『アンタの妻は堕ちている。』１シーン公開（音声付き！）

今日は久しぶりに『アンタの妻は堕ちている。』（“つまおち”）に関しての話題をお届けします。

「てめぇ公開予定とっくに過ぎてンぞ、どうなってんだゴラァッ！？」とお問い合わせ頂いたりもしておりますが、未だいついつまでにリリースとお約束できない現状で、本当に申し訳ない限りです。

初回ルートの表シーンだけを収録した「無償版」の公開に当たって、DLsiteでは作品の無料公開はできない仕様のため体験版として登録するしか手がなくて、その際には必ず本編のリリース予定時期も記入しなきゃならないのでひとまず今年8月、としたのですが、、、

その後『援交少女』続編の方をコロナなんぞにもまつわる諸事情で前倒しスタートしてしまったため、“つまおち”の完成はさらに一層押し込まれる事態になってしまいました。。。

先日も某大手サークルさんのリリース延期発表に対して厳しいコメントが殺到していたのを目にしてビビりまくっています……。

どんなに時間が掛かっても生きてる限りは必ず完成リリースさせますので、作者のご多幸は祈らなくても結構ですのでせめて何とかご健勝の方だけでもよろしくお願いいたします。

先週、声優さんにお願いしていた追加音声が届きまして

この１週間はその切り出しと編集をノリノリでやっておりました。

声優さんから納品される音声には色んなパターンがありまして、セリフごとに別々の音声ファイルとして切り分けられた「ボイスカット」済みの状態で納品されるケースもありますが、
音声の切り出しはそれだけでも結構手間が掛かります。有料オプションにされてる声優さんも少なくありません。

なので「録って出し」に近い形で１ファイルで頂いて、サークル側で切り出し作業を行う場合も多いです。

宅録の場合、演技要望や補足説明はある程度シナリオに書き込んだり説明テキスト添付したりしてますが、あまり事細かにイメージを縛るのもどうかなとも思いますし、最終的な演技は声優さんの解釈と感性にお任せするようにしてます。

頂いた音声のニュアンスがどうしてもこちらのフィーリングと合わない時はリテイクをお願いしますが、やはりスタジオ収録と違ってすり合わせには限界もあり、そのあたり結構ジレンマに感じる時もあります。

ただ最近は少し考え方を変えるようにしまして、僕の書いたシナリオを声優さんがそう解釈したということは、プレイヤ―さんも同様に感じるのでは……と。

作者意図との間にギャップが出てるとき正解はむしろ声優さん側にある……と再度シナリオ見直してみると、粗が見えてくる箇所も確かに多い。声優さんの演技からフィードバックしてシナリオの方を改訂するのが結構有意義に思えたりもする訳です。

なのでボイスカット工程は毎回単なる切り出し作業では済まなくなって、気が付くとシナリオをガッツリ書き直したりする羽目に。
今回も１～２日で終わるだろうと甘く考えてたのが、気付くと１週間がかりで追加音声のない章にもアチコチ手を入れておりました。

こんなコトやってるからどんどんスケジュールが押してしまう……もう大小合わせたら初稿から何百回書き直したか分かんないです。
でも少なくとも自分では書き直すたびに完成度上がってく実感があるのでやめられないんですよね。。。

今日はそんな追加シナリオの中から、リリースが遅れているお詫びも兼ねて、、、

とあるシーンのプレイ動画を公開しちゃいます

とは言うものの、まだどのシーンもグラフィックの方が出来てないので（ていうかグラフィック以外はもう全部完成してると言っていいのですが、そこがとにかく一番大変で一番手間も時間も食いますので……）公開できるシーンは限られています。

現時点で公開可能で、本編の決定的なネタバレにならず……となると、ココかなぁ……

ってコトで、画面は完全ブラックのままセリフだけのシーンですが（今のところ本編完成時もココはこのまんまの演出でいく予定）、少しでもお楽しみ頂ければ。