team-h 2023/06/13 23:35

成仏案件 南無阿弥陀仏 いわゆる没ネタです

「次出るのは 先生淫紋マゾ落ちセックス」にしたい方針

当ネタは全くの別物です。
全くエロくなかったし、何の話やねん案件なのでボツ。
どうでもいい所に力を入れてしまって時間が足りなかった。

ローカルでは削除するので、綺麗に成仏して下さいませ。
誤字脱字はご容赦下さいませ。

当内容はヒロイン視点。ヒロインは現時点で中学生です。
女のイジメにあいます。

ネタなので途中で終わっています。
エロくもないし面白くもないです。
読むだけ時間の無駄です。
気に入ったら好きに使ってください。

「インキュバスの淫紋が貴女を守る」

本編前あらすじ:

――この世界には亜人がいる。
亜人と言うのは、いわゆる人間の純血種ではなく、何らかの他の生物の遺伝子が混じった”理性に欠ける”人達の事である。それは人間界の義務教育で最初に学ぶ事であった。

そして私は、その理性的なはずの人間界で、あまりにも動物的な脅威――、女の嫉妬に晒される事になったのだ。

きっかけは単純であった。
とある男子が彼女といる時に私の事を見ていたらしいのだ。
見ていた、と言うよりも、そこに私がいただけだとは思うし、そう思いたいのだが、
彼女はそう捉えてはくれなかった。

彼女はスクールカーストの最上位のギャルであった。
他の学校ともコネクションがあり、夜になれば大人たちと遊んでいるという噂も絶えない子であった。

かくいう私は、とくに冴えも見栄えもしない地味で静かな生徒であり、人と群れるより物語に閉じこもる方が好きなタイプの人間であった。

夜になると、早々にベッドに入りお気に入りの小説を開く事が日課であり、それが人生で最大の楽しみであった。

しかし、その幸せを現実に引き起されたフィクションが全て壊してしまう日が来たのだった。

学校の昼休み、そっと教室を離れトイレの個室に入る。
しばらくすると、声が聞こえてきた。

複数人の女子たちの声であった。
その中には例の彼女の声もした。

「出て来いよ!」

嫌だな。また揉めてる。
そう思った私は、彼女たちが出ていくのを待つ事にした。

(今でていって、絡まれるのも嫌だし……)

しかし、一向に出ていく気配は見受けられない。
するとまた声がしたのだ。

「聞こえないのかよ!」

あまりの声の大きさに一瞬ビクッとなると、次の瞬間にドアを強く蹴る音が聞こえた。

ガツン。と強く音を立てたのは、紛れもなく目の前のドアで、それを認識したとたんに、全身の血が一気に体中のお腹の下のあたりに下がっていった。同時に内臓も縮まる。

「ねぇ、コイツ。逃げてる」
「性格もブス」

それは私に向けて言われている言葉であった。
だがそれに返答する言葉を上げることができなかった。
意味が分からなかったからだ。

シクシクと泣く声が聞こえてくる。
例の彼女の声だった。
彼女の周囲の女子たちが、口々に彼女を心配している。
本当に意味が分からない。
これはとんでもないフィクションであった。

「何やってんだよ」

男子生徒の声がする。
女子トイレにズカズカと入ってきては、涙を流す彼女を慰める。

だって……、と彼女が口にする。
どうやら彼女は、彼を私の脅威から守ろうとしているらしかった。
それを聞き、フッと笑いを漏らした彼は

「心配するな」

と、彼女に優しく囁いた。
そして、今度は私の個室に向かって、

「死ねよ。ブス。俺の女に手を出すな」

とだけを言って、ホッとした彼女の肩を抱いて帰っていったのだった。
見えはしなかったが多分そうである。

私はそのまま人の気配がなくなったトイレに、昼休みの終了のチャイムが鳴るまで籠り続けた。
出たら、人生が終わってしまうような気がしていたからだ。

そして、廊下が静かになったのを見計らって、振るえる脚を引き家に帰った。
家に帰って、そこで初めて泣いたのだ。

それ以来、大好きな小説も読めなくなった。
それなのに、私には永久に続くような暇が与えられた。
それをただ、何もしない行動に消費した。

数日後、ポストに私宛の手紙が入っていた。

書いてある文章はとても汚くて読めたものでは無かったので、確認だけしてすぐに捨てた。

「この前はごめん。ああ言わないと、あの女、収まんないから。ごめん。今はもう別れてる。本当はずっと好きだった。お前にまた会いたい。学校の外でも構わない」

その手紙は、ほとんど見ずにビリビリに破いて捨てたはずなのに。目を瞑ると、鮮明に、何度も脳裏に蘇る。

家から外に出なくなった私を、両親はとても恥ずかしく思っていた。
と、同時に毎晩の様に悲しんでいた。

自分たちの何がいけなかったのか。
それを何度も話し合い、反省を繰り返す。
全て私の為に。

その姿を見ると、本当に申し訳なくて。
いっそ、私さえ生まれてこなければ良かったのに。
と何度も神様を恨んだ。

「もう誰とも関わりたくない。関わるのが怖い。年の離れた両親は大好きなのに。同世代は怖くて敵わない」

事件の事は恥ずかしくて言えなかった。
ただ、自分を守る為に。それだけは両親に伝えた。

「自分を守れるのは自分だけ。大丈夫。ここは安全。私だけは、いつまでも私の味方でいてあげる」

そうして、布団にくるまり目を瞑る。
私の唯一の味方である彼女が、ルールとして強く定めていたのは、女子の派閥や喧嘩事には決して関わらないことであった。私はその彼女を信じた。

そうして夢の中に落ちてゆく。
夢の中のにはいつも私の味方で溢れていた。
あの女たちも、あの男も存分に苦しめて、私の為にみんなが戦ってくれる。

「な、わけないだろ」

とっさの声に目を覚ます。

周りを見ても誰もいない。

「こっちだよ」

と、顎を引かれ、初めて彼と向き合った。
この人は、人間とは違っていた。

――。

と、こんなところで、彼に半ば強引に淫紋を刻まれるヒロイン。

彼がヒロインに目を付けたのは、ヒロインが強い感情を抱えていたから。な展開で――。

義務教育を終えた彼女は、新たな出発をしたのであった。
もう二度と怖い思いをしない様に。

元々派手であった顔を生かして、強めなギャルに変貌を遂げたのだった。

気の合っていたはずの友達もヒロインの元を去っていきました。
代わりにできたのは、頭の軽い女の子たち。
彼女たちはいつも男の目を気にしていました。
心を通わせる事も難しそうです。

高校に入学すると、
とある男子学生がヒロインの側に寄ってきました。

その”人”は、人間界で読者モデルもしている程の美男子でした。
そして彼は口を開いた。

「よぉ。久しぶりだな。例の淫紋はまだ残っているよな。また、あの味を堪能させてくれ」

な感じでエロ展開にしようとは思っていたものの……。

ダメでボツになった話なのでした。

本編前が長すぎーーーーー!

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索