ティラノスクリプトでえもふり動かした
バージョンと日付
ボクが仕事で情報を探す際に、いつの記事か、どのバージョンでの実績なのかがわかると嬉しいので先にリストアップします。
2022年の12月に以下のバージョンの組み合わせで確認しました。
TyranoStudio ver0.1.1 standard
えもふり E-mote Free Movie Maker バージョン3.9.7p3
* emote_tyrano_pluginv115
手順
プラグインの準備
まず、プラグインの入手。
https://tyrano.jp/sample/emote
プラグイン展開フォルダの中のサブフォルダのemoteを
TyranoStudioのプロジェクトの
data\others\plugin\emote
としてコピーしました。
ksファイルの更新
https://tyrano.jp/sample/emote
の通りに作ります。
first.ksに二行追記。タイトル画面に移動する直前に入れました。
これを入れると、起動時にE-moteのロゴが表示されるようになります。
[plugin name="emote"]
[emote_logo]
;タイトル画面へ移動
@jump storage="title.ks"
make.ksに以下を追記。これはロード用らしい。
[emote_restore]
朱音ちゃんをエクスポート
えもふりで、「ファイル」→「エクスポート」→「ティラノスクリプト向けにエクスポートする」で、ファイル出力。名前はなんでも良いらしいので、akane_emofuri.emtbytes
としました。
これを以下に配置
data\others\plugin\emote\model\akane_emofuri.emtbytes
シーンファイルで呼び出し
使いたいシーンファイルでnewする。
nameは被らなければなんでもよさそう。akane_e
としました。
storageが先ほどのファイル名の拡張子除いた部分akane_emofuri
。
;emofuri
[emote_new name="akane_e" storage="akane_emofuri"]
newしたら、あとはnameで触る。まずは登場。サイズがでっかいのでscaleで小さくしました。x,yで座標指定できますが、x=0,y=0が画面中心になっていて、ティラノのボタンのx,yとは座標系が違うので注意。xは右が正、yは下が正でした。
;キャラクター登場
[emote_show name="akane_e" scale="0.4" y="100"]
あとはやりたい表情を指定すれば変化します。
#あかね
[emote_motion name="akane_e" motion="sample_00"]
"sample_00" を再生しています。[p]
[emote_motion name="akane_e" motion="sample_01"]
"sample_01" を再生しています。[p]
[emote_motion name="akane_e" motion="sample_02"]
"sample_02" を再生しています。[p]
[emote_motion name="akane_e" motion="sample_03"]
"sample_03" を再生しています。[p]
[emote_motion name="akane_e" motion="sample_04"]
"sample_04" を再生しています。[p]
[emote_motion name="akane_e" motion="sample_05"]
"sample_05" を再生しています。[p]
motion名は、えもふりで見えるタイムライン単位で指定できます。とりあえず基本サンプルを一通り流すようなシーンを作りました。
これを分岐を使って全キャラ分デバッグモード化していきたいですね。
おわりに
角度を付ける方法がいまいちわからなかったので引き続き使い方を勉強していきます。
動作が重くなるのではと心配していましたが、特に違和感無く動いてくれてよかったです。モデルを複数使うと重いという情報もあったので、そのあたりは検証していきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました。