擬人化競走馬の紹介その１７「ティタニアアナト」
キャラクターデータ
名前：ティタニアアナト
由来：【夏の夜の夢に登場する妖精】
【ティタニア＋冠名】
身長：163cm
体重：48.1kg
Ｂ：82(Ｂ) Ｗ：59 Ｈ：87
父：オグリキャップ
母：エルフィンアナト
母の父：ミルリーフ
誕生年：1996年 引退：2001年
成績：31戦9勝 ＧⅠ：4勝
【キャラの特徴】
・明るいギャル…を目指している明るい普通の女の子。
・失敗を引きずるタイプで、練習や打ち合わせが嫌い。
一発勝負が得意で、すぐに物事を決めて行動する。
それでも悩みごとばっかり。
・日焼けサロンで焼いているが元は肌白で純白の髪をしており、
まさに妖精を思わせる。けどギャルに憧れてるので焼く。
（活躍時期が２０００年代なのでその時代のギャル風）
父と母の人気からくる重圧も影響している。
・エルフィンアナトとは母仔というより遊び仲間。
【競走馬データ】
エルフィンアナトの初仔。
幼駒時代の評価は低いものであった。
普通なら売却か、クラブに売却にするかといった具合だが、
ティタニアアナトの初仔という事で禍津神牧場所属となった。
要因となったのは、父と母があまりにも有名すぎたからであった。
父オグリキャップは競馬をメジャーなスポーツに昇華させた、
まさに”アイドルホース”。
母エルフィンアナトは世界中にファンがいる”ワールドホース”。
その2頭の仔となれば当然世間の話題になるわけで…
そんな馬を下手に売却する事はできず、かといってクラブに送って
走らなかった場合、クラブの経営に甚大なダメージを受けかねない。
なので禍津神牧場所属で走るしかなかった。
98年10月にデビュー戦を迎え、勝利。
2戦目は阪神JF。ティタニアアナトは5番人気。4着に敗戦。
1999年、初戦は条件戦のつばき賞。ここを勝利。
次走はチューリップ賞。しかし5着と敗戦。
クラシックを断念、NHKマイルCに出走すべく前哨戦のアーリントンC
に出走。2番人気で2着となり優先出走権を得てNHKマイルCに出走。
8番人気ながらシンボリインディにかわされての2着に。
オークスは見送り、ダートに挑戦。
関東オークスを勝利してジャパンダートダービーへ。
1番人気はカスティーリャⅡの全弟エンペラーカール。
ティタニアアナトは3番人気に。
中団で控えていたが、直線で前と左右を他の馬に囲まれてしまい減速。
抜け出して先頭に出た瞬間、真後ろにいたボナンザローマンが先頭に
飛び出して1着でゴールインし、2着に敗戦。
掲示板には載れるがＧⅠの1着は獲れず…秋に向けて賞金を確保する為に
ＧⅢブリーダーズGCに出走。ここは余裕の勝利。
次走の南部杯はメイセイオペラの前に負け4着。
牝馬限定ならと、JBCレディスクラシックに出走。1番人気に。
レースは2番人気のマジックリボンとのたたき合いとなり、
写真判定の結果、ティタニアアナトが勝利！
ついにＧⅠ勝利を果たし、血統を証明した。
2000年。初戦はＧⅢ中山金杯から。ツルマルツヨシとの激戦を制し勝利。
川崎記念では1番人気に選ばれ、特に敵もいないと見ていたが、
後方に位置し続けた所為で最速で追い上げるが間に合わず5着に敗戦。
なんともエルフィンの仔らしい負け方となり、古参ファンを喜ばせた。
中央ＧⅠフェブラリーSはカスティーリャⅡが出走するので勝てないと判断。
芝のＧⅠ大阪杯へ。4番人気に選ばれたティタニアアナト。
1番人気は黄金世代グラスワンダー。
他にもテイエムオペラオーが出走しており、勝利は絶望的。
しかしサイレントハンターが大逃げを慣行。縦長の展開となった事で
グラスワンダーとテイエムオペラオーが後方に置いていかれました。
ティタニアは前目で競馬していたのが幸いし、直線で抜け出しそのままゴール。
ＧⅠ2勝目を獲得した。
次走は牝馬限定戦のヴィクトリアマイル。敵になる馬はおらず完勝。
宝塚記念は2番人気となり、テイエムオペラオーが意地を見せ1着。
ティタニアは2着。
海外遠征するも2着と6着で敗戦して帰国。
天皇賞(秋)は騎手交代もあり3着に。
連闘で挑んだＪＢＣクラシックはメイセイオペラの前に4着。
2001年。川崎記念は1番人気になるも2着。フェブラリーSも2着…
連覇のかかった大阪杯は復活した黄金世代セイウンスカイに敗北して3着。
ヴィクトリアマイルはメンバーが去年とほぼ同じなのもあり勝利。
そしてこれが最後の勝利となった。
帝王賞は1番人気となったが4着。
南部杯と天皇賞（秋）はアグネスデジタルの前に敗戦。4着と2着。
JBCレディスクラシックは6着。
チャンピオンズCはクロフネの日本レコードの前に2着。
東京大賞典の6着にて引退となった。
【産駒(擬人化)】
なし
といった感じで今回の紹介は以上になります。
次回をお楽しみに！