C102から一週間

コミックマーケット102から、早いことでもう一週間が経過しました。
いい加減夏コミの疲れこそ抜けたものの、ここしばらくは友人宅の引っ越しの手伝いをやらされたり、国立科学博物館の特別展「海」を見にいったり、ウォーハンマーアンダーワールドの大会に出場したりしていて別件で体力をわりと使っております。
……わりと夏を満喫してますね。青春という歳ではありませんが。

コミケでは実のところ開場1時間足らずで新刊が完売してしまい、せっかくいらしてくださったのに残念な思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。
あまりにもだったので、ポプルスへの再版と、メロンブックスへの追加委託の手続きを行いました。
増刷分は25日あたりにメロンに到着するはずです。
DLsiteの方でも頒布開始しているためよろしくお願いします。

メロンブックス(実本版)
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=1705075

DLsite(電子版)
https://www.dlsite.com/maniax/dlaf/=/t/s/link/work/aid/ADU_64/id/RJ01084733.html

それはそれとして、実は元号が平成だった頃から考えていたオリジナル変身ヒロイン小説、聖晶希石エスフェールをようやく完結させることができました。
好きなものを書きました。エロいと思った内容で書きました。
これは当然のことです。自分が抜けない内容で他人が抜けるなどと考えるのはおこがましい話です。
とはいえ、作者である私は、文章というかたちで出力された完成品以前の、理想の情報が頭の中にあります。どうしても、そちらの方を意識してしまうため、出力品の品質については客観視できないのです。
そのため、好きを詰めたはずの最終巻がどんな反響となるのかはずっと心配でした。
そうでなくとも、私の製作速度の遅さといいますか、取りかかりの遅さでページ数の見積もりも甘くなり、本来ならば入れたいと思っていたシーンをいくつもカットせざるをえませんでした。シーンそのものは入れられても、ページ数の制限から、尺を極度に短くせざるをえなくなったシーンもあります。
そういった箇所を、苦渋とはいえカットしたことがどのような影響を与えているのか。
そんなこともずっと考えてしまいました。
幸いなことにいろいろと温かい感想をいただけておりまして、随分と胸を撫で下ろしているところです。

わりと長く時間をかけて作ったオリジナル作品ということもあって、語りたいことがたくさんあります。
また後日、そのあたりについて支援サイト上で語らせていただきたいと思うんですが、その際、なにか質問等あれば聞いていただけると嬉しいです。

次回更新はエスフェールあと語りあたりでしょうか。
それと、関係はありませんが、とても光栄な仕事のお話をいただくことができました。現状ではまだ公開することはできませんが、来年は忙しくなりそうです。

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