名づけのルール

創作において登場人物に名前を付けるという行為は避けては通れないものですが、人によって名付け方も千差万別十人十色です。
たいていの人は自分の中にある一定のルールに従って付けると思います。
例えば単に外国っぽい名前を付ようと思ったときも、言語混合で付けるのか、全部ドイツ語で付けるのか、などで統一感が変わってきますし、物語上の勢力毎にこっちは北欧神話から、こっちはクトゥルフ神話から、みたいな付け方もあると思います。
僕も例にもれずキャラクターの名前を付けるときはルールを設けています。
特別なルールではないのでよくあると思いますが、それは『名付けた人の気持ちになって付ける』です。

今作のヒロイン永束結愛ちゃんは本当に最初期の頃、ネームの段階では、家庭環境が悪い、いわば放置子に近い感じにする予定でした。
両親が構ってくれないからゲームばかりやってるっていう設定ですね。
子供を放置するような親が、生まれたときは『愛を結ぶ』なんていう名前を付けていたら皮肉が効いてていいね! と思って付けましたが、ネーム描いてるうちにこの不幸設定いらないな…と思ってなくなりました。
実際の(?)結愛ちゃんは家にこそいないものの親には愛されているようです。
ファッションに興味がない結愛の服装が毎話変わるのは、親が結愛に着てほしい服を送ってきたり買ってくるから、という設定です。

ネトゲネームである『クロ』は結愛が自分で付けた名前なので、結愛が付けそうな名前をイメージして付けました。
結愛は色は黒が好きで動物では猫が好きなので、猫の名前っぽくもあるクロにした…みたいです。

ちなみにブリッツさんの由来はブロントさんです。
ブロントさん、もう若い世代は知らないんでしょうね。ネトゲ全盛期の頃の…FF11?でしたっけ。の有名な人というか、ネタというか。
ブロントが雷って意味で、雷つながりで言葉を探してたらブリッツ(電撃、稲光)というのがあったので、そこからとりました。竿役なので適当です。

あとはまあ全然関係ないですが、前作の『ルネット』とかは実の親が付けたものではなく、孤児院の院長?的な人がつけたという設定です。その人は優しい人でしたが、物語が始まった時点では院長が別の人に変わっています。多分亡くなったんでしょうね(適当)。
ということで、案外需要があるかもないかもな名づけの由来でした。

少し長くなりましたが進捗です。
シナリオ:99%
ネーム :86/86
下書き :86/86
ペン入れ:86/86
色塗り :54/86
仕上げ :54/86
表紙  :1/1
↓    ↓
シナリオ:99%
ネーム :86/86
下書き :86/86
ペン入れ:86/86
色塗り :63/86
仕上げ :63/86
表紙  :1/1

はぁ、はぁ……。明日から仕事です(真顔)。
とにかく一月発売を目指して頑張りたいと思います。
現場からは以上です。

前回の続きです。



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