【小説】 バスを降りたら~見知らぬバス路線その後
「見知らぬバス路線」の後日談のお話です。
バスを降りた珠美は、ついてきた二人組に公園のトイレに連れ込まれてしまう……。
男二人×女一人の複数プレイです。
無理矢理ですが、殴ったり等の暴力はありません。
バスを降りたら~見知らぬバス路線その後
「回送」と表示されたバスは大きなエンジン音を響かせて去っていった。
夕暮れ。バス車庫に戻るのか、それとも別の路線に向かうのか。
バスを降りた珠美は、おぼつかない足取りで公園前の道を歩いてく。
ここはどこなんだろう。いつもの路線に乗らなくちゃ。
ぼんやりとした頭のまま、珠美は足だけをすすめていた。
股間の違和感は去らないまま。自分の液で濡れた下着が股に張り付いているのが判る。
「ねえ。どこいくの」
その声にびくりとして立ち止まってしまった。しかし振り返る勇気はなかった。
「そっちに行ってもなにもないよ」
もう一人の男の声。バスを降りた時から、二人が自分の後をつけて来ているのは判っていた。
逃げろ。
頭の片隅ではそう警告が出ているのに、珠美の足は動こうとはしない。
「ね」
ぽんと背後から肩に手をおかれる。
その手が熱い。バスの中で自分の体を弄んでいた手だった。
珠美の背筋にぞぞぞとなにが流れていく。じわっと股が潤ったのも感じた。
黙ってしまった珠美を男二人はいとも簡単に捕まえてしまった。
珠美は公園の男子トイレに連れ込まれてしまう。
個室に押し込まれ、男たちも二人はいってきた。
新設なのか、改修されたばかりなのか、トイレの白い壁は眩しく新しい。床のタイルもきれいで清潔感がある。個室の電気は人感センサーが作動し、灯っていた。
個室に大人が三人もはいればぎゅうぎゅうで、珠美は男2人に挟まれる形になってしまった。
「改めてみてもかわいいじゃん」
珠美の前に立ったのは、バスでは背後にいた男だ。明るい髪の色にピアス。軽い印象を受けるが、切れ長の目がつり上がっていて、涼やかな目元だった。珠美と同世代と思われる若い男。
「ちょっとごめんね」
背後からの声は、珠美の隣に座っていた男。甘い香水の香りを強く感じる。
「んぐっ!?」
珠美は口に猿ぐつわを噛ませられた。視界の隅で捕らえた柄は、珠美のスカートのポケットにはいっていたハンカチと同じ。背後の男がいつの間にか抜き取ったのだろう。好きなブランドのお気に入りの柄だった。
「タクミ、抜かりないな」
にやっと、茶髪の男が笑った。
「この子、感じやすいみたいだから声だされたら面倒だからね」
タクミと呼ばれた男は、なんてことないふうにいいながら、珠美の腰に腕を回した。
「んっ!」
珠美はしっかりと背後からタクミに抱き留められてしまっていた。耳元にタクミの息がかかる。その吐息ですら、珠美の体を高めてしまう。背後からタクミの熱を感じてしまう。
茶髪の男の手が珠美の胸元に延びてくる。バスを降りるときに慌てて整えたせいで、ブラウスのボタンは二番目まで外れていた。
「リョウ、破ったりするな」
背後のタクミが注意する。茶髪の男はリョウという名らしい。
「はいはい。乱暴になんてしませんよ。バスの中でも別に乱暴になんてしてないでしょ」
バスという公然の場で二人は散々に珠美の体を弄んだ。
耳の穴を舌で犯し、乳首をいじり倒し、膣口を何度も指を行き来させていた。バスの中で珠美は乳房も陰部もさらけだされて、二人のおもちゃになってしまっていた。
「あれ?」
リョウが珠美の顔を覗き込む。
「目うるませちゃって……もしかしてもう感じちゃってる?」
悔しいことに先ほどの車中の屈辱的な行為を思い出すと、気持ちとはうらはらに珠美の中の快感が引き出されてしまう。腰のあたりがぞわぞわし、さらに股の間がきゅんと切なくなっていた。
――痴○にこんなことされて私……。
バスに乗る前と今では、自分がまったく別の生き物になったみたいだった。
「顔、真っ赤……すげーそそるじゃん」
ぷちっとブラウスのボタンを外して、リョウが珠美の胸元をひろげた。
バスの中で外されたブラはそのままで、珠美の胸を守ってはいなかった。白い乳房がトイレの灯りに照らされる。
乳首は硬くそそり立ち、快感を与えられることを待っていた。ぱつぱつと張り詰め、ピンとそびえ立っている。
「かわいいおっぱい、それにこの固そうな乳首、エロいねー」
腰を屈めたリョウがちゅぱっと右のそれに吸い付いた。
「ん~~~!!!」
その瞬間、珠美の背がそる。
れろれろとリョウの舌先が繊細な動きで、乳首を舐め回す。
胸の先から体中に、ものすごいスピードで快感が伝わっていった。
珠美の体から力が抜け、タクミに抱き留められていなければ倒れてしまいそうだった。
体重の抜け方から、タクミは珠美の快感を感じとったのだろう。
「なあ。もう出来上がってるんじゃないか」
タクミが片手で、珠美のスカートをまくり上げた。
ショーツがみえてしまう。
「ん」
乳首を味わいながら、リョウは片手で珠美の股にふれた。じゅくっと下着の布が濡れている。何度か股の中心を指で押すとその度に、珠美がびくっびくっと体を震わせた。
――それ以上触られたら……! ダメ……!
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