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一般まぐろプランの記事 (55)

荒神大助 2023/07/08 23:05

間に合いませんでした

前回の記事で、7月8日に新作の新規情報を公開するような、
匂わせのような話を締めに持ってきていましたが、
結局準備が間に合いませんでした

申し訳ありません。

スケジュール的に流石に無理がありすぎた
待っている方もいるのに発言が軽率だったな、
反省しています

厳密にはハッキリ今日、新作の情報を、
と書いたわけではないですが、
Twitter上の企画ハッシュタグに合わせて
間に合わないかもしれないが何かしらやれたら
というような旨のことを書いてはいました。

新規情報公開に向けての準備の方は進めていますが
情報公開からその流れのまま
定期的に新しい情報を届けたい、
何なら触っていただけるような物を出したい気持ちがあり、
それにはまだ不十分な段階だと判断しています。

あまりに早い段階に画面を見せたり、
キャラクター同士の関係性をチラつかせたりすると、
空想で期待が高まったり、理想と現実が乖離したりで、
私の理想的でない作り手からの離れ方をしてしまうと思うので、
それは私としても本意とするところではないですし。

自分のことを卑下するわけではないですが、
5年も新作を出していないところで、
自分がその間に上達してきたイラストと、
本職としては離れてしまったプログラミングとの
擦り合わせでの合体事故というか、
個人での限界みたいなところもあって、
触って思ったのと違うとなるのも悔しいよな、と思っていて。

初期稿からラフから何から何まで公開していくのも、
徐々に作者と作品を育てていっている感じがあって、
それもそれでいいのかもしれないですけどね。

実際、去年の今頃に制作していた次元紀行の方では、
こちらで立ち絵や設定画を公開していて、
体験版がもう少しで出来上がるというところで
私の方が納得いかなくなってしまい
一時制作を休止して今の作品に
取り掛かったということもありました。

そういうことにならないよう、
今はひとつ目の作品に注力して
なるべく早い段階で情報を届けられるように
していくという気持ちでいます。

次回、7月中の更新では
前回の記事で話題にしたことを含めまして、

■語る剣のヴァイスター、メインキャラクター紹介
■語る剣のヴァイスター体験版のおまけについて
■実際のゲーム画面
■制作休止中の次元紀行についての続報

などをお送りしていきますので、お楽しみに!

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荒神大助 2023/06/30 23:43

創作と勉強の話

暑い!
世間はもう夏ですね!
みなさんいかがお過ごしでしょうか?

私は寝ている間に部屋に入って来たクソデカムカデに噛まれたり
電車通勤になったのに、自動車通勤の頃のクセが抜けなくて
しょっちゅう傘を忘れて土砂降りの中帰宅することになったり、
慢性的に寝不足だったりで、色々とドボドボです。

現在はそんな中で少しでも生活リズムを整えつつ
若干無理してでも創作と勉強の時間を広くとっていけたら
そこそこしんどい思いをしながら頑張っています

AIがすごい話

創作と勉強といえば、最近はAIがその分野で凄いらしいですね。

プログラミングをするにも質問をAIにするだけで、
その挙動に関する最適な答えが返ってきたり。

テストもAIに質問して返ってきた答えを
丸写しするだけで正解できてしまうとかで、
割と問題になってるとかなんとかと聞きました。

あとはイラスト関係ですかね。

ちなみになんですが、2年前からci-enやTwitterのバナーに使っている、
宇宙猫的な構図のこのイラスト

実は背景の宇宙はAIで生成されたものです。

当時…2年前はSF系のノベルゲームを制作していて
シナリオの展開上どうやっても背景のパターンが多すぎたため、
素材サイトじゃどうしようもなかったので、
AIを導入してみようってことになったんですよね。

でも、その頃のAI生成画像っていうと、
上のバナーを見てもわかるように、ちょっと粗いというか、
こうはならんやろって若干不自然な構図なものが多くて。

しかも謎に綺麗すぎて下手な写真より
二次元のキャラクターが浮くんですよね。

どうしてこうなるのか

インターネットコピペの話

それで、よくあるインターネット漫画コピペで、
絵がすごく上手いので有名なワンパンマンの作画担当さんが
私が子供の頃に描いていた、アイシールド21の

「ないものねだりしてるほどヒマじゃねぇ
 あるもんで最強の戦い方を探っていくんだよ
 一生な」

って台詞があるのですが、背景真っ黒だと
ごらんのありさま」になっちゃうじゃないですか。

それなんで、ないものを引っ張ってこれないなら
頭の中にあるものをどうにかして
出力するしかないなって思って。

それなりに簡略化して記号化しつつ
状況がわかりやすく、使い回しも利いて、
そこそこ動きも表現できる
そんなような背景を目指して自分で描いてます。

…というか、アイシールド21も魔法少女アイも
ネタとしては通用するけど、元ネタはわからない人も
増えてきたんだろうなって気がしますよね。

私がフリーター時代にコンビニでバイトしてた頃、
店長がリアルタイム聖闘士星矢とか北斗の拳ブーム時代の人で。

当時、七つの大罪にハマってるって話をしてたので
同作者が他誌で連載してたライジングインパクトも
知ってるだろうと思って話題を振ってみたら
他誌で連載してたわけがないとか否定で入られて
場がめっちゃ冷めちゃったことがありましたから…。

そのあとマギの話になったので、
その人も別な雑誌で漫画描いてたんですよ!って
言っておきました……負けず嫌いか。

それはさておき、孤独に創作活動を続けることが
ここまで長くなるとは思ってもいなかったので、
背景やUI関係の話もそうですが、
今のところは手数を増やしていっている最中です。

勉強と手数の話

手数といえば創作とは関係ない私事なのですが
以前からチラホラ記事にも書いている、資格試験のほう、
一つ目に見事一発合格できました。

まあ、これから二つ目も三つ目も続々あるんで、
勉強の日々はまだ終わらないんですけど…。

こちらも次に転職するときのキャリアアップもそうですけど、
創作活動を中心にした仕事をできるようになったとき、
自分で活動を回すことに繋がる、
腐らない資格を勉強しています。

でもまあ何というか、おっさんになっても
人間やればできるもんだなぁと思いました。

10年前に色んな試験を会社の指示で受けに行ってたんですが、
全部玉砕してましたからね。

自慢じゃないですが、
学生時代は英語と物理が大の苦手で、
赤点ぶっちぎってたような男なので。

不思議な話ですけど、逆に
おっさんになってから頭が良くなった気がします。

英語をスラスラ読めるようになったのは
やっぱり創作物に横文字を使うために多少勉強したのと、
あとはプログラミングをするとき
意味をわかっておくと動作がわかって楽っていうのが
デカかったのかなと思ったり。

計算とか数字の方は
画像を表示する座標の計算とかするのに、
どうしてもちょいちょい暗算が必要だったりするので
そういうので鍛えられたところもあるんでしょう。

自分の作品を作る上での調べものが
ダイレクトに脳トレに繋がっているのも
何だか面白いですよね。

7月の予告

なお、7月は早いうちにもう一回更新します。

その際に「語る剣のヴァイスター」の体験版についての続報と、
体験版についてくるらしい「おまけ」に関しての詳細を
発表したいと考えています。

毎月第2週の土曜日にTwitter上での
ゲーム制作者の発表会的なタグあるらしく、
それに合わせて6月も早い段階で更新したかったのですが、
試験があったりなんだりですっかり忘れてました

反省して来月こそは!と思っています。

思ってはいますが、もうそれに合わせたら来週なんですよね。

準備は大丈夫なのか…?
荒神大助だよ?

自分で言うな。
…と、いうことで今回はこの辺で。

思うがままに書いている毎月の記事ですが、
想像以上に色んな人に読んでいただけているようで、

お前それ記事読んでなかったらわからんことやろがい

というトークを、通話やらTwitterやらでされることも
まあまあ増えてきたので、
これ以上お待たせして恥を上塗りしないようにしないとな
という気持ちではいます。

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荒神大助 2023/05/31 18:52

簡単な現状の報告

今月も月イチ記事の時間がやってまいりました。
皆さん五月病の候、いかがお過ごしでしょうか

私はといえば気候の変化の激しさで本当に怠くて
ある日はカンカン照りで30℃超えかと思ったら、
次の日は一日中雨で気温が10℃台とか、
そんな日々の繰り返しで嫌になってきます。

それによって良かったところといえば、
買ったけど4月頭の暑さで出番がないと思われていた
春物の服が意外と着れたところぐらいでしょうか。

さて、今回の記事。

別に月イチと限ったわけでもないんですが、
現状書けることがそんなにないというか・・・
いや、五月病とかではないんですよ、念のため。

何ヵ月か前の記事にも書いたのですが、
私が現在転職だとか資格試験の勉強だとかで
覚えることが多くて頭がパンクしそうな状態でして。

以前はちょろっとTwitterの方に二次創作イラストを載せたり、
裏で立ち絵を描いているのを記事に載せたりしていたのですが、
ここ一ヵ月半くらいは裏でも
あまり制作を進められていないような状態です。

とはいえ、シナリオだけ書くつもりが
成り行きでイラストも描くことになり、
ゲームのプログラミングまでするようになって
今に至っているのもあるので。

徐々に並行して全部をこなせるようにバランスをとっていって
最後には仕事も創作も二足の草鞋を履きこなして、
あわよくば創作活動を仕事につなげられたらな、
という気持ちではいます。

そんな中で一日30分くらい基本無料の新作ゲームだったり、
買ったけど積んでたゲームをちらほらやったりしているんですが、
最新のゲームの環境への最適化っていうんですか、すごいですね。

グラフィックボードのドライバのバージョンによって
動作から何から全然違ってくるっていう。

ひとつ前のバージョンのままプレイしてたら
その辺歩くだけで画面がガックガクだったのが、
最新のドライバに更新したらぬるぬるで驚きました。

これもこれで以前のプレイステーション一強時代みたいに
特定のグラボを作っている会社に技術が寄ってしまって
高級グラボじゃないと動作しないゲームばかりになると
あんまりよろしくないことになるのかな、という気はしますが。

一方で20年前のノベルゲームがWindowsの後方互換性のおかげで
正常に動作する、というような話も見掛けまして。

私はまあ、大企業で技術を学んだ
一流クリエイターでも何でもないので、
尖った環境で技術を見せつけるよりも
ちいこきものの中に魅力を詰め込んで
長く遊んでもらえることを考えた方がいいのかな、
と思ったりなんかしました。

欲を言えば、そういう私の表現したいことをくみ取って
誰かが別な形でゲーム化なり、アニメ化なりする流れになってくれたら
それが一番嬉しいかもしれないですね。

いつもより簡単な短文になりましたが、今回はこの辺で。

来月は自分の作品大系以外の
趣味的なイラストをTwitterか何かに投稿することも
自分のキャパシティーを広げるという意味も含めて
やっていきたいと思っています。

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荒神大助 2023/04/29 22:03

装天のグライガー、完全版リリースから10年経ちました

こんにちは、荒神大助です。

今月の記事のお時間ですよ!
月一回記事を更新しないと耐えられない身体になっちまったんだ!!

・・・とまあ、そんなハイテンションな感じでもないんですが、
作品を世に出すまでは、最低限ここを更新することが
責任だと思っているので、とりあえず・・・そんな感じです。

相変わらずロードマップ的なものを用意するとか言って
作品どころかそっちまで滞ってしまって申し訳ありません

お詫びというわけではないですが、
今回は若干ヴァイスターの続報も匂わせ程度に用意してます

後半は取り留めのない、ずっと考えてることとか。
・・・では行ってみよう!!

装天のグライガー、リリースから10周年でした

さてタイトルの通り、4月28日で私が個人で活動することになって
初めてリリースしたビジュアルノベル、
装天のグライガー」がDLsiteで公開されて10年でした。

3年前に公開停止とし、他サイトからも引き上げて、
無料版も半年前に公開停止にしてしまい、
プレイできないぞ、という環境にはなってしまっていますし、
何ならゲーム自体も現在の環境でも動くものの
絵的にも文章的にも拙いところもあったりしますが、
私としてはほぼ1人で完成まで作り上げた初めての作品なので
思い返すと感慨深いものがあります。

5年前にリマスター企画を立ち上げ
現在は他に注力するために作業休止中ですが、
シナリオ自体は書きあがっているぶん、
こちらの方を頑張った方が実績としては
皆さんに見せられるものがあるのではとの考えも
あったりなかったりするところではありますので、
一応いつかはやるという覚悟の上ではいる
頭のすみっこには置いておいてください。

語る剣のヴァイスター、体験版について

それで、お待たせしている語る剣のヴァイスター
予定通り掌編かつ安価な一発ネタなので、
体験版は本編に輪をかけた簡素なものにする予定でしたが、
色々考慮した結果、とあるおまけを付けることになりました

詳細は近くなるまで伏せておきますが、
古参は喜び庭駆けまわり新規は炬燵で丸くなれる
過去の清算というか、ひとつの区切りというか、
延期に延期を重ねたお詫びも兼ねて
そんなものを準備してるつもりでいます。

期待に沿えるかどうかはわかりませんが
その時が来て、アッと思っていただけたら、
感想等よろしくお願いします

ゲームの終点についての話

区切りといえば、前の記事でソシャゲ、ネトゲを色々辞めた、
みたいな話を書いたと思うんですけど、
ネットワーク更新型のゲームって終わりがない、
オチがないのが寂しいなって思ってたりします。

中国のソシャゲ会社、miHoYoのゲームなんかやってると
耳がタコになるくらい「終点」って言われるんですが、
まさにそれ

そういう話を書くと、
イベントシナリオには区切りがあるじゃないかとか、
ゲーム会社だって商売でやってんだからとか、
そもそもネットゲームってそういうもんだって
話になってしまう気もするんですけど、それとは別として。

オチがない話、決まってなさそうな話って、
漠然とした言い方で申し訳ないんですが、
何か雰囲気的に弱い気がするんですよね。

あらかじめ書いておくと、原神とか崩壊
オチを考えてないっていう批判的な話を書きたいんじゃなくて、
ここの会社のゲームは逆にそこはしっかりしてると思います。

結末が見たいから長大な物語に年単位で付き合う覚悟を
決めているユーザーもいるんじゃないでしょうか。

私がシナリオを書くときについて

・・・で、私ってケツとツカミから考えて話を書くようにしていて、
これって当時学生だった私に、知り合いの映画好きなおっさんが

ロードオブザリングは終わりまで書いたからこそ素晴らしい」

って話をしたところが切っ掛けなんですけど、
そのおっさんって続きものアンチみたいなところがあって、
そのときも何故1日も掛けて連作を観なきゃならねえんだ、とか言ってて。

そんなおっさんが完結したのをまとめて観た瞬間、
すごく目をキラッキラさせてそう言ったもんだから、
終わりがあるっていうのは本当に素晴らしい
手のひら返しさせるに値するものなんだって思ったんですよ。

芸術と経営の難しさ

それで話を戻すんですが、

当初の目標もろくに果たせてないけど、
 とりあえず強い奴倒してでっけえ花火上げたから第一部完!

みたいになってるネトゲのシナリオってめちゃくちゃ多いなって。

私も半分、シナリオを書き続けることが
生きるための言い訳みたいになってきてるところがあるんで、
あんまり強くは言えないんですけど、
ゲーム自体の延命のために何となく続いてるように
見せるだけの物語って、なんか薄っすら見えてしまうんですよね。

もはや物語のオチがガチャになってるまである、マジで。

最近はそういうゲームは減った気がしますけど、
誰がシナリオ書いてるのかもわからない、
関わってるスタッフの名前も出さなければ、イラストも買い切りで、
時給とかで考えたらブラック派遣会社より
悪いんじゃないかって状態って本当によくないと思って。

何年も前にSNSで交流のあった若手イラストレーターさんに
コミケで挨拶しに行ったとき、

「名義非公開の外注なんで大きい声では言えないんですけど、
 このタイトル画面のこのキャラ、僕が描いたんですよ!」

って、とある大手ゲーム会社の超有名版権ゲームの画面を出して
嬉しそうに言ってて衝撃を受けてしまいましたから。

知り合った別なイラストレーターさんは、
社員ではあったけど他人の絵柄でゲームのほぼ全キャラのイラストを
担当させられて使い潰されかけたりもしてましたし、
何もかもが物凄い勿体ないなって。

そもそもゲームのスタッフ名やエンディングなんて見ない
って言われてしまえばそれまでで、
それこそよく言う作品と作者は別の極致なのかなとも思うんですが、
こういう細かいところがだんだんクリエイター軽視
繋がってるんじゃないかなって感じます。

時代についていけてない自分

ゲームはやるけどシナリオ読まない、ゲーム自体も惰性、
ゲームやったようなフリして配信見ただけ、
みたいなの、私が時代についていけてないって
言われたらそうなのかもですけど、未だに引っ掛かりますし、
それがそういう時代を呼んでいるんじゃないだろうか、とも思ったり。

そんな時代の中で最近驚かされたのソシャゲがあやかしランブルで、
シナリオが一回の更新で一話完結、
テンポ感に起承転結やオチもばっちりな上に、
直近の第2部完でスタッフロールを流したんですよね。

結構な頻度で感動的な場面がやって来るのも特徴で、
近年、己の人生が身から出た錆の連続で泣いたことはありますが、
ゲームのシナリオだとあやかしランブル以外では
NIKKEのクリスマスイベントくらいでした。

しかも感極まるだけじゃなく、笑えたり熱くなったりもできますし、
18禁版もあるのでエッチでもある、バキ童曰くスーパーセックス

何年か前までやっていたグランブルーファンタジーなんかでは
専用のエンディングテーマとムービーなんかも流しつつ
第一部完とかやってた記憶がおぼろげにありますが、
天下のサイゲームスさんと違いますし、
エロソシャゲ界隈ってイラストレーターが自分から
敢えて別名義ですら非公開にしたり、
安く買い叩かれてSNSで愚痴ってるのが
散見される印象が以前からあったので
そんなにデカい会社でもないのに大したもんだと思いましたね。

さてさて、私は私より10年ぐらい前から
同人ビジュアルノベルでシナリオライターとして活動している先輩に

他所の作品について知ったように語った瞬間
 クリエイターはクリエイターじゃなくてただのオタクに堕ちる

みたいな説教をされたことがあるんですが、
すまん、我慢弱すぎてまた書いてしまった。

最近その方は商業デビューもしたような話も聞いたので、
たぶんこういう世界の片隅でぶつくさ言ってる私よりは
そちらの方が正しいのかもしれません。

でもまだ続くんじゃ・・・

ゲームの制約についての話

そんな感じで自制が効かなくなった私がするのも何なんですが、
次は制約の話です。

・・・といっても、オープンワールドより
昔のフィールドから町に切り替わるのが好き、
とかいう好みの話ではなく。

最近思うのは、やっぱりやりたいこと全部やるぞ、
という気持ちじゃいけないな、ということです。

こういう話を以前したら、さっきとは別のその道10年以上の先輩に

好きなようにやらないで妥協して何が同人作品だよ。
 全部盛らなきゃ後悔するだろ」

と説教されたことがあるんですけど、
やっぱり私がやりたいことっていうのは、敢えて削ぐことなんだなって。

もちろん竜頭蛇尾的な作品になってしまうのは、
上の終点の話でもある通り、やっちゃいけないと思うんですけど、
それとは別にシステム的、相互理解的なことで
盛り過ぎはよくないと思うんですよ。

わけわからんことはわけわからんのです

私の学生時代の友達なんかはたまに

「相手にやらせるには、相手が何をわかっているのか
 自分でも理解しておく必要がある」

っていう話をしていて、社会人になってから
私が面接官をやったりしてなるほどな、と思ったんですが・・・

なんちゃら構文」みたいになっちゃいますけど、
シナリオとかシステムも同じで、わけわからんこと
一気にやれって言われてもそれはわけわからないんですよ。

ちょっと否定的な話になってしまうので名前は出さないですが、
最近、昔よくプレイしていたソシャゲを作っていた会社が
流行りのゲームの要素全部盛りで、物語も導入に一時間くらいかかる、
みたいなゲームをリリースして批判されてたり、
好きなものを詰め込みまくった他所のインディーゲームが
いまいち受け入れられてなかったりするのを見ていると、
先輩ライターの言うことも正しいけれど、
どうなのかなって思うところもあります。

ちょっと上でmiHoYoの話を出したんで、
2時間くらいだけ触ってみた
崩壊スターレイルについて書くんですが、
このゲームもシステム自体はシンプルだけど、
シナリオが盛りに盛りまくってて
複雑怪奇になってる典型だと思っていたり。

何年か前に自分のゲームの主人公、
アヤメ・ブランディスのデザインを知った人から
「荒神大助はブローニャが好きそう」という思い込みで
崩壊3rdを薦められつつも、シナリオが難解そうだったし、
当時は洋ゲーに若干抵抗が強かったのもあって
結局は触らなかったのですが、
スタッフがエヴァ好きらしいとかいうのもあって
わざとそうしている側面もあるのか、
マジでちょっと本当によくわからないところが多いんですよね。

圧倒的なビジュアルセンスと音ハメで中和し切れてない、
私みたいなSF好きでも難解な会話に身構えてしまったり、
小難しい文字の羅列に目が滑ってしまうエゴ味があります。

ちなみにこちらが件のアヤメ・ブランディス。

この記事を書きながら言うほどそれっぽいか?と思いつつ
ガチャを回したらブローニャが出ました、やったぜ。

結構ハードなSFでもわかりやすい作品もある

それはさておき、SFアニメ調のストーリー重視のゲームというと
スターオーシャンゼノサーガが思い浮かぶのですが、
この2シリーズって小難しい部分はありつつも、
理解しなくていいけど名前程度は覚えておく必要があって
めちゃくちゃカッコいい名前の要素とか、
アイテムの説明を見ていると気になって
つい調べちゃう用語みたいなのの出し方が凄く上手かったと思います。

ヒルベルトエフェクトとかその筆頭じゃないでしょうか。

現代ってどうしても動画が主体なんで、
文字とかそういう部分っておざなりになりがちなのかな、
とも勘ぐっちゃったりします。

そんなのもあって、私個人の好みではありますけど、
後から自発的に調べてSF的にはこういう元ネタがあってとか、
現実でもこういう理論があるんだよって知ってもらう流れの方が、
私の好きなSF作品ではあるのかなぁと改めて感じました。

なお、最初の肌触りがあんま好みじゃなかっただけで、
1章からはとっつきやすい雰囲気も増えますし、
崩壊スターレイル自体は嫌いではないです。

今の世の中、大宇宙を舞台にしたSF作品って、
こういうアニメ調のゲームでは珍しいですからね。

オタクに堕ちる論を語った先輩もよく私の新作企画を見て
SFと百合は売れないのによく掛け合わせる気になった
みたいなことを言ってましたから、頑張ってほしいです。

また、スタートレックフェイザー
スターオーシャンフェイズガンになり、
フェイズガンが作中で光の勇者の武器と間違えられたのが、
めぐり巡ってブルーアーカイブ勇者を目指しているアリス
光の剣と称してレールガンをぶっ放すことに繋がっていると思うと
こういう国際交流みたいなのも悪くないもんだと思ったりしました。

今年は別方向のSFとして、アーマードコアの新作も出ますし、
SF好きの1人として、こういう作品が沢山出てくれることを祈ります。

結局は作者がどういう作品を作りたいか

話は戻りますが、1人にでも気に入った人間に届けば良いって
考え自体は悪くないですが、
私はそういうエゴの要素はある程度盛り込みつつ、
好きな人、嫌いな人、色んな人に触れてもらって
そこで感じたものを私にちょっとでも届けてもらって、
次の作品なり何なりに繋げる要素を得たいって
気持ちの方があるんですよね。

ツカミの話にも通じるんですが、
最序盤でふるいにかけるんじゃなくて、
ちょっと嫌いな部分はあるけど、続けてみようって
なるような作品を作りたい。

好きなものを盛り込みまくったゲームを作って
それが時代に刺さって色んな人に評価されまくっても、
次は同じものしか作れないし、
自分自身これ何か違うなって思い詰めてしまう気がします。

オチの時間

終点がどうだ、制約がどうだと書きましたが、
私としての今回のオチはやっぱり、
自分の人生が終わる前に、脳内に頭から尻までの
流れが出来ている作品は世に出してから終わりたい
そういうオチでこの世から去りたい、そんな感じですかね。

今回はシナリオの地の文が綺麗に書けなくて詰まっているところがあり、
ちょっとストレス解消みたいに色んな作品の名前を挙げつつ、
ダラダラ長文を書いてしまいました。

なげーよ!とか、それはちがうじゃん!とか思ってしまったら、
そこはゴメンナサイ。

最後まで読んでくれた方は、素直にありがとうございます。

どちらにせよ、いつまで読んでも見えないオチへの不満と、
書きたいだけ書くことへのしんどさ、わかっていただけたのではないかと。

終点制約の話でした。

欲張りな話ではありますが、どちらの人も、
どうか私の作品がリリースされましたらよろしくお願いします

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荒神大助 2023/03/31 02:37

近況の報告【最近さわったゲームの話】

みなさん、お久し振りです
気候のアップダウンが激しいこの約2ヵ月でしたが、如何お過ごしでしょうか。

私の方は「冬の間にはヴァイスターを出すぜ!」と意気込んでいましたが、
すっかり世間は春になってしまいまして・・・申し訳ありませんでした

肩を痛めてしまって作業もろくすっぽ出来ていないのですが・・・
それでも今月何の更新もしないのもアレですし、
今回は取り留めのない話でも記事にしておこうと思います。

怪我していた割にはゲームにログインしてましたよね?
Twitter巡回してましたよね?
とか言われるとそれはそう、としか応えようがないんですが・・・

やっぱりね!
アウトプットできないときはインプットが大事だから!

・・・いいのかそれで

はじめに

気候といえば・・・私は埼玉に住んでいるのですが、
先月、我が家の水道が凍結しまして。

北海道に住んでいたときは遠出するとき水道を落とし忘れて
帰ってきて部屋を暖めたら蛇口が吹っ飛ぶとか結構あったのですが、
今回はホント、「埼玉で水道凍るとかマジィ!?」ってなりました。

去年は結構な規模の雹害もありましたし、
常に何が起きても大丈夫なように用心しておかなければなりませんね。

備えよう

それに加えて、春っていうとやっぱり春分の日からだと思うんですが、
今年は春になるのが例年より10日ほど早かったそうで。

くそっ!春が例年通りに来れば
ゲームのリリースも間に合ったかもしれないのに!

・・・そう、それもこれも全て世界が悪い
なんかゲームのラスボスみたいで
カッコ良い言い訳になったんじゃないですか?

そもそも31日で間に合ってない時点で
何もかんもダメって気がしなくもないんですけどね・・・

あと、暦の上では立春から春という説もあります。

プレイしていたゲームの話

ゲームにログインしていたって話を書きましたが、何をやってたかというと、
主にノーマンズスカイ、遊戯王マスターデュエル、原神をやってました。

ノーマンズスカイ

ノーマンズスカイはリリース当初に購入してちょくちょくプレイしていて、
先日ようやく二周目を終えました

リリースから6年経ってるのに二周目は
いくらなんでもちょくちょくが過ぎるだろって話なんですが・・・

大型アプデで持ち物が全部吹っ飛んだり、誤ってデータを消してしまったり、
パーマネントデスモードでバグに遭遇して全部パアになったり、
それはもう色んなことがあったんですよ。

今回は自分への誕生日プレゼントと称して生物船を作ったり、
クリアとは全く関係ないコンテンツをやりながら、
まったり次の銀河へと旅立たせてもらいました。

初期はやることなかったり、
他プレイヤーと交流するコンテンツがなかったり、
ないない尽くしで景色が良いだけのゲームって感じでしたが、
年々できることが増えて期間限定イベントなんかもあったりして、
今や普通にオンラインゲームって感じになったような気がします。

私の場合はオンゲーで他人にログインサイクルをわかられたりすると窮屈で、
何でもかんでもオンラインオンラインってよぉ!!
ってなったりするところもあるので、
一概に全部が良いとも言い切れないのですが、
初期からプレイしていた身としては感慨深い気持ちですね。

遊戯王マスターデュエルとカードゲーム

遊戯王マスターデュエルの方は、そもそも私が20年振りの遊戯王ということで
ジェネレーションギャップが凄かったです。

実家の倉庫にまだ初期の青眼の白龍とか
エクゾディア一式が眠っているはずなんですが、
大事にされているわけないし、
湿気ってたり虫に食われたりしてるんだろうなぁ。

紙で最後に触ったのは八汰烏が猛威を奮っていた時代なんですが、
来月ようやく制限解除されるそうで。

10年以上禁止されていたカードが環境に無制限で帰ってくるっていうのは、
基本がアンリミテッドなカードゲームならではですよね。

なお私は一時期、職場の同僚とシャドウバースをやっていたことがあって、
そのときにカードゲームにはスタン落ちという概念があるのを知りました。
シャドバは秘術ウィッチを使ってた覚えがあります。

そんなわけでマスターデュエルでもウィッチクラフトデッキを構築。
あんま強くないらしい、だがそこが良い。

去年からたまに友達と対戦したりしていたのですが、
今回はじめてゲーム内イベントに参加してみて、
歴史が長いカードゲームってデッキを変えるとここまで
世界が変わるものなんだって
感心したりもしました。

カードゲームといえば、20年ぐらい前に唯一、
スクランブルギャザーっていう紙のカードゲームの大会に出たことがあって、
そのときにめちゃくちゃ臭い人とか包帯ぐるぐる巻きの人とか
学生の身分でいかつい人達に囲まれながらデュエルしてた記憶があります。

最近Twitterの方でカードゲームショップが臭いって話題がバズっていて、
良くも悪くも変わらないなって苦笑いしたりしていました。

原神とゼノギアス、スタートレック

原神の方は去年始めてちょうど一年くらいでしょうか・・・
ようやくスメールまで進んで、世界ランクも8まで上がりました。

周りの評判があんまりだったのと、
プレイを見ていてもそこまで楽しそうじゃなかったのがあって
敬遠していたのですが、
去年夢中になって見ていた配信者さんに薦められてプレイし始めて、
だんだん面白くなるシナリオと演出、システムへの理解度の深まりもあり、
だいぶ面白いと思えるようになってきました。

原神のシナリオは度々500年前のネタで素振りしてくるのですが、
私の世代的には500年前の謎、とか言われるとゼノギアスを思い出します。

あれも500年前の出来事が序盤からほのめかされつつ、
終盤で一気に明らかになって、
明らかになった出来事が「そんなのわかるわけねーだろ!」って
オチでしたね。

今更ネタバレもクソもない気がするので書いちゃいますが、
使ってる魔法みたいなのが実はラスボスの動力源由来だったり、
そもそも人間がみんなラスボスのパーツだったり、
最初の仲間が実は主人公を監視するために送り込まれた人間だったり、
セーブポイント自体も監視するための情報収集ツールだったりと、
いちシナリオ書きとして、古典SFとロボットアニメのネタを交えつつ、
伏線を色んなところに散りばめて長編一本作るって凄いことだ
って思います。

なので、原神も今考えてわかるようなオチじゃない気がしますね。
今後の展開が楽しみです。

古典SFネタといえば、何年も前に海外のゲームライターさんが
作中にスタートレックネタを仕込んだのに
日本のオタクがわかってくれなかった」
って嘆いていたことがあって、原神でもそれを感じたところがありました。

私は子供の頃、父親の影響でよくスタートレックを見ていたのですが、
破天荒な生き方をしていた主人公が歴史を変えられる
機会に恵まれるんだけど、
過去に戻って良い行いをしたり、色んなことをなかったことにした結果、
現代の自分が安定はしているけどつまんない人間になっていて、
結果的に歴史を元に戻して元々の自分を貫く
みたいな話があったんですよね。

SFの物語としては定番も定番なので、そこに影響を受けているのか、
はたまたゼノギアスが幼年期の終りなんかからネタを引っ張っているように、
もっと古典に原典があるのかはわかりませんが、
スメールに入る前後から、やっぱ三体が流行る国のシナリオだなぁって
思うことが多くなってきました。

同じ中国のゲームだと、アークナイツとかも世界観のSFみが凄いですよね。
シナリオで語られる部分とゲーム内テキストの
ギャップがすさまじいというか。

私だったらこれだけ長期にわたって文字だけで解説を書いていたら、
絶対どこかで破綻してしまうと思います。

それこそスーパーロボット大戦のゲーム内図鑑で
ギリアムが予知能力を持っているのを忘れてたとかいう
反省が書かれていたりしましたが、そういうことになってしまいそう。

今後の話

・・・というわけで、今回は何の取り留めもなく、
本当に取り留めなく色んなことを書き殴ってみました。

5月からなのでまだ先のことなのですが、職場の体制が変わるようで、
以前コロナの影響で契約を切られたときのような
雰囲気がひしひしと伝わってきている感じなので、
今回はその後の自分の身の置き方をよくするために
資格取得の勉強をしようと考えています。

あと、仕事してゲームして寝る、みたいなサイクルになってしまうと、
相対的に創作に対して腰が重くなってしまい、
それに伴って創作が出来ないということに対する
フラストレーションが溜まる、
とかいうわけのわからない状態になることがわかってきたので、
日課が重いゲーム、必須なゲームは辞めることにしました。

とはいえインプットも大事ではあるので、
なるだけ買い切りで辞め時を外から縛られないようなゲームを
やっていけたら良いなぁと思ってはいます。

そんなわけなんでこれから徐々にライフスタイルが変わっていきますが、
どうにか創作に対して良い方向に転がってくれればいいなぁと考えています。

ci-enのフォロワー100人、Twitterフォロワー200人も無事到達したので、
それに付随して記念のイラストなんかもそろそろ描きたいですね。

作品の方も出来るだけ早く皆さんの手元に届けられたらと思いますので、
今後とも応援よろしくお願いします

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