M.W.O.史書編纂所 2019/11/12 20:48

Muddled World Orchestra 世界観・設定の話

こないだいっぱい書いたので……

この間こんなタグに乗った時
https://twitter.com/ashiromurakumo/status/1191732244018278401
けっこういろいろ設定を書いたので、ここにも記録を残しておきます。

【舞台はどこなの?】

異世界ではなく滅亡後の地球みたいなイメージです。理由はそうしておいたほうが単位とか暦とか細かいことを考えなくてもいいから。

【なんで楽器の名前?】

人間を作り直した神様がタクト(指揮棒)だから。もうDNAに刻み込まれてるレベルらしく、楽器以外の名前をつけるのは気持ち悪くてたまらないらしい。でも個性出したいのでちょっと捩ったり、ミドルネームをつけたりするのはOK。

【性的なモノについて】

あの世界の住民は見ての通り非常に寛容です。性的なアレしてくるモンスターが闊歩してるので、貞操守れるのは基本上流階級の人くらいなので、それならヤりまくったほうがお得やろ、くらいの感覚。「妊娠も性病も完璧に防いじゃう魔法薬」があるので余計に拍車がかかってる。

【性的なモンスター、あいつら何なん?】

食事、繁殖、その他諸々の理由で人間を(性的な意味で)襲う生き物です。「神様の負の側面」が作り出した昏いものの1種だとあの世界の住人は考えている様子。ちなみに性的じゃないモンスターもコレと同じ認識。「動物」と「モンスター」は完全に別種です。

【魔法・魔術って?】

「世界の法則に割り込む能力」をそう呼んでいます。あの世界ではこっちで言う運動神経に近いレベルの認識で、みんなが持っているが得意不得意はあるもの。持っているポテンシャルも人によって違うので、魔法得意な人は現世で言うアスリートみたいな感じでもてはやされている様子。

【錬金術とは?】

魔術とは少し毛色が違い、「世界の法則を応用して新しい力を作り出す」研究という認識をされています。実は魔術と違って才能は不要で、やろうと思えば誰でもできるらしい。……が、ファゴットの使う錬金術はどうやら通常の錬金術の常識の範疇を逸脱しているようで……?

【悪魔・天使って?】

神性の正の面から生まれたものと負の面から生まれたもの。と、あの世界の住人は思っています。非常に強い力と魔力を持っているのは共通で、正直人類にとってはどっちも迷惑な存在。天使は独善的だし、悪魔は自分勝手だし。……あれ、どっちも同じじゃないか??

【神性って?】

全能の創造神タクトとその12柱の使途のこと。人間から神になった人がいたり、怪獣だったり、森そのものだったり、意外とバリエーションに富んでいる。それぞれに伝承(と規模に差があるとはいえ信仰も)があるが、各神性が正の面と負の面を持っているので妙に人間臭いのが特徴らしい。

【筋肉ないのに強い人は何者?】

あれも魔術同様世界の法則に干渉する能力の一種で、自分の身体だけに干渉する才能です。マッチョ男と女の子の力が同等になる程ですが、住人達は「たまにそういう奴いるね」くらいで特に疑問に思っていません。この特殊性に気づき力を磨いた武人は「達人」と呼ばれます。

【亜人はどう思われてるの?】

エルフやドワーフなどはほとんど人と混じって生活しています。オークは一部怪物化した奴ら以外は人間社会に溶け込んでいます。コボルトはもともと奴○階級でしたが、いい領主のもとでは領民として扱われて働き者ぶりを発揮しています。ゴブリンは魔物なのでスレイ。

【聖鍵盤教会とは?】

生命の女神ピアノを信仰する世界最大の宗教団体兼魔術結社です。生命の営みの歓びを分け与えるよう性交が宗教儀式に組み込まれているため、信者以外からは「売春教会」と呼ばれ性欲処理に使っている輩もしばしば。でもそのうち絆されて信者になってしまうようです。

【魔術結社って何よ?】

魔術師は現実改変者なんで、野放しにしておくと危険なので魔術の神の信仰の名のもとに管理している団体。新しい魔術の開発、新米魔術師の教育、悪い魔術師の捕縛、著作権管理や著作権フリーの基本魔術の普及などなどいろいろやってる。全部で3団体あるそうです。一つはハープ属する聖鍵盤教会。回復魔術系を専門にしています。もう一つはラーヴァ(喇叭)廟という魔術の神様の託宣を受けて攻撃魔術を管理している団体。最後の一つはオルガンの懐中時計という時間や空間に関する魔術を管理している団体。魔術師の殆どはどれかに籍を置いています。ちなみに、オカリナさんはラーヴァ廟の所属でお師匠さんの関係で結社内ではまあまあ有名人。狼さんは懐中時計に席をおいていますが、活動実績はほとんどないはぐれ魔術師です。

【どんな国があるの?その1】

東の海に浮かぶ「ガガク国」は世界でも有名な変わり者国家。変な髪型したり、魚を生で食ったりするやべー奴らとして知られています。最近はこいつらの文化がだんだん世界に知られ始めている様子。オカリナさんもお師匠さんに連れて行かれたこの国でイクラ丼に出会った模様

【どんな国があるの?その2】

北の大陸に位置する「カルナータカ魔法王国」も世界に影響を与える国の一つ。魔法を使ったアーティファクトの生産が得意で、魔法技術で動く機械はだいたいココ製。関係ないけどスパイス料理が名物で、特にカレーは全世界に普及したそうですよ。

【どんな国があるの?その3】

北の大陸のもう1つの国家が「十二律都市国家連合」。複数の国が連合した国で、この国もまたガガク同様独特な文化を持っています。スリット入ったドレスとかはエキゾチックでかわいいと他の国でもデザインを取り入れているみたい。

【どんな国があるの?その4】

十二律の隣国「スフォルツァンド王国」の国是は「武こそ国の礎」という脳筋国家。最強の武術家として知られる竜人ギタリオンが仕える国で、強いやつ大好き国家です。その趣味が講じて、世界中の武術家を調べて番付化する作業までしてたりします。

【どんな国があるの?その5】

神様が治める国、それが東の大陸の北の森にあるセンプリチェ神樹国。エルフたちが多く住まう国ですが、この北の森こそが十二柱の神の一柱である「神樹の森ドラム」。意志のある森を崇める美しいエルフたちの国は人間たちからも憧れで、新婚旅行の行き先になるとか。

【どんな国があるの?その6】

岩と砂漠の西大陸にある国が「ダストガー国」。王のいない、7人の執政官による合議制の国です。魔術と審判の神トランペットを奉じながら日々議論を重ね続ける彼らの作る法律は、世界中の為政者たちから国家運営の参考にされるほど素晴らしいものらしいです。

【他にどんな神様がいるの?】

ヤバイ大きさのドラゴンとか、台風の中心にいる青い馬とか、しゃべる剣とか、子猫とか、座敷わらしとかいます。住人達の神様への認識は(一部信仰対象の神様のを除けば)「なんかすごい動物」程度。こっちの世界でいうジンベイザメとかホワイトライオンとかその程度。

【邪神っているの?】

十二柱の神の一柱で唯一の邪神と呼ばれるのが「無貌の化物オーケストリオン」。世界の影に潜む存在で、人間の変死や神隠し、家畜の大量死など不可解な事件のうちの何割かはこいつの仕業らしいです。非常に禍々しい力を秘めているので、悪い魔術師の憧れの存在でもあるとか。

【あの世界の冒険者って?】

割とステレオタイプな冒険者です。流れながら働くなんでも屋。ギルドは冒険者たちのモラル向上のために伝説の冒険者が作ったらしい。その甲斐あって質の悪い冒険者は淘汰されて民衆にもある程度理解された存在になっています。酒癖悪かったりセクハラ気質な奴はいるけど。

【大陸の配置は?】

東西南北に一つずつ同じくらいの大きさの大陸があります。真ん中の海には浮島でできた大陸があると言われていますが、そこに漕ぎ出して行きて戻った船乗りはいないそうです。大陸の外海も先がどうなってるかわからないので未開拓。それぞれ隣の大陸との航路のみが開拓されています。



……以上!
覚えていなくても何ら問題ありませんが、ご紹介でした。
ちなみに、こういうのは思いついた時にネタ帳に書き留めておいてます。
殆どはゲーム中には登場せずに埋もれる設定ですが、アイテムとか敵とか
端役の設定を考える時にこういうのがあるとフレーバーをつけやすいのです。

これからも思いついたらなんか書き留めて折を見て紹介したいです。

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