、モノクロの良さもカラーの良さも十分には発揮できていない中途半端な作品になることが多いです。

ちなみにこれは「敗姫処分No.2」のサンプル用の1ページを試しにカラー化してみたものです。

そんなに悪くはないですが、モノクロ漫画を事後的にカラーにした作品にありがちな不自然さが少しありますね。
仮に新作をカラー漫画として描き始めても、現時点ではカラー漫画用の設計のやり方がわからないので、結局はモノクロ漫画と同じようにして作ったものに色を塗ることになり、最終的にはこういう感じの作風になってしまう気がします。

困ったときに頼れる資料がない

カラー漫画としての良さを遺憾なく発揮したような作品がモノクロ漫画の名作に比べるとまだまだ圧倒的に少ないという事実は、私のような漫画制作の経験が浅くて色々な参考資料を見ないと何も描けないような人間にとっては致命的です。
いざカラー漫画制作を始めて、途中で「こういうシーンはどうすればいいのだろう?」という壁にぶち当たったときに参考になるものがまったく手に入らなくてそこで止まってしまうという事態が何度も起きる可能性が考えられます。また、ほとんどのシーンで仕上がりイメージがあやふやなまま作業を進めることになるので、結局上手くいかなくてやり直しになるリスクは常にあります。

こうした事情を考慮した結果、まだまだ同人でのカラー漫画制作は時期尚早という結論に至りました。

カラー漫画の可能性について

「カラー漫画とモノクロ漫画は別物」と割り切った上で、カラー漫画にはこの形式でしか表現できない魅力と可能性がきっとあるはずだとは思っています。
自分はもともと漫画よりもイラストや絵本の表現形式の方が馴染みがあり、また今までに見た魅力的なカラー漫画は漫画的な魅力と言うよりもイラスト的もしくは絵本的な魅力のものが多かったので、もしかすると自分の表現したいものと合致したカラー漫画の形式をこの先発見できるかもしれません。

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ヒロイン工学研究所 2021/07/29 20:10

「敗姫処分No.3 春麗編」進捗報告_1

タッチの模索

漫画のタッチを模索する第一歩として、劇場版のタッチをそのまま漫画に移植したらどんな風になるかを試してみました。模写だと無意識のデフォルメが入ってしまって実験が上手くいかない可能性があるので、一部を除いて線画はキャプチャ画像からのトレスです。


悪くはないと思いますが、やはり動きによって魅せることを前提にしているアニメ絵はあえて簡素化しているところもあって、漫画の絵として見るとやや淡泊かもしれません。
顔の造形はこれで良いと思うので、この路線を基本にしながらもう少し漫画的な線画表現を模索していきたいと思います。

カラーかモノクロか

タッチの他にこの実験で確認したかったポイントがもう一つあって、それは「漫画のモノクロ表現に移植したときに色がもっていたイメージが損なわれないか」という点です。特に気にしていたのはチャイナ服の青のイメージがグレースケール化したときにどうなるかです。
実際に試してみて、この点は漫画的なグラデーション表現をうまく使うことで何とかなるんじゃないかと思いました。
実は以前「是非カラー漫画で春麗の敗姫処分を描いて下さい」というファンレターを頂いたことがあり、そんなこともあって当初はカラー漫画の可能性も検討していたのですが、途中で断念しました。その理由についてはまた別の機会に書きたいと思います。

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