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という訳で今回の前語りはサークル『名無し喫茶』でのサキュバスについてです。
伝承としてのサキュバス(夢魔)は今やかなりメジャーかと思います。
成人向け作品では当たり前のように目にする存在です。
いえ、現代に限っては一般向け作品でサキュバスの名前を聞くことも珍しくはないですね。
それぞれの作者さんの独自のサキュバス像や設定がありそれを読むだけで楽しいものです。
誰もが知っている概念がベースだからこそより作者さんの特色が色濃く映し出される為そう感じるのやもしれません。
「不思議の国のアリス」なんかは様々な創作のモチーフになっていますが作者さんのアレンジや世界観が色濃くでるキャラクターの代表だと思います。
ガーリーメルヘンでゴシックホラーそんな相反する少女だと思います。
いえ、もしかしたら老婆や少年かもしれませんが。
閑話休題。
『名無し喫茶』もといナナタ作品にもサキュバスは出てきます。
そしてその設定はこれから出るであろう作品も含め全てで共通しています。
プレイする分には知る必要はないのですが折角の機会なので第一回ぶりにまた紹介します。
以降の文章にはすべて「ナナタ作品で」という枕詞があると思って下さい。
サキュバスは男性の精を糧に生きる存在です。
此処での男性とは肉体的な性別です。
精とは精液が王道ですがオドやマナといった寿命や超自然的な力、魔力なんて称されるものも含まれます。
サキュバスは六の氏族に分類されています。
偉大なる始祖の六人の娘の血筋と言われています。(あくまでそう言われているだけです)
それぞれが五感と第六感に対応していて、その分類のチャームを特に得意としています。
視覚(ルイユ)、聴覚(ヴァニタス)、嗅覚(フラウ)、味覚(ウィティア)、触覚(ファム)、霊覚(ヒュブリス)ですね。
これは同時に六人の娘の名前であり、直系と言われる子孫はその名をファミリーネームとして名乗ったりしています。
視覚(ルイユ)
「サキュバスらしいサキュバス」の氏族です。
多種多様で氏族の中で最も数が多いのが彼女達です。
作品内での人物がサキュバスと言ったら大体彼女達を指しています。
ただ、ナナタ作品の性質上あまりヒロインポジションにならない氏族です。
聴覚(ヴァニタス)
「同性愛なサキュバス」の氏族です。
男の娘や男装の麗人といった反転した性のイメージです。
例外として男の娘(インキュバス)もここに分類されます。
彼女達の性質故特に「性別」に固執する集団でもあります。
嗅覚(フラウ)
ルイユ(視覚)がサキュバスらしいサキュバスなら彼女達は「サキュバスらしくないサキュバス」です。
愛を重んじ恋に焦がれ、生涯一人とのみ契ることを良しとする血族です。
その思想故数は氏族の中で最も少ないながら、何故か力は氏族の中で最も強大です。
作品で言えば「七夜の夢」のロゼがこの氏族です。
味覚(ウィティア)
「インモラルを求めるサキュバス」たちです。
サキュバスが男を籠絡すること自体がインモラルと言えばそうですが、ここでのインモラルは異常性癖や特殊性癖と言われるものです。
他の氏族のサキュバスの多くも異常・特殊性癖を受け入れますがそれはあくまで結果として「精を得られる」からで異常・特殊性癖そのものが好きという訳ではありません。
彼女達は典型的な手段と目的が逆転しているタイプです。
触覚(ファム)
「秘密主義者」の集団です。
異質な集団でルイユとはまた別の意味で多種多様です。
「生きてる絵画」や「生きてるドール」など人の姿形に囚われない存在もいたります。
彼女達に聞かれたら酷く怒りを買いそうな表現で言えば〝その他〟のような分類です。
霊覚(ヒュブリス)
彼女達は「女王(グランマ)」という氏族を統一する存在が居ます。
彼女達は女王の手足でありマリオネットです。
現在の女王の方針は懐古主義にして回顧祈願。
零落した神格を取り戻しかつての〝六姉妹〟のように強大な力をもつ存在に回帰したいと考えています。
女王の方針に反した霊覚のサキュバスは彼女の怒りを買い地獄へ堕とされるやもしれません。
作品的には「嘘の家‐ドルージョ・デマーン‐」に出てきます。
そんな感じでサキュバス紹介でした。
なんだか長くなってしまったので今回はナナシプランは無しでここで終わります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
セールの作品の方もよろしければ是非。
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