第110回 悔いて乞うは藤袴の様で
9月も半ばを過ぎてやっと今月初記事です。
唐突ですがみなさんは「一択しかない選択肢」をどう思いますでしょうか?
私はとても好きです。
類似として「正解を選ばないとループする選択肢」もありますが、こちらも大好きです。
ただ好きの方向性は微妙に違います。
「一択しかない選択肢」は物語上で重要な決定や台詞で使われることが多いように感じます。
それはPLの意志の反映であり、没入感を深めるものだと個人的には思っています。
一択なのは「意味が無い」のでなくむしろその逆で物語的に大きな「意味を持つ」ものだと思います。
その選択はPLが主人公である証明です。
ちなみに「複数選択肢が出るが全て同じ内容(実質一択)」のパターンは逆にギャグやコミカルなシーンに多いと思いますがこちらも大好きです。
「選択肢は複数あるがその後の内容はどれも同じ」という変則的な実質一択選択肢もあります。
これも好きです。
その後の結果が同じでも異なる選択(言葉、行動)であればそれが主人公(PL)の色(個性)となるからです。
因みに私の作品ではこのタイプの選択肢が多いです。
因みについでにいえばナナタ作品の選択肢での「・・・・・・」は無言であると同時に「PLが各々思った言葉」としても扱います。
同じ意味でも人によって言い回しは千差万別ですが、それを全て選択肢として書くのは現実的ではないのでこのような形にしています。
「正解を選ばないとループする選択肢」は「一択」ほど尖っていない分広い扱いがあると思っています。
特にロールプレイの一助という面が強いと感じます。
断ったときの台詞を見るのも楽しいですし。
こちらは完全な無色透明タイプの主人公だと更に輝くと思います。
選択肢上では「いいえ」の連打であっても、ロールプレイ上はPLによって千変万化の物語が紡がれているからです。
といういつも以上に取り留めの無い話でした。
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