6/6 進捗と種族と
良い言葉ほど実践するのは難しい。
気が付けば1週間以上過ぎてました。実践できるようになるまで日々精進な
訳ですがそれでも行き詰まれば一度離れてみたほうが逆に進むものなんですね。
線画が終わりましたので今は影付けをやってます。影・・・難しいです。
服の影付けまで行けてないのであれですが今の進捗です。
恐らく私が絵を描くのに時間が掛かってるのは裸体→下着→服と全部描いてる
からですかね?ですよねぇ。。。
世界観:種族
「基人種」:『人の基礎』とされている人種。マドリス大陸で最も多く存在する。
約400年程前に大陸外から魔物を引き連れた『魔人種』の襲撃により
マドリス大陸の原住民らは滅亡の危機に立たされた。何としてでも
存命する為に『魔人種』に対抗できる人種を生み出す実験が
行われた。その為、多くの女性が被験体にされ、犠牲になった。
多くの犠牲を払いつつもいくつかの『他人種』が生まれ彼らの力に
よって『魔人種』の大半を大陸から追い出すことに成功した。
それ以降各々が繁栄を築いた為、今では様々な人種が存在する。
よって新たに総称を作ることになった結果『人の基礎』とし、
『基人種』と付いたのである。
「獣人種」:『基人種』の女性たちに様々な獣の相手をさせ、生まれた人種。
身体能力に優れ、近接戦闘を得意とする。繁殖力も優れており
双子か三つ子で生まれてくる。『獣人種』が誕生したころは
一度に5~6つ子で生まれてくることが多く、母体となった
『基人種』の女性は長時間にわたる出産や種族として不適任の為
一度の出産、出産前に亡くなるケースもあり、未成熟で生まれた
者たちも多かった。世代を重ねるごとに『基人種』に体が
近づいた為、今では出産による死亡率は減少している。
当時最も活躍した人種である。
「魚人種」:『魚人種』と呼ばれているが魚っぽさはまるでない。しかし、
肺呼吸と鰓呼吸の2種類の呼吸方法を持っている為、水陸両方で
活動できる。哺乳類の精子を直接『基人種』の女性の子宮に送り
込み干渉系魔導術で受精出来るように卵子の膜を取り除くことに
より誕生させることに成功した。実際は突然変異によって生まれた
者を使い繁殖をさせていった結果、種族として安定したのだが。
知能が高く魔力制御に優れている為、魔導術師や魔導技師に
なる者が多い。極まれに『人魚』と呼ばれる個体が生まれることも
あり、高値での売られることもある。『人魚』として生まれた場合、
子孫を残すことが出来ない事も高値で売られる理由の一つである。
さらに、『人魚』は足がヒレに変異しているため陸上での生活は
厳しく、湖か海の近くに家を構える必要がある。
「植人種」:体の一部に複数本の蔓持ち、頭部には一輪の花が咲いている。
頭部の花は弱点というわけではないが魔力を生成することが可能。
花が枯れたり、失っても死ぬことは無いが魔導術の使用が殆ど
できなくなる。魔力を生成することは出来るが蓄えれる量が少ない
為である。治癒系魔導術に長けており、生存能力も高い。
大きく分類するなら『魔人種』に分けられる。いわゆる『魔物』の
一種である『魔導植物』と『基人種』、『獣人種』、『魚人種』の
女性の間で誕生した種族。本来『魔導植物』は女性を苗床にし、
子宮で育った『魔導植物』が母体を侵食、取込み増殖する。
しかし、中には逆に『魔導植物』取込まれながらも意識を保つ者が
現れる。それが『植人種』となり『魔人種』となる。
多くの女性は魔物と化し討伐されたが、無事『植人種』になった
女性はそのまま『他人種』の男性たちに廻され、子を生み続けた。
『魔人種』側に寝返った者も数人居たが先の戦いで全員討伐された。
『魔人種』:大陸の外からやってきた者たち。マドリス大陸には極少数の
生き残りが隠れながら生活を営んでいる。子孫を残す為に人さらいを
行い、隠れ里に連れ込んでいる。無事子を成せば連れてこられた者は
殺害され、『魔物』の餌にされている。隠れ里の場所を隠匿する為の
行動であるが極まれに『魔人種』と恋仲になる者も現れた。
しかし、『他人種』に場所を知られるわけにはいかない為、恋仲に
なった者は慈悲なく両者とも殺された。このように隠匿を徹底
してきたことで未だ魔人種の生態や特徴、能力は不明のままである。
此度一人の『魔人種』がセドルア帝国皇帝と接触したことにより
水面下で事態が動き始める。
それでは今回はこの辺りでおやすみなさい。