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シナリオの記事 (6)

【てんうぃ】各話サブタイトル・あらすじを少し変更しました。

 「???」となっている箇所はまだアイデアが思いつかないので、後日考えることとします。

第一話 男の娘編 Monster
【あらすじ】魔物という共通の敵を倒すため、全ての勢力が共闘する。

第二話 男の娘編 Necromancer
【あらすじ】死霊術師の男の娘・パティは、術師狩りの少女・イリンと出会う。

第三話 男の娘編 Assassination
【あらすじ】パティは、敵対組織である「ケモミミ団」に所属する異端者の少女・マーガレットの暗殺を計画する。

第四話 男の娘編 Glass Grass
【あらすじ】パティは、半生半死状態にあるイリンを完全に生きた人間に戻すために、
死者蘇生の力を持つとされる「グラス・グラスの茎」を探しにゆくことを決意する。

第五話 男の娘編 ???
【あらすじ】???

第六話 女の子編 Evil
【あらすじ】現代日本の女子校生・亜久浜花子はトラックに轢かれて死亡し、ゲームの世界へと転生してしまう。人間の女子校生であるはずの花子は、何故かモンスター娘の姿に変貌していた。

第七話 女の子編 Good
【あらすじ】「旅人の仲間」と合流した花子は、正義をなすために戦うことにした。

第八話 男の子編 Chanterelle
【あらすじ】空腹に耐えかねたサミュエルは、森の中で見つけたキノコを、噛みもせずに急いで丸呑みする。
しかし、なんとそれは人の言葉を話せる上に、胃袋に入っても消化されることなく生き続ける、不思議で奇妙なキノコだった!

第九話 男の子編 Liberator
【あらすじ】???

第十話 男の子編 Thealtross's House
【あらすじ】サミュエルたち一行は、ゼアルトロス伯爵の館の中に幽閉されてしまう。

第十一話 初代王編 Kingdom
【あらすじ】???

第十二話 闘争編 Human Salvation Front
【あらすじ】???

第十三話 全員編 Cooperation
【あらすじ】殺戮の王・カーティスの暴走を阻止するために、多くの人々が立ち上がった。

第十四話 女の子編 Traitor
【あらすじ】???

第十五話 老人編 Carnage
【あらすじ】殺戮の王・カーティスの正体は意外な人物であった。

第十六話 女の子編 Binary Editor
【あらすじ】亜久浜花子は、戦いのカギを握る物が実はバイナリエディタであることに気が付く。

第十七話 悪魔編 Devil
【あらすじ】亜久浜花子は、神崎由愛によって拘束された仲間たちを救出するため、
異次元を旅することとなる。

最終話 理想編 The Utopia
【あらすじ】花子は十一次元に辿り着いた。そこには、神崎由愛と、彼女の手によって拘束された大切な仲間たちの姿があった。
最後の戦いがいよいよ幕を開ける。

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第2話 Necromancer 【あらすじ】

あらすじ

【起】
 イリンとパティは闇属性を象徴する組織「死霊術師会議」に所属する者同士、仲間として共に旅をしています。しかし、イリンは心の奥にパティに対する疑問を抱いていました。死霊術師会議の短期的な目的は、敵対勢力である「旅人の仲間」および「スレード教団」を殲滅することです。陰謀論者の集まりである教団は、イデオロギーの違いから死霊術師会議とは相容れないというのがその理由です。また、教団は光属性を象徴する組織なので、属性の面から見ても死霊術師会議とは正反対の存在です。

【承】
 ある日、イリンは驚くべき事実を知ることになります。彼女がパティだと思っていた男の娘は実は偽物のパティであり、特殊能力を使ってパティの姿に変身していた、教団の信徒・ドミニクだったのです。真実を知ったイリンは衝撃を受けますが、同時に本物のパティに会いたいと強く願うようになります。

 その一方で、本物のパティは、教団の手によって捕らえられ、地下の監獄に収監されていました。彼は、果たして死霊術師会議の仲間たちのことを信用してもいいのか、心が揺らいでいました。かつてマーガレットに裏切られた経験がトラウマになり、人間不信に陥っていたのです。あれだけ深く信頼していたマーガレットでさえ裏切り者なら、他の仲間もどうせいつか、マーガレットのように自分を裏切るに違いない、彼はそのような疑心暗鬼の心境になっていました。

【転】
 イリンは教団との対話を試み、彼らを説得して愛するパティを釈放させることに成功します。紆余曲折を経て、イリンはついに、悲願であったパティとの再会を果たします。命を落とす危険を背負ってパティを救出してくれたイリンの勇敢かつ誠実な姿を見て、パティは心を動かされます。パティは人間不信から脱却し、仲間を信用することの大切さを思い出しました。

 また、同時にスレード教団はイリンの提言がきっかけで死霊術師会議と和解し、共通の敵である「旅人の仲間」を殲滅するために一時的に協力関係を構築することになります。実は教団と死霊術師会議の間には、どちらも社会から糾弾され迫害される組織であるという共通点があるため、互いに共感し合う余地が以前から潜在的にあったのです。光と闇というあまりにも対極的な二つの勢力が、皮肉にも共闘することになります。

 そして、教団がドミニクだと思い込んでいた者は実は偽物のドミニクであり、その本当の正体は、特殊能力を使って別人の姿に変身し周囲の目を欺いていた、リディー・リゼルトだったということが判明します。リディーは反教団組織「旅人の仲間」を率いるリーダーであり、教団にとっては敵です。

 どんな姿にでも自由自在に変身できる能力を最大限活用し、リディーは巨大な怪物の姿に変身し、教団および死霊術師会議に対して大規模かつ強力な攻撃をおこないました。

【結】
 リディーの大規模攻撃によって多数の死者が出たものの、数の面では優位に立っている教団および死霊術師会議は最終的に、旅人の仲間に対してつらくも勝利をおさめます。しかし、旅人の仲間にとどめを刺して命を奪うことには失敗します。

登場人物解説

「パティ」
 物語の主人公。死霊術師の男の娘。死霊術師会議所属。

「イリン」
 物語のメインヒロインであり、パティの恋人。死霊術師ではないが、パティに協力するために死霊術師会議に所属している。けっこう胸が大きい。

「偽物のパティ」
 リディー・リゼルトが特殊能力を使ってパティに変身していたときの姿。

「ドミニク」
 存在しない架空の人物。一応表向きは40代の男性で、教団の信徒ということになっている。リディー・リゼルトはドミニクという偽名を名乗り、別人の姿に変身していた。

「リディー・リゼルト(人工人間)」
 どんな姿にでも自由自在に変身する能力を持つ少女。偽物のパティおよびドミニクの正体でもある。この能力を使えば、敵を騙して欺くことも容易である。旅人の仲間を率いるリーダー。スレード教団によって本物のリディーを模して製造された人工人間だが、教団を裏切って脱走した後、反教団組織「旅人の仲間」を結成する。第2話に登場するキャラクターの中では最強。巨乳で、なおかつ常時ノーパンでもある。

「マーガレット」
 第1話にて死亡。裏切り者であり、イリンの幼馴染みでもある。パティはマーガレットに対して深い信頼を寄せていただけに、裏切られたときのショックも大きかった。巨乳。

「フランド」
 王国におけるスレード教団の二大派閥の内のひとつ、「フランド派」を率いるリーダーであり、教団上層部の中心的人物。派閥は異なるものの、大司教カーティスに対して忠誠を誓っている。パティの父親であり、イリンに魔術を教えた師匠でもある。第1話ではパティやイリンと激しく対立したが、第2話では和解し共闘することになる。

「カーティス」
 王国におけるスレード教団の二大派閥の内のひとつ、「カーティス派」を率いるリーダーであり、教団を率いる大司教でもある。派閥は異なるが、フランドのことを深く信頼している。
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第1話「Assasination」あらすじ

 パティは死霊術師の男の娘(ここ重要)で、物語の語り部です。彼はある日、ひとりの死にかけの城兵の少女と出会います。しかし残念ながら、すぐに少女は死亡してしまいます。少女のことを哀れに思ったパティは、死霊術によって彼女を蘇生させましたが、完全な復活は叶わず、半生半死の状態になってしまいました。少女の名前はイリンであることが判明します。そして、パティとイリンは、イリンの半生半死状態を解消し、完全に復活する方法を探すために旅に出ます。

 一方、フランドという僧兵の男はイリンに対する深い憎悪を抱いており、イリンの殺害を計画しています。過去にイリンが彼に対して何らかの酷い行為を犯したため、フランドは復讐を誓いました。フランドはパティの父親なので、この時点ではパティはフランドのことをかばおうとします。しかし、のちのち彼はそれが間違いであったと気が付くことになります。

 物語はパティ、イリン、フランド、マーガレットという4人の登場人物の関係を中心に展開していきます。イリンはフランドの元弟子であり、マーガレットはイリンの幼馴染みです。

 パティはイリンに心惹かれており、イリン自身もパティに対し大きな感謝の念を抱いています。彼らは相思相愛の関係にあります。

 そして、「スレード教団」という謎めいた宗教組織が、イリンの復活を全力で妨害しようとしてくるので、パティ、イリン、マーガレットは教団に立ち向かっていかなければならなくなります。

 しかし、あるときマーガレットはパティやイリンを裏切り、敵になってしまいます。そしてフランドに協力し、イリンの復活を妨げるために動くようになります。その一方で、スレード教団の信徒でありずっとパティの敵対者であったケモミミ族の少女・ソフィアが、ある出来事をきっかけに寝返り、パティの味方になってくれます。

 第1話「Necromancer」では、複雑な人間関係や陰謀、裏切り、イリンの半生半死の状態の解明と彼女を完全な人間に戻す方法の探求、フランドの復讐心の行方、そしてイリンが己の運命に立ち向かっていく姿などを描いていきます。

 果たして、パティはイリンを無事に生き返らせることができるのでしょうか? 死者を復活させるカギを握る人物は、一体誰なのでしょうか? イリンは過去にどのような罪を犯して、フランドに憎まれることになったのでしょうか? ……続きは本編で!

 ちなみに、パティとイリンは18歳で、フランドは49歳です。「やけに真面目なストーリーだな、エロ要素どこ行ったし!? 」と誰もが思われると思いますが、安心してください。エロ要素はちゃんとあります(汗) 具体的には、イリンとパティがイチャラブエッチをします! たくさんします!!

 可愛い女の子と可愛い男の娘がエッチするってことは、竿役もヒロイン役も両方可愛いってことじゃないですか、つまり、それって最強の組み合わせじゃないですか? え? ひょっとしてそう思ってるのって僕だけ? はあ、そうですか……(´・ω・`)
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ストーリーの大まかな案

お詫び

 最近、記事更新のスピードが非常に遅くなっていることを申し訳なく思います。シナリオのよいアイデアがなかなかひらめかないためです。

シナリオについて

【概要】
 まだプロットを作ることはできていませんが、物語の題材についてはなんとなく思い浮かんできました。この物語は、題材が前半と後半で大きく変わります。

【前半の題材】
・光と闇の戦い
・人類と魔物の戦い
・人間対人間の戦い
・魔物の正体とルーツ
・差別と反差別
・信仰者と無神論者の対立
・体制派と反体制派の対立
・真のユートピア、世界のあるべき姿とは何か

 おおまかなあらすじとしては、「二次元の世界」を舞台に、人類が魔物と戦争をしつつ、魔物の正体やルーツがなんなのかを探ってゆくお話になります。主人公も二次元の世界の人間で(はないのですが、この時点ではあくまでもそのように勘違いしていま)す。人間対人間の戦いの要素もあります。

【後半の題材】
・二次元と三次元の違い
・神と堕天使の戦い
・架空のキャラクターに人権はあるか否かについての論争

 おおまかなあらすじとしては、己の正体が実は二次元の人間ではなく、十一次元の世界に生息する堕天使の自己複製体であるということを自覚した主人公が、世界のあり方そのものを根本的に作り変えるために、神の自己複製体と戦うお話になります。後半に登場する神は偽物なので、前半で論争の焦点となった「果たして神はこの世界に実在するか?」という疑問に対する答えは、結局この作品の作中では分からないままとなります。

【備考】
 題材だけ見るととてもエロも萌えも美少女も一切ない、クソ真面目な作品であるかのように錯覚してしまうかもしれませんが、そんなことはありませんエロ、萌え、美少女の三拍子が揃った作品に必ずします!!
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シナリオの作り方の応用について考えてみる【作例つき】

前回こちらの記事にて「基本」について書いてみましたので、今回は「応用編」を書きます。
https://ci-en.dlsite.com/creator/14255/article/853166

 「基本編」の方では、物語には物理的な課題と精神的な課題が必要であるという話をしました。今回は、ストーリーをよりドラマチックなものにするためには何が必要であるかを考えてみたいと思います。

 今回は、この理論が実際にちゃんと正しいかどうかを検証するために、作例も作っていこうかなと考えています。まずは、「応用編のテクニック」をひとつも使わず、基礎編のテクニックのみであらすじを構成するとどうなるか確認してみましょう。応用編のテクニックが入っていないので恐らくかなりつまらないものになると思われます。

 では、今回の作例では、「物理的な課題」として美少女剣士の主人公が、魔法使いの友人と協力して旅に出て、病気の妹を助けるために危険な山の中へ薬草を取りに行くというストーリーを、「精神的な課題」として主人公が被害妄想によって妹のことを嫌な奴だと考えている(が本当はいい子)、という設定を付けてみます。この設定に沿って簡単な物語のあらすじを試しに作ってみます。

剣士と魔法使い

1.山のふもとにある小さな小屋で、主人公と病気の妹がふたりで暮らしている。姉妹は仲が悪く、主人公は妹のことを嫌っている。山の頂上にあると言われる魔法の薬草があれば、どんな厄介な病気でもたちまち治ると言われており、妹はこれを取ってくるように主人公にお願いした。憎たらしい妹を助けるためではなく、家事をやらせて自分が楽をするために、主人公は打算で妹の頼みをしぶしぶ引きうけた。

2.ひとりで山に入るのは危険だと考えた主人公は、仲のよい友人とコンビを組むことにした。強力な魔法が使える友人の活躍もあって旅は順調に進んだ。もしかするとこの旅が終われば、友人との距離が吊り橋効果で縮まって、恋人になれるかもしれない……そんなことを考えた主人公は胸を高鳴らせる。この旅は主人公にとってただ危険で厄介なだけの旅ではなく、幸運を掴むチャンスでもあった。しかし、旅を続けている間もずっと、妹と喧嘩をしたときの嫌な記憶が主人公の頭から離れることはなかった。

3.-

4.主人公と友人は無事に山の頂上へと辿りつき、薬草を手に入れることに成功する。そして、それを家へと持ち帰り、煎じて妹に飲ませた。すると、妹の病気はたちまち治り、再び家事ができるようになった。妹は主人公にお礼を言い、これがきっかけで主人公は妹と仲直りする。そして、自分が本当に信用すべきだったのは友人ではなく妹だったのだと主人公は気が付く。

 さきほど予想した通りなんともメリハリのないいまいちなシナリオになってしまいました。これを少しアレンジしてみます。

剣士と魔法使い(アレンジ版)

1.山のふもとにある小さな小屋で、主人公と病気の妹がふたりで暮らしている。姉妹は仲が悪く、主人公は妹のことを嫌っている。山の頂上にあると言われる魔法の薬草があれば、どんな厄介な病気でもたちまち治ると言われており、妹はこれを取ってくるように主人公にお願いした。憎たらしい妹を助けるためではなく、家事をやらせて自分が楽をするために、主人公は打算で妹の頼みをしぶしぶ引きうけた。これは疫病のたぐいではなく、魔法使いの呪いのたぐいなのだと妹は主張したが、主人公は耳を貸さなかった。なぜならこの近辺に住んでいる魔法使いなんて一人しかしないし、その一人の魔法使いは主人公の大切な友人だったからだ。主人公は、妹の病気がごくふつうの疫病であると信じて疑わなかった。

2.ひとりで山に入るのは危険だと考えた主人公は、仲のよい友人とコンビを組むことにした。強力な魔法が使える友人の活躍もあって旅は順調に進んだ。もしかするとこの旅が終われば、友人との距離が吊り橋効果で縮まって、恋人になれるかもしれない……そんなことを考えた主人公は胸を高鳴らせる。この旅は主人公にとってただ危険で厄介なだけの旅ではなく、幸運を掴むチャンスでもあった。しかし、旅を続けている間もずっと、妹と喧嘩をしたときの嫌な記憶が主人公の頭から離れることはなかった。

3.ところが、これから山の頂上に辿り着こうか、というときになって急に友人の態度が豹変した。なんと、友人が主人公に突然襲い掛かってきたのだ。主人公は友人を返り討ちにし、二度と立ち上がれないほどの重傷を負わせた。そして、なぜ自分を突然裏切ったのか問い詰めた。そして友人は、主人公の妹に呪いをかけて病気にしたのは自分であると白状した。主人公はかつて自分の愛した友人に失望し、激怒し、殺害した。そして、妹のことをずっと憎み続けてきた主人公の気持ちが揺らいでしまう。本当に憎むべきなのは妹ではなく友人の方なのかもしれない、と主人公は葛藤する。

4.主人公は無事に山の頂上へと辿りつき、薬草を手に入れることに成功する。そして、それを一人で家へと持ち帰り、煎じて妹に飲ませた。すると、妹の病気はたちまち治り、再び家事ができるようになった。妹は主人公にお礼を言い、これがきっかけで主人公は妹と仲直りする。そして、自分が本当に愛すべきだったのは友人ではなく妹だったのだと主人公は気が付く。

 少しはマシになったのではないでしょうか? アレンジ後のあらすじは、「信頼できる味方だと思った魔法使いの友人は、実は裏切り者であった」「妹の病気は実は疫病ではなく、魔法使いの呪いによるものだった」「本当に主人公が仲良くするべきだったのは友人ではなく妹の方だった」といったどんでん返しや裏切り、謎解きがいくつか入っています。

まとめ
 どんでん返しや裏切り、謎解きなどの要素を多用することで、物語はよりドラマチックになる場合がある。

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