BEACON STUDIO 2021/10/08 22:50

ぶっかけ可能回数を増やすべきか?

ごきげんよう。BEACON STUDIOです。
今回は、ぶっかけモードについてのお話。

現在のぶっかけは1回限り


流体シミュレーションはPCのパワーが予想以上に必要となってきます。
ただの白濁液を流すだけなのですが、それを凹凸のある複雑なモデルのコジョンに衝突させてその動きを演算するので、大量の液体を流すとなると当然重くなるのです。

そのため、現在は一度発射した後にもう一度発射すると、一度目に発射した液体を削除する処理を入れています。

技術的にはもっとドロドロにできるが・・・


当然、もっとドロドロにしたい!という思いはあり、技術的にもできなくはないのです。

当スタジオのPCのスペックは以下となっており、このPCで開発・デバッグを行っています。
・CPU:Core i7 7700K
・RAM:48GB
・GPU:RTX3080

もちろんゲームを購入してくれる方のスペックは様々ですので、上限を設定して少なくともどのPCでも動くであろう1度限りの発射となっているわけです。

これを引き上げるべきか?という問題があります。
引き上げて誰でも大量発射できるようにしてしまうと低スペックでの動作の保証ができなくなってしまいます。
RTX3080を搭載していても、5回程度発射(パーティクル数:3200)すると激重になってしまいます。
最適化を進めていますので、もう少し軽量化できそうな予感はしていますが、上限をどのように設定しましょうか。


という事で悩んでいるというお話でした。

【追記】極限までぶっかけてみました

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