いぬかわ委員会 2024/05/28 20:08

SS『欲しいモノ』 / お隣さんの大学生ちんぽでNTRアクメ

新作音声明日発売のお知らせ

こんにちは、いぬかわ委員会です🐾

新作音声『【NTR×淫語×おほ声】お隣さんの大学生ちんぽでNTRアクメ』が、

【2024/5/29 0:00~】

日付が変わりましたらに配信開始いたしました!
配信開始から3日間は15%OFFとなっておりますので、
この機会にぜひお求めいただけますと幸いです。

また、
本編直前の嵐仁(らんと)の心境が分かるSSをご用意いたしました。
配信前に読むも良し、本編を聴いた後に読むも良しな内容です。

お好きなタイミングで楽しんでください◎





SS「欲しいモノ」

※本編直前

○嵐仁(らんと):隣に住む大学生
○あなた:性欲を持て余している人妻。



 今日も、隣の部屋からは、獣のような喘ぎ声が聞こえてくる。

 普段は楚々としているクセに、旦那がいない時間帯は、いつもこうだ。角部屋だからと油断しているのだろうが、一定以上の音を出せば、隣人――嵐仁には筒抜けになってしまう。

「毎日毎日、飽きない人……」

 ハァ、と吐き出した息には、微かな熱が混じっている。
 うるさいくらいの喘ぎ声が、ただの騒音ではなく興奮を煽るものに変わったのは、いつからだろうか。

 自然と右手が下半身へ伸びる。ズボンの上から撫でてやると、既に『そう』と分かる程に、自身が反応していた。
 自慰を覚えたての猿じゃあるまいし、と独りごちる。それでも、彼女の嬌声を盗み聞きながら男性器を扱く誘惑には勝てそうにない。

「……ッ」

 呼吸を押し殺し、壁を隔てた向こう側から聞こえてくる声に集中する。
 彼女の痴態を想像しながら、焦らすように嵐仁は下半身の膨らみを撫で続けた。

「……、ハァッ……く……ッ」

 人の良さそうな顔をして、実際人の良い女。
 ただの隣人にも毎日挨拶をしてくる今時珍しい女。
 持て余した欲を旦那に解消してもらえない、哀れな女。

 ――決して、俺のモノにならない女。

 そこまで考えて、ピタリと手が止まる。
 
「あー……萎えた……」

 熱に浮かされていた身体と心が、急激に冷めていく。

 物にしろ、人にしろ、今までの人生で何かを欲しいと望んだことはほとんど記憶に無い。大抵は望むまでもなく嵐仁の手の中にあったし、そも、何かに熱中するような性質でもなかったからだ。

 それなのに、今、自分は彼女を強く欲していて、己のモノにならないことを酷く悔しく思っている。

 自分を惨めに感じることは、嵐仁にとって、初めての経験だった。

「ハァ~……」

 先程とは種類の異なる息を吐き出し、ベッドから立ち上がる。

 ベランダで風に当たれば、少しは気分がマシになるはずだ。そんなことを考えながら、掃き出し窓を開けた瞬間、何かが嵐仁の元へヒラヒラと落ちてきた。

「……えっ……」

 女性用の下着。それも、かなり際どいデザインだ。

 誰の所有物かは知らないが、所持していてもあらぬ誤解を受けるだけだ。早々にゴミ箱へ突っ込んでしまおうと、ソレを人差し指と親指でつまみ上げた瞬間、嵐仁は固まってしまった。

 目の前の下着から、彼女の香りがしたからだ。

「これ、奥さんの……?」

 洗剤や柔軟剤だけではない、彼女自身の体臭が織り成す、甘い香り。

 意識した瞬間、下半身に血液が集まる。萎えていたはずのソレが再度熱と硬さを取り戻し、ズボンの下でズクズクと疼き始める。

 風で飛ばされた下着が、隣のベランダに落ちるなんてどんな偶然だとか、そんなことは今の嵐仁にとっては些細なことだった。急いで部屋の中へ戻り、ズボンを脱いで、勃起した男性器を扱き始める。

「……、ぐぅ、くっ……♡ お、おぉ……ッ♡♡」

 人生最大の衝動に、最早抗う術は無かった。

 彼女の声をオカズに、己も獣のような声を上げ、自慰に耽る。

 欲しい。欲しい。欲しい、欲しい欲しい!
 彼女を満足させられず、抱える欲望にも気づかない間抜けな旦那より、自分の方が余程彼女に相応しい。
 あの人は、俺の隣にいるべきだ。

「はッ、はッ、ぐぅぅ……ッ♡」

 簡単なことだ。欲しいのならば、勝ち取れば良い。

 ――例え、どんな手を使ってでも。

//END


ご購入はこちらから🐾
今後ともいぬかわ委員会をどうぞよろしくお願いいたします◎

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索