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蕎麦枕 2022/02/01 18:00

【習作R18小説】異世界転移者と幼馴染がセックスしている音を聞いた話

こんにちは、蕎麦枕です。

男性向け習作エッチ小説、三本目です。
とにかく完成させることを目標に書いたもので、推敲は少しだけしかやってません。
今回は本文5,400文字前後です。冒頭のみ下記に出しまして、以下本文は無料フォロワー様から見れるようにしてあります。

※こちらの作品はノクターンノベルス様とpixivで重複投稿しております。

【あらすじ】
僕は魔術師の卵。幼馴染の女の子、ミラと共に魔術を学び、やがて世界を救う使命を受け負った。
旅をしていく中で出会った異世界からやってきたショウという男と共に世界を救い、その後にショウを元の世界へ帰す方法を探していた。
無事にショウを帰す方法を見つけ、僕とミラでその手伝いをする前日のこと――……僕は聞いてしまったんだ。
ショウとミラが、僕に隠れて何かをしている音を……。

※本作はBSS要素が強めです。

以下本文です。


 僕とミラは魔術師の卵だった。幼馴染の僕たちは一緒に過ごし、共に魔術を学び、そして世界の平和を守るための戦いにも赴くことになった。
 もちろん僕たちだけでは、すぐに負けるのは目に見えていた。だからたくさんの仲間を集め、旅をしていたんだ。
 その中で、一人だけ特異な存在がいた。彼の名はショウ。どうやら僕たちの世界とは違う、ニホンというところから来たらしい。
 ショウは少しおっちょこちょいだけど、とても気さくで良い奴だった。僕とミラともすぐに仲良くなり、旅をしているうちにその親睦はどんどん深まっていった。
 世界に平和を取り戻したらショウはどうするのかと聞いたら、元の世界に帰りたいと言っていた。それもそうだろう。元々いた世界には、ショウの家族や友人だっている。僕たちに帰るべき村があるように、ショウにも帰るべき世界がある。
 僕はショウの助けになりたいと思っていた。魔術師である僕とミラなら、きっと助けになれるはずだと、信じて疑わなかった。

 ――世界に平和をもたらした後は、僕とミラとショウの三人で旅を続けた。もちろん、ショウの帰り方を探すための旅だ。
 案外、この旅の終わりは早かった。この世を脅かしていた存在の側近が、ショウの帰る方法を知っていたのだ。
 だけど帰るには、魔術師が長い詠唱を唱えていないとダメだった。僕とミラ、二人で力を合わせればなんとかなると話はまとまり、明日の夜、それは決行されることに決まった。
 
「寂しくなるね」

 焚火を囲いながら、僕はぽつりと呟いた。ショウはそうだな、と軽く微笑みながら言い、普段なら「清々する!」くらいは言いそうなミラは、俯いたまま何も言わなかった。
 
「本当に二人には……なんて礼を言ったらいいか」
「そんなの気にするなよ。だって、僕たちは友達なんだからさ」

 ショウはもう一度そうだな、と今度は良い笑顔で答えた。礼を言うなら、僕の方がたくさん言わないといけない。一緒に世界を救ってくれたこと、何度も命を落としそうになった時に助けてくれたこと。たくさん、ショウとの思い出だってある。
 本当に寂しいと思うけど、僕以上に寂しがっているのがミラだ。これからショウがいなくなって、ミラはとても落ち込んでしまうだろう。そんなミラを支えられるのは、僕しかいない。しっかりしないといけない、そう思って、僕は強気に言った。

「安心していいよ、明日の呪文はばっちり暗記してあるから」
「本当か? 呪文間違えが多かったお前が、一番心配だよ」
「大丈夫だって! ミラともたくさん確認したんだから! ねえ、ミラ」

 ミラに話を振るけど、ミラは薄く微笑むだけだった。そう、僕は魔術師としてはミラより劣っている。ミラは攻撃型の魔術師であり、よくショウと背を合わせて戦っていた。でも、後方支援者としては僕もばっちり戦えていたと思うし、ショウが帰るための呪文は本当に繰り返し勉強しなおして、完璧に覚えた。
 不安があっての反応の薄さかと思ったけど、ミラは先に立ち上がり、お尻の土埃を払った。

「明日は私もあんたも体力を使うんだから、早めに寝ないとね。ショウも……どう帰るのかわからないけど、きっと疲れるだろうから、寝ておきなよ」

 確かにミラの言う通りだ。魔術師の呪文詠唱は、すごく体力を使う。ショウを安全に帰すためにも、惜しみつつも僕らは最後の晩餐の火を消した。
 明日呪文詠唱を行なうのは、古くから残っている不思議な遺跡だ。その手前の森で一夜を越える僕たちは、それぞれ毛布をかぶり、目を瞑る。
 本当に残念だけど、明日でショウとはお別れだ。その後は、またミラとの生活が待っている。ショウのいなくなったこの世界で、二人で魔術師として生きていくのだろう。
 ミラがどうにか元気になってくれたらいいなと能天気な望みを抱え、僕の意識は眠りの底へと落ちていった。


※  ※  ※


「ん……んぅっ……」

 何かくぐもった声がして、目が覚めた。ゴソゴソと布ずれの音も頻繁に聞こえる。
 獣か何かか? 身体は起こさず、そのままの姿勢で聞くことだけに専念する。少し静かになったと思ったら、聞こえてきたのは思ってもいない言葉だった。

「はあっ……ショウ……」

 ショウの名を呼んでいるこの声は、ミラのものだ。間違いなく、ミラの声。でも、いつもみたいに強気な声ではなく、少し儚げな印象を見せる声だ。
 その後に、何か粘膜を擦り合わせるような水音が聞こえた。くちゅ、くちゅ。一緒に聞こえる、鼻のかかった声。
 聞いてはいけないものを聞いている気がして、僕の心臓の音が早くなる。

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蕎麦枕 2021/12/18 12:00

【進捗】成人男性向け同人小説の話

こんにちは、蕎麦枕です。
「酒場で一番稼いでる(以下略)女剣士」のおまけの進捗報告です。
今回性癖の話として「NTR」「BSS」の話をしています。
苦手な人はここでブラウザバックしてください。
同士の方は是非読んでね。



現在2500文字程度まで来ました。
そんなに書くつもりなかったのにおかしい。
書いてるうちに筆が乗ってきた、ってやつですね。
どうしてそんなに乗ってるかっていうと、自分の性癖に素直になって第三者を出してしまい、それがなんとなしに「BSS(僕が先に好きだったのに)」という状況になってしまったせいですね。
(BSSを知らない方は調べるとpixiv大百科で詳細が出てきますが、NTRが苦手な人は検索しない方がいいかもです)

そう、私の性癖の一つに「NTR」があります。
現実的なところでは勿論許せない行為ですが、二次元におけるNTRは大好きなんですね。
もういつからこんな脳が破壊された状態なのかわからないのですが、そんな感じです。
NTRとBSSな状態が大好きです。たまらん。興奮する。
特に「元々出来てるカップルの片方に勝手に恋をして勝手に失恋をする」という形が大好きです。BSS要素の方が強いですね。NTRではなく、こちらが勝手に負けてるってのがポイントです。
敗北を知りたい。常にそんな感じ。

本編は普通に、強気な処女剣士を快楽堕ちさせる陵○系の作品です。
この作品、元々ご依頼を頂いて書いていたもので、色々あって権利が帰ってきたのでこうして販売に出すわけなんですが、後日談はマジで自分の好き放題で書いてるのでそんなことになってしまいました。
ひとまず言えるのはこれだけ。楽しいです。

早く同士さんの手に渡ってほしい。
早めに書きあがれられるように頑張ります。では~。

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