がぷがぷ工房 2022/05/09 22:16

ライティング革命?

こんばんは、がぷがぷ工房です。

※現在「Ver0.010」にトラップが発動しない重大なバグが発生しています。
初めてゲームをダウンロードする方は「Ver0.009」をご利用ください。

ライティングについて色々勉強したのですが
「シャドウマスク」というモードの存在を知ったので使用してみました

今までは軽量化の為にステージのライトは全てテクスチャ-に焼き込んでいました。
しかしこの処理には欠点があり、スペキュラ(反射)が計算されません。
なのでどうしても材質の表現について安っぽさが出ていると感じていました。


今回試した「シャドウマスク」では、ステージのライトは全てテクスチャに描き込まれていますが、プレイヤーから近い光源についてはリアルタイムな影が利用されます。
これによって反射の表現と軽量化を両立?出来ているようです。
(像の反射が凄くいい感じですね)

正直軽量化についてはまだモバイルでの実験をしていないのでなんとも言えませんが
試験的に次回のアップデートでは「ゴブリンの洞窟ステージ」に採用してみたいと思います。
問題が無いようなら、今まで作ったステージのライトも置き換えるかもしれません。

なお、この「シャドウマスク」で作られたライトは動的なオブジェクトにも当たります
今までは焼き込んだライトから生成される「ライトプローブ(動的なオブジェクトに当たるライトを周囲に焼き込まれたライト情報から計算し、反映する機能)」でキャラクターを照らしていましたが、それにプラスしてリアルタイムなライトの計算が加わります。


ライトプローブのみ

シャドウマスクライトを受ける設定

しかし、リアルタイムな光源を受けるということは、予期しない影が落ちることによって
「不気味の谷(目の下に影が落ちる等)」が発生することがあります。
今の仕様ですと、キャラクターに当たる影は専用の光源が利用されていて
都合の悪い影が落ちるのを防止しています。

ただ、上の画像を見る限りどちらが良いとは一概に言えませんね
今後色々検証してみたいと思っています。

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