家庭菜園 2020/07/30 20:46

『かぎっコ 2』制作本格化、対真夏用PC機材増加装備

作業用PCをいじる。

8月になると夏ちゃんが本気を出すらしい2020 Summer。

ボクの当面の作業は7月中にほぼ片が付いてるので、PCの忙しさには余裕があります。

今ならPC内部をいじって万が一なにかが起こっても作業上あまり困らない、この機材での作業が止まってもiMacちゃんで何とかできる作業しか発生しない、ボクが手に負えないヤベーことになったら3年保証期間内だからサイコムさんに送ってお任せ!

撮影編集がらみの作業をする可能性がゼロの期間中じゃないとリスクを取れないんですクソザコメンタルは。

「作業期間中は正常に動いてる機材をいじるな!」
(会社にいた頃に何度も致命傷を負いながら得た血みどろの戦訓

吸気ファンの増設。

『あねっくす!!』のもろもろ作業の中で集中レンダリング期間中にCPUの全コアにわたって占有率がほぼ100%に張り付いてCPU温度が長時間75℃を突破し続けたことがありました。


たまに80℃になる程度なら別にいいんですが長時間ずっと75℃は精密機器的にどうかと思うし、5~6月に冷房を入れててコレですから真夏に同じことが起こるともっと温度上昇するでしょうし、高熱は部品の寿命に直結しますので吸気ファンを増やすことに。

iMacちゃんがメイン機材だった時にデュアルHDDスタンドに刺して使ってた2台のHDDを強○冷却するために使ってた120mmの低速ファンを取り付けました。


買った時に安いのをテキトー選んだから知らずに光っちゃったんですけどねコレも…。

安物の割にそこまで五月蠅くはないんですが、いずれ120mmのNoctua製のものに変えたいと思う程度にファン音は増えました。

あと赤い光は視覚的に熱そうで心臓に悪い(クソザコメンタル)。


増設後にCPU占有率100%の負荷をかけて1時間程度放置してみたところ、CPU温度は55~70℃間で安定してたのでファンを増設した効果はあった模様。

キャッシュストレージの高速化

主にAdobe系のソフトの一時キャッシュ、レンダリングキャッシュ用には250GBのSATA接続のSSDを割り当ててたのですが、何気に転送速度の遅さと容量の少なさから来るプレビュー能力の不足を感じてたので「コレ、NVMe接続にして容量を増やせば幸せになれるんじゃね?どうせ吸気ファンを増設するし発熱対策もついでにOKだろう。」……と思い立ち実行。


基本的にHDDは日立(WD)か東芝SSDはWDかMicron(Crucial)と決め打ちして買ってるので、今のところこの機材の内部のNVMeはWD、SATAはCrucialだし……ということでWD Blackの500GBを導入。

WD Blackは民生用では高性能高級品の部類に入るので500GBが金銭的限界。


ただM.2スロットの空きがCPU付近のしかなく、デカいCPUクーラーとグラボの下に埋もれてて、ここに発熱量が高めのNVMeのSSDを設置すると熱がこもりそうで、SSDにヒートシンクを載せた場合はCPUクーラーのヒートシンクやグラボと物理的に干渉しそうだし、なによりCPU近辺をいじる勇気はクソザコメンタルのボクにはないからPCI Expressから変換することにしました。

風が当たる場所とはいえヒートシンクも付けておいた方がいいに決まってると、小型ながらも分厚いヒートシンクも購入。


SSDにヒートシンクを付けて台湾メーカーっぽいところの変換ボードに刺したら微妙に浮き上がって刺さる仕様で、これは放熱的に大変よろしいものを買った気がする。

グラボの真下とはいえちょうどファンの真正面で風を遮るものが何もない場所だし。


×16スロットに×4のボードを刺すのはモッタイナイですけど×4の空きがないからシカタナイ。

お金ができてNVMeのSSDをいっぱい買えるようになったら4連刺しのSSD変換ボードが欲しいですネ(×4接続×4つで×16らしい…ホントですかね)。

M.2のストレージを触るのはボクの人生でこれが初めての経験なので仕組みをよく分かってません。

増設効果。

ベンチマーク値では一目瞭然の差がありますが、やっぱり実作業で高速化しなきゃ話にならないので、実際に何カットかプレビュー、レンダリングしてみました。

プレビュー速度が爆上がり。


「SATA→NVMeへSSDを換装しても体感では分からない」という記事もいくつか読みましたが、少なくともボクのレンダリングプレビュー用途では「まるで違う」という体感を得ています。

SSDが250GBから500GBに増えたからAEのプレビュー用の割当ても150GBから300GBに倍増させたとうこともあり、今まで編集作業でのプレビューは360秒程度が限界だったのが、600秒を超えるコンポジションも完走できました。

また、各カットの全エフェクトをONにした撮影時のフル画質プレビューが出来上がるのもかなり速くなったという実測値。

わざとキャッシュ用SSDに負荷をかけまくったものの、温度はMAXでも48℃で冷却も上手く行ってる模様。

参考までにベンチマーク値

換装後のキャッシュ用SSDベンチマーク値(WD Black SN750 NVMe 500GB)


読込速度はほぼメーカー公称値どおり、書込み性能に至ってはメーカーの公称値より5%くらい速い。

それにマザボのM.2スロットに直刺ししてないのにSSDのメーカー公称値を引き出してるのは、SSD自体はもちろん変換ボードもいい製品で当たりだったのかもしれない。


換装前のキャッシュ用SSDベンチマーク値(Crucial MX500 SATA 250GB)


ちなみに換装前のSSD、『あねっくす!!』1本を作って寿命(TBW)が10%消費されました(Crystal Disk Info による)。

家庭菜園のアニメ制作のプレビュー・レンダリングキャッシュ用途に限定して使うと単純計算で10本分、10年持つことになりますね、250GB程度の普及価格帯の製品でも。


『かぎっコ 2』制作の準備は整った。

プレビューが高速化したことにより、撮影やエフェクト処理、編集が今までより快適になり、さらに動作検証で安定して作業できることが確認できました。


『かぎっコ 2』の作業で撮影以降の工程をやるのは秋からだと思われますが、準備が整ったという確信が持てたので、安心感を持って作業できると思います。

あとは作るだけ!先は長いけど!!

『かぎっコ 2』の情報は8月にから出し始めます(予定)。


『あねっくす!!』パッケージ版は明日7月31日発売予定!

月末金曜エロゲの日、7月31日(金)発売です!!


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