鶯命丹 2022/08/27 12:49

○校生×用務員のおっさん(コミッション改変)

タイトルに精一杯の抵抗を感じますね。

こんにちは
以前コミッションでお渡しした作品をそのままの形では公開出来ないものだったので(ジャンル的な意味で)改変し、投稿・公開致します。
改変に改変を重ねすぎて、まったく面影のないものになりました。

若い男に抱かれる年相応にちょっとたるんだ坊主頭の用務員のおっさんのいちゃラブ用務員室SEXです。




佐藤加津沙(さとうかずさ) ○校生美少年
坂本博雅(さかもとひろまさ) 40代用務員
 
 それは、よく晴れた昼休みの事だった。
「佐藤君、好きです……あの、よかったら付き合ってください」
 俺は校舎の裏で、偶然にもとんでもないものを目撃してしまった。
 俺から見えるのは、俯くように告白している女の子と、その正面に立つ男――和津沙の背中だった。
「ごめん……気持ちは嬉しいけど、俺付き合ってる人がいるんだ」
 和津沙がどんな顔をしてその言葉を言ってるか俺からは見えないが、沈んだ物言いだけが耳に届いた。
 俺は慌ててその場から逃げる。
 人の告白を盗み見て、いい訳がない。
 それがたとえ、恋人が告白されていた状況だったとしても。


 俺は晴れた校庭をぼーっと見つめながら、さっきの出来事をつらつらと考えた。
 和津沙はうちの高校に通う2年生。
 学年でも目立つ、モデルのようなスマートな、いわゆるイケメンて奴だろう。
 若い女の子たちが和津沙を見て、きゃーきゃー黄色い声を上げてるのを何度か見た事がある。
 黒髪はいつもつやつやと光ってるし、白い肌はすべすべで、若いってスゲーなと思うが、俺は自分が高校生の時、あんなに綺麗な肌をしてただろうか?
「いや、あれは若いだけじゃねぇな」
 独り言を呟きながら、俺は和津沙のことを考える。
 あいつの大きな二重の瞳は、いつも黒く澄んでて綺麗だし、なんかこう、やさしげに垂れてて、甘いマスクっつーのはこういう奴の事を言うのだと、思う。
「なんつーか大人びてるっつーか……懐が深いっつーか……高校生ってあんな感じだったか?」
 ぼんやり自分の学生時代を思い出すが、柔道部に勤しみ肌の事など気にしたことも無かったし、髪なんか、バリカンでガーッと刈ってたから坊主だった。
 男子校だったから女子なんか通学路ですれ違うだけでも意識して緊張しまくってたし……
「やっぱあいつが特別なんだよなぁ……」
 和津沙はいったい、俺のどこがよくて一緒にいるんだか。


 俺、坂本博雅はこの高校の用務員として勤める立派も立派。成人して二十年は経つ大人である。
 容姿は至って普通だ。別にイケオジとかでもなんでもない。
 長い事柔道やってて若い頃はそれなりに鍛えていたが、今は寄る年波に勝てず腹の出たおっさんであり、洒落もなんも分からず楽だからと言う理由で、高校の頃からずっと坊主頭のガタイのでかいおっさんだ。
 用務員として長く学校事務に関わってきたが特筆するような事もなく、細々と生きていた俺が、なんの因果なのか在学中の学生、佐藤和津沙と懇意になり、なり過ぎて付き合う事になっている、はたから見ると犯罪者ギリギリのおっさんだ。
 恋人の和津沙は綺麗な男で、テレビで見る下手なアイドルよりかよっぽど容姿が整ってる。
 恋人という贔屓目を抜きにしても、和津沙の笑顔はキラキラしていて、誰にでも優しくまさに好青年だ。
 あんなのに微笑まれたら、どんな奴だってイチコロだろう。
 記憶の中で、俺に笑いかけてる和津沙の綺麗な顔を思い浮かべ、ため息混じりに呟いた。
「なんだってこんな俺なんかにしたんだろうなぁ」
「なんの話?」
 記憶の中で思い浮かべていた顔が突然目の前に現れ、俺は息を呑んだ。
「ばっ! ばかやろ! 入る前にノックしろよ!」
 動揺して椅子から立ち上がる俺を見て、和津沙がくすりと笑った。
「何回かノックしたけど、返事が無かったから」
 綺麗な顔が、いたずら好きの子どものようににやにやしている。
「返事が無かったら入るなっての。何してるかわかんねぇだろ……まぁいいや、そこ座れよ」
 俺は笑う和津沙から目を逸らして、用務員室に備え付けのソファーに座るよう促した。
「コーヒーか? 緑茶か?」
「緑茶がいい」
 ティーパックをひとつ開封し、マグカップに入れてポットからお湯を注ぐ。
 あっという間に滲む緑色を和津沙に渡してやる。
「熱いからな、気をつけろよ」
「うん。ありがとう」
 和津沙は微笑むと受け取ったマグカップにふーふーと息を吹きかける。
 イケメンはそんな仕草もサマになってるな。
 俺は自分の分のコーヒーを持って、ソファーの横に置いてあるデスク、その対になるキャスター付きの椅子に座れば、ギィと耳障りな音が出た。
 そこで和津沙が顔を上げ、不思議そうな顔で俺を見上げる。
「こっちおいでよ。マサさん」
 和津沙は形の良い唇の端を上げて、ソファーの自分の隣をぽんぽんと叩いた。
「いや、いやいや……ここは学校だしな。そこ狭いから」
 動揺して、口をつけたコーヒーが熱く上唇が火傷したが、平静を装ってずずっと啜ってしまった。
 最初に触れた上唇だって火傷したんだ。
 口の中も同じようにヒリヒリと痛む。しかし熱がるのも、痛がるのも忘れ、俺はマグカップを上げたり下げたりを繰り返す。
「大丈夫だよ。いつもここ、誰も来ないじゃん」
 和津沙はにこにこと、上機嫌な顔で俺が隣に来るのを待っている。
「やめろ……そんな顔で見るなって」
 まぶしい笑顔に顔を逸らすが大きな二重の目がキラキラと、俺を見ているのを視界の端で感じる。
「俺、マサさんと一緒に座って話したいな」
 静かな和津沙の声が、ほんのりと甘えを含んでぽつりと言った。
 ちらりとそちらを見ると、バッチリ目が合った。
 俺と目があった瞬間、和津沙はにっこりと嬉しそうに目を細める。
 あんまり嬉しそうに笑うので、俺はため息をついて和津沙の隣に腰を下ろす。
「やった! マサさん俺のわがまま聞いてくれるから好き」
 すかさず和津沙は俺にピッタリと寄り添い、長い腕でするりと俺の腰を抱く。
「おいっ近いってっ! もうちょっと離れろよ」
 俺はデカい身体をなるべく縮こませて和津沙から距離を取ろうとするが、ガタイは急に小さくならねえし、狭いソファーもデカくはならない。
「なんで? 誰もいないんだし、いいじゃん」
 和津沙は悪びれる様子もなく、俺の首筋に顔を寄せてスゥーッと大きく息を吸った。空気の流れがくすぐったい。
「おいっ! なんで嗅ぐんだよっやめろって」
 俺は身体をひねって和津沙の肩を押すと、軽い身体はすんなりと動き、距離をとることに成功した。
 だがしかし、俺から離された和津沙は、叱られた子犬のような顔をして大きな瞳を潤ませている。
「ダメ? 俺、マサさんの匂い好きなのに……」
「う……そんな顔すんな……俺が悪いみてぇじゃねえか……」
 普段穏やかにほほ笑んでいることの多い和津沙の顔が曇るのは、苦手だ。
 俺はその弱弱しい顔に絆されて、突っ張っていた腕を緩めると和津沙の身体を抱きしめる。
「マサさん!」
 和津沙の息をのむ声が、胸に当たってくすぐったい。
「俺がお前の泣き顔苦手なの、わかってしてるだろ」
 和津沙の肩に顔をうずめて、俺も大きく息を吸ってやる。
 制服の下から和津沙の匂いがして、下っ腹の奥がぎゅうっと呻いた。
 和津沙の頭がもぞもぞと動いたので、腕を緩めると、にんまりとほくそ笑む顔が俺を見上げていた。
「俺だって、マサさんのその顔で見られるのダメだもん」
「そ、その顔ってどんなだよ! 俺がブサイクなのはいつもだろ」
 今、自分がどんな顔しているかわからず、動揺する。
 和津沙のように見られるきれいな顔だったら良かったが、あいにく俺はそうじゃない。
「ど、どんな顔だ? お前が嫌いだって言うなら、しねぇようにする……」
 和津沙に不快な思いをさせてたんなら謝りたい、が、なかなかショックで、つい顔面に力が入っちまう。
 しかめっ面の俺を見て、和津沙はぶっと吹き出した。
「おっおい! なんで笑うんだよっ」
 人の胸に顔を埋めてくつくつと震えている和津沙に文句を言うと、はぁーっと息を吐きながら笑う和津沙。
「違う違う! マサさんは可愛いよ! ダメって言うのは、俺のこと大好きって顔で見てくる顔が、ちんぽにキてダメって意味」
「はぁ!? そんなか、んぶっ! おっおぃっかず、あっ……」
 いったい何ふざけたことぬかしてんだ! と怒鳴ってやるために開いた口に、和津沙の薄く柔らかい唇が吸い付いた。
「んぅっおいっくっうぅ……はぅっあっ」
 つるりと柔らかい和津沙の濡れた舌が、俺の口内を暴れまわる。
「はぁっはっ! あぐっ、うぅっンッ、やめっはぁっ」
 驚いて息を呑む俺の口内に、和津沙の舌がぬるぬると侵入する。いやらしく動きまわりちろちろと、俺の上顎をくすぐり、歯を舐めた。
「んっあじゅっ! はぁああっこんあっとこぉっおふっ」
 柔らかすぎる和津沙の舌に翻弄されて、縮む俺の舌を和津沙はじゅぅっと吸って、舌を絡める。
「うっんぅ……ンンッ、ぅぐぅっふ、ふぁ……はぁ」
 大胆な動きと舌の甘さに、俺の身体全部がびりびりとしびれるような快感に酔った。恐る恐る、和津沙の舌に舌を絡めると、くすりと笑った気配がした。
 ちゅっと小さな音を立てて離れた唇。
 俺は、キスの余韻にぼんやりとした視界で和津沙を見た。
 すっと通った和津沙の鼻先が、俺の鼻先に触れる距離。
「それ。その顔大好き。その蕩けた顔、もっと見せて」
 興奮で滑らかな頬を赤く染め、にやりと男らしく笑った和津沙に、俺の下っ腹が戦慄いた。
「でも、こんな……学校だぞ。もう少しで仕事上がりだから……」
 俺がぼそりと呟くと、和津沙は笑みを深くしてさも当然のように言った。
「そんなの待てるわけないでしょ」
 そう言って笑う和津沙は、花みたいに綺麗だった。
 その輝きに何にも言えず、俺がぽかんと口を開けて見つめていると、和津沙は再びキスをくれた。
 和津沙の形の良い唇が、ゆるく開きながら俺の唇を食む。
「んっはぁっ……好き、好きだよマサさん。待てなんて言わないで。すぐほしい」
 はむはむと、小鳥みたいに唇をついばみながら和津沙が強請る。
 反論しようと口を開いた瞬間に、ぺろりと口の中に舌が入ってきた。
「おぉっんっ! んぶぅっ!」
 抵抗のような声を上げたけど、和津沙はお構いなしにちゅぷ、ちゅぷ、と俺の口の中で舌を遊ばせている。
 そのきかん坊の舌を捕まえようと、俺も舌を伸ばす。
「はっはっ……あっンンッ、マサさっぅ……好き、好きだ……」
「ふっあ、ぐっ待て……んひっ! ひぅっあっあっ待て、んぁっ」
 夢中で舌を絡め合っているうちに、和津沙は俺の膝上に跨ぐように乗り上げていた。
 膝に預けられた和津沙の重みに、俺の心臓がぎゅうと痛む。
 和津沙の長くしなやかな腕が、俺の首に優しく絡まった。
「和津沙……」
 反射的に、俺も和津沙の細い腰を抱きしめて、ぴったりと寄り添う。
「ふふふっマサさん、可愛い」
 和津沙は吐息混じりの笑い声をこぼし、つやつやの舌を伸ばして俺の歯を舐めた。
「んふっ、ああ、マサさん」
 和津沙との深いキスに夢中になりながら、俺は薄く目を開ける。
 こんなに近くで見ても、こいつは綺麗だ。見惚れていたら、瞼が薄く開き和津沙の澄んだ瞳と目が合う。
「ぢゅっんぉっ!」
 驚く俺の頭をぎゅっと抱いて、いたずらっこのように笑った和津沙が唇をぱっくりと開く。真っ赤に熟れた口内が見えた。
 なんだかいけないものを見てしまったように感じて、慌てて目をぎゅっと閉じる。
 その隙に、カプリと俺の唇を口に含んだ和津沙は、ちゅう、ちゅう、と可愛らしい音を立てて唇を吸ってくる。
「あっあっんぶっ、あじゅさぁ……」
 吸われて伸びた唇で舌っ足らずに和津沙を呼ぶ。
「マサさん、可愛い……ねぇ、べろ出して?」
 ねだる和津沙の甘い声に逆らえず、俺は羞恥を飲み込んでそろそろと舌を伸ばす。
 俺の舌先に和津沙の舌先が触れ、ツンツンとつついてくる。
「ふぅ、んぁ……あじゅっあうっふぁ……んぃっ」
 固くした舌先でつつかれると、くすぐったくて、気持ちよくて、情けない声が漏れた。
 眉を寄せた顔の俺を至近距離で見つめ、和津沙は色っぽく目元を染めて言う。
「べろ気持ちいいね」
 それに俺が答える前に和津沙のすらりと長い指が、するすると俺の作業ツナギを脱がしていく。
「お、おい! 待てっなにしてんだよ!」
「マサさんのツナギ脱がしてる」
 慌てる俺を蠱惑的な目線で見つめる和津沙。
 その視線に二の句が告げず、俺は間抜けに口を開けたり閉じたりするしかできなかった。
「マサさん迷ってる。気持ちいいのと、こんな場所でってので、脳が揺れてるでしょ」
 そんな間抜けな俺に、和津沙は蕩けるような甘い笑みで俺の本心を着く。
 和津沙の桜貝のような爪が、はだけてむき出しになった俺の鎖骨ををなぞる。
「んっ、くぅ……んひぃっまて、ダメだってぇ……」
 和津沙に指摘された通り、俺の否定の声は情けないほど弱々しい。
 和津沙の指は楽しそうに鎖骨を撫でて、更に下へとジッパーを下ろしていく。
 むき出しになった俺の乳首を優しく引っ掻いた。
「うひっ! いっいぅっ……かぅっああっダメだってっ声、声でちまうっひぃンンッ」
 乳首を引っかかれ、口から零れた俺の言葉は、和津沙の潤んだ口内に飲み込まれ、舌で舐め回される。
「ふぅっうっ、んっ」
 ちゅぷ、ちゅく、と合わさる粘膜の立てる卑猥な音がいやに耳に残る。
「あっ! あうっぃぃっうひっくっぅぅっ」
 指先でぐにぐにと乳首を潰され、こね回されると全身がぞわぞわと粟立って、俺は夢中で和津沙の腰を抱き寄せた。
 ごりごりっと勃起したちんぽが布ごしに擦れた。
「んぉぉっうっ」
「んぁっ……ふふっマサさんてば。ダメって言いながら、ガチガチのかっけー大人ちんぽになってるよ」
 からかうように言った和津沙の顔は、頬が染まって色っぽい。
「お前があんなキスするからだろうが……」
 むくれたような物言いをしてしまう俺に、和津沙はにたりといやらしく笑った。
「気持ち良かったよね。ベロチュー」
 和津沙はするすると身体を下げていきながら、手早く俺のツナギを脱がしていく。
「おいっまてって! これ脱いだら俺素っ裸なんだぞ!」
 慌てる俺を無視して、和津沙の指がどんどん器用にツナギを脱がして、俺はとうとうパンツ一枚と、靴下というなんとも間抜けな格好に剥かれた。
「誰か来たら、言い訳できねぇじゃねぇか……」
「大丈夫。さっき入ってくるとき鍵閉めたから」
 和津沙が微笑んで安心してと言った言葉に俺は驚いた。
「いつの間に……全然気付かなかった」
「マサさんぼーっとしてたもんね」
 和津沙の指先が、下着越しに俺のちんぽの先端をくりくりといじくる。
「あっまてっおっほ、おぉっん! さ、さわるなってっく、うぅっンンッ」
「下着濡れちゃってるよ」
「はぅっ、ふぅ、ンッし、仕方ないだろっ! あっき、気持ちいいんだからっああっ」
 和津沙は俺の亀頭を攻める手を止めず、にんまりと笑ってとんでもないことを言い出した。
「じゃあ俺が、責任取ってあげる」
 そう言って和津沙は下着から俺のちんぽを取り出し、ためらうことなくその先端に口付けた。
「あっうぉっ! やめっ和津沙っ! んぉぉっおっおぅ食うなっそれ、ダメだっあっあっ汚いだろっぉあっ」
 和津沙の赤い唇が、ぢゅっ、ぷちゅっ、と俺のちんぽをしゃぶり、柔い舌がぬるぬると絡んでくる。
「まっぁぁっあっあひっ……いぃんっあめ……ンッだめだってっ、んぁっくっうぅ」
 
 ぐぼっぐぼっぐぼっ
 ぶちゅっちゅっ、ぐぢゅぅ
 
 和津沙が一生懸命頭を動かして、俺のちんぽを上下に扱く。すべらかな頬がぽこぽこと膨らんだりへこんだりしてすごくいやらしい。
「おぁぁっ! あっあっあっンッ……だっめっ、ぁあっかずっあっまてぇっえっあえぇ、ぁっ」
 ぬるぬるの口内で感じる熱と快感、若く綺麗な和津沙にこんなことをさせてるという罪悪感。
 そのはざまで俺は必死に腰を引くが、和津沙の腕ががっしりと腰にしがみついていてこれ以上離れない。
「逃げないでよ、マサさん」
 ぢゅぅっと音を立てて、和津沙は口から吐き出すと、にんまりと笑いかけてくる。
「逃げるなって……あっ、ぁぁっまっ! 待てっ待ってくっおっおおっゔっん"ん"っ」

 ぢゃぅぅっぢゅぼぼぼっ
 ぢゅぼっずろろろろっ
 
 再び和津沙の口内へ飲み込まれる俺のちんぽが強く吸い上げられた。
「ンッほっほぉっおぉっ、おぁっあっらめっぁぁっすぅ、のっぉおんっ! すうのっだめだっあっあっあぁぁっ!」

 ずっずっずぼぼぼっ
 じゅる、じゅるるっ

 強く吸われ、快感にぎゅぅと背中を丸める俺を更に追い詰めるように、和津沙は長い指でちんぽを握り込み、激しく上下に扱く。

 ぢゃぅぅっぢゅっ
 ぬちっぬちゃっぬちゅぬちゅぐぢゅっ
 
「あっああっ! だっ、だぇっあっあっあ"っ! ぁゔぅっ、まっまてまて、まてっえぐっうっかずぅっでうっでるでるでるっゔっぐちっはなせってぇ」
 このままでは口に出してしまうっ。
 俺は必死に和津沙の肩を押すが、快感でうまく力が入らない上に、身体は勝手に快感を求めて情けなく腰がへこつく。
「はなっ! あっあっあっあぁぁあ、あじゅっゔっゔっぎもちっいいっいぃぉっおぉぉんっ、も、もう、もうでるっでるっはなせ、うぐっはなせぇっゔゔっぐっ」
 口では離せと言いつつも、身体は気持ちいいに夢中になってしまった。無様にケツをへこへこと浮かせてしまう。
「ゔぐっあ"っああぁぁっだめっあっきもちいいっかずっかずさっだすっぅっあっだすぞっお"っお"っおぉん"っ」
 快感がどっとはじけて、俺はとうとう和津沙の口内に射精してしまった。
「あっあっあっ、ん"あぁっ……か、ずっ和津沙、ほらっ出せ。ぺってしろ」
 俺は身体を起こし、和津沙の口元にティッシュを押し付けた。しかし和津沙は桜色の指先で口元を拭うとごくりと喉を上下させた。
「えっ、なっ!? 飲んだ? なんで飲むんだよ! 汚いだろ!」
 かっと顔中が燃えるように熱くなる。耳まで熱い。
 とんでもないことをしでかした和津沙はけろりと笑って「マサさんのだし、平気だよ」とすっとんきょうなことを言っていた。
「なっ、なんでぇ……」
 俺は恥ずかしくて頭を抱え込む。
「マサさんごめん。嫌だった?」
 そんな俺を和津沙はぎゅっと抱き締めて、背中を優しく擦ってくれる。
「い、いやなわけじゃ、ないが……お前にそんなことさせて俺の良心が痛むんだよ」
 素っ裸で頭を抱える俺を抱きしめていた和津沙の腕が弛む。
「それって、マサさんは俺に悪いことしたなぁって思ってるってこと?」
 ぴったりとくっついていた和津沙の制服の感触が、少し離れた。
 俺は顔を上げて和津沙をチラッと見る。和津沙の大きな垂れ目が、じっと俺を見つめていた。
「まぁ、そう……そんな感じだ」
「じゃあさ、お詫びに俺のしたい事もさせてよ。それでおあいこにしよ」
 和津沙が、また身体をぴったりと寄せてぎゅうぎゅうと抱きついてきた。
「俺は、飲むなって言ったのに、お前が勝手に飲んだんだろーが……ったく。なんだよ、お前のしたい事って」
 訳の分からん屁理屈でわがままを言う和津沙を抱き締めかえすと、和津沙はにっこりと嬉しそうに笑った。
「このままここでえっちしよ」
「やっぱそれかよ……無理だって。ゴムもローションもねぇし……」
 反論する俺をよそに和津沙は制服のポケットから小ぶりなポーチを出すとファスナーを開けて「じゃーん! ここにありまーす」と心底楽しそうに言いやがる。
 和津沙の手には小分け包装のローションと、ゴムがそれぞれ数枚。用意周到さに呆れて物も言えない。
「ちゃんとあるから、心配しないで。ほらほらマサさん足開いて」
 和津沙は嬉々として体毛の濃い俺の足を撫で回した。
「んっ、はぁ……一回だけだぞ。それにあんま、その……激しくすんなよ……音とか、声とか、外に聞こえたらまずいし」
 言い出すと聞かない和津沙に、精一杯しかめっ面で忠告するも、和津沙は嬉しそうにうんうんと頷きながらローションのパックをまとめて二つ開け、どろどろと手に溢している。
「ちょっとひやっとするよ」
 予告通りひやっとした感触が俺の尻穴に触れ、ぬるぬるぬるぬる、塗り広げられていく。


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